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    元スレ真美「兄ちゃんは、真美だけの兄ちゃんだよねーっ?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + - 双海真美 + - 高槻やよい + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    103 :

    >>101
    何、気にすることはない

    支援

    105 :

    ダシに感動するとは意外と食通だな飛鳥先生

    106 = 1 :


    真美「……」

    「……」

    真美「あの、ごめんね、兄ちゃん」

    「今度はどうした?」

    真美「だってその……みっともないとこ、見せちゃった」

    「……全然、みっともなくなんかないさ。真美は立派だったよ」

    真美「……今度は、ちゃんと言うね。落ち着いて、兄ちゃんに告る」

    「……ああ、わかった」



    真美「真美は兄ちゃんが、好き。大好き……いつも言ってるみたいな、好き、じゃなくて」

    真美「彼氏になってほしい、っていう好き!」

    真美「そ、それでね……」

    真美「……兄ちゃんは、真美のこと、どう思ってるのか……教えてほしいんだ」

    107 = 1 :

    朝ご飯だよーー!!

    110 = 60 :

    111 :

    っちゃん

    113 = 1 :


    「……真美。ありがとう、そう言ってもらえて、すごく嬉しいよ」

    真美「……」

    「……」

    真美「あの……」

    「俺はな、真美のことがもちろん好きだ」

    真美「……! そ、それじゃあ!」

    「だけど、それはきっと……、真美の思っている好き、とは違うものなんだよ」

    真美「……え」



    「真美の気持ちに、応えることは出来ない……すまん」

    116 = 1 :


    真美「……」

    フラッ

    「っ!? ま、真美!?」

    ヘタヘタ……

    トスン!

    真美「ぅあっ、いててて……うう、お尻打ったぁ~……」

    「お、おい、大丈夫か!? ケガは……」

    真美「あはは、だ、だいじょぶだよ! こんくらいヘッチャだから!」

    「……」

    真美「……あーあ、やっぱフラレちゃったか~」

    118 = 1 :


    真美「……わかってたんだよね、こうなること、ってさ」

    「……真美」

    真美「だってさ~、あのミキミキでさえフラレ続けてるんだよ?」

    「真美、お前……知ってたのか」

    真美「んっふっふー、兄ちゃん、女子のネットワークを舐めたらダメっしょ!」

    「……」

    真美「……真美だってそりゃ最近は、モテオーラばりばりのへろもんムンムンだったけどさ……」

    真美「まだまだ、ミキミキには適わないもん。そんくらい、わかるもん」

    「そんなこと言うなって……美希と比べてどうこう、って基準で応えたんじゃないさ」

    真美「えへへ、兄ちゃんはやっぱ優しいねっ!」

    120 = 19 :

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    121 = 119 :

    いじわるいってごめんお前の優しさに俺がへこんだ

    122 :

    124 = 1 :


    真美「ねえ、兄ちゃん」

    「なんだ?」

    真美「ちゃんと、真美のことだけ考えて、振ってくれた?」

    「当たり前だろ……他に誰のことを考えるって言うんだ」

    真美「ホントにホント~? なんかそれ、ウソっぽいよ~?」ジトー

    「本当だって……俺はな、真美。俺は、真美の……」

    真美「兄ちゃんは真美のプロデューサーで、真美はアイドル?」

    「……ああ、そうだよ」

    真美「真美たち今メッチャ売れてるもんね! だから……、」

    真美「あのアイドル双海真美に熱愛発覚!? とかさせるわけにはいかないってカンジ?」

    「……」

    真美「ピンポンピンポーン! って顔してるね」

    真美「だけどそれって……“真美自身”のことだけ考えたって、言えるのかな」

    126 = 1 :


    「……っ! それは……」

    (それは、どうなんだろう? 思えば俺は……美希に言い寄られた時も……)

    「……」

    真美「……ごめんね、兄ちゃん。真美、今メッチャわがまま言ってるっぽいよ」

    「いや……いいさ」

    真美「兄ちゃん。真美はね、兄ちゃんのこと、プロデューサーだから好きになったんじゃないんだよ」


    真美「……兄ちゃんは、真美と遊んでくれるから好き。真美のわがまま、聞いてくれるから好き」

    真美「真美がイタズラしたとき……ちゃんと叱ってくれるから、好き」

    真美「兄ちゃんが褒めてくれるから、真美はガンバれる!」


    真美「真美は、プロデューサーとしての兄ちゃんじゃなくて、兄ちゃんとしての兄ちゃんを好きになったの!」

    真美「だから、フラレるならまだイイよ、しょーがないもんね。だけど……せめて」

    真美「アイドルじゃない真美を見て……そんで、振ってほしいよ……」

    128 = 1 :


    (彼女の震える声を聞きながら、俺は必死に真美のことだけを考えた)

    (……アイドルじゃない、ただの双海真美……)

    (イタズラ好きで、やんちゃで……、素直で、純粋で、とても心優しい、この女の子のことを)


    「……わかった」

    真美「……」

    「ここにいる真美は、アイドルとしての双海真美じゃない」

    「……そう仮定した上で、答えを出すよ」

    真美「……うん」


    「真美、俺は――」

    130 = 1 :


    ~ 翌週、765プロ事務所 ~

    ガチャ!

    真美亜美「「おっはよーだぴょーん!」」

    やよい「あ、真美、亜美っ! おはよーっ!」

    亜美「んっふっふ、やよいっちは今日も朝からカワイイなぁ~」スリスリ

    やよい「あうあう、やめてよぉ~……」

    真美「よいではないかよいではないか! 真美たちと一緒によいではないかゴッコしようよ~!」

    やよい「よ、よいでは……? それってなにー?」

    亜美「んっふっふー! 亜美が手取りアシ取り教えてあ・げ・……

    パコンッ!

    亜美「ぐぇっ! り、律っちゃん~!?」

    律子「ったく……朝っぱらから元気ね。フェスに行く前にレッスンしてあげましょーか?」

    亜美「うあうあー! 鬼軍曹のお通りっぽいよー!」

    真美「逃げろーっ!」スタタ

    133 :

    貴音かわいいよ貴音

    135 = 1 :


    スタタタ……ドンッ!

    真美「うあっ!」

    「うあっとと!」

    亜美「おーっとここで真美選手脱落だーっ! 兄ちゃん看守に捕まってしまったー!」

    「何言ってんだ……すまん真美、ケガはないか?」

    真美「う、うん……だいじょぶ」

    「余所見して走るなよ? というか、事務所内は走るな」

    真美「ご、ごめんね……」モジモジ


    亜美「……」

    律子「……」

    やよい「?」

    137 :

    むせる

    138 = 1 :


    亜美「ねえ、律っちゃん」

    律子「……なに?」

    亜美「なんか、ちがくない?」

    律子「そーね」

    亜美「真美と兄ちゃん、なんかあったのかな。ケンカ?」

    律子「はぁ……亜美、アンタは気にしないで。はい、もう私たちは行くわよ」

    亜美「えーっ! 何それ気になる気になるーっ!」

    律子「いいからいいから……」グイグイ

    亜美「うあうあー! オトナのおーりょーだよー!」

    律子「それを言うなら横暴、でしょ。また適当なこと言って……」

    律子「私たちはあずささんを拾っていかなきゃいけないんだから、ほら、さっさと行った行った」グイグイ

    142 :

    なんで勇次郎wwww

    143 = 119 :

    ここまでは面白かったけど引き際弁えてんだろうかそれが心配である

    144 = 1 :


    ガチャ……

    美希「おはようございますなの……」ボケー

    「おはよう、美希。やっと来たか……すごい顔だな」

    美希「うーん……今日はちょっとだけ、睡眠不足ってカンジ……あふぅ」

    真美「ねえミキミキ、それっていつものことじゃない?」

    美希「あは、そーかも……zzz」

    やよい「はわわっ! み、美希さん、立ったまま寝ちゃいました! すごいかもー……!」

    美希「zzz」

    「しかたないな……車までおぶっていくか」

    真美「! に、兄ちゃん!」

    「ん?」

    真美「ま、真美もちょっと眠いってカンジ! あふぅ」

    「ホラやよい、行くぞ」

    やよい「はーい! 今日もガンバリまーっす! うっうー!」

    真美「……あふぅ」

    146 = 1 :

    度々すまない、10分くらい席を離れる
    もうちょっとで完結させるからね、待っててね

    147 = 119 :

    たっぷり出して来い

    149 = 1 :


    ~ フェス会場 ~

    「よし、今日はこの会場でフェスだ! 相手は……わかっているな?」

    三人「「「竜宮小町!!」」」

    美希「相手にとって不足ナシ、なの!」シャキーン

    真美「おー、ミキミキが覚醒してるっぽいよ」

    やよい「わ、私も負けないように頑張りますーっ!」

    「律子たちにとってはいつぞやのリベンジらしいが……返り討ちにしてやろう」ニヤリ

    美希「あは☆ ハニーったら悪い顔してるの! でもそんな顔も~……って、あれあれ?」ズルズル

    真美「ほら行くよミキミキ~! やよいっちも、まだメイクすんでないっしょー?」

    やよい「う、うん。待ってー!」タタタ


    「……」

    (真美も、リーダーとしての自覚が出てきたみたいだな……立派に成長したもんだ)

    「……あの夜、真美にああ言ったことは……間違いじゃなかった、ってことだよな……」


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