元スレ魔王「ほおーら毛虫だぞー」少女勇者「いやああああああああ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
202 = 1 :
魔叔父「くっ……!」ダンッ
魔叔父「何ということだ……これでは計画が……」
魔叔父「この私が裏から実権を握るという計画が成り立たん…………!」
魔叔父「…………ああ、そうか。その手があったか」
魔王「叔父上、お呼びですか」
魔叔父「近くに寄りなさい」
魔王「…………」
魔叔父「……」ガッ
魔王「っ!?」
205 = 1 :
魔王「お、叔父上……?」
魔叔父「魔王よ」サスサス
魔王「ひっ……」
魔叔父「我がものになれ」
魔王「なっ…………」
魔王「……ふざけないでください」
魔王「勇者を殺そうとした貴方を、俺は決して許しません」
魔叔父「お前が私に抵抗できるのか?」
魔叔父「まだ未熟なお前を、魔の王として立ててやっているのはどこの誰だ」
魔王「…………」
207 :
もう立ててやっているのか
208 = 140 :
ホモォ...
210 :
魔叔父「兄者と義姉者によく似ている」サワ
魔王「っ…………」ゾワ
魔叔父「魔王を務めるには、この体は細すぎるな」スーー
魔王「触れな、いでくだ……さ……い」
魔叔父「どうした? 反抗しないのか?」
魔王(何だこれ……力が入んねえ)
魔叔父「お前は私の言うことを聞いていれば良い」
魔王「貴方に従いなどしない!」
魔叔父「いつまでそう言っていられるかな」
魔王「や、め……やめろ…………」
魔王(気持ちわりぃ…………)
魔王(勇者……お前もこんな気持ちだったのか……?)
211 :
おかしい
シリアスのはずの雰囲気に漂うギャグのオーラ
212 :
たぶん額に何か埋め込まれて逆らえないよう支配されてるはず
213 = 210 :
翌日
魔王(尻が痛ぇ……)
側近「魔王様? 何か悪いことでもあったのですか」
魔王「なっ……なんでもねえよ」
魔王(気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い)
魔王(……死にてえ)
側近「…………」
魔王(……メッセでもやって気を紛らわすか)
214 :
っあーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
216 :
いきなりホモに…
217 :
魔王て相当イケメンなのかな
218 :
なんで描写がないんだよ!
そこ頑張れよ!
219 :
……魔王様…
220 = 210 :
南東魔王:嫁にアヘ顔見せてくれってせがまれてるんだが
南東魔王:男のアヘ顔なんて気持ち悪いだけではないだろうか
北東魔王:嫁さんが見たがってるんなら見せてやればいんじゃねえの
南東魔王:だが流石に抵抗があってな……
北魔王:お前が無意識にアヘ顔を晒してしまう程
北魔王:嫁さんがとてつもない責めをすれば良いのではないか
南東魔王:あ、なるほど。嫁にそう言ってみるわ
魔王(下ネタ混ざる気になれねえ……)
221 = 211 :
>>218
男同士の絡みとか…
ちょっと興味あります
222 :
ケツの処女がぁ
224 = 210 :
…………
……
側近「魔王様、まさか……」
魔王「いいって。俺が我慢してれば、叔父上もあんまし勝手な事はしないっつってるし」
側近「しかし……」
魔王「いいんだよ、もう。下手に逆らったら、今すぐにでも人間を襲いに行きかねねえし」
鉄球兵士「…………」ガシャ……
魔王「もう……放っておいてくれ…………」
225 = 219 :
…ギャグになった…
227 = 210 :
勇者兄と魔従妹が共にいるところを目撃したという情報が入り、
人間側は、魔従妹が勇者兄を誘惑した、
魔族側は、勇者兄が魔従妹を誘拐した、とそれぞれ主張した。
二人の望みとは裏腹に、事態は悪い方向へと進んでいった。
さらに半年後
国王「魔王城より帰還してからの一年で、お主は勇者の一族に相応しい力を身につけた」
国王「お主の兄の代わりに戦ってくれるか」
勇者「はっ」
国王「完全に開戦する前に」
国王「魔王を抹殺せよ」
228 = 210 :
魔王「……」
魔叔父「お前がどう足掻こうと、もしくは私がどう動こうと」
魔叔父「和平の決裂は避けられなかっただろう」
魔叔父「人間が魔王族の娘を攫ったのだからね」
魔王「…………」
魔叔父「魔族と人間が争うのは当然の摂理なのだよ。そう重く受け止めることはない」
魔王「ですが、叔父上…………」
魔叔父「お前はただ戦えば良い。こっちにおいで」
魔王「…………」
魔叔父「良い子だ」ナデ
魔王「…………」
魔王(勇者…………)
229 :
叔父上だけはゆるさん
230 :
見た目は女に近いってことなのか
いや、魔族全体がそれならば、叔父も実は
231 = 210 :
勇者(魔王城……妙に静かだ)
鉄球兵士「…………」ガシャガシャ
勇者「あ、久しぶり……元気だった?」
勇者「……って、今は敵同士……なんだよね……」
鉄球兵士「……」クルッ
勇者「……案内してくれるの?」
勇者「そっか、皆避難してるんだね。勇者の一族に対抗できるのは魔王族くらいだから」
勇者「余計な被害は出さないようにしてるんだね……」
234 = 219 :
勇者頑張れ
魔王様もっと頑張れ
235 = 223 :
濃密なホモスレ
236 = 210 :
勇者「一年振りだね、魔王」
魔王「…………」
勇者「元気ないね? 去年とは大違い」
魔王「…………勇者」
勇者「………………」
魔王「そこに……そこに、いるんだな」
魔王「勇者…………」
勇者「魔王……?」
勇者(どうして、そんなに虚ろな目をしているの)
237 :
がんばれ
239 = 210 :
勇者「ねえ、始めようよ。僕達戦わなくちゃいけないんだよ」
魔王「…………」
勇者「……そっちから来ないなら、こっちから行くから」
ガキィイン
勇者「ねえ、どうして防御しかしないの!?」ブンッ キィン
勇者「ちゃんと戦ってよ!」
魔王「…………」ググ
勇者「……あの時、僕が貴方を許していれば、こんな事にはならなかったのかな」
勇者「あの時、意地を張らずに、側近さん達の言うことを聞いていれば……」
勇者「貴方がこんな抜け殻みたいになることはなかったのかなあっ!」
240 = 210 :
魔王「……勇者、ごめんな」
魔王「俺さ、自分が汚されて初めて」
魔王「お前がどれほど苦しんでいたのか理解できたんだ」
勇者「……どういうこと」
魔王「…………ごめんな」
勇者(戦いたくない)
勇者(戦いたくないよ)
勇者(でも、戦わなくちゃいけないんだ)
241 = 223 :
なにが始まるんです?
242 = 229 :
勇者がんばれ
魔王がんばれ
鉄球がんばれ
243 :
眠いし期待
244 = 210 :
勇者「はっ!」
魔王「うっ……」
勇者「……ねえ、本気出してよ」
勇者「そうしてくれないと、こっちだって思う存分戦えないでしょ」
勇者「本気で戦ってよっ!!」
勇者(魔王は、戦争なんて望んでいなかった)
勇者(でも、魔王じゃどうしようもないほど、開戦しそうになってるんだ)
勇者(魔王を殺せば、戦争は止められる…………!)
勇者「…………はぁああああああ!!」
ザシュッ
245 = 217 :
えっ
246 = 210 :
勇者「…………」
魔王「…………」
勇者「……ねえ、どうして避けてくれなかったの」
魔王「…………」
勇者「どうして、この手で貴方を殺さなくちゃいけなかったの」
魔王「…………」
勇者「……本当はさ、魔王のこと、そんなに嫌いじゃなかったんだよ」
勇者「最初に牢屋に連れて来られた時、怖くて怖くて仕方がなかった」
勇者「でも、貴方は……僕を殺そうとするどころか、嫌っている様子も全く見せなくて」
勇者「幼稚で馬鹿らしかったけど、ありのままで接してくれた」
247 = 219 :
……!
248 = 214 :
ハッピーエンドで頼む!!!!!!!!!!
250 :
なんかいつにも増して無理矢理感がああるな
みんなの評価 : ★★
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