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元スレ結衣「いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開」
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京子「結衣~、ちょっと私の携帯に電話してみて?」
結衣「は?目の前に居るのに?」
京子「いいからいいから!」
結衣「まあいいけど……」ピッ
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
結衣「……この着信曲がどうかしたの?」
京子「もー、にぶちんだな結衣は……結衣の着信専用の曲をこれにしたの!」
結衣「なんでわざわざ……私のは誰からかかってきても全部おんなじ着信曲だよ」
京子「えー、結衣からかかってきた―って判る方が嬉しいじゃん!」
結衣「……そっか、嬉しいか」
京子「あれあれ、結衣にゃん、ちょっとニヤっとしました?」
結衣「し、してない……」
結衣「は?目の前に居るのに?」
京子「いいからいいから!」
結衣「まあいいけど……」ピッ
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
結衣「……この着信曲がどうかしたの?」
京子「もー、にぶちんだな結衣は……結衣の着信専用の曲をこれにしたの!」
結衣「なんでわざわざ……私のは誰からかかってきても全部おんなじ着信曲だよ」
京子「えー、結衣からかかってきた―って判る方が嬉しいじゃん!」
結衣「……そっか、嬉しいか」
京子「あれあれ、結衣にゃん、ちょっとニヤっとしました?」
結衣「し、してない……」
~半年後~
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
京子「……」
あかり「京子ちゃん?携帯鳴ってるよ?」
京子「ああ……うん……」
ちなつ「出ないんですか?」
京子「……出るよ」
ピッ
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
京子「……」
あかり「京子ちゃん?携帯鳴ってるよ?」
京子「ああ……うん……」
ちなつ「出ないんですか?」
京子「……出るよ」
ピッ
京子「……もしもし」
『どうしてすぐに出てくれないの?』
京子「ああ、ごめん、ちょっと用事があって」
『私の電話より重要な用事なの?』
京子「……そんな事ないよ」
『じゃあ、すぐ出てよ』
京子「ごめん……」
『今日は、何時頃帰ってくるの?』
京子「……ちょっと補習が入ってから、遅くなるよ」
『何時頃』
京子「判んないよ……」
『……早く帰って来て貰わないと困るよ』
京子「……判った、なるべく早く帰るようにするから」
『どうしてすぐに出てくれないの?』
京子「ああ、ごめん、ちょっと用事があって」
『私の電話より重要な用事なの?』
京子「……そんな事ないよ」
『じゃあ、すぐ出てよ』
京子「ごめん……」
『今日は、何時頃帰ってくるの?』
京子「……ちょっと補習が入ってから、遅くなるよ」
『何時頃』
京子「判んないよ……」
『……早く帰って来て貰わないと困るよ』
京子「……判った、なるべく早く帰るようにするから」
京子「じゃあ、もう切るね」
『まって、きょう……』
ピッ
京子「……」フー
ちなつ「誰からでした?」
京子「あ……うん、お母さんからー」
ちなつ「そうですか……」
あかり「……あ、じゃあ、ゲームの続き、しよ?」
京子「う、うん、そだね!」
ちなつ「ふふふ、私のルーレットさばきでトップに踊りだしてあげますよっ!」
京子「あはは、そう簡単には負けないぞ~!」
キャッキャウフフ
『まって、きょう……』
ピッ
京子「……」フー
ちなつ「誰からでした?」
京子「あ……うん、お母さんからー」
ちなつ「そうですか……」
あかり「……あ、じゃあ、ゲームの続き、しよ?」
京子「う、うん、そだね!」
ちなつ「ふふふ、私のルーレットさばきでトップに踊りだしてあげますよっ!」
京子「あはは、そう簡単には負けないぞ~!」
キャッキャウフフ
ちなつ「ううう、結局負けちゃいました……」
あかり「あかり、トベだよぉ……」ウルウル
京子「ふっふっふー、先輩に勝とうなんて100年早いのだよ、キミタチ」
京子「はいはい、敗者の二人は罰ゲーム籤を引いてね?」ドンッ
ちなつ「し、仕方ありません……」ゴソゴソ
あかり「な、何が出るかなあ……」ゴソゴソ
あかり「あかり、トベだよぉ……」ウルウル
京子「ふっふっふー、先輩に勝とうなんて100年早いのだよ、キミタチ」
京子「はいはい、敗者の二人は罰ゲーム籤を引いてね?」ドンッ
ちなつ「し、仕方ありません……」ゴソゴソ
あかり「な、何が出るかなあ……」ゴソゴソ
ちなつ「うげっ、勝者にキス……」
あかり「勝者に膝枕……」
ちなつ「ちょっと、京子先輩、これ絶対何か仕組んでません!?」
京子「な、何のことやら~♪」
ちなつ「キスとか、絶対ないですからっ!」プイッ
京子「ええー、ちなつちゃん、酷いよ、罰ゲームなのに!」プー
あかり「はい、京子ちゃん、お膝かしてあげるよぉ」
京子「おー、あかりは優しいねえ……」コロンッ
あかり「えへへ、だって、京子ちゃん、毎日大変だもんね」
京子「……」
ちなつ「……」
あかり「……あ、ご、ごめんね」
あかり「勝者に膝枕……」
ちなつ「ちょっと、京子先輩、これ絶対何か仕組んでません!?」
京子「な、何のことやら~♪」
ちなつ「キスとか、絶対ないですからっ!」プイッ
京子「ええー、ちなつちゃん、酷いよ、罰ゲームなのに!」プー
あかり「はい、京子ちゃん、お膝かしてあげるよぉ」
京子「おー、あかりは優しいねえ……」コロンッ
あかり「えへへ、だって、京子ちゃん、毎日大変だもんね」
京子「……」
ちなつ「……」
あかり「……あ、ご、ごめんね」
京子「いや、いいよ、あかり、気にしないで」
あかり「う、うん……」
ちなつ「……はあ」
京子「ちなつちゃん?」
ちなつ「……」チュ
京子「あ……」
ちなつ「は、はい、髪にでしたけど、確かにしましたから、罰ゲームっ……」プイッ
京子「……えへへ」
ちなつ「何笑ってるんですかっ」
京子「だって~……」
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
あかり「う、うん……」
ちなつ「……はあ」
京子「ちなつちゃん?」
ちなつ「……」チュ
京子「あ……」
ちなつ「は、はい、髪にでしたけど、確かにしましたから、罰ゲームっ……」プイッ
京子「……えへへ」
ちなつ「何笑ってるんですかっ」
京子「だって~……」
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
このIDは朝からクソSS書いてた奴か
一日に何本もご苦労様です死ね
一日に何本もご苦労様です死ね
京子「……」
あかり「京子ちゃん、また、電話だよ……?」
京子「……うん」
ちなつ「……出なくていいんじゃないですか」
京子「ちなつちゃん……?」
ちなつ「だって、この着信音、さっきと一緒って事は、お母さんからなんですよね?」
ちなつ「なら、家に帰ってからでいいと思います」
京子「……うん」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「ほ、ほら、京子先輩、あかりちゃん、二回戦、やろ?」
ちなつ「今度は負けませんよ京子先輩っ!」
京子「……よ、よーし、私ももう一回ちなつちゃんからチューして貰うもんね!」
ちなつ「そ、その意気ですっ!」
あかり「京子ちゃん、また、電話だよ……?」
京子「……うん」
ちなつ「……出なくていいんじゃないですか」
京子「ちなつちゃん……?」
ちなつ「だって、この着信音、さっきと一緒って事は、お母さんからなんですよね?」
ちなつ「なら、家に帰ってからでいいと思います」
京子「……うん」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「ほ、ほら、京子先輩、あかりちゃん、二回戦、やろ?」
ちなつ「今度は負けませんよ京子先輩っ!」
京子「……よ、よーし、私ももう一回ちなつちゃんからチューして貰うもんね!」
ちなつ「そ、その意気ですっ!」
>>12
タイトルぅp
タイトルぅp
ちなつ「はあ……今日は楽しかったですねえ」
あかり「うん、京子ちゃん、久しぶりに部活出来て良かったね!」
京子「おう!2人にはいっぱい元気もらいました!」
ちなつ「もう、京子先輩ったら……」クスクス
あかり「じゃあ、また明日も……」
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
あかり「うん、京子ちゃん、久しぶりに部活出来て良かったね!」
京子「おう!2人にはいっぱい元気もらいました!」
ちなつ「もう、京子先輩ったら……」クスクス
あかり「じゃあ、また明日も……」
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
あかり「……」
ちなつ「……」
京子「……」
今日も明日も、ごゆるりゆるゆり、いつでもマイペースでいきましょう♪
京子「……」ピッ
京子「もしもし……」
『京子、どうして電話に出てくれなかったの』
京子「……うん、補習中だったからさ」
『それでも、出てよ』
京子「……結衣、無茶言わないでよ」
『……』
京子「もう、帰るからさ、言いたい事があったら家で……」
『……ほんとは、補習じゃないんでしょ』
京子「……」
ちなつ「……」
京子「……」
今日も明日も、ごゆるりゆるゆり、いつでもマイペースでいきましょう♪
京子「……」ピッ
京子「もしもし……」
『京子、どうして電話に出てくれなかったの』
京子「……うん、補習中だったからさ」
『それでも、出てよ』
京子「……結衣、無茶言わないでよ」
『……』
京子「もう、帰るからさ、言いたい事があったら家で……」
『……ほんとは、補習じゃないんでしょ』
京子「……」
『ほんとは、あかりやちなつちゃん達と、遊んでたんじゃないの?』
京子「……違うよ」
『ほんとう?』
京子「……うん」
『……そっか』
京子「……」
『ごめんね、京子、変なこと言ってごめんね……』
京子「いいよ、別に」
『私の事、嫌いになった?嫌いになったよね?』
京子「嫌いになってないよ……ずっと好きだって言ったじゃん」
京子「……違うよ」
『ほんとう?』
京子「……うん」
『……そっか』
京子「……」
『ごめんね、京子、変なこと言ってごめんね……』
京子「いいよ、別に」
『私の事、嫌いになった?嫌いになったよね?』
京子「嫌いになってないよ……ずっと好きだって言ったじゃん」
『ほんと?ほんとに私の事好き?』
京子「……うん」
『私も、私も京子の事、大好き、大好きだよ……』
京子「ありがと……」
『あはは、両思いだね』
京子「……そだね」
『京子』
京子「ん……?」
『早く帰ってきてね』
京子「……うん」
『私も、私も京子の事、大好き、大好きだよ……』
京子「ありがと……」
『あはは、両思いだね』
京子「……そだね」
『京子』
京子「ん……?」
『早く帰ってきてね』
京子「……」ピッ
あかり「……」
ちなつ「……」
京子「さ、さーて、私はこっちの道だから、あかり、ちなつちゃん、また明日ね?」
あかり「う、うん、また明日……」
ちなつ「……京子先輩」
京子「ん……?」
ちなつ「……今日、うちに泊りに来ます?」
京子「……え?」
ちなつ「その……親戚の家から林檎がたくさん届いたので、食べるかなと思いまして……」
京子「ちなつちゃん……」
ちなつ「あ、あかりちゃんも、来ない?ほら、娯楽部でお泊り会とか久しぶりだし、ね?」
あかり「あ、あかりは別にいいけど……」
ちなつ「はい、あかりちゃんは決定、京子先輩も、ね?いいでしょ?」
あかり「……」
ちなつ「……」
京子「さ、さーて、私はこっちの道だから、あかり、ちなつちゃん、また明日ね?」
あかり「う、うん、また明日……」
ちなつ「……京子先輩」
京子「ん……?」
ちなつ「……今日、うちに泊りに来ます?」
京子「……え?」
ちなつ「その……親戚の家から林檎がたくさん届いたので、食べるかなと思いまして……」
京子「ちなつちゃん……」
ちなつ「あ、あかりちゃんも、来ない?ほら、娯楽部でお泊り会とか久しぶりだし、ね?」
あかり「あ、あかりは別にいいけど……」
ちなつ「はい、あかりちゃんは決定、京子先輩も、ね?いいでしょ?」
京子「……ちなつちゃん、誘ってくれて、ありがとう」
ちなつ「じゃ、じゃあ、来てくれるんですよね?ね?」
京子「……けど、今日も結衣の家に帰らないと」
ちなつ「……!」
京子「結衣が……待ってるからさ」
あかり「京子ちゃん……」
ちなつ「そう……ですか……」
京子「……じゃ、私は行くね」
ちなつ「じゃ、じゃあ、来てくれるんですよね?ね?」
京子「……けど、今日も結衣の家に帰らないと」
ちなつ「……!」
京子「結衣が……待ってるからさ」
あかり「京子ちゃん……」
ちなつ「そう……ですか……」
京子「……じゃ、私は行くね」
~結衣宅~
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
今日も明日も、ごゆるりゆるゆり、いつでもマイペースでいきましょう♪
いまミラクル、迷わずミラクル、愛して咲かせて、満開♪
君と毎日、会えるこの奇跡、大好き思いきり伝えるよ♪
京子「……ただいま」
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
今日も明日も、ごゆるりゆるゆり、いつでもマイペースでいきましょう♪
いまミラクル、迷わずミラクル、愛して咲かせて、満開♪
君と毎日、会えるこの奇跡、大好き思いきり伝えるよ♪
京子「……ただいま」
結衣「……京子、帰ってたの」
京子「うん、今ね」
結衣「……どうして電話出てくれないの」
京子「……家が近かったしさ、直接話した方が早いでしょ」
結衣「……電話、ちゃんと出てよ」
京子「……うん」
結衣「……」
京子「……」
結衣「……京子」
京子「ん……?」
結衣「おトイレ行きたい」
京子「……判った」
京子「うん、今ね」
結衣「……どうして電話出てくれないの」
京子「……家が近かったしさ、直接話した方が早いでしょ」
結衣「……電話、ちゃんと出てよ」
京子「……うん」
結衣「……」
京子「……」
結衣「……京子」
京子「ん……?」
結衣「おトイレ行きたい」
京子「……判った」
携帯の着信曲を変更した翌日
結衣は事故にあった
事故にあって、足が動かなくなった
結衣は事故にあった
事故にあって、足が動かなくなった
その事実を知った直後の結衣は、かなり荒れていた
家族でさえ、手に負えないほどに
けど、私の前でだけは
普段のままの結衣の姿で居てくれた
だから、結衣のお母さんから、結衣のお世話を頼まれた時
私は即座に「はい」と応えた
家族でさえ、手に負えないほどに
けど、私の前でだけは
普段のままの結衣の姿で居てくれた
だから、結衣のお母さんから、結衣のお世話を頼まれた時
私は即座に「はい」と応えた
結衣は最初、私がお世話をすることに難色を示していた
ただの幼馴染にそんな事をさせられないと
けど、私はそんな結衣にこんな答えを返した
「ただの幼馴染じゃないよ、結衣は私にとってもっと大切な人なんだ」
「好きなんだ、結衣の事を、愛してる、だから」
「結衣のお世話をさせてほしい」
私の告白に、結衣は凄く喜んでくれた
「私も愛しているよ」と応えてくれた
私も凄く嬉しかった
ただの幼馴染にそんな事をさせられないと
けど、私はそんな結衣にこんな答えを返した
「ただの幼馴染じゃないよ、結衣は私にとってもっと大切な人なんだ」
「好きなんだ、結衣の事を、愛してる、だから」
「結衣のお世話をさせてほしい」
私の告白に、結衣は凄く喜んでくれた
「私も愛しているよ」と応えてくれた
私も凄く嬉しかった
けど
結衣の態度は少しずつおかしくなってきた
私の事を独占しようとしてくるのだ
私が学校に行ったり、部活の仲間や生徒会の皆と遊んでると
凄く怒るようになったのだ
「私の事を置いて、遊んできたの?」
「私には、もう京子しか居ないのに」
「京子が居ないと、おトイレにも行けないのに」
「京子は私を裏切るの?」
多分、結衣は寂しかったんだと思う
だから、私は謝った
「ごめんね、これからは結衣の事を優先するようにするよ」
結衣の態度は少しずつおかしくなってきた
私の事を独占しようとしてくるのだ
私が学校に行ったり、部活の仲間や生徒会の皆と遊んでると
凄く怒るようになったのだ
「私の事を置いて、遊んできたの?」
「私には、もう京子しか居ないのに」
「京子が居ないと、おトイレにも行けないのに」
「京子は私を裏切るの?」
多分、結衣は寂しかったんだと思う
だから、私は謝った
「ごめんね、これからは結衣の事を優先するようにするよ」
そんなやりとりが何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
繰り返された
そして2カ月が経過した頃には
結衣は、お見舞いに来てくれる娯楽部や生徒会の皆にまで、八つ当たりするようになっていた
「帰って、帰ってよ、京子と私の時間を取らないで」
「私にはその時間しかないんだよ」
「邪魔しないでよ」
何度も
何度も
何度も
何度も
繰り返された
そして2カ月が経過した頃には
結衣は、お見舞いに来てくれる娯楽部や生徒会の皆にまで、八つ当たりするようになっていた
「帰って、帰ってよ、京子と私の時間を取らないで」
「私にはその時間しかないんだよ」
「邪魔しないでよ」
そうして半年が経過した今
娯楽部や生徒会では、結衣の話題は禁句となっていた
みんな、思い出したくないのだろう
運動不足で筋肉が衰えたひょろりとした身体に
目だけは異様に大きく爛々としてこちらを睨みつけて来る
結衣の事を
あんな言葉を吐き散らすほど心が歪んでしまった
結衣の事を
娯楽部や生徒会では、結衣の話題は禁句となっていた
みんな、思い出したくないのだろう
運動不足で筋肉が衰えたひょろりとした身体に
目だけは異様に大きく爛々としてこちらを睨みつけて来る
結衣の事を
あんな言葉を吐き散らすほど心が歪んでしまった
結衣の事を
京子「……はい、オムツ替え終わったよ」
結衣「あぁ……凄くすっきりした、ありがとう、京子……」
京子「じゃあ、ご飯作ってくるね」
結衣「ん、何時もごめんね」
京子「いいんだよ……」
結衣「うん……」
京子「……」トテトテ
結衣「……京子」
京子「ん?」
結衣「……キスして」
結衣「あぁ……凄くすっきりした、ありがとう、京子……」
京子「じゃあ、ご飯作ってくるね」
結衣「ん、何時もごめんね」
京子「いいんだよ……」
結衣「うん……」
京子「……」トテトテ
結衣「……京子」
京子「ん?」
結衣「……キスして」
結衣は、最近、こういう要求を頻繁にするようになってきていた
だから、私は何時ものように、結衣の乾いてカサカサになった唇にキスをした
結衣「……ありがと」
京子「……お礼なんて変だよ、だって、私達……」
結衣「そうだよね、恋人同士なんだし、変だよね……お礼なんて……」
京子「うん……」
だから、私は何時ものように、結衣の乾いてカサカサになった唇にキスをした
結衣「……ありがと」
京子「……お礼なんて変だよ、だって、私達……」
結衣「そうだよね、恋人同士なんだし、変だよね……お礼なんて……」
京子「うん……」
京子「さて、今日は何を作ろう……」
京子「あんまり偏った物だと、結衣がお腹を下しちゃうし……」
京子「繊維をたくさん取らないと……」
京子(でないと、オムツの周りが汚れちゃった時に掃除するのは、私なんだから)
京子「……」
最近、私は結衣への愛情よりも「効率」の事を考える事が増えてきていた
どうすれば効率良く結衣のお世話が出来るのか
なるべく結衣の機嫌を損ねないように
なるべく汚くならないように
なるべく臭くならないように
なるべく結衣から電話がかかってこないように
そればかりを考えるようになってきていた
京子「あんまり偏った物だと、結衣がお腹を下しちゃうし……」
京子「繊維をたくさん取らないと……」
京子(でないと、オムツの周りが汚れちゃった時に掃除するのは、私なんだから)
京子「……」
最近、私は結衣への愛情よりも「効率」の事を考える事が増えてきていた
どうすれば効率良く結衣のお世話が出来るのか
なるべく結衣の機嫌を損ねないように
なるべく汚くならないように
なるべく臭くならないように
なるべく結衣から電話がかかってこないように
そればかりを考えるようになってきていた
京子「はい、結衣、ご飯出来たよ」
結衣「ありがと、京子……ん」
京子「どうかした?」
結衣「……また、野菜ばっかりだね」
京子「あ……うん、お医者さんから、こういう料理の方がいいって聞いてるから」
結衣「……たまには、お肉をいっぱい食べたいなあ」
京子(お肉沢山食べると、排泄の時に臭いからやだ)
京子「……今度、作ってあげるね」
結衣「うん、宜しくね……楽しみだなあ」
結衣「ありがと、京子……ん」
京子「どうかした?」
結衣「……また、野菜ばっかりだね」
京子「あ……うん、お医者さんから、こういう料理の方がいいって聞いてるから」
結衣「……たまには、お肉をいっぱい食べたいなあ」
京子(お肉沢山食べると、排泄の時に臭いからやだ)
京子「……今度、作ってあげるね」
結衣「うん、宜しくね……楽しみだなあ」
結衣「んー……おなかいっぱい……」
京子「お粗末さまでした」
結衣「うん、もう下げてもいいよ、京子」
京子「……」カチャカチャ
京子(あとは、結衣の身体を拭いてあげたら、解放される)
京子(そうしたら、お風呂に入って、漫画でも読んで、ゆっくりしよう)
京子「お粗末さまでした」
結衣「うん、もう下げてもいいよ、京子」
京子「……」カチャカチャ
京子(あとは、結衣の身体を拭いてあげたら、解放される)
京子(そうしたら、お風呂に入って、漫画でも読んで、ゆっくりしよう)
結衣のパジャマを脱がせて、タオルで拭いてあげると
結衣の機嫌は少し良くなる
けど……結衣の身体は、本当に痩せてしまっている
ガリガリのガリ子さんだ
まあ、そんな事は結衣には絶対に言えないけど
しょうじき、力を入れ過ぎると折れてしまいそうで、怖い
結衣「……京子」
京子「あ、ごめん、擦るの強すぎたかな?」
結衣「ううん、気持ちいいよ……京子」スリッ
京子「……」
私の手に頬擦りする結衣を見て
私は嫌な想像をしてしまった
京子(まるで、生者にしがみつく亡者だよね)
結衣の機嫌は少し良くなる
けど……結衣の身体は、本当に痩せてしまっている
ガリガリのガリ子さんだ
まあ、そんな事は結衣には絶対に言えないけど
しょうじき、力を入れ過ぎると折れてしまいそうで、怖い
結衣「……京子」
京子「あ、ごめん、擦るの強すぎたかな?」
結衣「ううん、気持ちいいよ……京子」スリッ
京子「……」
私の手に頬擦りする結衣を見て
私は嫌な想像をしてしまった
京子(まるで、生者にしがみつく亡者だよね)
~お風呂~
ジャバー
京子「ふー……」
京子「生き返るなあ……」
京子「……」ブクブクブク
京子(はぁ……)
京子(このまま、寝ちゃいたい……)
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
ジャバー
京子「ふー……」
京子「生き返るなあ……」
京子「……」ブクブクブク
京子(はぁ……)
京子(このまま、寝ちゃいたい……)
いつもミラクル、信じてミラクル、心は晴れ晴れ満開♪
京子「……」
今日も明日も、ごゆるりゆるゆり、いつでもマイペースでいきましょう♪
京子「はぁ……」ザバー
京子「……」ペタペタ
ガラッ
今日も明日も、ごゆるりゆるゆり、いつでもマイペースでいきましょう♪
京子「はぁ……」ザバー
京子「……」ペタペタ
ガラッ
足が全く歩けない状態になっても、
普通は車椅子か何か使って学校には通うんじゃなかろうか
義務教育だし
普通は車椅子か何か使って学校には通うんじゃなかろうか
義務教育だし
京子「結衣ー、どうかしたのー?」
結衣「うん、ちょっとテレビのチャンネル変えてほしいなって」
京子「……」トコトコ
ピッピッピッ
結衣「あ、ストップ、そのチャンネル」
京子「……」
結衣「京子も、一緒に見ようよ、このアニメ、面白いよ?」
京子「……結衣」
結衣「ん?」
京子「私、まだお風呂入ってる途中だから」
結衣「あ、そっか……じゃあ、もう戻ってくれていいよ」
結衣「うん、ちょっとテレビのチャンネル変えてほしいなって」
京子「……」トコトコ
ピッピッピッ
結衣「あ、ストップ、そのチャンネル」
京子「……」
結衣「京子も、一緒に見ようよ、このアニメ、面白いよ?」
京子「……結衣」
結衣「ん?」
京子「私、まだお風呂入ってる途中だから」
結衣「あ、そっか……じゃあ、もう戻ってくれていいよ」
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