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    元スレ小椋「榊原くんと回転寿司に行く」

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    タグ : - アナザー + - 小椋由美 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 44 :

    榊原「中になにが入ってるんだろう……」

    榊原「図鑑と……」

    榊原「イカのスルメ?」

    榊原「なるほどね、そういう誤魔化し方か……」

    榊原「なかなか考えたな……でも……」

    榊原「もうアイツは変態としてしか見れないな……」

    榊原「これからどういう接し方をすればいいんだろう……」

    102 :

    深海魚で抜くとかレベル高すぎるだろ…

    103 = 44 :

    榊原「10時15分か」

    榊原「少し早めに出ようかな、待たせると悪いし」

    榊原「ああ、緊張は胸に悪いんだけどな……」ドキドキ

    榊原「じゃ、行ってくる」

    玲子「行ってらっしゃい」

    玲子「今日は…….遅くなるのかしら?」

    榊原「……!」ビクッ

    玲子「楽しんでくるのよ~」

    榊原(勘付いてやがる……)

    104 = 44 :

    榊原「そういえば……」

    榊原「由美に連絡先聞いてないな……」

    榊原「それと、今日はどこの回転寿司に行くのかな……」

    榊原「忘れ物は……お金、ケータイ、それとアレ、と……なしだな」

    榊原「アレは特に忘れちゃ駄目だな……」

    105 = 44 :

    榊原「……着いた」

    榊原「10時41分か……ちと早すぎた」

    榊原「集合場所だったらどんなに早く着いても問題ないんだけどな……」

    榊原「なにしろ人の家だし……」

    ガチャ

    小椋母「今日のゴミは重いわね……あら」

    榊原「……!あ、あっ、どうもっ」アセアセ

    小椋母「そんなにうろたえなくていいのよ?」

    小椋母「別にママンは反対してるわけじゃないし」

    榊原「……!べ、べつに、そんなんじゃ」

    小椋母「ところで何かしら?由美はまだ寝てるわよ?」

    榊原「え」

    106 :

    玲子さんマジ天使

    108 = 44 :

    ~小椋宅~

    小椋母「由美ーーー!彼氏さんがきてるわよーー!!」

    小椋「……むにゃむにゃ……へー?」

    小椋母「もう11時になるわよーーー!!!」

    小椋母「あ、上がっていいのよ」

    小椋母「というか名前聞いてなかったわね」

    榊原「榊原です 榊原恒一といいます」

    小椋母「あらよろしく♪恒一くん」

    小椋「……むにゃむにゃ」

    109 = 75 :

    小椋さんの寝巻き姿想像するだけでやばいな!

    110 = 95 :

    パジャマパジャマ

    111 = 44 :

    小椋「zzz………」

    小椋母「恒一くんが来てるっていってるでしょーーー??」

    小椋母「あ、いつもこんなの 恥ずかしい娘で申し訳ないわ」

    榊原「は、はは」

    小椋「……むにゃむにゃ……って、、、恒一くんっ!?」

    榊原「おはよう、由美」

    小椋「ぬおおおおおおおおおおおっ!?なんで恒一くんがっ!?」

    榊原「今、10時50分くらいだよ」

    小椋「ああああああああああああっっ!!!???ゴメン!!!ごめんねっ!!!」アタフタ

    榊原(パジャマ姿であたふたする由美……いただきました)

    112 = 93 :

    おぐりん可愛い

    113 = 44 :

    ~11時20分~

    小椋「ごめんっ!本当にごめんねっ!」

    榊原「いや、いいよ」

    小椋「ずいぶん待ったでしょ!?」

    榊原「まあ、待ったけど……」

    小椋「ぁうう……」

    榊原(パジャマ姿……見れたしね……)

    小椋「実は……言い訳に聞こえるかもしれないけどぉ……」

    小椋「楽しみで……でも緊張して……眠れなかったの」

    榊原「偶然だね……僕も同じようなものでね……」

    114 = 45 :

    朝まで残っててくれ

    115 = 44 :

    榊原「僕はね、楽しみで……でも緊張して……早く起きすぎたんだ」

    小椋「そっちのほうがよっぽどいいよっ!」

    榊原「ま、そうだね」

    小椋「そう同意されてもムカつくよぉ……」プクーッ

    榊原(また膨れた……かわいい)

    116 = 59 :

    誰かブクーっと膨れた由美ちゃんの画像持ってませんか!?

    117 = 44 :

    小椋「それじゃ、行きましょー!」

    榊原「行きましょうか」

    小椋「テンション低いよ!もっと声出して!」

    榊原「行きましょう!!」

    小椋「もっと!」

    榊原「行きましょーー!!」

    小椋「行きましょーーーー!!!!」

    榊原「行きましょーーー!!!」

    小椋「ま、合格点かねぇ」フムフム

    榊原「これが演劇部のノリか……」

    小椋「む、何か言ったぁ?」

    榊原「何でもございません!」

    118 = 44 :

    榊原「着いたみたい、ここでいいの?」

    小椋「ここで合ってるね」

    榊原「ここ、聞いたことない名前だけど……」

    小椋「うん、ここチェーン展開してないからね」

    小椋「でもここのお寿司、前家族で食べに来た時すごくおいしかったんだよぉ!」グゥ~

    榊原「お腹……」

    小椋「……朝ご飯、食べてないから……」

    小椋「もう!仕方ないでしょ!」

    榊原「僕だってお腹空いてるし、早く入ろう?」

    小椋「むぅ~……」

    119 = 50 :

    ところで何故回転寿司にしたんだろうか

    120 = 75 :

    ネタだけにってことかな

    121 = 44 :

    店員「らっしゃっせーおふたりさまでよろしっすかー」

    榊原「はい」

    店員「すてきなカップルっすねーこちらへごあんないいたしやす」

    榊原「……///」

    小椋「……///」

    榊原(こんなこと言う店員初めて見たんだけど……)

    小椋(からかってんのかな……もうっ……)

    122 = 44 :

    店員「こちらのテーブルせきへどっぞー」

    榊原「はい」

    小椋(テーブル席……ラッキー♡)

    店員(あのカップル……初々しいねえ)ニヤニヤ

    店員(見届けてやろうぞ)ニヤニヤ

    124 = 44 :

    榊原「んー何食べようかな……」

    小椋「コーラサラダじゃないのぉ?」ニターッ

    榊原「もう!うるさいなぁ……」

    小椋「あっ、回ってきたよっ」

    榊原「……」

    小椋「……取らないのぉ?」ニタニタ

    榊原「取ればいいんだろ!取ればっ!」

    小椋「怒らないでよぉ……」ニヤニヤ


    店員(……)ニヤニヤ

    125 = 86 :

    「…」ニヤニヤ

    126 = 44 :

    小椋「ちょっとお皿貸して?」

    榊原「やっぱり食べたいの?」

    小椋「ん?違うよぉ♪」

    榊原「じゃあ何?」

    小椋「大事なこと忘れてない?」ニヤニヤ

    榊原「……?」

    小椋「……」

    榊原「……」

    127 = 59 :

    「…」シコシコ

    129 = 44 :

    小椋「……あーんっ」

    榊原「……や、やめてよ恥ずかしい///」

    小椋「……恥ずかしいのは、こ、こっちだって同じなんだからっ」

    榊原「理由になってないよ……まあでも……」

    小椋「あーん♡」

    榊原「……あーん」

    榊原「……」パク

    榊原「……」モグモグ

    小椋「おいしー?」

    榊原「……」コクリ

    小椋「えへへっ」

    榊原「……何だよ」モグモグ

    小椋「なんでもなーいっ」ニコニコ


    店員(なにあのカップル……どっちも可愛すぎんだろぉ……)

    130 = 44 :

    >>128
    コーンサラダね
    かたじけない

    131 = 44 :

    榊原「あ、ヤリイカ」

    小椋「……!」ギクッ

    小椋(本当は別に好きなわけじゃないんだけどな……)

    小椋(まあ別に嫌いってわけじゃないけど……)

    榊原(ちょっと由美をいじめてやろう)

    榊原(あの時のお返しだ!)

    榊原「ヤリイカ、大好きなんだよね?」

    小椋「あ、うん……」

    榊原「3皿流れてきたよ」

    小椋「そ、そうだね」

    132 = 44 :

    榊原「まああんなにイカについて語ってたもんなー」

    榊原「イカで腹を満たしても別にいいんじゃない?ってくらいだったよね?」

    小椋「うぅっ……」

    榊原「それに……」

    小椋「もうっ!恒一くんのバカっ!あれはウソだよぉ!」

    榊原「ん?じゃあどうしてそういうウソをついたのかな?」

    小椋「それは、えぇっとぉ……」

    榊原「んー?」

    133 = 44 :

    小椋「知らないよっ!」ブンッ

    榊原「オウフッ……何も顔におしぼりを投げつけることはないよ……まあ言いすぎたけど……」

    小椋「うぅっ……」

    榊原「でも一皿は食べてもらうからね?」

    小椋「別に嫌いじゃないし……いいもん……」


    店員(ケンカのネタも……初々しくていいねェ!)ニタニタ

    135 = 44 :

    榊原「はいヤリイカとった」

    小椋「……」

    榊原「よし……あーん」

    小椋「……」

    榊原「どうしたの?あーん」

    小椋「……恥ずかしい」

    榊原「なんだってー?」

    小椋「……仕方ないなぁ……うぅ」

    136 = 44 :

    榊原「はい、あーん」

    小椋「……」ハム

    小椋「……」モグモグ

    榊原「おいしい?」ニコニコ

    小椋「……まあまあかな」ムスーッ

    榊原「……」ニコニコ

    小椋「な、何?恒一くん」

    榊原「いや、かわいいなーって」

    小椋「……」カァァァァァァァ

    138 = 44 :

    榊原「まだ怒ってる?」

    小椋「イカを食べ終わるまで」

    榊原「イカを食べ終わるまでだよ?」

    小椋「……うん」

    榊原「いつまでもイカの残りを食べないってのはナシだよ?」

    小椋「わ、わかってるよ!」

    139 = 44 :

    小椋「あの……サイドメニューとらない?」

    榊原「ん?いいよ 何が取りたい?」

    小椋「……ゲソの唐揚げ」ボソッ

    榊原「ん?」

    小椋「ゲソの唐揚げ!」

    榊原「……やっぱイカ好きだったのか」

    小椋「断じてそんなことはないから!早く頼もっ?ねっ?」

    榊原「おぅ……」

    140 = 44 :

    榊原「すいませーん」

    店員「あーい」

    榊原「ゲソの唐揚げ、一つ」

    店員「ゲソからーげひとつ、わかりゃっしたー」

    店員(持っていく時どんな風になってるんやろうな……)ニヤニヤ

    141 = 44 :

    店員「おまちどー、ゲソカラっすー」

    榊原「どうも」

    榊原「っと……レモンをかけて、っと……」

    小椋(……!これは恒一くんといえども……見過ごすことはできない……!)


    店員(あちゃーやっちまったなー)

    142 = 59 :

    これはアカン

    143 :

    やっちまったや

    144 = 44 :

    小椋「恒一くん。お話があります」

    榊原「なに?」

    小椋「レモンは……駄目よ……」

    榊原「レモン?何がいけないの?」

    小椋「唐揚げにレモンをかけては駄目だと言っているのです」

    榊原「何かな……急に改まって……」

    小椋「わからないの?」

    榊原「わからない」

    小椋「はぁ……よし、恒一くん。もう少し改まってお話をする必要がありそうですね」

    145 = 50 :

    これだから都会っ子は……

    147 = 44 :

    小椋「あのですね、恒一くん。」

    榊原「はい?」

    小椋「恒一くんは将来、例えば仕事の付き合いで居酒屋へ行ったとき、唐揚げを頼んだとします。」

    榊原「はい」

    小椋「それで、恒一くんは唐揚げが来た時、まず何をしますか?」

    榊原「レモンをかける」

    小椋「それが駄目だと言っているんですっ!」ビシッ

    榊原「おぉっ!?」

    148 = 44 :

    小椋「仮に酒の席を共にしていた上司がレモンを嫌いだとしたら?」

    小椋「仮にその上司がアツアツの唐揚げをそのままの味で楽しみたいと思っていたら?」

    小椋「仮にその上司がレモンを絞ってかけたいと思っていたら?」

    榊原「……」

    榊原「すいません」

    小椋「わかればいいのです、恒一くん」

    小椋「別にあたしはレモンはかかってても構わないのです」

    小椋「しかし、やはり人として守るべきマナーの基本的な部分を具現化しているルールというのが、このレモンの件じゃないんでしょうか?恒一くん」

    榊原「……はい」

    小椋「だから、レモンをかけてよいか断りを一度いれた上でかけるべきだとあたしは考えるのです」

    榊原「……はい」ウルウル

    小椋「反省してますか?」

    榊原「……反省してます」ウルウル

    149 :

    >>148
    こういっちゃんかわいい

    150 = 44 :

    小椋(やだ……泣きそうになってるじゃん恒一くん……もっといじめたい……可愛いよぉぉぉぅぅぅ……)

    小椋「はぅぅ……」ダラーン

    榊原「あの……よだれが」

    小椋「……はっ!」フキフキ

    榊原(よだれを垂らした由美……悪くないな)


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