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    元スレ恒一「そうだ脱衣麻雀をしよう」

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    301 = 268 :

    恒一(どうにかして流れを変えないと……翻牌がある、行くか)

    恒一「ポン!」

    綾野「……」カチャッカタッ

    恒一「チー!」

    赤沢(恒一君……)カチャッカタッ

    恒一「ポンッ!」

    小椋(いくらなんでも無茶だわ……)

    恒一「カンッ!」

    綾野(ドラ4.運はまだある……?)

    (ダメだなあ……)

    「オープンリーチ」

    一同「!?」

    302 = 268 :

    赤沢「なっ……」

    小椋「しかもそれって……」

    綾野「三枚切れてる一筒の単騎待ち!?」

    恒一「……っ」

    「ふふっ」

    (もちろんメチャクチャだってことはわかってる。でも私の場合メチャクチャは基本のこと。そこが榊原君とは違う)

    (何より私の根底にはね、榊原君、あなたのことをつなぎとめようとする心っていう、確固としたものがあるの)

    (自分のスタイルを曲げてまでどうにかしようとするあなたとは、雲泥の違いがある)

    (さあおいで、榊原君。そのおぼつかない心、私がちゃんとつなぎとめておいてあげるから……)

    恒一(惑わされるな……どうせツモれば、関係ないんだっ)カチャッ

    恒一「!!(一筒!)」

    恒一「くっ!」カタッ

    赤沢「恒一君、それよ。7700点」

    恒一「っ!」

    305 = 268 :

    恒一(いったい、どうしたらいいんだ……)

    ジャラジャラ ジャラジャラ

    恒一(万策、いや、尽くすほど出してもいないか。でも、何にも浮かんでこないや……)

    カチャカチャ カチャカチャ

    恒一(こんなこと、前にもあったな。難しいことを前にして、どうしようもなく悩んで……でも、そのときも何も出来なかった。やろうともしなかった)

    カチャッスタッ カチャッカタッ

    恒一(どうしようもなかったんだと諦めて、それっきりだったっけ。結局、成長してないんだな、僕)

    綾野「あ、ツモ。1600オール」

    ジャラジャラ ジャラジャラ

    恒一(そもそも何に対してそんな思いをしたんだっけ……忘れてるからには、そこまでの思い入れもなかったのかな)

    カチャカチャ カチャカチャ

    恒一(いや、その思いだけは残ってるから、やっぱり執着はしたんだ。けれど)

    カチャッカタッ カチャッカタッ

    恒一(さも初めから執着してなかったように繕っていたんだ)

    「ロン、11600点」

    307 = 283 :

    覚醒クルー?

    308 = 268 :

    恒一(……まったく、どうしようもないな、本当に)

    プルルルル プルルルル

    「こういっちゃん?」

    恒一(どこまでも、何もかも、どうしようもない……もうどうにでも、なれ)

    綾野「こういっちゃん、電話」

    恒一「えっ? あ、ごめん(誰だろう……怜子さんかな、遅くなってるし)」

    陽介『よう恒一、暑いぞインドは!』

    恒一「と、父さん?」

    赤沢(恒一君のお父様!?)

    陽介『どうだ、日本は。今、夕飯ごろか?』

    恒一「あぁ、まだ学校に残ってるよ。ところで、なんでまた? いつもは朝だったり夜だったりおかしな時間に掛けてくるのに……」

    陽介『ん? いやあ、いつもどおりなんとなく、だな。そういうものだろう、なんとなくお前の声が聞きたくなったり、なんとなく誰かに会いたくなったり』

    恒一「まったく……(あれ、何か懐かしいような……)」

    309 :

    チート見崎が出てから急につまんなくなったな
    だから見崎は出すなって言ったのに

    310 = 268 :

    陽介『今一人で教授室にいたんだがな、なんともあれだな、一人でいると誰かが隣にいるような気がしてならないんだ』

    陽介『むしろ二人や大勢で集まっている時の方が一人な気がする。海外にいるおかげかもしれないが』

    恒一「……ボケが回ってきたんじゃないの?」

    陽介『ひどいことを言うな、ははは。まあともかく、人間一人でやっていくほうが、なかなか難しい。だが多数でいるのもまた難しい、だな。それじゃ、元気でやれよ』

    恒一「あっ、父さん……切れてる、はぁ」

    小椋「なにか、あったの?」

    恒一「いや、いつもの世間話だよ。ずっとこうなんだ。気にしないで」

    恒一(そういや、麻雀は父さんに教わったんだっけ。ルールもわからないのに、職場の人にまぎれこまされて、こっぴどく負かされて……)

    恒一(ああ、そういえばあんな思いをしたのは、麻雀でだっけ。僕もまんざらじゃなかったのに、嫌な思いをしたから……)

    恒一(父さんが何か言うのも聞かずに、ルールだけ覚えるだけで終わって、父さん、何を言ってたんだろう)

    「榊原君、点棒」

    恒一「え? あぁ……(100点しか残ってない……いや、まだ100点残ってる、か。次は僕の親場)」

    312 :

    なんで鳴いてんのにリーチしてんだよ
    こいつルール知らねえだろ

    313 :

    なぜいきなりアンチが湧いたし

    314 = 268 :

    恒一(一度麻雀を見放したけれど……また麻雀が好きになる、なんて虫のいい話、聞いてもらえるだろうか)

    陽介『勝てるさ、次は。ただ、その分お前が麻雀を好きにならなきゃ、ダメだけれどな』

    恒一(記憶が……僕の都合で変わってるのかな。でも、当たり前すぎてこれ以上ない言葉だ)

    小椋「!(榊原君……)」

    赤沢(すごい眼差し……)

    綾野(かっこいい……///)

    (ふふっ、そうこなくちゃ、面白くないわ)

    315 = 268 :

    恒一(配牌が戻ってきた。いける!)カチャッカタッ

    赤沢「……」カチャッカタッ

    「……」カチャッカタッ

    恒一「ポン」

    「!(テンパイ、したわね。それに左目の効力もなくなってきた。でももう遅い。私だって既に……)」カチャッスタッ

    恒一「ロン!」

    「!」

    恒一「タンヤオドラ2」

    (クズ手で食いつなぐか……)

    赤沢(……)

    316 = 268 :

    恒一「ツモ! ホンロウトウトイトイ、親満」

    小椋(手が早くなってきた)

    綾野(それに役もだんだん大きく……)

    次局

    恒一「見崎、それだ」

    「!」

    恒一「チンイツイッツー、親っパネ」

    赤沢(点差があっという間にひっくり返った。というか見崎さん、さっきから……)

    (まずい。能力に頼りすぎるあまり恒一君の速さにおいつけるほどの力が……)

    (といっても点差はそれほど開いていない。ここでそこそこの手を作ればまだトップは……)

    次局

    恒一「ロン、親倍!」

    「」

    318 = 268 :

    次局

    恒一「ロン、5800」

    「」

    赤沢(必要最低限の手ですばやくアガってきた……)

    小椋(もしかしてこれって)

    綾野(フルボッコってやつですか~?)

    恒一「見崎……」

    「ふ、ふふふ、そうこなくっちゃね。たまにはリスクを背負うのも、面白いし」

    小椋(制服にかけた手が震えてるぜ……)

    「……」プチプチ スルッ、スッ

    「……///」

    恒一「よし、行こうか」

    「!」ガーンッ

    綾野(煩悩にまみれてないまっすぐな目をしてやがるぜ、コイツ)

    319 :

    早くもう一度脱がすんだ

    320 = 283 :

    小椋さんを靴下以外全部脱がしてしまえ

    321 = 296 :

    参考画像が無いんですが

    322 = 268 :

    2セット目

    恒一(牌の流れが良く見える。迷う必要なんてない)

    陽介『自分だけでやってると思うようじゃまだまだでな。物事、周りの人間と共に手を携えながら周りに生かされてることを知って』

    陽介『それでこそ、人間が出来てくる』

    恒一(周りに生かされている、麻雀に生かされている)

    恒一(牌がよく引き寄せられてくる。いや、僕が牌に動かされているんだ。それに逆らわず従えばいい)

    「!(恒一君の捨て牌!)」

    赤沢「ま、まさか」

    恒一(これでいいんだね。よし)カチャッカタッ

    (ど、どうにかして流さないと)

    綾野「あ、泉美、それポン」

    「!?(て、手番が!)」

    綾野(こんなのなかなか見れないだろうしね~ご愁傷様~)

    恒一「(きたっ!)ツモ、国士無双十三面、ダブル役満!」

    323 :

    今日のアナザー日常回だったな

    324 = 268 :

    赤沢「親の国士無双十三面(ライジング・サン)……!」

    小椋「32000オールで……」

    綾野「一気にハコだぁ! やったねこういっちゃん!」ギューッ

    恒一「ちょっと、綾野さん! まだブラジャーのまま!///」ギューッ

    「……いや、ライジング・サンがダブル役満とかローカルルールだし」

    赤沢「諦めなさい、それに仮にこれ以上やったとしても、あなたが勝てるとでも?」

    「……」ギリッ ダッ

    恒一「逃げたっ!?」

    赤沢「彩、由美、GO!」

    綾野・小椋「イエス、サー!」

    325 = 319 :

    ブラジャーだろwww

    326 :

    >>312
    そんなんあった?

    327 = 268 :

    「くっ……」ガシッ ガシッ

    赤沢「エロ同人ならここで鳴くまでいたぶりたいくらいね、麻雀と名前だけに。ねえ、見崎さん」

    小椋「いや、それは正直面白くないと思う」

    赤沢「さてと、さっきは私がやったけど……でも、今回は勝者がすっきりとやったほうが、いいわよね」チラッ

    恒一「いやあ、あはは……」

    小椋「さっきの面構えとはうってかわって、いつもどおりの優男になっちゃったわね」

    綾野「どんなこういっちゃんも素敵だけどね♪」

    「ま、まあ落ち着こうよ、恒一君。私のなんて見たってどうだって……」

    恒一「いや、それは小椋さんで……」

    小椋「……///」

    「こ、ここで大声出せばどうなるかな? 女子生徒が四人と男子生徒が一人、私は良かったけど、もし先生でもこようものなら……」

    赤沢「それならここにちょうどよくガムテープがあるわ。でもあなたの肌を傷つけるのは忍びないわね、あ、ここになぜか手ぬぐいが」

    「」

    綾野「パンツって選択肢もあるよ!」

    328 :

    咲の2期ってこんな内容だったのか

    329 = 265 :

    待てよ、脱ぐ奴は勝者が決めれるんだろ?
    そんなまな板よりアカザー脱がそうぜ

    330 = 268 :

    「ムグーッ、フムーッ!」フーッフーッ

    赤沢「さすがにパンツは私の発想にはなかったわ」

    綾野「そそるのに~」

    小椋「少しは落ち着きなさい。さぁ、榊原君、どうぞ」

    恒一「えぇ~……」

    赤沢「あれだけ言われたのに、悔しくないの?」

    恒一「うーん、でも見崎のおかげでまた麻雀が好きになれたっていうこともあるしね、恨みみたいなものは、そんなに」

    「ふぁはひははふん(さかきばらくん)……」

    赤沢「……見崎さんの下着姿は見たくない?」

    恒一「っ!」

    小椋「反応しおった」

    331 = 268 :

    綾野「ハラを決めなさいな、こういっちゃん」

    恒一「……じゃ、じゃあ」

    「!」プチップチッ

    綾野「おー、水色」

    小椋「かわいいわね、どこで買ったの? ていうか、私よりもやっぱり……」

    (もういやぁ……)プチップチッ

    恒一「うん、終わったよ」

    赤沢「何言ってるの、ちゃんと最後まで脱がしなさい。ほら、由美と彩、どっちか一旦放しなさい」

    「ふぐぅ……」ポロポロ

    小椋(ノリノリね……)

    綾野(半分憂さ晴らしなところもあるよね、あれ)

    恒一「(もうどうにでもなれ……)見崎、脱がすよ」キリッ

    「!」キュンッ

    小椋(あらまた綺麗な顔)

    333 :

    くそっイケメン野郎が

    334 = 268 :

    スルスルッ パサッ パサッ……

    赤沢「すごい、お人形さんみたいに白い肌」

    綾野「これは、うん、嫉妬する」

    「ふむぅ……」グスッ

    小椋「何か言いたそうね。気力もないだろうし、外してあげようか」

    「ぷはっ、はぁはぁ……こんな、小さい胸、見せてもしょうがない……」シクシク

    恒一「見崎……」

    赤沢(あ、このパターンは……)

    小椋「……甘ったれてるんじゃないわよ」

    335 :

    おぐおぐ言ってやれ

    336 = 268 :

    「?」

    小椋「胸が小さいからって何? そもそもあなた私よりかは大きいじゃない、じゃあ私の立場ってどうなるわけ?」

    「そ、それは……」

    小椋「だいたいね、胸が小さいって卑下したってどうにもならないじゃない。見崎さん、そういうことをグチグチ並べて他のところには目を向けてこなかったんじゃないの?」

    小椋「私にはわかる。私だってそうだった。でも、そんなこと言ってる暇があったら、他のところを磨くか、その胸でも誇りをもてるようにしたらどう?」

    「! お、ぐら、さん……」エグッ

    小椋「私と一緒にがんばろう、泉美や多佳子みたいに大きくなくても、女はそれだけじゃないってところを見つけていこう」

    「うん……!」ダキッ

    小椋「よしよし……」ナデナデ

    赤沢(友情が生まれた……)

    綾野(イイハナシダナー)

    恒一(小椋さん……あ、涙が……)

    337 = 335 :

    ちっばい同盟か

    338 = 265 :

    いい加減に始めようぜ、貧乳!

    339 = 268 :

    数分後……

    「なんか、やってたことが脱衣麻雀とは思えないくらい充実した一日になっちゃった」

    恒一「あはは……」

    赤沢「下校時刻までは、あと10分くらいあるわね」

    小椋「よし、一セットだけやりましょう。皆の麻雀見てたら、私もやりたくなってきたし」

    綾野「脱衣ありで?」

    恒一「それは///」

    赤沢「さすがに上だけじゃあ締まらないわよねえ」

    小椋「女子だけでやって榊原君を困らせようか!」

    「悪くない、かも」

    恒一「///」

    ガラッ

    三神「ちょっとあなたたち、もう下校時刻、よ……?」

    一同「」

    340 = 279 :

    アニメで巨乳組が全滅したのはきっと水島の趣味

    341 :

    義眼って涙ながせるのかな

    342 = 268 :

     女子生徒四人がブラジャーとスカート姿、男子生徒一人が上半身裸、これが意味するもの。

     どう言い繕っても、そうとしか受け取れないだろう。

     皆が先生を説得してくれたおかげで僕のお咎めは過度にならずに済んだが、演劇部の麻雀卓は撤収、

     当該生徒五人は反省分を書かされることになった。思えば九連宝燈をアガった人間は死ぬといわれてるくらいだから、

     それに比べればずっとマシな報いといえるのかもしれない……もっとも、三神先生、および怜子さんから浴びせられる視線は、

     死にたいくらいのものに変わっていったのだけれど。学校だけならともかく、家を含めて二十四時間はきつい。

     撤収された雀卓は赤沢さんの家から持ってきたものだったらしく、その後僕はよく赤沢さんの家に遊びにいくことが増えた。

     もっとも僕の実力は他と比べ物にならないほどになってしまったので、到底脱衣麻雀なんて企画にものぼらなくなった。

     もちろん、期待なんてしていない。見崎はみんなと麻雀をやることで少し明るくなった。たまに左目の能力を使ったりして

     いたずらっぽい表情を見せるようになって、小椋さんともクラスでよく話すようになって、あながち悪いことばかりでもなかったようだ。

     今度、見崎のいとこの藤岡という女の子を誘って遊びにくるらしい。その子も麻雀が出来るから、皆歓迎している。

    343 = 272 :

    美咲ちゃんくるか!?

    344 = 309 :

    よし、藤岡という女の子の身包み剥いじまおうぜ

    345 = 341 :

    おわり?

    346 = 268 :

    未咲「へぇ~君が榊原恒一君かぁ。鳴がよく頼もしい人って話すんだけど、なんかそんなんでもなくない?」

    恒一「そういわれてもな……」

    綾野「普段はこんなんだけどね、いざとなったらすごいんだよ、こういっちゃんは。なんせ私はこの人に人生をかけたから」ギュッ

    小椋「こら、離れなさい」

    赤沢「ミサキさん……ってこれじゃダメね、藤岡さんっていうのも、なんかねえ」

    「この際だからもうメイでいいわ」

    赤沢「そ、じゃあ未咲さん。あなたも麻雀やるのよね、早速どう?」

    未咲「うん、今日はそれを期待してやってきたからね! 私、強いよ。なんなら何か賭けてもいいくらい!」

    綾野「ほほう?」チラッ

    小椋「ふんっ」ニヤリ

    赤沢「すごい自信ね、未咲さん」

    恒一「あはは……」タラッ

    「ねえ、未咲、じゃあさ、脱衣麻雀とか、やってみない?」

    347 = 335 :

    乙乙

    349 = 268 :

    スレタイからエロネタを期待した人には大変申し訳なく思っている
    初めてのSSだからいろいろ至らない点もあったかと思うけど、初めてだから、が許されるのは処女だけだと思うので
    批判は甘んじて受け入れます。保守してくれた人、こんな時間まで支援してくれた人、ありがとうございました。

    残っててインスピレーションが沸いてきたらエロも補充するかもしれないけど、あんまり期待しないほうがいいと思います。
    なんなら乗っ取ってくれてもかまいません。どうせ乗っ取ったスレだし

    350 :

    おつかれさん
    よかったと思うよ 乙


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