小学校のとき、先生に知能に障害がある子のうちに遊びに行かされた
彼は脇目もふらずにドラクエ３をやっていて、正直、「こいつでもドラクエとかわかるんだなあ」と思った
三十分ほど彼のプレイを見ていて、とても悲しい事に気が付いた
彼がそのゲームでやっているのは、アリアハンの周りでスライムとカラスを倒す、
ただそれだけだった。パーティにただ一人の勇者のLvは50を越えていた。
彼は永遠、素手でスライムを殺し続けた
とても楽しそうだった
先に進めてやろうと思い１コンに手を伸ばしたら凄い剣幕で怒鳴られた。
なんて怒鳴られたか聞き取れなかったけれど、とにかく怒鳴られた
それを見て彼の母親が「ごめんなさいね、○○ちゃんはファミコン大好きのよ」と僕に謝った
彼はドラクエ以外のソフトは持っていなかった

勇者「次の町にはこの洞窟を通らないといけないんですね」

僧侶「でも道が塞がってますよ？」

勇者「そうですね・・・」
勇者「あれ、ここらへん空洞になってませんか？」

僧侶「確かに！　奥に道がありそうですね！」
僧侶「なにが仕掛けがあるんでしょうか」

勇者「せいっ！」ﾄﾞｶﾞｯ

僧侶「」
僧侶「ちょっ！　勇者様何体当たりしてるんですか！」

勇者「こうしてる間にも魔王は人々を苦しめているんです！」
勇者「壁があったら打ち破るのが勇者でしょう！」

僧侶「勇者様は頭が悪いのかもしれない」

ほ

急がば回れ

脳筋か

僧侶「まさか本当に体当たりで通れるとは思いませんでした！　勇者様力持ちなんですね！」
僧侶「勇者様肩痛めてませんか？」

勇者「ちょっと無理しました」
勇者「あ、折角なので昨日教えたの使ってみてください！」

僧侶「はい！　いきますよ！」

僧侶「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」ﾊﾟｱｧ

勇者「や、やった！　出来るようになってるじゃないですか！」

僧侶「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」ﾊﾟｱｧ

勇者「ちょっと時間かかりますけど徐々に慣れて早くなると思いますよ」

ホイミって早口でホイミって聞こえてるんだな

ベホマズン(詠唱破棄)

>>58
納得した

僧侶「は！　ここは！？」

勇者「次の町です」

勇者「僧侶さん回復魔法のあとに気を失ってしまったんですよ」

僧侶「そうなんですか・・・」

勇者「いやいいんですよ」

勇者「二時間もかけて結局ほとんど回復しないうえに、気を失った僧侶さんを背負ってこの町まで運んできたことなんて全然気にしてないですよ」

僧侶「よかったー、勇者様優しいです！」

勇者「」ｲﾗｯ

気を失ってるのを背負ったらおっぱい当たり放題じゃん

>>61
てゆーか揉み放題じゃん

>>61 俺達だったらなんかもうそれだけで元気ビンビンになりそうだな

はよ

僧侶「ここは城下街なんですね」

勇者「王様に謁見してきます、疲れてるなら僕一人で行きますが」

僧侶「いや、私も行きます！」

勇者「じゃあ行きましょう」



王様「・・・というわけで冠を取り返してきてほしいのじゃ」

勇者「一国を治めてる自覚あるんですか？」

冠なんてどうでもいいわなｗｗｗｗｗ

勇者うぜええｗ

正論過ぎてワロタ

ロマリア王は元々だらしないからこのSSにぴったりだなｗｗｗｗｗ

王様「え」

勇者「この国の人達はなぜここに住んでると思いますか？　安心だからですよ」

勇者「それが、たかが盗賊に王の証を奪われて」

勇者「それでどうして国民が安心できますか！」

王様「う、うむ」

勇者「しかもよその国の勇者に助けを求めて」

勇者「恥を知りなさい恥を！」

僧侶「ゆ、勇者様・・・」

>>34
エウメネスこんな偉そうじゃないだろ
理屈っぽいけど

修造をさらにウザくした感じだな

僧侶「一時はどうなることかと思いましたよ」

僧侶「奥に引っ込もうとする王様を呼び止めてまで説教を続けるんですもん」

僧侶「最後の方王様半泣きでしたよ」

勇者「つい溜まってた怒りが・・・」

僧侶「もー、不満とか愚痴とか一人で抱え込まないでくださいね」

勇者「」ｲﾗｯ

勇者「頼まれた以上、王様の面子もあるでしょうし冠を取り返しに行きましょう」

僧侶「行きましょう！」

そういえばどうして勇者SSはたいていドラクエ３準拠なんだ？

>>75
キャラ設定が無くて自由度高いからじゃない？

勇者「忘れてましたけど戦闘は僧侶さんメインですよ」

僧侶「ええ！」

勇者「危なくなっても自分で回復魔法は使わないように」

僧侶「うう・・・勇者様回復してくださいね」

勇者「あ、魔物ですよ！」

僧侶「この辺りまで来ると結構グロテスクな魔物が増えますね・・・」

勇者「頑張ってください！」

僧侶「が、頑張ります！　やー！」

僧侶「か、かかってきなさい！　私だって勇者様ご一行なんだから！」

勇者（ご一行・・・？）

魔物「がー！」ﾄﾞｶﾞｯ

僧侶「痛い！」

魔物「がー」ﾄﾞｶﾞｯ

僧侶「ごめんなさいごめんなさい！」

魔物「がー！」ﾄﾞｶﾞｯ

僧侶「ギャフン！」

勇者「ぱ、パーフェクトゲームされてる・・・」

正論吐きまくるキャラはウザい
なまじ反論のしようがないぶん3倍ウザい
そして正論なので批判できないぶん150倍ウザい

そのあたりは天然僧侶ちゃんが鼻を明かすに違いない

僧侶「うーん」

勇者「大丈夫ですか？」

僧侶「はっ！　やー！」ﾄﾞｶﾞｯ

勇者「」ｲﾗｯ

僧侶「す、すいません勇者様！　魔物かと思って」

僧侶「ところでここは？」

勇者「盗賊のアジトです」

僧侶「ええ！　ま、まだ心の準備が！」

勇者「僧侶さんは心の準備ができたらなにか変わるんですか？」

>>81 まぁでも実際、気持ちの切り替えって結構大事だよな

僧侶「あ、あれ盗賊じゃないですか？」

勇者「あのパンツ覆面男は人質ですかね」

僧侶「そうじゃないですか？　きっと身ぐるみ剥がされたんですよ」

勇者「なんて酷い奴らだ・・・！」
勇者「人質をなんとか助けないと！」

僧侶「そうですね！」
僧侶「盗賊の方々！　人質を解放しなさい！」

勇者「真正面から行ったらばれちゃうだろ」

>>73誰かに似てると思ったら修造だｗｗｗ

盗賊「なんだあいつら」

盗賊「まさか冠を取り返しにきたんじゃ・・・」

親分「なんだおまえらビビりやがって、ガキと女じゃねえか」

親分「それにいざって時は罠もあるしな」

盗賊（汚い、流石親分汚い）



僧侶「なんか人質と話してますよ」

勇者「きっと脅されてるんですよ」

僧侶「ひょっとして今がチャンスじゃないですか？」

僧侶「行きましょう！」

勇者「あ、また勝手に！」

ほ

む

ら

生意気な僧侶は俺得

あいつら世界レベルの危機の対処を若者に一方的に押しつけてるという自覚が無いからな

軍がどうにもできない相手を倒して来いって正気の沙汰じゃないよね

>>28,42
ぼくのちんちんはでっかいです！

>>61,86
醤油の美味しさは以上
答え、あんぱん…ってだれがハゲやねん

ほ

む

ら

む

ん

が

谷

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