勇者「え、いや、でも・・・」

王様「いいから行ってこいよ。あ？」

勇者「・・・」

文章拙すぎやろｗ

ドラクエ３か

勇者「でも120Gとかじゃ・・・」

王様「棍棒でも買えよ」

勇者「・・・」

武器屋「ﾗｯｼｪｰﾗｯｼｪｰ」

勇者「あ、剣がある」

武器屋「銅の剣？　180Gだよ！」

勇者「高い・・・」

武器屋「あ？　金ないの？　じゃあよそ行ってくんな」

勇者「・・・」

勇者ソス

勇者「うう、丸裸でどうしろと・・・」

スライム「ヨォ」

勇者「あ、モンスターだ」

・・・・・・

王様「おう、もう一回行ってこいや。な？」

勇者「・・・」

勇者「あの・・・」

王様「何？」

勇者「お金が半分になってるんですけど」

王様「お前をここまで運んだの誰？　まさかボランティアとか思ってないだろうな？」

勇者「もうこんぼうも買えない・・・」

勇者「結局たけざおと布の服だけ・・・」

勇者「あ、スライム」

・・・・・・

勇者「な、何とか勝った・・・」

勇者「あれ、お金落ちてる」

勇者「しょうがない。少しずつ貯めていくか」

勇者「2匹倒してギリギリか・・・」

勇者「宿に泊まろう」

宿屋「3Gだよ」

勇者「えーと、2匹倒して4Gタカって、3G支払うのか」

勇者「銅の剣まで180匹か・・・」

たけざおなんてあったっけか　記憶にない

DQ1にあったような

半年後

勇者「これで180匹！」

勇者「何か達成感あるな」

勇者「なれるとたけざおも結構強いな」

勇者「・・・あれ、１８０匹って何で倒してたんだっけ？」

面白そうだから続けて

半年もスライム狩ってたら
王様キれるわ

勇者って何人ぐらい派遣されてんだろうな

1日1匹しか狩れてねーのかよ

勇者「そういえばラダトームのガキが北の方に町があるっていってたな」

勇者「こんなせちがらい町さっさと離れよう」

勇者「砂漠の真ん中に洞窟がある・・・」

勇者「いくらなんでもあやしすぎだろ。行かね」

勇者「で、海沿いを西に行くのか」

勇者「お、あったあった」

勇者「あれ、何か黒いローブ着たおっさんがいる」

魔法使い「ギラ」

王様「半年も何やってたか知らんけど、もう一回行ってこいや」

勇者「（お金が半分に！）」

勇者「ちょっと冷静になろう」

勇者「今の所持金は100G」

勇者「一応体力はホイミがあるとして」

勇者「やっぱりたけざおだとダメなんだよ」

勇者「一応ギラも何発か受けられるから、とりあえず武器だな」

勇者「スライムが1G、ベスが2G、ドラキーが2Gか」

勇者「スライムなら80匹、それ以外なら40匹ってとこか」

勇者「こいつらくらいなら1撃で倒せるからなちょっと頑張ってみるか」

武器屋「あ、あんときのにーちゃんか。銅の剣買えるようになったんだ」

勇者「ええ、おかげさまで」

武器屋「ほらよ。じゃあたけざおは5Gで引き取ってやるよ」

勇者「え、半額？」

武器屋「何か文句あっか？」

勇者「いや、それでいいです・・・」

勇者「銅の剣つっぇええええええええええええええーーーーーーーーーーー！！！！！」

勇者「オラァ！」

ゴーストを倒した！　4Gを手に入れた！
魔法使いをたおした！　10Gを手に入れた！

勇者「いいいいいいいいいやほおおおおおおおおおおおおおおおおう」

勇者「なんだよこいつら金持ってんじゃんよー」

勇者「おらー！　黒いやつこいやー！　10Gよこさんかーい！」

勇者可愛いよ

大さそりでギラ使えず絶望するか
がいこつに泣かされるパターン

次は防具だな

勇者「ガライの町って小さいなぁ」

勇者「でも一応武器屋は覗いて見るか」

武器屋「お、お客？　いらっしゃい」

勇者「鉄の武器がある・・・」

武器屋「おう、うちから鉄の斧に鉄の鎧、鉄の盾まで揃ってるよ」

勇者「いいなぁ」

武器屋「あんたもそんなラフな格好やめてさ、鎧買ったら？」

勇者「え、でも、お高いんでしょう？」

武器屋「ああ、鉄の鎧なら1000Gだよ」

勇者「うう、やっぱり」

武器屋「大丈夫。あんたみたいな金がない人のためにもう1ついいのがあるから」

勇者「え、何それ」

武器屋「ほらコレ。鎖かたびら。鉄を縫い合わせてるんだよ」

勇者「へぇ、で、これっておいくら？」

武器屋「おんなじ鉄製でなんと300G！」

勇者「え、そんなんでいいの？」

武器屋「いいって、ことよ。ほら、さっさとそのボロっちい服脱ぎな。10Gで買ってやるよ」

勇者「え、ほんとにいいんですか？」

武器屋「いいってことよ。そのかわりまた金貯めて鉄の鎧買ってくれな」

勇者「わかりました。ありがとう」

テラブラック王国ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

勇者「やばい。あの武器屋のおっさんマジで良い人だった」

勇者「でも1000Gか」

勇者「買いますって約束したからなぁ。やっぱり買いたいな」

勇者「魔法使い100人か」

勇者「100人斬りか・・・悪くないな」

3ヶ月後

勇者「これで100人」

勇者「長かった・・・」

勇者「途中のゴーストとかドラキーとかちょっとウザかったけど」

勇者「おれ、やったよ。魔法使い100人斬ったよ」

勇者「・・・なんで100人も斬ったんだっけ？」

やべぇこのモチベーチョンでもっかいやってこよう

期待

武器屋「お、にーちゃんまたきたの？」

勇者「約束通り鉄の鎧を買いにきました」

武器屋「お、今どき珍しいにーちゃんだな。気に入ったよ」

勇者「あ、どうも」

武器屋「はい、鉄の鎧。それと金あんなら斧も買っていってよ」

勇者「斧ですか？」

武器屋「どうせそんな銅のなまくらじゃ切るってか叩いてるのが現実でしょ？」

勇者「ええ、まあ、確かに」

武器屋「だったら斧のほうが叩きやすいって。ホラ、重量もあるし」

勇者「でも重たくない？」

武器屋「大丈夫大丈夫、あんた8個までなら何でも持てるから」

勇者「そんなもんですか」

武器屋「そんなもんだって。ほら、そのなまくら捨てな90Gで引き取ってやるよ」

勇者「あ、どうも」

武器屋「ついでに鉄の盾も買うかい？」

勇者「いやあ、そこまでは余裕が・・・」

どんな防具よりも先に盾を買うのがRPGの基本だろｊｋ

武器屋「いやいや、あんたの出で立ちなら鎧に斧に盾がないと」

勇者「で、でも斧って両手で持つんじゃ・・・」

武器屋「大丈夫大丈夫、あんたなら斧でも槍でも片手で持てるから」

勇者「うーん、でも、お高いんでしょう？」

武器屋「鉄の盾なら800Gだね」

勇者「えー、高いなぁ」

武器屋「あのな、盾ってのは保険なんだよ」

勇者「保険、ですか」

武器屋「そうそう。いざというときに役に立つ。そんなもんだ」

勇者「はあ」

武器屋「そもそも装備にかける金は志に比例するんだよ」

勇者「そ、そんなもんですか」

武器屋「あったりまえだろ。ピクニック気分の装備で危険なところに行けるか？」

勇者「そう言われればそうかも・・・」

武器屋「な、だから盾も買っときなって」

勇者「はぁ、そういうなら、じゃあ盾も」

武器屋「はいよ、まいどありー」

勇者「なんかうまいこと買わされた感じがするけど・・・」

勇者「でも、ちょっとは勇者らしくなったかな。えへへ」

勇者「そういえばこの街って、昔語りって言ってたけど」

勇者「語ってたのはガライって人が町を作ったことくらいだったな」

勇者「まあ、何もない村に尾ひれつけたプロモーションなんだろ」

勇者「じゃあ、姫さんがさらわれたっていう東の方にでも行ってみるか」

勇者「周りは森か。とりあえず平地をずっと進んでみるかな」

勇者「あ、さそり」

勇者「おお、さすが斧。外骨格も真っ二つだ」

勇者「やっぱり斧はいいなぁ」

さるよけ

勇者「マイラって温泉街なのか」

勇者「それにしてものどかだなぁ」

娘「ここは露天風呂でございまーす」

勇者「あ、そうですか」

娘「効用はリュウマチでございまーす」

勇者「やっぱり語尾を伸ばす女の人って苦手だなぁ・・・」

ホイミ！

勇者「こんなのどかな村にすごい鎧が・・・」

武器屋「にーちゃん、鋼に興味があんの？」

勇者「え、ええと、その、すごいなぁって」

武器屋「だろ？　特注品だからな」

勇者「へぇ。鋼っていうんですか」

武器屋「おう。たぶんそこらへんの金属じゃ歯がたたんだろうな」

勇者「鉄も？」

武器屋「鉄なんてブリキの玩具みてーなもんだな」

勇者「へぇ」

クリアしてもう一回言われてるのかと思ったら死に続けたのかｗ

勇者「3000Gもするのか・・・」

勇者「鋼だしなぁ」

勇者「鋼かぁ」

勇者「あ、がいこつ」

・・・

勇者「がいこつくらいなら斧でいいんだよなぁ」

勇者「あ、がいこつのくせに24Gも持ってた」

勇者「がいこつなら、ええと、125匹か・・・」

勇者「こんだけ倒したらスカルハンターくらい名乗ってもいいかな」

なんという努力と苦労

武器屋「へぇ、がいこつ倒して3000G貯めたの？　やるねぇ、にーちゃん」

勇者「ええ、まあ」

武器屋「あんたに使ってもらうならこいつも喜ぶだろうな。ほらよ」

勇者「うわ、重い」

武器屋「そりゃ鋼だからな。そのブリキなら500Gで引き取ってやるよ」

勇者「あ、どうも」

武器屋「うちでも鉄は売ってるけど、やっぱ鉄より鋼だね」

勇者「そうですか」

武器屋「ま、使ってみたらわかるって。まいどあり」

勇者「南に行ったら町があるみたいだけど」

勇者「南はもっと危ないモンスターが出るのか」

勇者「そんなとこ住むなよ・・・ったく」

勇者「でもカギ売ってるって言ってたな」

勇者「確か一番最初に閉じ込められたときに1回使ったけど」

勇者「あれならたしかに使い勝手はいいかも」

勇者「どうくつかぁ」

勇者「レミーラ！」

勇者「うわ、一本道だ」

勇者「となりになんかあるけど」

勇者「気になるなぁ」

勇者「行ってみようかなぁ」

ドラゴンがあらわれた！　コマンド？

勇者「いや、コマンドって言われても！」

王様「お、何か格好が変わったな。ま、いいや。もう一回行ってこいよ」

勇者「・・・」