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    元スレ魔王「ほおーら毛虫だぞー」少女勇者「いやああああああああ」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ゲーム + - ドラゴンクエスト + - ロリコン + - 勇者 + - + - 少女 + - 淫魔 + - 真夏の夜の淫夢 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    152 = 140 :

    魔王自業自得だからなぁ...

    153 = 1 :

    魔従「うふふ」

    勇者「あはは」

    魔従「はい、あーん」

    勇者「あむっ! 魔従妹が作った料理はおいしいなあ」

    魔従「まっ、あなたったらあ」

    勇者「人質交換の後も、こっそり会おうな」

    魔従「もちろんですわ」

    魔従「できることなら、こちらに嫁ぎたいですわ」

    魔従「私、本当は……あちらに帰ってはなりませんもの」

    154 = 29 :

    でも性教育全く受けなかった16歳だしなぁ

    155 :

    勇者ちゃんの小さくてぷるんっとしたおしり・・・・・・・・ふふ、触ってみたいものです

    156 = 26 :

    これを陰で側近とサキュと鉄球がのぞき見てため息吐いてるんだろうな

    157 :

    兄と妹イチャイチャしとる…

    158 = 1 :

    魔叔父「そうか、人質交換の日が決定したか」

    魔叔父「ふん……人間などという下等生物と和平を結んで一体何になるというのだ」

    魔叔父「勇者を殺せ。人質を殺せば、人間共も黙ってはおらぬだろう」

    部下A「はっ」

    魔叔父「戦争さえ起きれば、娘はどうなっても構わん」

    魔叔父「幸い、魔王は腑抜けておる」

    魔叔父「仮に暗殺に失敗したとしても、傀儡にする準備はもうじき整うだろう」

    魔叔父「そうなれば、娘を取り戻し、魔王と婚姻を結ばせれば良いのだからな」

    魔叔父「万が一魔王が私に従わなかった場合は、生まれた子を洗脳するまでだ」

    159 = 155 :

    もう国際結婚しろ

    160 = 1 :

    数週間後

    魔王(結局、あれから一言も話さないまま)

    魔王(あー…………)

    側近「時間が経てば、きっと勇者の気も落ち着くでしょうって」

    魔王「俺もうほんとだめだわ……」

    側近「歴代、これほど情けのない魔王が存在したでしょうか」

    魔王「魔歴史上最も情けない魔王で良いよもう……」

    側近「たかが小娘一人に嫌われたくらいでだめになる魔王ですか」

    側近「……はあ」

    側近「勇者が人間の国に帰るまでの日数も少ないんですから」

    側近「せめて人質交換の日までには気を取り直してくださいよ」

    161 = 140 :

    自他共に認める情けない魔王

    162 :

    でも根はいいやつだな

    163 = 1 :

    勇者「あ、鉄球兵士さん」

    鉄球兵士「……」ガシャ

    勇者「またお花持ってきてくれたの? ありがとうね」

    鉄球兵士「…………」ナデナデ

    勇者「……えへへ。ありがとう」

    鉄球兵士「……」

    勇者「魔王を許してあげてほしい?」

    鉄球兵士「……! …………!」

    勇者「あいつは馬鹿でガキでしょうもない奴だけど、すごく後悔してる?」

    勇者「……サキュバスさんからも、側近さんからも、そう言われたよ」

    勇者「でも、でも……」

    勇者「体を触られたことだけは、どうしても……許せないよ」

    勇者「ほら、もう時間だよ。持ち場に戻って戻って!」

    164 = 26 :

    一番いいやつなのは鉄球だな

    165 = 1 :

    部下A「勇者の部屋はここで間違いないな」

    部下B「ああ」

    部下A「手っ取り早く済ますぞ。隙を付いて一瞬で殺せ」

    部下A「標的は魔力を封じられている。手こずりはしないだろう」



    魔王「お前達、そこで何をしている」

    部下A「ま、魔王陛下!」

    魔王「……勇者を殺すのか」

    部下B「いえ、私達は」

    魔王「…………お前達は叔父上の部下だったな」

    部下A「ひっ」

    魔王「すぐに殺すわけにはいかんが」

    魔王「…………覚悟しろよ」

    166 = 1 :

    勇者「ねえ、何か騒がし……」ガチャ

    魔王「っ!?」

    勇者「あ……」

    勇者「……戦ってるような音が聞こえたんだけど」

    『人間と和平を結びたがっていない魔族に殺されるかもしれない』

    魔王(……不安がらせるようなことは言わない方が良いな)

    魔王「兵士同士が取っ組み合いをしていたから沈めただけだ。心配するな」

    勇者「……そう」ガチャン

    魔王「………………」

    167 = 155 :

    がんばれがんばれ

    168 = 65 :

    魔王おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

    169 = 140 :

    魔王イケメンだな

    170 = 42 :

    >>169
    残念な が抜けてる

    171 = 1 :

    魔王「此奴等を牢に入れておけ」

    兵士「はっ」

    側近「甘くないですか。直ちに処刑するべきです」

    魔王「……尋問してからだ」

    側近「そりゃそうですけど」

    魔王「……」

    側近「魔叔父殿が怖いんじゃないですか?」

    魔王「……馬鹿な事を」

    側近「ずっと避け続けているじゃないですか」

    魔王「…………」

    172 = 65 :

    ハッピーエンド期待

    173 = 1 :

    …………
    ……

    側近「魔叔父殿の策略だったようですね」

    側近「やはり、魔叔父殿は危険な存在です」

    側近「しかし、魔王様に次ぐ権力の持ち主ですから、下手に手出しも出来ない」

    魔王「…………」

    側近「下手をすれば貴方の貞節も奪われかねない」

    魔王「それは言うな」

    側近「勇者ちゃんも、魔叔父殿に狙われる貴方と同じ気持ちだったのではありませんか」

    魔王「なっ……」

    魔王「俺は、俺はそんなんじゃ…………」

    175 :

    馬鹿な…悪役がホモセクシャルだなんて…

    176 = 1 :

    人質交換の日・国境

    魔王(結局許してもらえないままかよ……)

    魔王(…………まだ、あれも渡せていないのに)

    勇者「勇者ー! 無事かー!?」

    勇者「おにーちゃーん!!」

    魔王「おいー魔従妹ー……無事かー……?」

    魔従「やる気ないわね貴方……」

    勇者『じゃあ、約束の場所で』コソコソ

    魔従『ええ、必ず行くわ』コソコソ

    国王「よし……同時に人質を交換しろ」

    177 = 6 :


    178 = 1 :

    勇者「お母さん! お母さん!」ダキッ

    勇者「ああ、勇者……良かった……」

    勇者「勇者……!」

    勇者「お父さん!」

    勇者「勇者……向こうで大切にしてもらえたか?」

    勇者「全然。地獄だった」

    勇者「え……」

    勇者「重要な人質なんだから、蔑ろにされたなんてことは……」

    勇者「人間から見えないところでならさ……何されてたってわからないでしょ?」

    勇者「勇者…………」

    179 = 162 :

    渡せ今しかない

    180 = 1 :

    魔従「ただいま戻りました、お父様」

    魔叔父「よくぞ帰った、我が娘よ」

    魔王「お帰りー……」

    魔従「何不貞腐れてるのよ、貴方……」

    魔従「ところでお父様、城に戻ったらお話したいことが……」

    181 :

    巻き返し難しいな魔王・・・

    182 = 26 :

    がんばれ魔王

    183 = 140 :

    早く渡せ

    184 = 1 :

    夜 窓際

    勇者(帰って来れた)

    勇者(お父さん達にも、また会えた。ちょっと遅れたけど、誕生日も祝ってもらえた)

    勇者(僕は、幸せなんだ)

    勇者(生きて自分の家に戻って来れて)

    勇者(この場所にいる)

    勇者(それだけで、この上なく幸せなんだ)

    勇者(寂しさを感じるわけなんて、ない)


    勇者(鉄球兵士さん達、今頃どうしているのかな……?)




    勇者「何故ですか国王陛下!」

    185 = 1 :

    勇者「魔族との和平は締結されました」

    勇者「それをより強固なものにするためにも、悪い話ではないでしょう!?」

    国王「ならん! 穢れた血と交わることなど許せん!」

    勇者「ならば私が魔の国へ行きます!」

    国王「ふざけるでない! お主は自分の立場を分かっておるのか」

    国王「人間にとってなくてはならない、貴重な勇者の血を引いておるのだぞ!」

    国王「その血を魔族に混ぜ合わせれば、どのような化け物が生まれることか……!」

    勇者「遙か南の大陸では、」

    勇者「魔王と勇者が結ばれることにより、長き平和がもたらされたのです」

    勇者「我等も追随すべきです!」

    186 = 140 :

    鉄球兵士>魔王

    187 = 181 :

    しかし鉄球兵士にはすでに妻子が!

    188 = 162 :

    まぁしかたないわなぁ

    189 = 1 :

    国王「口が過ぎるぞ。己の身分を弁えよ」

    勇者「くっ……」


    勇者「何だよ……いつだって、お前等を守ってきたのは俺達の一族じゃないか」

    勇者「それなのに、どうして我が儘の一つを通しちゃくれないんだ……!」

    勇者「魔王に唯一対抗できる力を持ってるってのに、いつの時代も俺達は国家の犬……」

    勇者「お兄ちゃん? どしたの?」

    勇者「いや、何でもないんだ。ちょっとイラついちゃって」

    勇者「そっか」

    勇者「……なあ、人間と魔族が結婚するってそんなにおかしなことかな?」

    勇者「…………そんなことはないんじゃない?」

    190 = 1 :

    勇者「魔王城にいる時、側近さんから聞いたんだけど」

    勇者「南以外の大陸でも、最近は勇者と魔王が結婚してるんだって」

    勇者「北や西の大陸では、もう子供が生まれたって」

    勇者「……! やっぱり、俺達はおかしくなんてないんだよな……?」

    勇者「くそっ……この国は血に拘りすぎてるんだよ……!」

    勇者「魔族の血が汚いとか、位が高いほど血が清らかとか……!」

    勇者「お兄ちゃん……?」

    勇者「あ、すまんすまん。お前はもう寝な」

    勇者「うん…………」

    192 = 1 :

    数日後

    勇者「国王陛下も、誰も俺達のことを認めてはくださらなかった」

    魔従「私も、お父様は認めてくださらなかったわ……」

    魔従「ああ、でも、私……このままでは……」

    勇者「どうしたんだい」

    魔従「……あなた以外の人と結婚させられてしまうの!」

    勇者「な……なんだって……」

    魔従「お父様は、私と魔王を結婚させることによって実権を握ろうとしているのです」

    魔従「人間嫌いの父のことです。実権を握れば、戦争を起こすに決まっていますわ!」

    勇者「そんな!」

    魔従「あなた以外の人と結ばれるなんて嫌!」

    勇者「なあ、魔従妹……」

    勇者「俺達…………一緒に逃げないか」

    194 = 81 :

    ギャグ抜きで見れば引き離される二人という王道恋愛譚

    195 = 140 :

    そういえば魔王と勇者が結婚するSSあったなぁ...

    196 = 26 :

    鉄球の見せ場はまだか!

    197 = 1 :

    魔王「…………はあ」

    側近「まーた溜息ですか」

    魔王「……別に」

    側近「そんなにあの子が好きなんですか」

    魔王「っ……」

    側近「好きな子の怖がっている表情や怒っている表情を見るのが楽しかったんですよね」

    魔王「……自分がガキすぎて情けなすぎる」

    側近「そう思いながら大人になるもんですよ」

    198 = 6 :

    199 = 1 :

    勇者「…………はあ」

    勇者「勇者ちゃん、どうしたの?」

    勇者「せっかく無事に帰って来られたのに、このごろ元気がないわよ?」

    勇者「……別に」

    勇者「向こうで好きな人でもできたの?」

    勇者「そんなんじゃない! 正反対だもん!」

    勇者「そう? じゃあ一体何を悩んでいるのかしら」

    勇者「……何でもないよ。ただ、自分の気持ちがよくわからないだけ」

    勇者(セクハラされる前は、本当は……そんなに嫌いじゃなかった)

    勇者(だって…………)

    200 = 1 :

    半年後

    勇者「あれ? お兄ちゃん? どこー?」

    勇者「いない……一緒にゲームしようと思ったのに」

    勇者(置き手紙……?)

    勇者「愛する人と共に遠い地で暮らします。捜さないでください……?」


    国王「なんということだ……人間に必要不可欠な戦力が消えてしまった」

    国王「魔族に隙を突かれなければ良いのだが……」

    臣下「陛下、以前人質に取っていた魔族の女も行方不明だということです」

    国王「なん……だと……」

    臣下「勇者兄は誘惑されたのでしょう」

    国王「魔性の女め……」


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