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    元スレほむら「お金でワルプルギスの夜を倒す」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 :

    億単位の金をこれからどう使うのか
    期待

    305 = 8 :


    ほむら(地球に何万年も前から居る宇宙人との知恵比べ)

    ほむら(しかもルールブックは向こうが持っている)

    ほむら(有り得ないような馬鹿げたルール)

    ほむら(それでも、それでもいつかまどかが救えるのならば、この生命なんて惜しくはなかった)

    ほむら(敵が油断しているうちに出し抜くしか方法がなく、)

    ほむら(しかも油断はまどかの資質が増える度に消えていく)

    ほむら(私はまどかの希望を無視して、魔法少女にならないように全力を傾けた)

    ほむら(魔法少女であっても、幸せに生きる方法はあったのかもしれないのに)

    ほむら(今ではまどかは最悪の魔女になるしかない)

    ほむら(この時間軸では全員生きていて、万全な状態でワルプルギスの夜に挑める)

    ほむら(こんなチャンスは今しかない)

    308 = 8 :


    ほむら(…………怖い)

    ほむら(………もしも、もしも失敗してしまったらどうするのだろう)

    ほむら「ごめんなさい…」

    ほむら「ごめんなさい…まどか……」

    ほむら「あなたの人生を私が滅茶滅茶にしてしまった」

    ほむら「…もう取り返しがつかない……」



    「ほむらちゃん」



    ほむら「……まどか」

    まどか「ごめんね。邪魔しちゃった」

    311 = 301 :

    ほむ

    314 = 8 :


    ほむら「まどか、まだ外は寒いわ。そんな薄着では風邪を引いてしまう」

    まどか「なら、ほむらちゃんの上着を半分貸してよ」

    ほむら「え。ぜ、全部でいいわよ!私は魔法少女なのだから風邪なんて引かないし!」

    まどか「それじゃほむらちゃんに悪いよ。明日はワルプルギスの夜と戦うんだから、少しでも魔力を温存しないと」

    ほむら「///」カァアアア

    まどか(ウェヒヒヒヒ、ゆでダコみたいだよ、ほむらちゃん)

    ほむら(うう…嬉しいのに、まどかの顔を見れない。これじゃ美樹さやかを全然馬鹿にできない!)

    ほむら(言い訳できるものがどこかに…なにか…あれ?)ム?

    まどか「どうしたの?ほむらちゃん」

    ほむら(あれは資材置を担当させている「モブ120(本名略)」!何か探している?)

    ほむら「あの…どうされたんですか?」

    モブ120「あ…実は搬入先の資材を間違えて運んで戻そうとしているんだが、何番の番号か忘れてしまったんだ」

    315 = 139 :

    ふむ

    317 = 179 :

    318 = 48 :

    まさかの非常事態

    319 = 8 :


    ほむら(今まできちんと仕事をこなす人ばかりだったけど、やっぱりこういう人は出てくるものね)ホム

    ほむら「それなら、120番です。私も別部署で働いていますが、一覧にないものがありましたから」

    モブ120「同行者か?にしちゃずいぶん若いな?」

    ほむら「そう見られるんですよ!それに事務ですから小柄でも大丈夫!」アセアセ

    モブ120「そういえば思い出してきた…確かに120番だったな。ありがとう、助かったよ」

    ほむら「いえいえ、お気になさらず(さっさと運べ!)…あれ?資材置へは向かわないんですか?」

    モブ120「今夜中にやればいいことだろ。だったら今はコーヒーブレイクってところだ」プシュ

    ほむら(間違えた資材が置かれて、皆が邪魔だと思っているだろうに休憩…)

    モブ120「まあ、同行者がいて助かったよ。」

    ほむら(出来損ないのモブのために貴重なまど時間を無駄にしていることをちょっとは考えて欲しいわ)

    モブ120「しかし『ホムラアケミの父』って人は凄いねぇ。アンタもそう思うだろ?」

    ほむら「いえ、仕事ですから」

    モブ120「そんなもんか。…まあ俺なんかは短期の仕事だが、
        まるで未来を読んでいるかのような采配!!これなら人はついてくると感心したね」

    320 :

    このモブは出来損ないだ

    321 = 230 :

    食べられないよ

    322 = 115 :

    明日またこの資材置き場に来てください

    323 = 8 :


    ほむら(未来を知っているのだから当然でしょうが)

    ほむら「でも、他の人にとっては凄く見えても、その人自身にとってはそうではないってこともありますよ」

    モブ120「ハァ?何を言ってるんだ?ちょっと流石に考えが至らなすぎだ。アンタは『ホムラアケミの父』に謝ったほうがいい」

    ほむら(こいつは本人に何を言っているの?)

    モブ120「例えそいつが未来を読んでいようが、黒い裏情報を知っていようが、
         何十人という労働者の生活を預っているんだぞ。その判断が簡単にできるわけがない」

    ほむら(そういう非情な経営者も政治家も居ると聞いた)

    モブ120「後悔してもやり直しは効かないんだぞ。引き返せる人間なんて居ないんだ。
          人生は1回しか無いんだ、誰でも、間違いなくそうだ。
          だからこういう大勢の生活が関わる決断をきちんと出来る人間はとても偉いし、尊敬して然るべきなんだ」

    ほむら「」

    324 = 115 :

    グサグサ来てるゥ!

    325 = 48 :

    これはほむほむ耳が痛い

    326 = 100 :

    いるよねこんなやつ

    327 = 139 :

    グサグサっと

    329 = 8 :


    モブ120「どうした?」

    ほむら「ちょっと戻ります…やらなくてはいけないことを思い出したので」

    モブ120「そうか、引き止めて悪かったな」

    ほむら「いいヒントを貰ったので、サボりを大きく査定に響かないようにしてあげます」

    モブ120「お、そいつは有難いな。流石事務」

    ほむら「後、同行者じゃなくて同業者だから。ここは年齢的に間違えていいところじゃないですよ!それじゃ!」

    モブ120「」

    330 = 25 :

    (´・ω・`)ぼくもほむほむになじられたい…

    331 = 244 :

    おもれぇ

    332 = 71 :

    そういや、2ー6ー2の法則だっけ?
    勤勉なヤツとか怠惰なヤツがだいたい二割ぐらいいるのが普通なんだっけ

    333 = 115 :

    はたらきアリの法則とも

    334 = 8 :


    まどか「おかえり、ほむらちゃん。どうしたの?」

    ほむら「明日の準備でちょっと…て、まどか!ずっとここで待ってたの!?」

    まどか「ウェヒヒヒ、今日はほむらちゃんを見ていたかったから」

    ほむら「そんな…こんなに冷たくなって…」オロオロ

    まどか「5分も経ってないよ。大丈夫だよ、ほむらちゃん」

    ほむら「家の中に入りましょう、まどか」

    まどか「ほむらちゃん、外はもういいの?」

    ほむら「ええ、もう外はいいわ」

    まどか「今ほむらちゃん、いい顔してるよ、ウェヒヒヒヒ ///」

    ほむら「もう!からかわないで! ///」



    マミ「暁美さん達、戻ってきたわよ。なんだか吹っ切れてるみたい」

    杏子「な、まどかに任せて良かったろ」

    マミ「ええ、出ていく時は真っ青で心配だったけど、今は安心しちゃった」

    杏子「そういう相手が居るんだ、こいつと組ませとけばなんとかなるって奴が」

    335 = 25 :

    (´・ω・`)いい顔してるだろ…ホームベースなんだぜ、それで。

    338 :

    QBはもう魔女狩りみたいに首と手足つないどけよ

    339 = 230 :

    ついでに亀甲縛りで

    340 :

    QBは薬漬けにしとけば

    341 :

    >>340
    綿の入ったぬいぐるみでしか無いから効くと思えん

    342 = 8 :


    ほむら(そうだ、ここには元から今しか無かったんだ)

    ほむら(長い繰り返しをしたせいで、今のこの瞬間より、長い失敗を重要視してしまっていた)

    ほむら(今の結果だけを見れば、まどかもさやかも魔法少女になっていない)

    ほむら(マミと杏子は魔女化の事実をしっているけど、なんとか気力を取り戻そうとしている)

    ほむら(QBは万策尽きて、後はワルプルギスの夜しか頼みが居ない)

    ほむら(次へのループを封じられたからって、関係ない)

    ほむら(これは最高の条件だ)

    ほむら(過去のループの中で死んでいったまどかや魔法少女達のことを思うと心が痛いけれど)

    ほむら(もしも今際のソウルジェムを砕いた後に魂が抜け出ていくとするならば)

    ほむら(必ず謝りにいくから────それまで、少しの間、お別れだね)

    343 :

    縛ったQBが機能停止して新しいのが出てくるんじゃないかな

    344 = 230 :

    こうして町には大量のQBオブジェが完成した

    345 = 8 :



    ────



    まどか「ねぇ、ほむらちゃん。私、やっと決心がついたよ」

    まどか「私は魔法少女にはならない」

    まどか「私はほむらちゃんが帰ってくるのを待ってるから」

    まどか「だから、戻ったら笑顔を見せてね──」



    ────

    346 :

    まどかちゃんヒロイン化

    347 = 8 :



    ──── XX日 ワルプルギスの夜、襲来当日


    広報車「本日午前7時、突発的異常気象に伴い避難指示が発令されました。
         付近にお住いの皆さんは、速やかに最寄りの避難場所への移動をお願いします。
         こちらは見滝原市役所広報車です」


    モブ121「避難所はこっちですよー、指示にしたがって押し合わずに来てくださーい」


    モブ122「カバディ コッチハ」ムキムキッ

    モブ123「カバディ キケン」ムキムキッ

    モブ124「カバディ キチャダメ」ムキムキッ

    モブ125「カバディ ヒナンジョアッチ」ムキムキッ


    モブ126「今時立派な青年ですねぇ、スーパーセルだっけ? 自分が逃げるだけで精一杯だというのに…」

    モブ127「いえ、確かに避難誘導をしているんですけど、私はこれが仕事で…というかバイトでして」

    モブ128「そうそう、『ホムラアケミの父』って人に雇われたんだ。
       最初は何のためにって思ったけど、まるでこうなることを知っていたかのようだ…きっと、すごい人なんだろうな」

    348 :

    一年後にはほむらパパが新興宗教開けるレベル

    349 :

    流石ヒューマノイド型QB……!

    350 = 139 :

    カヴァディワロタ


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