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    元スレP「アイドルマスター殺人事件」

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    101 :

    似たようなSSがあったような

    102 = 11 :

    >俺の部屋が1番で春香が2番
    >一階に個室は2つしかないから響が3番、最後が律子の部屋の8番になっている

    2F ③響 .④伊織 ⑤やよい ⑥千早 ⑦美希 ⑧律子

    1F ①P  ②春香     食堂  浴室  .    .階段

    103 = 1 :

    千早「あの、プロデューサー…」

    P「ん?」

    千早「やはり、私達以外に誰かがこの建物に潜んでいるんじゃないでしょうか」

    千早「包丁はここに来て最初に見たときと変わらずにありました」

    千早「だから律子の殺害に使われた凶器は犯人のものだと思います」

    千早「私達は誰も刃物を持ち込んだりはしていませんし…」

    P「…そうだな」

    しかし、俺の頭の中では犯人の名前はなかば確定していた
    もちろん、千早の言うような俺達の知らない誰かではない

    104 = 11 :

    P
    春香
    千早
    美希
    やよい
    伊織
    響→行方不明?
    律子→死亡?

    105 :

    >>101
    ネタが被る事なんてよくある

    106 = 1 :

    【二日目・13時】

    春香・やよい・伊織・千早の4人が昼食を作りに食堂に向かった
    しかし誰にも食欲などないことは明白だ
    ロビーには俺と美希が残った

    美希「ねえ、ハニー」

    P「ん?」

    美希「タバコ、吸わないの?」

    P「失くしたんだ」

    美希「ふーん」

    美希「それで、何か分かった?」

    P「…この屋敷に、例えば地下室なんかがあってそこに犯人が潜んでいるということも考えられる」

    美希「うーん、それはないんじゃないかな」

    P「まあ、そうだな…」

    2日間、俺たちはこの建物をうんざりするほどに調べた
    設計面を考えてもそれはあり得ないということは分かっている

    107 = 83 :

    ふふふ 俺の頭脳はすでに犯人を導き出したぞ


    ずばり犯人はこの中にいる可能性を否定しきれないかもしれない!!

    108 = 1 :

    P「それか…」

    P「みんなが俺に、サスペンスドラマを演じてくれているか、だな」

    美希「アハハッ、それだったら美希も嬉しいな」

    P「クライマックスで、主人公は屋敷の一室で犯人と対峙するんだ」

    美希「うん!」

    P「やがて建物は炎に包まれる、そこでようやく警察が到着」

    美希「うんうん!」

    P「最後は船から崩れる建物を眺めながらエンディングだ」

    もしこの通りなら、どんなに嬉しいだろう
    しかし、律子の死体は紛れもなく本物だ
    同時に、この事件は間違いなく殺人事件だ
    もうあの時には戻れない

    109 = 67 :

    >>1の文章的にPは犯人ではないよね

    110 = 1 :

    俺は昨日からの出来事を時系列順に簡単にまとめた

    13時    屋敷に到着 
    14時    春香と伊織はダウン、他は全員がビーチへ
    17時    ビーチ組が帰宅 響にマスターキーを渡す
    17時30分 響の部屋から謎の電話 響が部屋にいないことに気づく
    19時    夕食
    22時    最後の律子との会話、風呂で寝過ごす

    1時    外に響を探しに行ったが収穫なし
    4時    屋敷に戻る ロビーで仮眠
    6時    やよいに起こされる 再び捜索するも収穫なし
    8時    千早・春香・伊織がほぼ同時に起床 再び捜索するも収穫なし
    10時   美希が起床 律子の死亡を確認
    11時   包丁の数を確認 最初に見たときと数は変わらず

    111 = 12 :

    犯人は我那覇くん

    112 = 1 :

    …やはり彼女が犯人なのだろうか

    共犯や外部犯なら可能性は他にもある
    しかしそうでなければ、彼女以外には不可能だ

    出来ればそうであってはほしくない
    だがその可能性が最も高い

    彼女が次の行動を起こす気がないとしても、いずれ警察が証拠を見つけるだろう
    しかし、これ以上の殺人を続けないという保証は無い
    俺には彼女の考えていることが全く理解できないのだ

    今俺が最優先すべきことは犯人を捕まえることではない
    これ以上の被害者を出さないことだ

    113 :

    さるよけ

    114 = 1 :

    【二日目・14時】

    P「みんな、聞いてくれ」

    昼食を終えてから、俺は言った

    P「もう少ししたら、警察がこの島に俺達を迎えに来てくれる」

    P「もしかしたら、殺人犯はまだこの建物に潜んでいるのかもしれない」

    みんなは不安そうな顔をしているが、むしろこれは楽観的な考えだった
    俺たちの知らない誰かが秘密の地下室にでもいてくれたほうがずっといい

    P「そして、何らかのドアを開ける手段を持っていると思われる」

    P「だから警察が来るまではここでみんなで一緒にいよう」

    P「極力、誰も一人にならないようにするんだ」

    それからの時間は静かに過ぎていった
    みんなは律子のことについて話している
    そう、律子はすでに死んでしまったのだ
    そして…

    115 = 11 :

    もう犯人分かるのか

    116 :

    この時点だと行方不明の響が怪しいけど。

    117 = 34 :

    てか包丁なんて預け荷物ならどれだけでも持ってこれるしな

    118 = 1 :

    【二日目・16時・ロビー】

    俺の携帯電話が鳴った、警察からだ
    あと一時間ほどでこの島に到着するらしい

    やよい「ううー、長かったです…」

    伊織「ええ、そうね…」

    P「悪いが、島を出てもすぐには帰れないぞ」

    千早「それは仕方ありませんね」

    春香「えっ、何でですか?」

    P「一人が死んで一人の行方が分からないんだ、俺達に聞きたいことはたくさんあるだろう」

    P「船でこの島を出た後、本島の警察署でたっぷりと事情聴取があるらしい」

    春香「ああ、なるほどぉ…」

    美希「めんどくさいの…」

    俺は俺の考えを正直に話すべきだろうか
    いや、どちらにしろ警察が捜査をすれば確実に犯人は特定される

    彼女はそれが分かっているのだろうか?
    もしそうなら、なぜわざわざこんなことをしたのだろうか
    自分の人生を棒に振ってまで、彼女は何を得ようとしたのだろうか

    119 = 116 :

    >>117
    空港でアウトにならないのか?

    120 = 1 :

    美希「ねえハニー、荷物取ってきていい?」

    P「…俺も付いていくぞ?」

    美希「あー、ハニーのエッチ!」

    P「そうじゃない」

    美希「わかってるよ、ありがとハニー」

    …おそらく、一人ずつ行かせても安全だろう
    しかし、そうさせることはこの中の誰かが犯人だと言うようなものだ

    P「みんなも、悪いけど順番に俺を部屋に連れて行って荷造りしてくれ」

    P「残ったみんなはロビーで絶対にはぐれないように」

    伊織「私は最後でいいわ」

    春香「えっと、じゃあ私は…」

    P「まあ、順番は適当に決めておいてくれ」

    俺はこうして全員分の帰り仕度に同行した
    その中で『彼女』と二人きりにもなったが、俺は何も言わず、彼女も何も言わなかった

    結局、彼女は俺や他の誰かには罪を告白せず、逮捕されるのを待つのだろう

    そう思っていた

    121 :

    春香
    美希
    やよい
    伊織

    感でこの4人の中のだれかとみた

    122 = 34 :

    >>119
    手荷物として飛行機に乗るのはアウト
    キャリーバッグだのなんだのに入れて到着先の空港で受け取るのはセーフ

    要は飛行機の中で包丁使われてハイジャックされるのを防げばいいだけだし

    123 = 83 :

    >>109
    一人称視点の主人公が犯人だったりする作品もあるんだぜ?

    124 = 116 :

    >>122
    なるほど
    飛行機乗ったこと無いから分からんかった

    125 = 1 :

    空はもう晴れていた

    P「みんな、忘れ物はないな?」

    俺達は最後に律子の顔を見た
    最初に死体を見たときと変わらず、眠っているままの姿だった
    俺は最後の確認で、彼女の白い手を確認した
    やはり、自殺ではない

    もはや、犯人は「彼女」しかあり得ないだろう

    126 = 56 :

    伊織しか犯人いない気がする
    まあ適当な推理だからわかんないけど

    127 = 116 :

    >>120
    この時点で響は無いのか…
    変装っていう可能性もあるけど

    128 = 34 :

    やよいは一番早く起きてるよ

    129 = 1 :

    もうこの屋敷ともお別れだ
    後は彼女達を無事に帰し、事件は警察に任せよう

    そう考えていた時に俺は気づいた
    「彼女」の姿が見当たらないのだ

    他のみんなもすぐにそのことに気づき、不安な表情をしている
    俺は全員その場でじっとしているように言い、屋敷に戻った
    そして彼女の部屋へ向かい、ドアをノックした

    中からはいつも通りの声で返事が返ってくる

    鍵穴には、昨日俺が響に渡したマスターキーがわざとらしくささっていた
    もう、隠す気はないのだろう




    俺がドアを開けると、「彼女」は窓を開けてそこに腰掛けていた

    130 = 56 :

    自家用機で包丁持ちこんだとか面白いこと思いついてみたり

    131 = 1 :

    P「やっぱり、お前が犯人だったのか」



















    伊織「ええ、そうよ」

    132 :

    これって
    「この人じゃなきゃいけない」理由ってあるのかな?

    133 = 116 :

    伊織だとは推理できたけどトリックが

    134 = 34 :

    トリック・・・?

    135 = 116 :

    トリックは無いね。ゴメン

    136 :

    俺は妙な臭いに気がついた
    部屋にガソリンがまかれているのだ

    P「こんなの、どこにあったんだ」

    伊織「食堂に置いてあったのよ、ちょっと重かったけど」

    そういいながら彼女は手に持ったジッポライターに火をつけた

    P「やめろ!」

    伊織「来ないで!」

    足が止まる

    伊織「動いたらすぐに火をつけるわよ」

    P「…わかった」

    P「…死ぬつもりなのか?」

    伊織「ええ」

    P「俺達を巻き込んでか」

    伊織「アンタはともかく、みんなは玄関に近いから大丈夫よ」

    137 = 136 :

    俺は彼女との距離を測っていた
    必要以上に広いその部屋では、不意をついてライターを奪うのは難しい
    それに下手に接触すればライターが落ちて火が広がるだろう

    P「伊織、どうしてこんな事をしたんだ?」

    伊織「よく聞いてくれたわね」

    伊織「いい?このお話は最初から最後まで、私の思い通りになったわ」




    伊織「これは、私の用意した最後の舞台なのよ」

    138 :

    さるよけ

    139 = 136 :

    P「…あの福引から、全てお前が仕組んでいたんだな」

    伊織「そうよ、お父様に頼んだの」

    伊織「でも場所を用意してもらっただけで、脚本も主演もこの伊織ちゃんよ」

    伊織「それは自分でしなくちゃ意味がないものね」

    伊織「もちろん、私がこんな事をするためだなんてお父様は夢にも思わなかったでしょうけどね」

    P「しかし、なぜわざわざそんな事をしてまで…」

    伊織「この二日間のおかげでね、私は何の心残りもなく死ねるのよ」

    伊織「そのためなら、それくらいの労力は全然惜しくないわ」

    P「死ぬ?」

    伊織「ええ、今日この場所で私は死ぬわ」

    伊織「それでようやく私の物語はハッピーエンドになるのよ」

    140 :

    まあ伊織だよなあ
    響の部屋から電話かけた後に隠れられるのは伊織しかいないし

    141 :

    ハルヒみたいに演技じゃないのかなぁ

    142 = 136 :

    P「意味が分からないな、サスペンスドラマの真似事がしたかったのか?」

    伊織「そんなところね、でも単なるドラマじゃだめなのよ」

    伊織「実際に、恐怖や悲しみで満たされた空気が必要だったの」

    伊織「私以外の全員はとても恐ろしかったでしょうね」

    伊織「この島、もしかしたらこの屋敷の中に殺人犯がいるのかもしれない」

    伊織「しかも、それが同じ事務所の仲間かもしれない」

    伊織「みんながそう考えたはずなんだから」

    P「…だから響の死体は残さなかったのか」

    伊織「ええ、私の脚本だと容疑者役と被害者役が一人ずつ必要だったのよ」

    143 :

    ヴァン・ダイン二十則第十三則・・・

    144 = 136 :

    P「なぜそれが響と律子だったんだ」

    伊織「響にした理由はないわ、ただ部屋が隣でやりやすかっただけ」

    伊織「被害者役は律子かアンタにしようと思ってたわ」

    伊織「頼りになる人間が死ぬのはこの上ない恐怖だものね」

    伊織「アンタの部屋も覗いたけれど、いなかったから律子にしたの、それだけよ」

    P「みんなに何か恨みがあったのか?」

    伊織「そんなんじゃないわ」

    伊織「ただ、その空気を味わいたかっただけ」

    伊織「それが、私の人生の最後の目的だったのよ」

    P「そうか…」

    俺には彼女の価値観に納得することは出来なかった
    しかしこの話を聞いて、俺は事件の真相を悟った
    しかし今更気づいても、もう何の意味もない

    145 = 138 :

    >>143
    伊織が抵触するなら世のミステリーの多くは消えてしまうぜ?

    146 = 136 :

    伊織「ねえ、何で私が犯人だって分かったの?」

    P「消去法だ」

    伊織「消去法?」

    P「ああ、お前以外には不可能なんだ」

    伊織「へえ…、それじゃあアンタの推理を聞かせてほしいわ」

    俺はタバコが吸いたくなったが、この状況ではそれはまずい
    そもそも愛用のライターは伊織が持っているのだ

    P「ライターを帰してくれないか?」

    伊織「これ?」

    そういって彼女はポケットから出した俺のタバコに火をつけた
    案の定、苦い顔をしてすぐにそれを海へ捨てた

    伊織「うわあ…、よくこんなものを吸えるわね」

    P「大人になれば美味くなる」

    伊織「ならないわ」

    伊織「さ、早く話しなさい」

    俺はひとまず観念した

    147 = 136 :

    P「お前はまず、船酔いを装ってビーチにはいかずに屋敷に残った」

    P「この時に三つのものを回収するためにだ」

    P「一つは響の部屋の鍵、一つはこのガソリン」

    伊織「まあ、ガソリンがあるのは予想してなかったんだけどね」

    伊織「せっかくだから少しだけもらうことにしたのよ」

    P「最後の一つは、俺か律子を殺すための包丁だ」

    P「みんなが最初にキッチンで料理をしたときの包丁の数は今と変わらない」

    P「つまり、それ以前に犯人は包丁を手に入れていたということだ」

    P「タイミングとしてはここしかない」

    P「ビーチから戻ってきた連中には、包丁を持ち出すのは極めて難しい」

    P「不可能ではないが、あの時間は人が多く猶予が少ないからかなり見つかるリスクが高い」

    P「つまり、特に疑わしいのは伊織と春香の二人になる」

    P「だから包丁の数を確認して俺は確信を深めたよ」

    P「その時点でお前が犯人だろうと予想していたからな」

    148 = 136 :

    P「この時、屋敷にはお前以外には俺と春香しかいなかった」

    P「しかも二人とも部屋に閉じこもっていたから、誰にも見られずに事を済ますのは容易だっただろう」

    P「お前は回収した包丁とガソリンを自分の部屋に隠し、響が戻ってくるのを待った」

    P「鍵を使って忍び込んだ、響の部屋の中で」

    149 = 143 :

    >>145
    まあ伊織が死んだ後だよね
    水瀬財閥が揉み消したら完全に抵触しちゃってるし
    まあヴァン・ダインもノックスも逆らってる作品なんて沢山あるしね

    150 :

    何をなかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよな
    なかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよな
    なかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよななかったよな


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