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    元スレP「新人アイドルたちも増えてきたよなぁ……」

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    451 = 239 :


    452 = 238 :

    久井「……趣味は仕事。恋愛なんて興味はない」

    久井「すべては、プロダクションのため、事務所のため……」

    久井「……アイドルでだってそうふるまうつもりなのに、なんでこんなに素直になれないのかしら」

    久井「無駄に年をとったせい? なんて……ふっ、独り言が多いのも年のせいよね」

    久井「……もっと普通のOLでもしていたら、素直になれたのかしら?」

    久井「なんて、ね……仕事をするのが私のすべてだったはずなのに。昔の私を否定してる?」

    久井「……ありえないわ。 私が私を否定するなんて、ね」

    453 :

    >>423
    ありさてんてーこんなに胸大きくないような

    454 = 259 :

    わくわくさんとTGAはもっと注目されても良いと思う

    455 = 238 :

    P「……はぁ、和久井さん怒らせちゃったかなぁ……」

    P「そもそもデビューの時からずっとこんな感じだし……俺って間が悪いのかなぁ」

    P「仕事が趣味ってぐらい打ち込んでのにクビになった人にその日のうちに『アイドルにならないか?』とか」

    P「空気が読めないっていうことなのかなぁ……あぁ、憂鬱になってきた……」

    P「でもやっぱり和久井さんすごいよなぁ、仕事は完璧にこなしてくれるし。フォローも絶妙だし」

    P「元秘書って言ってたけど、やっぱり仕事のできる女性って感じだもんな」

    P「ただ、本心からいってるのにお世辞だって思われてまともに受け取ってもらえないのは辛いなぁ……」

    P「……あぁ、あの時。アイドルとして声かけてなかったら……女性として声をかけてたらよかったのか……」

    P「アイドルとしてじゃなく、和久井さんを独占できたのかもしれないのに……なんて。プロデューサー失格だな」

    456 = 390 :

    「時を止める?修羅を率いる?万象、宇宙の星を操り、永劫の回帰を繰り返す?」

    「なんだそれは?なんなのだ?なぜそんなに小賢しい?」

    「弱いから、つまらぬから、物珍しげな設定をひねり出して、頭が良いとでも思わせたいのか?」

    「せせこましい、狡すからい。理屈臭く概念概念、意味や現象がどうだのと、呆れて我は物も言えぬわ。それで貴様ら、卵を立てたような気にでもなっておるのか。」

    「能力の相性?馬鹿臭い。力を使う際の危険要素?阿呆か貴様ら。」

    「質量の桁が違えば相性などに意味はなく、使用に危険を伴う力なぞは単なる使えぬ欠陥品だ。少し考えれば稚児であろうと分かることを、己の矮小さを正当化するためにみっともなく誤魔化しておる。」

    「やりよう次第で、弱者であっても強者を斃せるとでも言うように。そのほうが、さも高尚な戦であるかのように演出して悦に入る。」

    「嘆かわしい。くだらない。なんと女々しい。男の王道とは程遠い。」
     
    「絶望が足りぬ。怒りが足りぬ。強さにかける想いが純粋に雑魚よ。貴様らのごとき、小理屈をこねる輩が横溢するようになって以来、圧倒的というものがとんと見当たらなくなってしまった」

    「ゆえに波旬(われ)が生まれ、太極(てん)を握った。徹頭徹尾最強無敵。誰であろうと滅尽滅相――」

    「力、ただ力!この不愉快な塵めらを跡形残らず消し飛ばす力が欲しい。波旬(われ)の宇宙(カラダ)は波旬(われ)だけのものであろうがよ!」

    「ゆえに特殊な理など何も要らん。必要ないのだ白けるわ!」

    「これをつまらんと思うなら、それはそやつがつまらんのだ。能無しどもが、熊を素手で撲殺する程度の膂力もない分際で、際物めいた一芸さえあれば山をも崩せると迷妄に耽りおる」

    「救い難い無知蒙昧。恥を知らぬ滓の群れども。要らぬ要らぬ、実に目障り!汚らわしいのだ我に触れるな」

    459 = 238 :

    久井「おはよう、プロデューサー君」

    P「あぁ、おはようございます和久井さん」

    久井「そういえば来週の仕事のことだけど……昨日チェックしなおしたらここ、大丈夫なのかしら?」

    P「え? あっ……ダブルブッキング!? すいません雑誌のインタビューのお仕事の時間ずらしてもらいます!」

    久井「やれやれ……お願いだから、自分の仕事に専念させてくださいね?」

    P「めんぼくない……本当に和久井さんは頼りになりますね。素敵です」

    久井「誰にだって軽口叩くのはいただけないわよ? ほら、出ましょう」

    P「……本心、なんですけれどね」ボソッ

    久井「……勘違い、しちゃうじゃない」ボソッ

    P「……今なにか?」

    久井「いいえ。君こそ何か言わなかった?」

    P「……いえ、なにも。いきましょうか」

    460 = 238 :

    >>456
    全部蘭子がいってるって思ったら途端にかわいらしく思えてきた不思議
    訳考えてる場合じゃなかったちょっと待って

    461 :

    ひどい誤爆を見た

    462 = 246 :

    次の蘭子ちゃんSSでは>>456が使われるな

    463 = 266 :

    >>456
    俺もてっきり蘭子かと・・・・・・

    464 = 238 :

    久井「……はぁ」

    P「……珍しいですね、和久井さんがあんな単純なミスをするなんて」

    久井「体調管理はしっかりしているつもりだったのだけどね……若くない、ってことかしら?」

    P「そんなことないです! 和久井さんは魅力的な女性ですよ」

    久井「……どうだか。今だって若い子達が次々デビューしているわ。世間も若いほうがいいってことでしょう?」

    P「それでも、俺にとっての一番は和久井さんです!」

    久井「……はぁ、アイドルを励ますプロデューサーの言葉じゃないわよ? もう少しマシな文句を」

    P「違います。これは本心です!」

    久井「……なにを言ってるの?」

    465 = 238 :

    P「俺、もう限界です。あなたをアイドルとしてトップにしてみせるっていいましたけど!」

    久井「……契約破棄ってことかしら? 私はキチンと仕事をこなしてみせたはずだけど?」

    P「違います、そうじゃなくて……いえ、そういうことなのかもしれませんけれど」

    久井「そう……この年でまた失業っていうのは勘弁してほしいのだけど……秘書ぐらいにはしてもらえないかしら?」

    P「いえ。和久井さんが辞める必要はないんです。これから話す俺の言葉を聞いてさえくれれば」

    久井「……私に口を出されすぎて自信でもなくしたの? それならなおさら辞める必要なんて」


    P「好きなんです」

    久井「……え?」

    P「和久井さんのことが……どうしようもないぐらい、女性として。好きになってしまったんです」

    466 = 239 :


    467 = 238 :

    久井「……正気?」

    P「えぇ、正気ですよ。ずっとお世辞だと思われてたみたいですけれど……あれは本心です」

    久井「私は仕事だけに生きてきた、面白くもかわいくもない女よ?」

    P「そんなことありません。仕事に対して真摯でありながら細かなことにまで気づいてくれました」

    久井「仕事だけなら、慣れているからね。 私の唯一のとりえよ」

    P「いいえ、アイドルの仕事の中でふと見せる自然な表情は……本当に魅力的だったんです」

    久井「……プロデューサーの立場からアイドルへの恋愛なんて許されないことよ?」

    P「えぇ、ですから和久井さんが辞める必要はないです。 これは一方的な感情をぶつけているだけで」

    P「明日から離れてくださってかまいません。ヒいてもらってかまいません。ただ、抑えられなかったんです」

    468 = 238 :

    久井「……本当に、君は変なプロデューサーだよね」

    P「すいません、気持ち悪かったですよね……辞めろというのなら代わりを探す間だけでもどうか」

    久井「変なアイドルには変なプロデューサーがつくってことかな? 変なのが私だけじゃないとは思わなかったよ」

    P「……え?」

    久井「要領を得ないなぁ。私も君のことが好きだよっていってるのよ?」

    P「え、えぇぇぇ!?」

    久井「……もう少し、素直に接したかったのだけれど。私は仕事以外知らない女だから」

    469 = 239 :


    470 = 238 :

    久井「私。元秘書っていうのは話したわよね?」

    P「えぇ、最初に聞かせてもらいました……その、仕事が恋人であり趣味でもあったと」

    久井「……私はね、元961プロ社長秘書よ」

    P「ええぇぇぇぇ!?」

    久井「驚いた? だから、アイドルのプロデュースのことだって多少なら分かっているつもりよ?」

    P「た、確かに頼りになりましたけど……それで?」

    久井「まぁ、つまらないミスからクビになってしまったのだけれど……そこであったのがあなた」

    P「……空気の読めない男でしたね」

    久井「そうね、その通りだとは思うわ……でも、感謝もしてるのよ?」

    P「え?」

    久井「趣味と恋人を同時に奪われて……先が見えなくてね。ヘタしたらあのまま死のうとしてたかもしれないもの」

    471 = 239 :


    472 = 238 :

    P「でも……その、俺が誘った時はそんなふうには見えなかったんですけれど」

    久井「まぁ、元一流プロダクションの社長秘書が聞いたこともない事務所にその日のうちにスカウトよ?」

    久井「ヤケにもなるわよ。 それでスケジュール管理を確認してみればグチャグチャ」

    久井「仕事があるって思ったら燃えてきてね。習慣って怖いわね?」

    P「……今ではおかげさまでマシになりましたけれど。でもそれがなんで」

    久井「最初はただのヤケ。次はヒマつぶし……いつからかしら。あなたのことを信頼してたのは」

    P「俺はなにもできてなんて……」

    久井「そうね。今日だって担当アイドルにスケジュールをチェックされる始末ですもの」

    P「……すいません」

    久井「……なぜかしら、私の知っているプロデューサーと違うあなたのことを特別に思うようになってしまったのは」

    473 = 239 :


    474 = 238 :

    P「俺なんてただ無能なだけで……」

    久井「そうね。あなたは私の知っているプロデューサーって職業からははるかに離れてた」

    P「……そう、ですよね?」

    久井「でも……それでも。君のような人にもっと早く出会えていたら……なんてね」

    P「お、俺なんかが出会ってたとしてもなにも変えられなんてしませんよ……」

    久井「……なによ。思ったことを口にしただけなのに、そんなに変?」

    P「変じゃないですけれど。でも俺なんかができることなんて」

    久井「……あなたが私を変えるじゃない。私自身が変われるかもしれないと思ったのよ」

    P「……え?」

    久井「仕事だけを見ている、私じゃなくてもっと別の私になれたんじゃないかなってね?」

    476 = 239 :


    477 = 238 :

    久井「少なくとも、今だってこれまでの私とは違う私になってると思う」

    P「……そう、ですか?」

    久井「えぇ。仕事よりも大切かもしれないって思うものがあるなんて初めてだもの」

    P「何故、俺なんです?」

    久井「私に声をかけてくれたから……なのかしら。わからないのよ」

    P「……俺でいいんですか?」

    久井「あなたでいいんじゃない、あなたがいいのよ」

    P「でも俺じゃあ和久井さんの魅力を引き出しきれるかなんて、んむっ!?」チュッ

    久井「……アイドルのキスでも、仕事のキスでもない。私の、和久井留美のキス」

    久井「はじめてよ。私が優先させたいんじゃなく、私を優先させたいって思うことがあるだなんて。生まれ変わったみたい」

    久井「……あなたのせいで私の第二の人生が始まったのよ。……いいの。後悔してるわけじゃないわ。一緒に歩んでくれるんでしょ?」

    P「……俺、がんばります。和久井さんを後悔させたりなんかしません」

    久井「……頼りにしてるわ。P君?」



    おわり

    479 = 238 :

    すまねぇ、愛が重いクール組は難しいわ……
    長いしダレたし日付変わるし帰ってもいい? あとはまたヒマな人が書いてくれれば嬉しいなって

    480 :

    よくがんばったとほめてやりたいブロリーです

    481 :

    東郷あい「君もスミに置けない男のようだねえ」

    P「はい?」

    あい「おや、まさか何のことかわからない、何て言わないだろうねえ」

    あい「ほら――その襟にベットリ付いてる口紅の痕」

    あい「一体、誰に付けて貰ったのかな――私という女がいながら」

    あい「ねえ……教えて、欲しいのだけれど」

    理嘉(初めて口紅塗ったからイタズラしてみたらスゴイことになっちゃった……)


    みたいな話ありませんか

    482 :

    >>479
    お前が残ってくれるとそれはとってもうれしいなって

    483 = 481 :

    理嘉じゃなくて莉嘉だった

    484 :

    >>476
    テンション高えなおいw

    485 :

    >>479
    乙乙
    >>481
    期待

    486 :

    >>481
    無ければ書くのがクレクレだ

    487 :

    まだ残ってたか④

    488 :

    あげ

    489 :

    ふむ

    490 :

    美嘉杏の人も続き書いていいのよ?

    491 = 486 :

    蘭子「時を止める?修羅を率いる?万象、宇宙の星を操り、永劫の回帰を繰り返す?」(周りにはすごい個性を持った人がいっぱいいます)

    蘭子「なんだそれは?なんなのだ?なぜそんなに小賢しい?」(でも、だからって特徴がなきゃいけないわけありません!)

    蘭子「弱いから、つまらぬから、物珍しげな設定をひねり出して、頭が良いとでも思わせたいのか?」(個性がなきゃアイドルになれないなんてわけがないんです!)

    蘭子「せせこましい、狡すからい。理屈臭く概念概念、意味や現象がどうだのと、呆れて我は物も言えぬわ。それで貴様ら、卵を立てたような気にでもなっておるのか」(言い訳をして、諦めたフリでもしてるんじゃないですか?)

    蘭子「能力の相性?馬鹿臭い。力を使う際の危険要素?阿呆か貴様ら」(体調不良とか、負けてもいい理由を探しているんじゃないですか?)

    蘭子「質量の桁が違えば相性などに意味はなく、使用に危険を伴う力なぞは単なる使えぬ欠陥品だ。少し考えれば稚児であろうと分かることを、己の矮小さを正当化するためにみっともなく誤魔化しておる」(そんなものより大切なものがあるってわすれてるんじゃないですか?)

    蘭子「やりよう次第で、弱者であっても強者を斃せるとでも言うように。そのほうが、さも高尚な戦であるかのように演出して悦に入る」(あなたがアイドルになる理由はそんなちっぽけなんですか?)

    蘭子「嘆かわしい。くだらない。なんと女々しい。男の王道とは程遠い」(なりたかったんですよね? トップアイドルに!)
     
    蘭子「絶望が足りぬ。怒りが足りぬ。強さにかける想いが純粋に雑魚よ。貴様らのごとき、小理屈をこねる輩が横溢するようになって以来、圧倒的というものがとんと見当たらなくなってしまった」(なりたかったものになろうとするのを諦めるっていうんですか?)

    蘭子「ゆえに波旬(われ)が生まれ、太極(てん)を握った。徹頭徹尾最強無敵。誰であろうと滅尽滅相――」(……私が、トップアイドルになっちゃいますよ?)

    蘭子「力、ただ力!この不愉快な塵めらを跡形残らず消し飛ばす力が欲しい。波旬(われ)の宇宙(カラダ)は波旬(われ)だけのものであろうがよ!」(たとえ相手が誰でも、私は容赦しません)

    蘭子「ゆえに特殊な理など何も要らん。必要ないのだ白けるわ!」(思い出してください。最初にアイドルを目指した理由を!)

    蘭子「これをつまらんと思うなら、それはそやつがつまらんのだ。能無しどもが、熊を素手で撲殺する程度の膂力もない分際で、際物めいた一芸さえあれば山をも崩せると迷妄に耽りおる」(あなたは、特徴よりも大切なものをもってます!)

    蘭子「救い難い無知蒙昧。恥を知らぬ滓の群れども。要らぬ要らぬ、実に目障り!汚らわしいのだ我に触れるな」(さぁ、たちなおってください、島村さん!)

    卯月「長い、3行で」

    492 = 489 :

    さすがにもういないか

    493 = 489 :

    かと思ったら始まってた
    てかさっきの誤爆www

    494 = 486 :

    一発ネタだバーロー
    誰か書かないのか

    495 = 489 :

    だれか

    496 = 481 :

    P「え?……あ、本当だ」

    あい「おや、まさかシラを切るつもり? 男らしくないな」

    P「いや、本当に心当たりが無いんですって」

    あい「ふうん……」ジィー…

    P「うう……」タラー

    あい「つまり君は、誰かが君の知らない間に、こっそり内緒でシャツにキスマークを残していったと……そう言うわけだね?」

    P「はい……本当に心当たりないです」


    あい「ふむ……」ジィー…

    P「……」ダラダラ


    莉嘉(どうしよう、スゴく出づらい雰囲気……)

    497 :

    もうおわりか

    498 = 497 :

    きた!がんばれ!


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