元スレ千早「春香がドジをこじらせて死んだ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
765プロ
P「ただいま戻りましたー」
春香「戻りました……はぁ……」
小鳥「二人とも、お疲れ様」
千早「お疲れ様です」
春香「あ、千早ちゃんお疲れー」
P「あれ?千早まだ残ってたのか」
千早「ええ、ちょっと新曲のことでプロデューサーにお話がありまして」
P「そっか、うん。ちょっと待ってて」
千早「はい」
小鳥「プロデューサーさん、コーヒーでいいです?」
P「あ、いただきます」
春香「千早ちゃんは勉強熱心だね!」
千早「そう……かしら?」
4 :
シリアスか?
5 = 1 :
春香「よっこいしょっと。……いたた」
千早「春香?その足の包帯どうしたの?」
小鳥「あら、本当ね。大丈夫?」
春香「あ……これはその……。えへへ」
P「また収録中にすっこけたんですよ。しかもカメラさんに向かって」
春香「もう!それは言わない約束だったじゃないですか!」
千早「まぁ……春香らしいといえば春香らしいのだけど」
P「そのときに足を挫いてね。しばらく撮影も中断してたんだよ」
春香「面目ないです……」
小鳥「春香ちゃんも気をつけないとだめよ?アイドルは身体が資本なんだから」
P「だそうだ、春香。大先輩からの重たいお言葉だぞ」
小鳥「大先輩……」
春香「あ!別に年上だとかそういう意味じゃなくて!」
千早「フォローになってないわよ、春香」
春香「あっ……」
6 = 1 :
千早「そういえば」
P「うん?」
千早「この前春香の家に遊びに行ったときなんですけど」
春香「ああ、この前だね」
千早「春香のケーキ作りを手伝ってたら、砂糖と塩を間違えてみたり」
春香「///」
千早「バニラエッセンスの代わりにラー油を投入してみたり」
P「これもまぁ、春香らしいような……」
春香「別にわざとじゃないんですよ!ただ、容器が似てたからつい間違って……」
千早「私が味見した時は倒れるかと思ったわ」
P「あっはっは!そりゃたまらんなぁ」
春香「なんか最近ドジが多いんですよね、私」
7 :
やよい
8 :
貧乳こじらせて死亡
9 :
らーゆwww
10 = 1 :
P「一応、それが春香の魅力でもあるんだけどな」
春香「え?そうですか?」
P「うん。うっかりドジをやってしまう春香。つい守りたくなってしまうね」
春香「///」
P「でも、しっかりしないとダメだぞ、春香。最近ちょっとミスが目立ちすぎる」
春香「……ごめんなさい」
千早(春香は健気よね。放ってはおけないというか……)
春香「ん?どうしたの千早ちゃん。私の顔、なにか付いてる?」
千早「あ……な、何でもないわ。それよりプロデューサー。もういいですか?」
P「うん。いいよ」
千早「このBメロからサビに行くまでの流れなんですけど……」
P「あぁ、ここね。俺もちょっとどうしようか迷ってるんだけど」
春香(ほんと、千早ちゃんは勉強熱心だなぁ……)
11 :
まだ死なんのか
12 = 1 :
一時間後
千早「ありがとうございました、プロデューサー。なんとなく感じがつかめた気がします」
P「お安い御用だよ。他にも何か気になることがあるなら遠慮なく言うんだぞ」
千早「はい」
小鳥「春香ちゃん、まだ帰らないの?」
春香「あ!もうこんな時間!?」
P「おお、春香。電車はまだ大丈夫か?」
春香「はい、まだ間に合いますけど……あぶなかった……」
千早「どうしたの?」
春香「千早ちゃんとプロデューサーさんの話に聞きいってたらこんなに時間が立っちゃってたよ」
千早「じゃあ、一緒に帰る?」
春香「え?いいの?」
千早「ええ、私も駅の方にちょっと用事があるから」
P「そうだな。こんな時間だし、一人で帰るより安全だろう」
13 = 9 :
ほ
14 :
あ、今考えながら書いてるんかな
15 = 1 :
小鳥「なんだったら、プロデューサーさんが春香ちゃんを送ってあげればいいんじゃないんですか?」
春香(小鳥さん、グッジョブ!)
小鳥(春香ちゃん、頑張って!)
P「いやぁ……ここ最近仕事溜めこんじゃってて、これからまだ残業をしないといけないんですよ」
小鳥「」
春香「なら……仕方ないですね」
千早「残念だったわね、春香」
P「残念?なんのことだ?」
春香「ななななんでもないです!」
春香(千早ちゃん!)
千早(ふふふ。そんなにあわてなくてもいいのに)
P「じゃあ、そういうことだから、二人とも気をつけて帰るんだぞ」
春香「はい、分かりました」
千早「お先に失礼します」
16 :
いや、その……
17 = 1 :
春香「はぁ……」
千早「そんなに落ち込まなくてもいいじゃない」
春香「ふぇ!?」
千早「本当はプロデューサーと一緒に帰りたかったんでしょ?」
春香「そんなことないよ!私、千早ちゃんと一緒に帰れればそれで満足だし!」
千早「本当?」
春香「本当!」
千早「……うそよね?」
春香「……」
千早「ふふ……」
春香「何?千早ちゃん。急に笑い出して」
千早「春香って、分かりやすいなぁと思ってたのよ」
春香「ななな何が!?」
千早「分かるでしょ?」ニヤリ
春香「うう……なんか千早ちゃん、意地悪だよ……」
18 :
はよ春香死ね
19 = 9 :
ひでぇww
20 :
しえしえ
21 = 1 :
駅
春香「さてと、それじゃあ千早ちゃん、また明日」
千早「ええ、また明日」
千早「……」
千早(最近の春香、確かに異様にドジが多いわ)
千早(それも、以前みたいにただ転んだり忘れ物をするだけじゃなく、今日みたいに怪我をしたり、周りを巻き込んでみたり)
千早(プロデューサーじゃないけど、確かに春香にはもう少ししっかりしてもらわないと困るわ)
千早「私の気が休まる暇がないものね」
千早「……家に帰ろう。明日も早いことだし」
千早(別に駅前に用事なんかないわ。ただ春香が心配だから付いてきただけだもの)
春香「千早ちゃーん!」
千早「春香?電車はいいの?」
春香「うん、まだ大丈夫。それよりこれ!」
千早「あ、私の財布」
22 = 9 :
これは・・・
23 :
このままじゃ千早が完全に病んじゃう
24 = 18 :
死ぬのか?死ぬのか死んじゃうのか!やっとか!
25 :
あかん
入院くらいで勘弁してあげて
26 = 1 :
春香「今、千早ちゃんが落としたの見つけたから」
千早「ありがとう、春香」
春香「もう落としちゃだめだよ?」
千早「ええ、気をつけるわ」
春香「うん。千早ちゃん。今度こそ、また明日」
千早「ええ、本当にありがとう」
千早(私は、春香の後ろ姿を見送ってから、家路についた)
千早(その日はなかなか寝付けなくて、なにか妙な気分がしたのを覚えてる)
千早(なんとかして眠りにつくと、私は嫌な夢を見た)
27 :
春香のせいで千早が死ぬんじゃ・・・
28 = 9 :
また寝れない
29 = 1 :
春香『はぁ……はぁ……急がないと遅刻しちゃうよ』
春香『信号は……青だね。急がばまっすぐ進んじゃお!……なんて言ってる場合じゃないや!』
春香『あっ靴が……』
春香『!!』
キキーッ!
ゴシャッ
30 :
Oh……
31 :
貴音かわいいよ貴音
32 = 1 :
千早の自宅
千早「春香!」ガバッ
千早「はぁ……はぁ……。ふぅ」
千早「嫌な、夢だったわ」
千早(急いで信号を渡ろうとする春香、でも途中で靴が脱げて横断歩道の真ん中で立ち止まったところに、信号無視の車が突っ込んできて……)
千早「縁起でもないわ、こんな夢」
千早(おかげで寝汗が酷いわ。シャワーでも浴びよう)
千早「まったく、私ったらどうかしてるわ」
33 :
案外重い死に方だった
34 = 18 :
…ふぅ
35 = 1 :
765プロ
千早「おはようございます」
小鳥「おはよう、千早ちゃん」
P「おはよう、千早。今日は早いんだな。まだ収録までだいぶ時間があるぞ」
千早「今日は、あんまり寝れなくて……」
P「なにかあったのか?」
千早「いえ、特には……」
P「そうか。体調管理は十分にしてくれよ。もし辛いようなら、こっちでもいろいろ都合付けるから」
小鳥「スケジュール管理は私の仕事なんですけど……」
P「小鳥さんならできますよ」
小鳥「簡単に言ってくれますね……」
P「信頼してるんですよ」
千早「プロデューサー。今日の収録は、春香も一緒でしたよね?」
P「ああ、そうだけど……まだ来てないな。いつもならもうそろそろ来る頃だと思うんだけど」
千早「……」
36 :
まさか・・・
37 = 1 :
ガチャ
千早「!!」
春香「おはようございます」
小鳥「おはよう、春香ちゃん」
P「おはよう。今日は来るの遅かったな」
春香「いやぁ、目覚まし時計のセットを忘れちゃってて、あわてて飛び出して来ちゃいました」
P「それでリボン付けてないのか。結構そのままでもいいかもな」
春香「だめです!このリボンは私のトレードマークなんですから!」
P「むしろ本体だったりして」
春香「ちがいますよぉ!」
P「ちょっと冗談言っただけじゃないか」
千早「……」
春香「……千早ちゃん?」
千早「!!」
38 = 9 :
まだだ!
39 :
……ふぅ
41 = 1 :
千早「なに?」
春香「千早ちゃん、顔色悪いよ。どうしたの?」
千早「いや……何でもないの。ちょっと寝不足なだけだから……」
春香「そう?ならいいんだけど……」
千早(あんな夢を見たせいか、春香を直視できないわ。どうしたのかしら、私は)
P「どうする?ちょっとソファで横になるか?」
小鳥「仮眠用の毛布もあるけど、使う?」
千早「いえ、私は……」
春香「無理しないほうがいいよ。まだ時間はあるんですよね、プロデューサーさん」
P「うん。今日の収録は長くなりそうだから、休めるうちに休んでおいたほうがいいぞ」
千早「……じゃあ、ちょっと横になろうかしら」
42 = 1 :
千早「ふぅ……」
千早(やっぱり私疲れてるのね。横になるとすごく楽だわ)
春香「子守唄歌ってあげよっか」
P「やめとけ。安眠妨害は罪だ」
春香「」
千早「ふふふ……」
春香「千早ちゃん?」
千早「なんでもないの。ちょっと思い出し笑いしただけよ」
春香「そうかなぁ……」
千早「ふぁぁ……」
千早「……」
千早「……zzz……zzz」
43 = 1 :
スタッフ『セット、動きまーす!』
春香『うわぁ……高いなぁ、ここ』
スタッフ『リフトアップそこまで!春香ちゃん!どう?大丈夫そう?』
春香『はい!なんとか大丈夫です!』
スタッフ『それじゃあリハ行きまーす!』
春香『結構足場がぐらぐらするなぁ。うわぁ!』フラリ
ドッスン
スタッフ『おい!春香ちゃんが落ちたぞ!』
44 = 36 :
まさか・・・
45 = 1 :
P「千……千早……大丈……早」
千早「うう……」
P「千早!起きろ。大丈夫か?」
春香「千早ちゃん!」
千早「はっ!」ガバッ
千早「はぁ……はぁ……」
P「大丈夫か?」
春香「かなりうなされてたみたいだけど」
千早「良かった……」
P「?」
千早「あの……ちょっとした悪夢をみて、それで……」
P「ああ、これから収録あるからな。緊張してるせいかもしれん」
千早「そう、ですね」
春香「汗すごいよ?はい、タオル」
千早「ありがとう、春香」
46 :
違う世界線で春香が死にまくってる可能性が
47 = 1 :
P「千早、落ち着いたか」
千早「はい、プロデューサー」
P「春香も準備はいいか」
春香「はい、プロデューサーさん」
P「よし、それじゃあ行こうか。あ、小鳥さん」
小鳥「はい、なんでしょう」
P「二人を送ってきます。途中で一度戻ってくるつもりですけど、響と貴音が来たら、そのことを伝えておいてください」
小鳥「分かりました」
P「さて、今日も頑張っていこうか」
春香「そうですね!」
千早「……」
48 :
支援は紳士のつとめ
49 :
ゃょぃヶッぃぃゎぁ
みんなの評価 : ○
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