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    元スレ末原「…………………………」洋榎「もうそろそろ外に出たらどうや」

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    101 = 7 :

    回想は死亡フラグやで恭子ちゃん……

    102 = 1 :

    末原「三人だけで麻雀というのもさびしいものですね」カチッ

    洋榎「しょうがないやん、うちらの学年はこの3人しかおらへんのやし」カチッ

    由子「みんなやめちゃったのよー」カチッ

    洋榎「でもこの三麻も悪くないと思うで」カチッ

    末原「というと?」カチッ

    由子「のよー」カチッ

    洋榎「麻雀なんて楽しければええんや!三麻やけどうちは恭子と由子と打てて楽しいで」カチッ

    末原「洋榎……」カチッ

    由子「ロンなのよー」スタタタタタッ

    末原「あ……」

    洋榎「まぁ、そこやろなぁ、恭子はまだまだやなぁ~」

     ワイワイワイ キャッキャッキャッ ハハハハ

    ・・・・・・

    ・・・

    103 = 28 :

    口調は由子が一番可愛い

    104 = 1 :

    末原「……」

    末原(洋榎と由子と三麻……ホンマ楽しかったなぁ……)

    末原(あのあと漫ちゃんや絹ちゃんも入部してきてもっと楽しくなったんやったな……)

    『こ、これは通るやろさすがに……』

    カチッ

    洋榎『残念やな!ロンや!』

    スタタタタッ

    『げげげげっ!』

    由子『また漫ちゃんが最下位なのよー』

    『次こそは!次こそは勝ちますって!』

     ジャラジャラ

    絹恵『うちだけ焼き鳥……』

    末原「……」

    末原(ハァ……とうとう幻聴まで聴こえてきたで……私はもうダメやろなぁ……)

    106 = 1 :

    『と、通らばリーチですっ!』

     カチッ!

    洋榎『通らないで!ロン!』

     スタタタタッ!

    『なんや……なんなんやいったい……』

    絹恵『ばくはつま~だ~?』

    『代行のモノマネはやめてぇな……』

    末原「……」

    洋榎『じゃあ次行くで~』

    末原「……」

    末原(幻聴の中でもみんな楽しそうやな……せめて幻聴なら私も入れてーな)

    絹恵『流局や~』

    末原(楽しそうや……ホンマ楽しそうや……)ボロボロ

    末原(私も入れてーな……またみんなで楽しく麻雀がしたいんや……)ボロボロ

    108 = 1 :

    由子『ポンなのよー』カチッ

    絹恵『あかん!リーチや!』カタンッ!

    『あ!それロンや!タンヤオドラドラ!』

    洋榎『残念やったな漫、うちもロンなんや』スタタタタッ!

    末原「……」

    『うわぁ頭ハネやんか!』ズサーッ

    洋榎『今日の漫はいつもより増して運が無いな』

    『ホンマですよ!本当はいつも勝ちまくりやのに』

    絹恵『小学生相手やけどね』

    『それは言わんといて!』

      ワイワイワイ ザワザワザワ

    末原「……」

    末原(ホンマに幻聴なんやろか……)

    109 = 1 :

    末原(幻聴にしてはリアルすぎる……まさか……)

    末原「……」ソローリ

    ドアに寄りそおっと耳をすます

    末原「……」

    絹恵『ローン!ホンイツドラ3!ハネ満!』

    『ぐぬぬ……』

    洋榎『漫……昔より下手になったんやないか……』

    『た、たまたまですって!ほらこの当たりも事故みたいなもんやないですか!』

    『次行きますよ次!』

     ジャラジャラジャラ

    末原「……」

    末原(ホンマに麻雀やってるやないか!こんなところで……)

    由子『ロンなのよー』

    『あかん!』

    末原「……」

    110 = 28 :

    マグネット麻雀でも持ってきたのか

    111 :

    持ち込み全自動卓

    112 = 1 :

    末原「……」

    末原(みんな楽しそうやな……あんなワイワイやって……)

    洋榎『ローン!』

    末原(声聞くだけでみんなの顔が浮かんでくる……)

    『速攻!チィ!』

    末原(入りたい……私も入りたい……)

    絹恵『それロンや!』

    末原(で、でも……またここから出たらまた苦しみを味わうかもしれへんし……)

    由子『のよー』

    末原(そやけど……みんなと……みんなとまた麻雀がしたいんや!)

    『また振り込んでしもうた……』

    洋榎『相変わらずあかんなぁ、さぁ次いくで~』

    末原(私も……私もその面子に!!)スクッ!!

     ガチャン

    末原「私もそのメンバーにまぜてーな!!」

    113 = 42 :

    「だが断る」

    114 = 111 :

    「もう面子いっぱいなんで他当たってください」

    116 = 28 :

    >>113
    やめろwwww

    117 = 1 :

    洋榎・絹恵・漫「あ……」

    末原「あ……」

    由子「出て来たみたいなのよー」

    洋榎・絹恵・漫「……」

    末原「……」

    洋榎・絹恵・漫「……」

    末原「……」

    洋榎・絹恵・漫「……」

    末原「……」ソローリ

    洋榎「なにまた部屋の中入ろうとしとるんや!あかんやろ!」

    118 = 32 :

    台無しやで

    119 :

    美穂子愛してる

    120 = 1 :

    末原「あ、ごめん……」

    洋榎「とうとう観念して出て来たみたいやな」

    由子「お久しぶりなのよー」

    末原「そ、そうやな……」

    洋榎「天岩戸作戦Bプランが大成功やな!」

    絹恵「せんぱぁい!」ダキィ!

    末原「く、苦しい……」

    絹恵「すっごく心配したんやで!もう離さないんやから!」ボロボロ

    末原「ホンマすまんなみんな……」ボロボロ

    洋榎「ほら絹、恭子が苦しそうにしてるやろ離してやりぃ」

    121 :

    戦犯可愛いよ戦犯

    122 :

    だがしかし臭うだろう
    つまりみんなでお風呂がはじまる・・・!!

    123 = 1 :

    絹恵「うん……」グジュ

    洋榎「しかし久しぶりやなぁ、顔を合わせるのはホンマ久々や!」

    末原「そうやな、みんなごめんな、私のせいでみんなに迷惑かけてもうて
       みんな私のことを構わずに自分たちのことをしたほうがええはずなのに……」

    洋榎「あんたの子やなし孫やなし~いらんお世話やほっちっち~
       うちらはまた恭子と麻雀が打ちたいからこうして来てるだけや」

    由子「そうなのよー」

    「……」

    洋榎「なんや漫、ひょっとして感動して泣いてるんか!?」

    「そうやないです、ただ……」

    洋榎「ただなんや」

    「いや、先輩がすごく臭くてたまらないです……」

    末原「」

    124 :

    漫ちゃん…

    125 :

    漫空気嫁……

    126 :

    なんでや・・・

    127 = 115 :

    もう一度引き篭もるレベル

    128 :

    こうしてまた引きこもるのであった

    129 = 51 :

    「すごく臭くてたまらないです///」

    130 = 1 :

    洋榎「なにアホなこと言うとるんや!」

    絹恵「感動に水を差すのはやめてほしいわ!」

    「す、すんません……」

    末原「漫ちゃんは相変わらずですね」

    洋榎「お、なんか昔の恭子みたいやな」

    末原「さっきから麻雀でもダメみたいですし、日ごろの練習を怠ってるのではないですか?」

    「いやそんなハズは無いです……カタカタ

    末原「久しぶりに漫ちゃんの特訓に付き合いたい気分です、良いですか絹ちゃん?」

    絹恵「は、はいどうぞ先輩!」

    「可愛がりが始まる……」

    131 = 1 :

    末原「ロン!」

    「ぐぎゃー!」

    洋榎「恭子は漫に容赦せんなぁ」

    末原「愛のムチやな」

    「ただのムチですやんそれ~」

    末原「しかし漫ちゃん……」プププッ

    「どうしたんですか、急に笑いだして……」

    末原「いやそのデコなんや……なんでそんなの書いてるんや……」プププッ

    「そうやった!愛宕先輩!うちのデコになんて書いたんですか!」

    洋榎「鰻や」

    「鰻ィ!?」

    洋榎「せやで、今年の鰻はめっちゃ高いみたいやで」

    「うちの名前の漢字に似てるからってデコに鰻を書かんといてくださいよ!!」

    末原「ハハハハハ……」ポロポロ

    132 = 125 :

    よし、今日は鰻を喰おう(決定)

    133 = 1 :

      1時間後

    末原「久々のお風呂気持ち良かったな」

    「鰻が全然消えへん!」

    洋榎「ひとつええか恭子」

    末原「なんや?」

    洋榎「なんで引き籠るようになったんや、やっぱあのトラウマで……」

    末原「ちゃうんや、別に清澄、宮守、永水の大将のせいやない」

    洋榎「ほななんで……」

    末原「世間の……世間の目が怖いんや……」

    洋榎「……」

    134 = 10 :

    ガチな引きこもりはマジで風呂入らないのかな

    135 = 1 :

    末原「洋榎たちは許してくれてるかもしれへんけど世間はそうもいかへん」

    絹恵「でも先輩は……」

    末原「別に叩かれるだけならええんや、そのうちみんな忘れて関心は次の世代に移る、でも……」

    洋榎「でも?」

    末原「本当に怖いのは叩かれることやなくネタにされることや」

    洋榎「ネタ…?どういうことそれ?」

    末原「洋榎はネットとかしないんか?」

    洋榎「あんませーへんな、機械は苦手やねん」

    末原「そうやったら絹ちゃんにやってもらい、そこで末原と検索するんや、すると……」

    洋榎「すると?」

    末原「私を馬鹿にした書き込むやサイトがいっぱい出てくるんや!
       戦犯だのなんだの!挙句の果てに死刑囚扱いされてるんやで!もう耐えられなかったんや……」

    136 :

    「ホンッッッッマッッスイマセンッッした!!!!」(土下座)

    137 :

    ファッキューなんj(他人のふり)

    138 = 51 :

    すんません、割りとマジですんません

    139 = 28 :

    末原さんをいじめるなんJを潰そう(提案)

    140 = 105 :

    死刑囚がマジで出てきたとか…

    141 = 60 :

    すいません

    142 = 1 :

    絹恵「そんな……酷い……」

    末原「みんな私をネット上であることないこと書き込んで馬鹿にするんや徹底的に……」

    「ネットと言えども死刑囚扱いは酷いですね……」

    末原「あいつらは馬鹿にされる側の気持ちがなんも分かってないんや……もう辛くて……めげるわ……」

    由子「でもあれから何年も経ってるのよー、みんなそろそろ忘れて……」

    末原「ネットをなめたらあかんで、あいつらはおもちゃが壊れるまで遊び続けるんや……」

    洋榎「……」

    末原「何度自殺を考えたことか……でもできないんや……また笑われそうで……」ボロボロ

    143 :

    こっから末原さんの逆転あるで(棒

    144 :

    廃人になった戦犯さんたらしこみたい

    145 = 1 :

    末原「もうどうすればええんやろ……外に出たらみんなに後ろ指を指されそうで……」

    絹恵「先輩……」

    洋榎「みんなに馬鹿にされない方法がひとつだけあるで恭子」

    末原「それはなんなんや……」

    洋榎「それは恭子が麻雀で強くなることや!」

    末原「!!」

    洋榎「強くなって!全国大会で対戦したあいつらにリベンジすればええねん!」

    末原「そんな……ただの凡人のわたしが勝てるわけ……」

    洋榎「なに弱気になってんねん!!将来のスーパースター候補であるうちが徹底的に指導したげるで!」

    絹恵「そうですよ先輩、それに私だってプロなれたんやし末原先輩だってなれますよ」

    由子「そうなのよー」

    末原「みんな……」

    146 = 136 :

    末原先輩は良い仲間に会えたんやな…
    皆、ぐう聖すぎ

    147 :

    戦犯扱い?しらん(すっとぼけ

    148 = 28 :

    本田も昔は散々な言われようだったからな

    149 = 1 :

    「もうそんなしょげないでくださいよ、もっと末原先輩は堂々としてください」

    洋榎「なに調子に乗ってるんや!」カキカキ!

    「なにやってはるんですか!せっかく薄くなったのに!」

    絹恵「もうお姉ちゃん!」プププ

    末原「ちょっとやりすぎやないか?」プププ

    由子「そうなのよー」ケラケラ

    「ちょっと今度はなんて書いたんですかぁ!!」

    洋榎「鯰」

    「また魚ですか!もう意味わかんないですよ……」トホホ

     ワイワイワイ キャッキャッキャッ ハハハハ

    末原(みんなホンマにありがとう……こんな良い仲間を持てて私は幸せや……)

    150 = 1 :

       1ヶ月後

    「迎えにきましたよ先輩」

    末原「ありがとうな漫ちゃん」

    「ええんですって、先輩を車で乗せてくの嫌いやないですし」

    末原「ならええんやけど」

    あれからひと月が経った
    末原恭子は引き籠りから脱却し、漫の麻雀教室でスタッフとして働くことになったのだった

    「しかしそのグラサンとマスクはどうなんですか?すごく怪しいですよ」

    末原「そうやけど、素顔で外を歩くのはさすがにまだ辛いんや……」

    「辛いんだったらしょうがないですけど……まぁ先輩の好きなようにしてください」

    末原「うん」


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