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    元スレ穏乃「全国に向けて合宿だー!!」

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    1 :

    ――――――――――

    「合宿……?」

    「何よ、いきなり…」

    穏乃「ふと思ったんだよね!!」

    「何が?」

    穏乃「青春といえば合宿!!合宿といえば青春!!」

    「はぁ…、で?」

    穏乃「なに?」

    「まず場所、何処でやるつもりなの?」

    穏乃「未定!!詳しいことはみんなで決めようよー!!」

    「まったく…、あんたは……」

    「うちの別荘行く?」

    2 :

    鷺森灼ちゃんとボーリングしたい

    3 = 2 :

    合宿もしたい

    4 = 1 :

    「玄んち別荘なんかあるの?」

    「別荘っていえるほど綺麗なところじゃないんだけどね」

    穏乃「さすが玄さん!!」

    「寒い……」

    「でも使っちゃって大丈夫なの?」

    「うん、お任せあれ!!」

    「反対な人はいない?なら日程決めよう」

    穏乃「楽しみだなー!!合宿!!」

    5 :

    ふむ

    6 = 1 :

    ―――――――――

    穏乃「はぁ……はぁ……、玄さん…、まだ着かないんですか?」

    「も、もう…ちょっとのはず、なんだけど……っ…」

    「電車乗り継いでバスに乗って、もうかれこれ3時間は歩いてるよね……」

    「はぁ…、はぁ……、さ、寒い……」

    穏乃「も、もうダメ……、休憩しよ」

    ポツポツ……ザァァー……!!!!

    「え?ウソ…?雨…!?」

    「あわわ…傘…傘……!!」

    「……」

    「ねぇ何か見えてきたけど」

    「あ、あれだよ!!」

    7 :

    なんか怖いな

    8 = 1 :

    「これ以上、雨が強くならないうちに」

    「うん、ほら、しず走るよ!!」

    穏乃「えぇーもう動けないよー!!」

    「ならあんただけずぶ濡れになりながら来なさいよ!!」

    穏乃「待てよー、憧ー!!」

    「お姉ちゃんも、あと少しだから頑張ろう?」

    「う、うん……」

    ザァー!!!!ザァー!!!!

    「だんだん強くなってきてる、みんな急いで」

    穏乃「はぁ…っ、はぁ…っ!!」

    9 :

    ドラえもんにありがちな展開だな
    人数もピッタリ

    10 :

    これは誰かが死ぬ

    11 = 1 :

    穏乃「やっと着いたぁー」

    「あーもう最悪ー、天気予報雨って言ってた?」

    「山の天気は変わりやすいから」

    「みんな、ごめんね…こんな遠いところまで来てもらったのに…」

    穏乃「玄さんのせいじゃないですよ、それに中に入ってしまえば外の天気なんか関係な――」

    ゴロゴロ………ズドーンッッ!!!!!!!!

    「きゃっ!?」

    穏乃「か…カミナリ……?」

    「落ちたとこ、かなり近かったんじゃない……?」

    「こ、怖い……」

    「と、とにかく入ろう、早くお風呂入りたいし…」

    「うん…、じゃ案内するね」

    12 = 1 :

    「うわぁ…、ヒドイ雨、外出ると危ないわね……」

    穏乃「へぇー、中はこんな感じなんだ」

    「あんまり広くはないんだけど、一階がリビングとキッチン、あとお風呂があるよ」

    「そして二階が客室になってるから」

    ガタッ…

    「!?」

    「今、外から何か音しなかった?」

    穏乃「風で何か飛んできたとかじゃ…」

    ドンドンドンッ!!!!

    「きゃっ!?」

    「誰か外にいる……?」

    13 = 1 :

    穏乃「ど、どーしよー!?憧」

    「あたしに聞かない出よ!!」

    「あ、開けてみようか?もしかしたらこの天気で困ってる人かもしれないし…」

    「玄ちゃん……気をつけて……」

    「待って玄、こんな山の中に私たち以外に人がいるなんて不自然じゃない?」

    「この辺りに民家とかってあったりする?」

    「この家の周辺には何もないよ…」

    穏乃「ますます怪しい……」

    ドンドンドンッッ!!!!!!!!

    15 :

    鷺森灼ちゃんは死ね

    16 :

    ホラー……なのか?

    18 = 1 :

    ドンドンドンッ!!!!

    「誰かいませんか!?」

    「えっと…えっと……、ど…どちら様で」

    穏乃「女の人の声だ」

    「この豪雨の中、身動きがとれなくなってしまった、中に入れてはくれないか?」

    「ど、どうしよう……?」

    「……」

    穏乃「困ってそうだし入れてあげましょう」

    「うん…、そうだね……」

    ガチャ…

    19 :

    >>15
    あぁ!?

    20 = 17 :

    さて誰だろう

    21 :

    かじゅ

    22 = 1 :

    蒲原「ワハハ、やっと開いたぞー」

    加治木「すまない、感謝する」

    「あの…、あなた方は……」

    加治木「私は加治木ゆみ、こっちは蒲原だ」

    「どうしてこんな所に…?」

    加治木「実は…、遠出のドライブをしていたのだが…」

    蒲原「急に天気が怪しくなってきて帰ろうとしたら落石で道が塞がってしまったのだ、ワハハ」

    穏乃「落石…、さっきの雷で!?」

    加治木「おそらくな…、車の中に連れが二人ほどいるのだが呼んできてもいいだろうか?」

    「もちろんです、狭い所でよろしければ」

    加治木「感謝する、蒲原、津山と妹尾を呼んできてくれ」

    蒲原「ワハハ、任せろー」

    23 :

    桃はどうした

    24 :

    >>23
    なに言ってんだ……そこにいるだろ……

    25 :

    水溜まりの中になにか見え……いや、気のせいか。少し顔を洗って来る

    26 :

    ワハハは最初に死ぬ
    犯人はモモ

    28 :

    鶴賀が出ると一気に不安になる
    なぜだ

    29 :

    最近蒲原さん人気だね

    30 :

    ―――――――――

    加治木「――そうか、麻雀の合宿か…奈良の代表校とは」

    蒲原「ワハハ、うちは決勝で負けたけどなー」

    穏乃「麻雀部なんですか!?」

    加治木「あぁ、宿泊させてもらう身だ、私たちで力になれることがあれば何でも言ってくれ」

    穏乃「ありがとうございます!!」

    「ねぇ、あたし早くお風呂入りたいんだけど…」

    「あ、うん、すぐ用意するね」

    穏乃「鶴賀の人たちも…」

    加治木「私たちは後でけっこうだ、先に入ってきてくれ」

    「……私も後で入るから先に四人で行ってきて」

    「灼ちゃん……?」

    「寒い……はやく…お風呂……」

    31 :

    今気づいたけど、なんでレジェンゴはぶられてるん?

    32 :

    レジェンゴだからだろ

    34 = 30 :

    加治木「……」

    「……」

    加治木「そう警戒しないでくれ、私たちは怪しい者では…」

    蒲原「ワハハ、ゆみちんは素の表情が恐いからなー」

    「あのー、さっきから桃子さんの姿が見えないんですけど近くにいるんでしょうか?」

    蒲原「あれー?いつの間にかモモの匂いが消えてるぞー」

    加治木「モモー!!いるのかー!?」

    「……?」

    津山「そもそも最初からいましたっけ…?」

    「あれ?あれ……?」

    蒲原「何言ってるんだ、モモならちゃんと……あれ?」

    35 :

    モモ……

    36 = 30 :

    ―――――――――

    「あったかぁ~い……////」

    「宥姉、幸せそう」

    穏乃「でも鶴賀の人たち、いい人そうで良かったですね」

    「うん、最初ドアドンドンされた時はびっくりしたけど…」

    ザァー……!!!!

    「それにしても雨、ちっとも弱まらないね」

    ゴロゴロ……ズドーンッッ!!!!

    「きゃぁっ!?」

    ムギュッ!!

    「ごめん、お姉ちゃん」

    「私…こっち……」

    「へ?じゃあこのおもちは……」
    モミモミ…

    桃子「く、くすぐったいっす」

    穏乃「誰……?」

    39 = 31 :

    モモ・・・!? モモじゃないか!!

    40 :

    モモがかじゅ以外との風呂選ぶとかねーよ

    41 = 30 :

    「あ、あんた誰よ!!どこから入ってきたの!?」

    桃子「皆さんと一緒に入口からっすけど」

    「知らない人……怖い……」

    「お姉ちゃん、大丈夫だよ、多分…」

    桃子「あの、私は……」

    ガラッ…

    加治木「モモ!!」

    桃子「せんぱーい!!」
    ギュッ

    加治木「こ、こら…裸でくっつくな!!////」

    「あの…加治木さん?」

    加治木「コホンっ、うちの者が失礼をしたみたいで、こいつは東横桃子…私の後輩だ」

    桃子「せんぱぁーい////」
    ギュウ…

    42 = 28 :

    ステルスの正しい使い方

    44 = 30 :

    「あ、おかえり」

    「ただいまー、気持ち良かったよ、灼さんも早く入ってくれば?」

    「うん」

    加治木「モモ、駄目じゃないか、勝手に風呂に入るなんか」

    加治木「私たちは無理言って泊めてもらってるんだぞ」

    桃子「すいませんっす…」

    蒲原「ワハハ、モモがゆみちんに叱られてるぞー」

    桃子「先輩…私のこと嫌いになったっすか……?」

    加治木「そんなことはない、だがまたさっきみたいに好き勝手やってたら嫌いになるかもな…」

    桃子「もうやらないっす!!ずっと先輩にくっついてるっすよ!!」
    ギュウ…

    加治木「うむ…////」

    「熱い……////」

    45 = 35 :

    生きててよかったえ

    46 = 37 :

    宥姉が暑がるとか相当だな

    47 :

    むっきー……

    48 = 30 :

    「えっと…、全員揃ってるみたいなので部屋割りを決めたいと思います」

    加治木「私たちは雨さえ凌げればどこでもいい、部屋はキミたちで使ってくれ」

    桃子「私は先輩と一緒なら外でもいいっす」

    穏乃「そんな遠慮なんてしないでくださいよ、旅は道連れっていうでしょ?」

    「穏乃ちゃんの言う通りですよ、とは言っても部屋は三部屋しかないんですけど」

    加治木「だ、だが…」

    「じゃあこういうのは?私たちで二部屋使って鶴賀の人たちで一部屋、どう?」

    加治木「ありがとう、いきなり押し掛けて来ながら部屋まで与えてもらえるとは…」

    「あ、でも五人はさすがに窮屈かも…」

    50 = 30 :

    加治木「ならば私はリビングで休むとしよう」

    桃子「私もお伴するっすよー」

    蒲原「ワハハ、じゃあ佳織、むっきー今夜は寝かさないぞー」

    津山「はは…」

    「わはは」

    穏乃「私たちはどうしよっか?」

    「まぁ普通に考えて玄と宥姉、と私たち三人でしょ」

    「それでいいと思う」

    「じゃあお姉ちゃん、部屋に荷物置きに行こう」

    「うん…」


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