元スレ咲「お姉ちゃん、あのね……」照「ん?なんだ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
201 = 104 :
咲「大星さんは、お姉ちゃんの麻雀は見たことあるよね?」
淡「同じ部活なので何度か…」
咲「お姉ちゃんが麻雀機械なのには、訳があるの」
咲「私たち宮永家は、昔家族で毎晩麻雀をうってた。
私は三歳あたりから打ってたらしい。
自覚はないけどね」
咲「それでうちの家系ってちょうど能力が別れてる感じでさ、私とお父さんは連荘タイプでいつも2~3巡でテンパイするような感じ。
それに対してお姉ちゃんとお母さんは大型タイプで私たちよりかはテンパイ速度が遅かったんだ。
だからいつも私やお父さんが圧勝することが多かったの」
なんて恐ろしい家族なの…
照「で、とある日からお姉ちゃんが圧勝するようになった。
ひたすら連荘するようなタイプになって、まるで悪魔に魂を売ったように麻雀機械になっちゃって…」
……今に至ると
淡「それを治す方法は?」
203 = 198 :
照「で、とある日からお姉ちゃんが圧勝するようになった。
ひたすら連荘するようなタイプになって、まるで悪魔に魂を売ったように麻雀機械になっちゃって…」
照にお姉ちゃんがいたのか
204 = 104 :
咲「宮永の能力を使うか、あと一つ」
淡「もうひとつは…?」
咲「恋をすること、らしい」
ぶっ
ずいぶん可愛らしい退魔方法だこと……
咲「お母さんの話によるとね、その神様……?的なものはリア充が嫌いらしいの。
それに宮永家に仕えてる感じだから血には弱い。そんなことをいってたよ」
どんだけ弱いんだよ神様。
……ん?そういえば連荘神とか装備に書いてあったような…
侮れないなトップシークレット集
205 = 104 :
>>203
わろた…咲ですはい…
206 = 104 :
神様ねぇ。
あれを除霊するには……
ん?そういえば永水なんたらって高校がそういうプロフェッショナルって聞いたけど……
淡「除霊とか試して見たの?」
咲「永水女子さんが霊媒のプロって聞いたから一回家族で行ったことがあるんだ
そしたら本人との癒着が激しくて外からじゃ無理みたい」
どんだけ大きい爆弾抱えてるのあの人……
淡「だいたい把握できました。
話してくださってありがとうございます」
咲「お姉ちゃんをよろしくお願いします(ボソッ
淡「ん?なんかいった?」
咲「いえ、なんでもないです」
淡「っと、もうこんな時間…宿どうしよう」
咲「うち、部屋空いてるんでよかったら泊まって行きますか?」
宿代浮くのはおいしい……っ
淡「是非泊めてください!」
207 = 104 :
…翌日
咲「また、遊びにきてね」
咲さんの嶺上開花、癖になりそうだったなぁ…
淡「こちらこそ色々、ありがとうございます」
軽い挨拶で別れた私は昨日のことを思い出し……あぁ、すごいテクだったな……
淡「さて、帰りますか!」
208 = 104 :
菫「ど、どうだった……?」
淡「色々情報が集まりました。
ちょっとだけ整理する時間が欲しいのですが」
菫「わかった」
209 = 104 :
………
私としては、菫先輩に照先輩が心を開いてくれれば一番楽なんですけど、まぁ無理でしょうね
\ ツモ、16000オール /
麻雀機械だなぁ、ほんと。
そうなったらあとひとつ、麻雀で追い詰めるしかないか……
210 = 104 :
と、なると……やっぱり照先輩、私、咲ちゃんが同卓できる、IH個人戦がチャンスか…
あと一人は足でまといにならないようなのがいいけど、いるか……?
まぁ、とりあえずIH前に菫先輩を照先輩にぶつけてみるか……
告白失敗したらIHに支障でそうだけどつべこべいってられない!
211 = 104 :
淡「あのですね、率直に聞きますけど、直接告白する気はないんですかね?」
菫「む、無理だ無理だ、面と向かって好意を伝えるなど……」
はぁ、これだから
淡「成功するかしれませんよ?」
まぁ無理だろうけど
菫「う……そんな怖いことできないよぉぉぉぉぉ」ピューン
すごいいきおいでにげていった……
プランAは無理そうだ
212 = 119 :
来てたか‼
支援
213 = 104 :
菫先輩には申し訳ないですが、直接聞いて見るのも手かな?
照先輩のあんな秘密やこんな秘密
このビッグコスモスあわわちゃんが暴いていきましょう!
ということで照先輩は……と、いましたね。
ちょうど休憩中…チャンス!
淡「あ、照先輩休憩中ですか?」
照「あぁ、大星か。」
淡「最近、調子はどうですか?」
照「特に変わりはない」
淡「……」
淡「……」
あの、会話続かないんですけど
214 = 104 :
気まずいってレベルじゃないわ、これ。
拒絶されてる感半端ない!!
トークスキルには自信あったのに、まだまだニワカだったというのか……
とりあえず場を盛り上げないと!
淡「あ、そ、そういえばこの前、照先輩の妹さんと会ったんですけど!照先輩に似て可愛らしい子ですn」
ガシッ
あ、らめ…持ち上げちゃ……
淡「んーーッ!、んんんーーーー!!!」
アイアンクローめっちゃいてぇ、ていうか首もげるやばい!
ドサッ
し、死ぬかと思った…
照「次、妹の話をしたら、コロス」ギロリ
「それと、私には妹なんていないからな」
215 = 113 :
照お姉ちゃんww
216 = 104 :
いや、そのアイアンクローが証拠でしょ、いるって肯定してるようなもんだし!?
ひ、睨まれた
淡「わ、わかりました。
気をつけます……」
あ、練習に戻って行った。
ていうか、首まだいたいよ…
これ、暫く回らないんじゃ……
217 = 104 :
しかしこの八方塞がりはまずい…
なにか打開案思い浮かばないかしら。
っと、ん?
菫「ほら、照。お弁当。
お、お前昼は全然食ってないみたいだったからな、作ってみたんだ。」
照「……」
菫「ほら、食べてみてくれ」
照「……」ヒョイパクッ
菫「ドキドキ」
照「……いける」
あぁ、菫先輩、そんな幼馴染みたいなスキンシップを…でもこれを見る分には好かれてる?
219 = 104 :
照「モグモグ」
菫「お、美味しいか!?」
照「美味しいぞ」モグモグ
菫「よ、よかった……」パァァ
すっげー喜んでる……
と、いうか照先輩があんなに黙々とお弁当を完食するなんて……
私も一口ほしいな……
菫「ま、また明日も作ってきていいか?」
照「コクン」
菫「そ、そうか!
好きなおかずとかあれば作るぞ!?」
照「……たこさんウインナー」
菫「わ、わかった。
あした作ってこよう!」
220 = 218 :
かわいい
221 = 104 :
その時、私の身体に電流が走った。
た、タコさんウインナー……だと……!?
あの「誰かを飛ばすまで、終わらない。冷徹無垢な宮永照」が、タコさんウインナーだと……ッ!!
ギャップ萌えやばし
例えば……
「淡……トイレの場所、知らないか…?
そ、その……このままじゃ漏らしてしまいそうなんだ……」
とかベリーグッド!!(グッ
っと危ない、私はどこに向かおうとしてたんだ……
危うく犯罪者になるところでした。
んで、話を戻すと…
222 = 104 :
そうだ、照菫を完成させるためにビッグコスモスあわわちゃんがきたんだ!
あわよくば、淡咲……
っと涎垂れてた……
ま、大団円のために一肌脱ぎますかねぇ!
昼まで書き込めないからにるなりやくなりおとすなりしてくれ
228 = 218 :
昼だよー
229 = 104 :
菫「ほら照、今日もタコさんウインナーを中心に作ってみたぞ」
照「おお…」
菫「ど、どうだ?」
照「グッド。」モキュモキュ
あぁこれ完全に餌付けされた猫だ……
難攻不落の照先輩があっさり陥落したということは、菫先輩のお弁当がそんなに美味しいというのか…?
菫先輩も楽しそうだしこれでもいいんじゃ……
え、ダメだって?
230 = 104 :
………………
進展なしか。
あれから数日経ってるから、そろそろ照先輩がおかずに飽きてくるんじゃ……
特にタコさんウインナー……
菫「照、今日のお弁当はこれだ」
照「プイッ」
菫「!?」
照「ワンパターンは、飽きる……」
菫「そ、そんな……私はワンパ女だったというのか……」
あぁ、いわんこっちゃない…助け舟出してあげるか
思いついたのをそのまま書いてるからキャラ付けとか色々ねじれてきてる…直さなくてもいいよね?
231 = 145 :
好きに書いて
支援やな
232 = 104 :
淡「あ、先輩こんにちは」
菫「お、おぉ…大星か……」
淡「あれー、このお弁当美味しそうですね!一口もらいますよ」パクッ
うわこれめっちゃおいしい……
私が作ってもこんな味だせないのに。
淡「おいしいですね、これ」
菫「そうか…それ全部食べてもいいぞ……」
グー…
淡「あれ、この音って…照先輩?」
照「…」
照「……食べる」ジト
菫「イヤッホォォォォォゥ!!」
ふっ、ちょろいもんよ
233 = 104 :
照「…」パクパク
淡「そうですね、たしかに美味しいですけど、なんかおかずに偏りがありませんか?」
菫「そ、そうだろうか…?私なりに考えてはいるのだが……」
淡「こんな美味しいものを作れるんですから、もっとバリエーションあってもいいと思いますよ」
菫「そ、そうか…?参考にしてみる…ありがとう」
淡「あとはこれを続けて距離を縮めればイチコロですよ」ヒソヒソ
菫「ッ!?」
淡「じゃ、頑張って下さ~い」
234 = 104 :
さてと、こっちは大丈夫そうだし今週もサッキーのところにいくかな
サッキーってばテクニシャンすぎて癖になっちゃった……キャッ
淡「サッキー、今日もよろしくね」
咲「淡ちゃん今週も来てくれたの!?あがってあがって」
…………
ふぅ、どうしましょう。
サッキーなしじゃ生きていけないわ多分
淡「じゃ、また来週ね」
235 :
しえん
236 = 145 :
サッキーのテク詳しく
237 = 104 :
バスガデルデー
ふぅ、今日何日だっけ。
あ、あと一ヶ月でIH県予選……
レギュラー選出はそろそろかな
淡「どもでーす、度々休んですみません」
菫「いや、家庭の事情なら仕方ないだろう」
うまいことカモフラージュされてるのね。
菫「さて、大星も来たことだし、レギュラーの発表をする」
「先鋒、宮永照
………
大将に大星淡
補欠に小走くえだな」
「IHまであと一ヶ月だ、皆日々精進するように!」
238 = 127 :
小走先輩のニワカが混じっている!?
239 = 104 :
レギュラーに選ばれた。
そういえば大会に出る人は接触しちゃいけないんだっけ……
サッキーのほうはどうかな?
咲『あ、淡ちゃんどうしたの?電話なんて。』
淡「そっち、清澄もIHでる?」
授業なんでまた放置
240 = 113 :
接触ぐらいいいだろう…
241 = 196 :
ほ
242 :
宮永咲ちゃんの微乳揉みたい
243 :
ステルスモモちゃんのステルスじゃないおっぱい揉み揉み
244 = 104 :
咲『うん。それで、何の用かな?』
淡「あぁ、そうそう。
IH中って他校と接触しちゃいけないんだっけ?」
咲『んーと、たしか麻雀さえ打たなければなにしても大丈夫だったはずだけど…』
淡「げ、まじか…麻雀打てないとなるとなかなかキビシーわ」
そう、私は…
咲『じゃあ暫く会うのはやめよっか、勘違いされて出場停止とか、笑えないよ』
淡「そうだね…」
245 = 111 :
淡も病むのか…?
246 :
淡…
247 = 145 :
遠距離恋愛か
248 = 218 :
あわわ
249 = 104 :
『試合終了
激戦の西東京を勝ち抜いたのは前年王者、白糸台高校です!
白糸台大将の大星淡、同時に三高校をとばし全国大会にコマを進めます!』
………
物足りない物足りない物足りない
いくら相手をとばしたとしても満たされないこの感情はなんなのだろうか。
幸いにも麻雀を離れていればこの発作は起こることはないのだが、打てばたちまちこれだ……
なにこれ
250 = 104 :
菫「全国大会に進むことができた。
全国大会は今日から2週間後だ、みんなしっかり英気を養うように。」
……
菫「ふぅ、部長というのも大変だな…」
部長だっけ?この人
まぁいいや
淡「あ、今どんな感じですか?照先輩」
菫「あぁ、だいぶ慣れてきたな。」
淡「はよ告白。はよ」
菫「その、だな…告白はIHが終わってからでもいいんじゃないか…」
淡「逃げですよねそれ」
菫「うぐ…
いまいち決心がつかなくてな…」
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