元スレ見崎「今年もよろしくね、榊原君」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
251 = 6 :
ガタンゴトンガタンゴトン……
榊原(様子がおかしいから新幹線に乗る前でちょうど良かった。ここなら折り返して2時間あれば戻れる)
榊原(……わざわざ時間を指定したって事は事故に遭う時刻も……決まっているはず)
榊原(新幹線に乗ったのを確認させたという事は……逆に言えば乗る前なら間に合うということ)
榊原(駅から僕の家か鳴の家の経路のどこかか……)
榊原(携帯はあれから通じないか……)
榊原(どうか……間にあってくれ……)
252 :
もう理解するのめんどい
253 :
ヤばいふらぐじゃないかこれ
254 = 229 :
今回間に合って止めても死者はその年が終われば消えるんだから意味なさそうなんだけどね
255 = 6 :
【2時間後……】
タッタッタッタッ
榊原「見崎!……見崎!」
榊原(どこにいるんだ……)
榊原(そんなに長距離ではないから……探せば見つかるはず……)
ハァハァハァ……
榊原(河川敷には……いない)
榊原(公園にも……)
……
榊原(…結局彼女の家の前まで来てしまった……)
256 :
訳がわからない
257 = 136 :
もうこれ公式にしてくれ
258 = 6 :
榊原(……根拠がない訳じゃない……彼女が言った事と……)
榊原(他の不可解な状況……まだ……決めつけるのは早い……)
榊原(しかしこれはもはや自分の力でどうこう出来る問題では……)
榊原(待つしかない……のか?)
榊原「!」
榊原「見崎!…見崎!」
見崎「………榊原君?どうして……」
259 = 6 :
榊原「…新幹線に乗る前に折り返してきただけだよ」
榊原(間にあった…………でも質問したいのはこっちだよ)
榊原「それより何だよあの電話。ウソ……とは言わないけど、でも……」
見崎「……!」
榊原「!見崎、危な
キキィィィィィィィィ ドガッ
……………………
260 :
あーインスピレーション湧いてきたわ
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
261 = 6 :
【4月中旬】
病室
榊原(……ここは……)
榊原(……病院、か…………)
榊原(事故にあった……んじゃないなこれは)
榊原(さすがにもうこれで打ち止めにしてほしいよ、気胸は……)
榊原(……!)
見崎「目は……覚めた?」
262 = 239 :
>>260
これ以外にもう1つコピペあったような気がするんだが思い出せないな
263 :
>>262
物書きがなんちゃらじゃなかったか
265 = 6 :
榊原「…さすがに好きな子の姿見れば、目も覚めるよ」
見崎「あの………ごめんなさい。余計な心配をかけさせてしまって……」
榊原「いいよ……どっちにしろあの時点では判断するのは不可能だった…」
榊原「ウソは言ってないしね、ウソは……あの時鳴は自分の事を『災厄によって蘇った』と言ったが……」
見崎「『自分が死者だ』とは言っていない」
榊原「確かにな。ついでに死の色が見える、とも言ったが……」
見崎「どういう風に見えるかは言っていない」
榊原「死の色が見えるから……死んでいるわけじゃない」
268 = 6 :
見崎「ただ…………ずっと生死の境を彷徨っていたのは本当……らしいけど」
榊原「まったく……本当に『イレギュラーづくしの災厄』だったな」
見崎「私も……生きたまま別の形で蘇るなんて……想像できなかった……」
榊原「本当の鳴は去年の事故で1年間昏睡状態……」
見崎「だから、今の私も車椅子……」
榊原「僕が気胸が治った後も……なんで病院に通っていたのかやっと分かったよ」
見崎「その記憶は……本来、というか今の恒一くんにはない記憶のはずじゃ?」
榊原「おじいちゃんが時々言ってたんだよ……98年度の時も……改竄されてなかったことがあったし」
269 = 6 :
見崎「なるほどね……恒一くんは目を覚まさない私のお見舞いに来ていた、と」
榊原「どうやらそういうことらしい」
榊原「……よくよく考えてみたら……本当に鳴が死者だったら99年度も災厄が続いてもおかしくなかった」
見崎「このケースにどの程度通常の現象の話が通用するかはおいておいてもね」
榊原「ともあれ………本当に無事で良かった」
見崎「恒一くんも……ね」
榊原「あ……そういえば今日はもう…………」
見崎「……安心して。今年は『ない年』だから。私……確認してきたから」
270 :
幸せなら鳴ちゃん犯そう~パコパコ!幸せなら鳴ちゃん犯そう~パコパコ!
幸せなら鳴ちゃんを犯そうよ~さあみんなで鳴ちゃん犯そう~
271 = 6 :
榊原「そっか…………これで僕は安心して……東京に戻れる訳か」
見崎「そうね」
榊原「必ず…………戻って来るから。約束する」
見崎「……うん……私も恒一くんと一緒になれるように頑張るから」
榊原「……それまで少しの間、辛抱だね」
見崎「少しの間…ね」
……………………
272 = 173 :
ああ
273 = 6 :
約X年後
さすがに99年度があんなことになって……といっても事情を知る者はごくわずかしかいないが……
ともあれ予測通り、あれ以降X-1年間は現象は起こらなかった
ただし、また現象が起こったとしても対処方法はわかっている
『いない者』対策とは違って2人の共同作業だ
今年ももうすぐ新学期の時期
幸いにも今年も僕はこのセリフを聴く事が出来る―――――
鳴「今年もよろしくね、榊原君………………いいえ、榊原先生」
恒一「こちらこそ。……見崎先生」
おわり
274 = 182 :
どういうことだってばよ
275 = 229 :
お疲れ様です
生きたまま蘇ったのは裏をかかれました
面白い設定で楽しめましたよ 共同作業にはちょっと笑いましたが
次回作に期待です
277 :
誰か解説
278 :
乙
面白かった
279 = 168 :
乙
わからないところもあったけどまあ全体の雰囲気で読めばいいのだろう
280 = 229 :
>>274
作者じゃないので当たってるかは分かりませんが(上の方にも書いたけど)
98年度(アニメ)の災厄停止後に死んだ人を居る者として扱う→鳴事故→SSの最初~現在(99年度の2度目の3年生)
最初の恒一は改竄を受けているので鳴の事が分からない
鳴は生きているけど蘇っていて98年度の記憶がある(生霊的な?)
鳴自身が自分が災厄で死んで蘇ったか確証が持てないのでSS後半の様にこれでお別れみたいな状態になっているのかと
281 = 104 :
要は現象を引き起こすために鳴が生きたまま召喚されたってことだろ?
本体は意識不明のままで
282 = 173 :
最終的に恒一くんと鳴ちゃんは生きててアニメで死んだ人達は死んでるって事でいいの?
283 = 226 :
あー、生き霊って事ね
最近変態SSばっかだから自分の理解力が駄目になってきてる気がする
乙
284 = 181 :
乙
綺麗に終わったな
>>277
98年3月末の事故で鳴が1年間昏睡状態(その後車イス)→99年の再現では鳴がケガ無しで甦る
→死に近いので自分に死の色が見える
これで合ってる?
285 :
アナザーのSSは途中でサジ投げるのが少なくて見やすい
中途に終わるにしても大体ひと段落はオチつけるし
286 = 181 :
>>285
最初の頃は現象とか呼ばれるぐらい失踪者多かったけどな
287 = 182 :
あーうんやっぱり分からん
俺の低脳ぶりには言葉も無いね
でも丁寧に書かれてて面白かった 乙
288 = 6 :
分かりにくかったみたいですいません。全体的な話の流れは>>280>>284で合ってます
>>282
基本的にはそうです。死者の数を曖昧にしたのは各媒体で違ってるというのもありますが
289 = 253 :
強引すぎずハッピーエンドになったのが良かった
290 :
綺麗な流れで話としてもまとまっていてとてもよかったです
291 = 104 :
一通り読んで最初から読み直すとわかるかも……とりあえず乙
292 = 229 :
>>288
一応自分の考えが合っていたみたいで安心しました
こういう系統の話は多少分かり難かった方が考察の余地があるので良いと思います
改めてお疲れ様でした!
293 :
地の文が無いと分かりにくいし書きづらいわな
みんなの評価 : ☆
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