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元スレほむら「この居候ショタ宇宙人」 QB「酷い言われようだなぁ」
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少女「今日もいい天気だなぁ」
「やぁ」
少女「えっ?私?」
「そう、キミだよ」サッ
少女「わっ……!」
少女(いきなり目の前に白い髪の小さな男の子が……)
少女(小さいけど、なんだか……)
少女「何か私に用ですか……?」
「うん。実は君にお願いがあってきたんだ」
少女「お願い……?」
「そう」
「キミには、魔法少女になる素質がある」
少女「魔法少女……?」
「そう、君にはそれになる資格がある」
「キミほどなら凄い魔法少女になれるかもしれない」ニコッ
少女「わぁ……」ドキ
「だから僕と契約して、魔法少女になってほしいんぎゅっぷい!」ガシッ!
少女「えっ?」
ほむら「……何をしているのかしら?」グググ
QB「どうもこうも……契約に決まってるじゃないか……」ギリギリギリ
ほむら「それは私の家に住まなくてもいいという意思表示?」
QB「いやいや、でも……」
ほむら「デモも暴動もないわ。それが嫌なら今すぐ手を引くことね」
ほむら「帰るわよ」グイッ
QB「わ……わかったから離してくれよ」ズルズルズル
少女「………」ポカーン
前スレ
http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1334981109/
ほむら(こいつがこのショタボーイになってから結構経った)
QB「………」ズルズル
ほむら(幾度か通信とかしてたみたいだけど)
QB「ほむ゙ら゙ー……」ズルズル
ほむら(依然として変化はなし……)
QB「ゔぁー……」ズルズル
ほむら(いつまで居座る気なのかしら?)
http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1334981109/
ほむら(こいつがこのショタボーイになってから結構経った)
QB「………」ズルズル
ほむら(幾度か通信とかしてたみたいだけど)
QB「ほむ゙ら゙ー……」ズルズル
ほむら(依然として変化はなし……)
QB「ゔぁー……」ズルズル
ほむら(いつまで居座る気なのかしら?)
ほむほーむ
ほむら「で、どうなっているの?」
QB「なんのことだい?」
ほむら「あなた、全然元に戻る気配ないじゃないの」
ほむら「いつまでうちに居座る気?」
QB「何とも言えないよ」
QB「それよりご飯はまだなのかい?」
ほむら「はぁ……今作ってるわよ」
ジュートントン…
ほむら(人間の形をした試作個体)
ほむら(それに参加してしまったことで人間同様の生活を余儀なくされたキュゥベえ)
ほむら(まぁ、私にもその原因の一つなのだけど……)
ほむら「キュゥベえ、ご飯で来たから持っていってちょうだい」
QB「わかったよ」
ほむら「………」ホムホム
QB「………」キュプキュプ
QB「そういえばほむら」
ほむら「なにかしら?」
QB「まどかから聞いたんだけど」
QB「近々長期連休があるそうだね?」
ほむら「ゴールデンウィーク?まだまだ先よ」
QB「そうなのか」
ほむら「それがどうかしたの?」
QB「……いや、なんでもないよ」
ほむら「そう」
ほむら「………」ホムホム…
ほむら「ごちそうさま」
QB「相変わらず食が細いね」
ほむら「同じくらいの量しか食べてない人に言われたくないわ」
翌日 通学路
まどか「ほむらちゃん、おはよう!」
さやか「おっすほむら」
ほむら「おはよう、まどか、美樹さやか」
QB「やぁ二人とも」
まどか「あ、キュゥベえもおはよう」
さやか「相変わらずの見慣れなさだなぁ、この光景は」
学校
先生「で、ここがこうなってー」
まどか「ふぁ……」
さやか「まどかぁ、あくび抑えないと当てられるよ」
まどか「わっ、そうだったね……」
さやか「眠いのもわかるけどね」
さやか「そんなあたしたちに比べて、あの優等生さんは……」
ほむら「………」カキカキ
QB「………」ジー
さやか「……やっぱ見慣れん」
まどか「ほむらちゃんの机覗きこんで、いぬさんみたいだね」
ほむら「………」カキカキ
QB「………」パタパタ
ほむら『ねぇ……』
QB「ん?わからないところでもあったのかい?」パタパタ
ほむら『そのシッポ、どうにかならないの?』
QB「別に他の人には見えてないから大丈夫だろう?」パタ…
ほむら『私が気になるのよ』
QB「一部の人間は、動物の一部分に興味を示すことが多々あるそうだ」
QB「君の場合は、僕のシッポなのかい?」
ほむら『そういう意味じゃないの』
ほむら『物が何であれ、視界の隅で何かが動いてたら気にならざるを得ないでしょう?』
ほむら『今は授業中、少し押さえてちょうだい』
QB「そうだったのか」
QB「ごめんよ、ほむら……」
ほむら「………」
先生「……えーと、それじゃあこの問題を」
先生「暁美、お前に答えてもらおう」
ほむら「……!」ビク!
ほむら「は……はい」
ほむら(しまったわ……。こいつに構ってたせいで終わってない)
ほむら(今から特なんて到底―――)
ほむら「……!」
ほむら「……X=4です」
先生「そうだ」
先生「式の過程としては……」
ほむら「……ふぅ」
QB「ギリギリ間に合ったようだね」
ほむら『……ええ、あなたが教えてくれたおかげでね』
ほむら『全く、ヒヤッとしたわよ』
QB「なんだい?あまりうれしそうじゃないみたいだけど」
ほむら『はぁ……少し黙っててちょうだい』
QB「……?」
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http://vipquality.sakura.ne.jp/town/start.htm
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キーンコーンカーンコーン
ほむら「次の時間は……」
さやか「ほーむーらーっ!」ダキッ
ほむら「……何のつもりかしら?」
さやか「いやいや、ちょーっとね」
さやか「どうも今日のほむらさんは調子が悪いみたいなんで癒してあげようかと」
さやか「ほむらが当てられて即答できなかったのは珍しいからねぇ」
ほむら「……たまたまよ」
さやか「そっか」
さやか「キュゥベえに構うのもいいけど、授業も受けなきゃだめだぞー」
ほむら「あなたに一番言われたくない言葉ね」
ほむら「次は体育ね」
さやか「うっしゃー!体動かすぞー!」
まどか「体操服体操服……」
ほむら「横にバッグごと落ちてるわ」
さやか「そんじゃ、更衣室までいきますか」
まどか「そうだね」
ほむら「……ついて来たら殺すわよ?」ギロ
QB「わかってるよ……」
グラウンド
先生「えー、今日は持久走をやります」
「「えー!?」」
さやか「うひゃぁマジか」
まどか「きついよぉ……」
ほむら「自分のペースで走れば大丈夫よ」
先生「はいそれじゃあ並んでー」
先生「スタート!」
タッタッタ……
ほむら「………」タッタッタ
さやか「おっ、軽快なスタートだねほむら」
ほむら「あなたこそ、話しながらなんて余裕みたいね」
さやか「まぁ基本運動はできちゃいますから」
ほむら「そう」
さやか「そっけないなー」
まどか「うぇひぃ……みんなまってー」
先生「一週目の一番は……美樹か」
さやか「よし!あと三週!」タッタッタ
「美樹はえー」
「やっと一周できた……」
ほむら「まどか、大丈夫?」タッタッタ
まどか「うん……」
QB「あまり大丈夫とは思えないけどねぇ……」タッタッタ
ほむら「こんなところまで何しに来たの?」
QB「ただ君たちと一緒に走っているだけだよ」
ほむら「暇なのね」
QB「その通りさ」
QB「しかしこの持久走というものはなかなかキツイね」
QB「一体何週走るんだろうか」
ほむら「このグラウンドだと四週ね」
まどか「まだまだだよぉ……」ハァハァ…
~~~~~~~~~~~~
先生「三周目クリアだ。頑張れ二人とも」
さやか「あたしも隣につこうか」
さやか「まどかー、がんばれ―――」タッタッタ
さやか『ってなんでキュゥベえも走ってんの?』
ほむら「暇つぶし、らしいわ」
QB「きゅっ……ぷい……」
ほむら「息がずいぶん乱れてきたわね」
まどか「うぇひい……」
QB「ふぅ……きついね」
ほむら「ならあきらめたらどう?」
QB「なんだかそれだけはやりたくないんだ」
ほむら「変なところだけ人間らしいのね」
さやか「つかシッポとはみ出た耳毛が揺れておかしいのなんの」アハハ
QB「きゅっぷ……」ヨタヨタ…
まどか「うぇひぃ……」ヨタヨタ
ほむら「まどか、もうすぐでゴールよ」
先生「……よし、三人仲良くゴールだ」
パチパチパチ……
さやか「なんかこういう拍手って、受けると変な気分になるなぁ」
まどか「はぁ……はぁ……」
ほむら「おつかれさま、まどか」
ほむら「はい、お水よ。ゆっくり飲んで」スッ
まどか「ありがと……ほむらちゃ……」
ほむら「タオルで汗を拭くのも忘れずにね」
先生「よし、それじゃあ着替えて教室に戻れ」
「「ありがとうございましたー」」
ほむら「まどか、戻れる?」
まどか「うん、大丈夫だよほむらちゃん」
さやか「しかし、これがあと何回あることやら」
まどか「やめてよさやかちゃん……」
さやか「……ありゃ?そういやキュゥベえは?」
ほむら「……?」
~~~~~~~~~~
QB「きゅっぷい……こりゃきついね」ハァハァ…
QB「何回も同じコースを繰り返しはしるなんて、わけがわからないよ」
QB「……これだけ走って疲れると、ほむらに追われていた頃を思い出すね」
ほむら「しつこかったわね、あの頃のあなたは」ザッ
QB「やぁ、ほむら……」
ほむら「地べたに大の字になるなんて、よしなさい」
QB「誰も見てないからいいじゃないか」
ほむら「服が汚れるのよ。せめて座りなさい」
QB「……ああ、ごめんよ」
QB「せっかくの服が汚れてしまったね」パンパン
ほむら「……分かればいいわ」
ほむら「ほら」ポイ
QB「ん?」キャッチ
ほむら「ここなら人も来ないし、堂々と飲めるでしょう」
ほむら「水分補給、ちゃんとしておきなさいよ」クルッ
タッタッタ……
QB「……ありがとう、ほむら」
キーンコーンカーンコ-ン
さやか「お昼だよ、全員集合!」
まどか「わー」
ほむら「また屋上に行くの?」
さやか「んだね。マミさんもいるし」
さやか「でも屋上までの道のりって長いよね」
まどか「仕方ないよ、一番上の階だもん」
ほむら「使う人が少ない分、私たちが使えるからいいでしょう」
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