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元スレ鳴「未咲」未咲「恒一」恒一「見崎」
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`}: : : : : : : : : : : : : : :.! ヽ '  ゙̄フ: : : : : : : : :! i! 恒一のお弁当は私のもの
ノ-!: : : : : : : : : : : : : : |\ ο ノ‐_- "7: : : : : : : : :, |! モグモグ…
_/ノ!: : : : : : : : |: : : : :! ヽ _..ィ": : : : : : : : :j .l|!
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恒一「未咲泊まっていくの?」
未咲「うん。おばさん帰って来るから、明日の朝イチで帰るんだけどね」
恒一「でも何でそんなに霧果さんは…」
未咲「ごめん。それは鳴から聞いて? 私が話していいことじゃないから」ギュ
恒一「未咲?」
未咲「…恒一、好きだよ」
未咲「うん。おばさん帰って来るから、明日の朝イチで帰るんだけどね」
恒一「でも何でそんなに霧果さんは…」
未咲「ごめん。それは鳴から聞いて? 私が話していいことじゃないから」ギュ
恒一「未咲?」
未咲「…恒一、好きだよ」
恒一「えっと…」
未咲「ごまかさないでよ。いい加減怒るよ」
恒一「…」
未咲「返事は、今度で良いから。遊園地行く時に、ね?」
恒一「――うん」ギュ
未咲(鳴に悪い事しちゃったかな…でも…)
鳴「お風呂上がったけど…」ペタペタ
恒一・未咲「!」バッ
鳴「?」
未咲「ごまかさないでよ。いい加減怒るよ」
恒一「…」
未咲「返事は、今度で良いから。遊園地行く時に、ね?」
恒一「――うん」ギュ
未咲(鳴に悪い事しちゃったかな…でも…)
鳴「お風呂上がったけど…」ペタペタ
恒一・未咲「!」バッ
鳴「?」
恒一「じゃあまた明日ね見崎。合宿なんだから、遅刻とか駄目だよ?」
鳴「わかってるよ。榊原君こそ、寝坊しないように」
恒一「朝迎えに来るから」
鳴「うん…」
恒一「? どうかした?」
鳴「あのね、聞いて欲しい事があるの。明日、言うから。聞いてくれる?」
鳴「わかってるよ。榊原君こそ、寝坊しないように」
恒一「朝迎えに来るから」
鳴「うん…」
恒一「? どうかした?」
鳴「あのね、聞いて欲しい事があるの。明日、言うから。聞いてくれる?」
恒一「! う、うん!」
鳴「未咲にも、きちんと話した事はないんだけどね。この眼のこと」スッ
恒一(ですよねー)ガックリ
鳴「それじゃあおやすみ」フリフリ
恒一「おやすみ」バイバイ
恒一(やっぱハッキリ言わなくちゃダメか。でも未咲が…あぁあああ…どうしよう)
鳴「未咲にも、きちんと話した事はないんだけどね。この眼のこと」スッ
恒一(ですよねー)ガックリ
鳴「それじゃあおやすみ」フリフリ
恒一「おやすみ」バイバイ
恒一(やっぱハッキリ言わなくちゃダメか。でも未咲が…あぁあああ…どうしよう)
さっきこれゾンを見たせいか、未咲がハルナちゃんにしか思えなくなってしまっている
未咲「…ねぇ鳴」
鳴「なに?」
未咲「私ね、恒一が好き。大好き」
鳴「…うん」
未咲「でもね。鳴も同じぐらい好き」ギュ
鳴「私も好きだよ」ギュ
未咲「…もし、恒一が鳴を好きって言ったら、どうする?」
鳴「え?」ドキ
未咲「も、もう寝るね。ごめん」
鳴「あ…」
鳴(未咲は榊原君が好き。私は未咲を榊原君に取られたくなくって…じゃあ榊原君は? 榊原君の好きな人って…誰? 未咲? 私? それとも――)
鳴「なに?」
未咲「私ね、恒一が好き。大好き」
鳴「…うん」
未咲「でもね。鳴も同じぐらい好き」ギュ
鳴「私も好きだよ」ギュ
未咲「…もし、恒一が鳴を好きって言ったら、どうする?」
鳴「え?」ドキ
未咲「も、もう寝るね。ごめん」
鳴「あ…」
鳴(未咲は榊原君が好き。私は未咲を榊原君に取られたくなくって…じゃあ榊原君は? 榊原君の好きな人って…誰? 未咲? 私? それとも――)
――――
未咲「あー…二人は今頃合宿かー。私も行きたかったなぁー」
未咲「まっ。帰って来たら遊園地だし。こ、告白の返事も、あるし…///」
未咲「うわああああ! 今更恥ずかしくなってきた!」ゴロゴロ
オイウルサイゾー
未咲「っとと。落ち着け落ち着け」フー
未咲「こうなったらなるようになれだ。…暇だなー」ゴロゴロ
未咲「あー…二人は今頃合宿かー。私も行きたかったなぁー」
未咲「まっ。帰って来たら遊園地だし。こ、告白の返事も、あるし…///」
未咲「うわああああ! 今更恥ずかしくなってきた!」ゴロゴロ
オイウルサイゾー
未咲「っとと。落ち着け落ち着け」フー
未咲「こうなったらなるようになれだ。…暇だなー」ゴロゴロ
この鳴ちゃんは家族愛と異性への愛の違いがまだわかんない状態なんだね
かわいい!
かわいい!
――――
杉浦『殺せぇえええええええ!』
シシャヲシニ シシャ ミサキヲ
鳴「っ」
恒一「違う!」
鳴「榊原君…」
恒一「見崎じゃない! 見崎は生きてる! 生きてここに居る!」
鳴「…」ギュ
恒一「見崎…」
鳴「行きましょ」
恒一「――うん」ギュ
杉浦『殺せぇえええええええ!』
シシャヲシニ シシャ ミサキヲ
鳴「っ」
恒一「違う!」
鳴「榊原君…」
恒一「見崎じゃない! 見崎は生きてる! 生きてここに居る!」
鳴「…」ギュ
恒一「見崎…」
鳴「行きましょ」
恒一「――うん」ギュ
――――
恒一「…僕がやる」スッ
怜子「恒一くん!? 何を…」
恒一(僕は見崎を、信じる。だからごめん怜子さん。…おかあさん)
ドスッ
恒一「…ぐっ」
鳴「! 榊原君!?」
恒一(肺が…っ! また、か…!)ドサッ
鳴「榊原君!? しっかりして! 榊原君!」ポロポロ
恒一(あー…駄目だ。苦しい…意識が、消えt――)
――――
恒一「…僕がやる」スッ
怜子「恒一くん!? 何を…」
恒一(僕は見崎を、信じる。だからごめん怜子さん。…おかあさん)
ドスッ
恒一「…ぐっ」
鳴「! 榊原君!?」
恒一(肺が…っ! また、か…!)ドサッ
鳴「榊原君!? しっかりして! 榊原君!」ポロポロ
恒一(あー…駄目だ。苦しい…意識が、消えt――)
――――
病院
未咲「恒一!」バーン
鳴「…未咲」
未咲「鳴! 恒一が倒れたって…!」
鳴「どうしよう…榊原君、どうしよう…」オロオロ
未咲「しっかりして! 恒一は無事なの!?」
鳴「ぐすっ…」コクリ
未咲「…よかったぁ」ホッ
鳴「私が、悪いの…。榊原君、怪我もして…」
未咲「…とりあえず落ち着いてよ。その後、ゆっくりでいいから説明して?」
鳴「…うん」グスッ
未咲「恒一!」バーン
鳴「…未咲」
未咲「鳴! 恒一が倒れたって…!」
鳴「どうしよう…榊原君、どうしよう…」オロオロ
未咲「しっかりして! 恒一は無事なの!?」
鳴「ぐすっ…」コクリ
未咲「…よかったぁ」ホッ
鳴「私が、悪いの…。榊原君、怪我もして…」
未咲「…とりあえず落ち着いてよ。その後、ゆっくりでいいから説明して?」
鳴「…うん」グスッ
未咲「――三年三組の呪い…か」フーム
鳴「4月に未咲が危なかったのも、多分災厄だと思う」
未咲「あー…なるほどね。で? 鳴は大丈夫なの? 怪我とか…」
鳴「少し打撲があるぐらいで平気。…榊原君が、守ってくれたから」
未咲「…恒一、意外と頑丈だから大丈夫だよ。すぐに起きて、笑ってくれるよ。ね?」ギュ
鳴「…うん、うん」ギュウ
鳴「4月に未咲が危なかったのも、多分災厄だと思う」
未咲「あー…なるほどね。で? 鳴は大丈夫なの? 怪我とか…」
鳴「少し打撲があるぐらいで平気。…榊原君が、守ってくれたから」
未咲「…恒一、意外と頑丈だから大丈夫だよ。すぐに起きて、笑ってくれるよ。ね?」ギュ
鳴「…うん、うん」ギュウ
未咲「泣いてると、恒一に嫌われちゃうよ?」
鳴「…うん」クスッ
未咲「よし! 手術終わったらお見舞い行かなきゃね。遊園地はおあずけかー」
鳴「榊原君が良くなれば、いつでも行けるじゃない」
未咲「そうなんだけどねー…」アハハ
鳴「?」
未咲「…あのね、鳴。実は私、恒一に告白したんだ」
鳴「…うん」クスッ
未咲「よし! 手術終わったらお見舞い行かなきゃね。遊園地はおあずけかー」
鳴「榊原君が良くなれば、いつでも行けるじゃない」
未咲「そうなんだけどねー…」アハハ
鳴「?」
未咲「…あのね、鳴。実は私、恒一に告白したんだ」
鳴「え?」
未咲「それで、遊園地で答えを――ってね」
鳴「…そうなんだ」
未咲「鳴は、どう?」
鳴「なにが?」
未咲「恒一の事。まだ友達? それでいい?」
鳴「…」
未咲「ごめんね…こんな時に。でも、ちゃんと考えて、素直に伝えた方がいいよ」
「じゃ、私戻るね。また」タタタ
鳴「素直、に…」
未咲「それで、遊園地で答えを――ってね」
鳴「…そうなんだ」
未咲「鳴は、どう?」
鳴「なにが?」
未咲「恒一の事。まだ友達? それでいい?」
鳴「…」
未咲「ごめんね…こんな時に。でも、ちゃんと考えて、素直に伝えた方がいいよ」
「じゃ、私戻るね。また」タタタ
鳴「素直、に…」
病室
未咲「お、お邪魔しまーす」ソローリ
恒一「あ。久しぶり」
未咲「起きてたんだ。大丈夫?」
恒一「うん。手術も成功して、すぐに退院できるってさ」
未咲「そ、そうなんだ。本読んでたの?」
恒一「未咲も読む?」
未咲「またホラーでしょ? パス」
恒一「面白いんだけどなぁ…」
未咲「お、お邪魔しまーす」ソローリ
恒一「あ。久しぶり」
未咲「起きてたんだ。大丈夫?」
恒一「うん。手術も成功して、すぐに退院できるってさ」
未咲「そ、そうなんだ。本読んでたの?」
恒一「未咲も読む?」
未咲「またホラーでしょ? パス」
恒一「面白いんだけどなぁ…」
恒一「今日は一人?」
未咲「…うん。鳴、恒一の顔も見たくないってさ」
恒一「…傷付くよ?」
未咲「ごめんごめん。何か考え事してるらしくてさ。明日は連れて来るから」
恒一「無理しないでいいよ」ハハ
未咲「…無理してるのは恒一でしょ」ボソッ
恒一「え?」
未咲「…うん。鳴、恒一の顔も見たくないってさ」
恒一「…傷付くよ?」
未咲「ごめんごめん。何か考え事してるらしくてさ。明日は連れて来るから」
恒一「無理しないでいいよ」ハハ
未咲「…無理してるのは恒一でしょ」ボソッ
恒一「え?」
未咲「体弱いくせに…カッコつけるな馬鹿ぁ!」ダキッ
恒一「ぐぇ!?」
未咲「恒一が死んだら…私…」グスッ
恒一「(痛ってぇ)未咲…」
未咲「倒れたって聞いた時、心臓が止まりそうだった。苦しそうな恒一なんて見たくなかった」ギュウ
恒一「…ごめん」
未咲「もうしない?」
恒一「ぐぇ!?」
未咲「恒一が死んだら…私…」グスッ
恒一「(痛ってぇ)未咲…」
未咲「倒れたって聞いた時、心臓が止まりそうだった。苦しそうな恒一なんて見たくなかった」ギュウ
恒一「…ごめん」
未咲「もうしない?」
恒一「鳴と未咲が危ない事しないなら、僕もしないよ」
未咲「…じゃあ、約束ね」
恒一「うん。約束」
未咲「へへー。駄目だなー私。元気づけるつもりだったのにこれじゃあ逆じゃない」
恒一「僕は未咲が来てくれただけで嬉しいよ」ニコッ
未咲「も、もうコイツめー///」バンバン
恒一「痛い痛い!」
未咲「あ、ごめん」タハハ
恒一「もう」
未咲「…じゃあ、約束ね」
恒一「うん。約束」
未咲「へへー。駄目だなー私。元気づけるつもりだったのにこれじゃあ逆じゃない」
恒一「僕は未咲が来てくれただけで嬉しいよ」ニコッ
未咲「も、もうコイツめー///」バンバン
恒一「痛い痛い!」
未咲「あ、ごめん」タハハ
恒一「もう」
翌日・病室
未咲「おはよー」
恒一「おはよ。見崎は?」
未咲「あれ? …ちょっと鳴。何で隠れてるの。ほら、いいから来る」グイッ
鳴「ちょ、待って――あ…」
恒一「…久しぶり。良かった、元気そうで」
鳴「…うん。榊原君も」
未咲「おはよー」
恒一「おはよ。見崎は?」
未咲「あれ? …ちょっと鳴。何で隠れてるの。ほら、いいから来る」グイッ
鳴「ちょ、待って――あ…」
恒一「…久しぶり。良かった、元気そうで」
鳴「…うん。榊原君も」
恒一「その、怪我とかは?」
鳴「痣もないよ。榊原君が守ってくれたから」
恒一「見崎が隣に居てくれなかったら、僕も全部諦めてたかもしれない」
鳴「でも、私が居たから…」
恒一「見崎。怜子さんの事も、クラスの事も、怪我の事だって君のせいじゃない。だからそんな顔しないで?」
鳴「榊原君は優しいね」ニコッ
恒一「そ、そうかな? そういう風に言われると照れくさいよ」
鳴「痣もないよ。榊原君が守ってくれたから」
恒一「見崎が隣に居てくれなかったら、僕も全部諦めてたかもしれない」
鳴「でも、私が居たから…」
恒一「見崎。怜子さんの事も、クラスの事も、怪我の事だって君のせいじゃない。だからそんな顔しないで?」
鳴「榊原君は優しいね」ニコッ
恒一「そ、そうかな? そういう風に言われると照れくさいよ」
未咲「あー。恒一顔赤ーい」ニヤニヤ
鳴「余計な事言わないの」
未咲「ぬー。おねーさんぶるなー!」
恒一「あはは」
鳴「ふふ…」
未咲「…ま、二人ともお疲れ様」
鳴「余計な事言わないの」
未咲「ぬー。おねーさんぶるなー!」
恒一「あはは」
鳴「ふふ…」
未咲「…ま、二人ともお疲れ様」
恒一「うん。色々あったけど、これから少しづつ忘れていくのかな?」
鳴「榊原君は忘れたくない? ずっと覚えていたい?」
恒一「…どうだろ」
未咲「さーさー! 湿っぽいのはそれぐらいにして、遊園地の事でも考えようよ!」
恒一「その前に、未咲。今いいかな?」
未咲「あ…えと、うん」
鳴「…私は外した方がいいよね」
鳴「榊原君は忘れたくない? ずっと覚えていたい?」
恒一「…どうだろ」
未咲「さーさー! 湿っぽいのはそれぐらいにして、遊園地の事でも考えようよ!」
恒一「その前に、未咲。今いいかな?」
未咲「あ…えと、うん」
鳴「…私は外した方がいいよね」
恒一「ううん。見崎にも――鳴にも聞いてほしい」
鳴「え?」
恒一「僕、ずっと考えてたんだ。好きな人が誰なのか」
未咲「…」
鳴「…」
恒一「正直に言うね。僕の好きな人は――」
鳴「…待って」
恒一「鳴?」
未咲「恒一。聞いてあげて」
鳴「え?」
恒一「僕、ずっと考えてたんだ。好きな人が誰なのか」
未咲「…」
鳴「…」
恒一「正直に言うね。僕の好きな人は――」
鳴「…待って」
恒一「鳴?」
未咲「恒一。聞いてあげて」
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