元スレまどか「ほむらちゃんのおバカ!だいっ嫌い!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 1 :
さやか「………」
さやか(マミさん…)
マミ「うふふ、ほら!次は暁美さんの番よ?」
マミ「早く鹿目さんに告白しなきゃね!」
ほむら「…そうね」
ほむら「まどか」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「もう嘘はつかない、私の本当の気持ちをあなたに伝えるわ」
まどか「うん…!」
102 = 1 :
ほむら「まどか…私は、ずっと前からあなたのことが…」
ほむら「まどかが好きだった!」
ほむら「ずっと告白しようと思っていたけど…フラれるのが怖くて言えなかったわ…」
ほむら「でも!もう自分に嘘はつかない…自分から逃げない!」
ほむら「私はまどかが好き…だから…!」
ほむら「まどか、私と付き合ってください!」
まどか「うんっ!」
まどか「こんなわたしで良ければ…ずっと…!」
103 :
終わりの文字が見えない
104 = 41 :
気がはええよw
105 = 1 :
ほむら「まどかぁ!」
まどか「ほむらちゃんっ!」
さやか「まどか…!ほむら…!」
マミ「………ふふふっ」
さやか「…マミさん?」
マミ「…おめでとう!これで二人はカップルね!」パチパチ
マミ「私、2人を応援しているわ!幸せにね!」
まどか「はいっ!」
ほむら「ええ!」
106 :
ウェヒマシタワー
107 :
結局マミさんは独り相撲をとってただけか
108 = 1 :
マミ「ふふっ、ならこんな所にいないで…デートよ!」
マミ「恋人同士、楽しくしなくっちゃ!」
さやか「……」
まどか「そうだね…そうだよね!」
まどか「ほむらちゃん!これからデートしようよ!」
ほむら「うん!」
マミ「ほらっ、早くいってらっしゃい?」
まどか「マミさん、今までありがとうございました!」
まどか「おかげで、ほむらちゃんと…えへへっ!」
109 :
>>107
両国国技館
110 = 75 :
>>107
うまい
111 = 1 :
マミ「……ふふっ」
ほむら「さやかもありがとう…!」
さやか「うん、今度こそ正真正銘のデートだもんね」
さやか「楽しんできなよ」
ほむら「ええ!」
まどか「あっ、さやかちゃん…電話に出られなくてごめんね?」
さやか「ううん、いいよ」
マミ「私が出ないように言ったから…」
さやか「…そっか」
112 = 1 :
まどか「行こうよ、ほむらちゃんっ!」
ほむら「うんっ!」
マミ「いってらっしゃい!幸せにね!」
まどか「はーい!」
ほむら「さやか、マミ、本当にありがとう」
さやか「いいっていいって!いってらっしゃーい!」
ほむら「ええ!」
まどか「いってきまーす!」
113 :
さやか「まどか、ほむら、良かったね…!」
マミ「………」
さやか「マミさん…?」
マミ「はぁ…ふふ、演技するのは疲れるわね」
さやか「……」
マミ「でも、何も押し退けなくてもいいじゃない…少し傷ついちゃったな」
さやか「マミさん、本当は…」
マミ「あーあ、鹿目さんも暁美さんも、最初から素直に好きだと言えば良かったのにね」
マミ「それならこんなことしなくてすんだのに…ふふっ」
114 :
マミさん…
115 :
さやか「……マミさん、今日のは本当に演技だったの?」
マミ「えっ?」
さやか「本当は…まどかのことが好きだったんじゃ…」
マミ「………」
さやか「マミさんっ…!」
マミ「うふふっ、そんな…あり得ないわ」
マミ「だって、誰が見てもあの2人は相思相愛よ?」
マミ「仮に好きだったとしても…実らないわ」
116 :
マミンゴ
117 :
デ・・・マミさん
118 = 115 :
さやか「マミさん…嘘でしょ?」
マミ「……なにが?」
さやか「本当はまどかが好きなんでしょ?」
マミ「ううん、違うわ」
さやか「でも…じゃあ何であんなことを?」
さやか「何で、わざとまどかがマミさんに告白してるように見せかけたの?」
マミ「………」
さやか「何でそれを、ほむらに見せつけたわけ?」
119 = 115 :
マミ「…今日はエイプリルフールよ」
マミ「あれは嘘、演技だったのよ」
さやか「嘘だ…!」
マミ「……嘘じゃないわ、私は2人を応援しているもの」
さやか「なら、最初から素直に告白するように応援すればよかったはずだよ!」
マミ「……」
さやか「マミさん…エイプリルフールでもついて良い嘘と悪い嘘があるよ」
マミ「だから…嘘じゃ…」
さやか「マミさんっ!」
マミ「もう……なによ…」
120 :
イケメンさやかくるーー?
121 = 115 :
さやか「嘘なら…嘘ならなんで泣いてるんですか?」
マミ「えっ…」ポロポロ
さやか「マミさん…ほむらが告白した時からずっと涙目だったんだよ…?」
さやか「マミさん…演技下手だよ…わかるもん…」
マミ「私は……」
さやか「…あたし何かで良ければ話、聞きますから」
さやか「だからマミさん…嘘つかないでよ」
マミ「美樹さん…」
122 = 115 :
さやか「ね?」
マミ「うぅぅっ…」
マミ「本当は…私…暁美さんに嫉妬していたの…」
さやか「……」
マミ「暁美さんが羨ましかった…だって…鹿目さんと…」
マミ「……何時から鹿目さんを好きになったのか、自分でもわからないわ」
マミ「気が付いたら、意識するようになっていたの…」
マミ「いつも、鹿目さんの優しさに助けられてたからなのかな…」
マミ「あんなに誰かに優しくされたのは久しぶりで…だから、私…」
マミ「でも、実らないって…暁美さんに敵わないって分かってたから…」
123 = 115 :
マミ「だって2人は相思相愛なのよ?無理じゃない…」
さやか「マミさん…」
マミ「だけど2人は相思相愛なのに…なかなか告白しないで…」
マミ「相思相愛なのに、何時までも…!」
マミ「……しかも、鹿目さんは私に相談してきたのよ?」
さやか「…」
マミ「鹿目さんが私を頼ってくれるのは…嬉しかったわ」
マミ「でも…私は鹿目さんが好きなの!好きになってしまったの!」
さやか「………」
124 :
言葉を重ねても分かりあえないこと~
125 :
マミさん…
126 = 115 :
マミ「私は…どうすれば良いか…悩んだわ」
マミ「そして、やっぱり応援するって決めたの…」
マミ「……でも」
マミ「もし…暁美さんが鹿目さんに告白する勇気がないのなら…」
マミ「素直に好きだと言う勇気がないのなら…少しだけ、私にチャンスがあるのかもしれないって…」
マミ「そう…思ってしまったの…」
さやか「…だから、あんなことを?」
マミ「…ええ、暁美さんが初めから素直に告白していれば諦めたわ」
マミ「でもそうはならなかった…」
127 = 115 :
マミ「…私は鹿目さんに暁美さんを傷つける演技をするように頼んだわ」
さやか「………」
マミ「でも、鹿目さんは嫌がったわ、暁美さんにそんなこと言えないって…」
マミ「そんな鹿目さんに、私は…こうすれば必ず上手くいくって…」
マミ「だから鹿目さんは演技を…」
マミ「…これは2人の為じゃなくて、私の都合がよくなるものなのにね」
マミ「暁美さんが傷付いて鹿目さんを諦めたらな…なんてね」
128 = 115 :
さやか「…!」
マミ「そして、暁美さんが諦めなくても、目の前で告白すれば…もしかしたら…」
マミ「…最低だな、私……」
マミ「最低だよ…なんでこんなことしたのかな……」
さやか「…マミさん」
マミ「鹿目さんも暁美さんも…大切な…とっても大切なお友だちなのに…!」
マミ「どうして私は…うぅぅっ…」
さやか「……」ギュッ
マミ「美樹さん…私っ…私ぃ…っ!」
129 = 115 :
さやか「……わかるよ、あたしにも…マミさんの気持ち」
マミ「美樹さんっ…」
さやか「あたしにも…好きな人がいたから…」
さやか「…結局、自分に素直になれきれなくてダメだったけどさ」
さやか「ほむらには偉そうなこと言ったけど、あたし…全然ダメだよ」
マミ「……美樹さん」
さやか「それにあの2人は…すっごくお似合いだし…任せられるから」
さやか「だから…!あたしは応援してるんだ!」
さやか「それに…ほむらにあたしと同じ思いさせたくなかったから…」
さやか「だから、あたしは…」
130 = 115 :
さやか「……マミさんもあたしと同じだよ」
マミ「……」
さやか「でもだからって…あれは卑怯だと思う」
マミ「そう…よね…」
さやか「もっと、正面からぶつかれば…!でも、それができないから辛いんだよね…」
マミ「………」
マミ「応援…か……」
マミ「私にそんな資格……」
131 = 115 :
さやか「マミさん…」
マミ「……ごめんなさい、少し1人にしてもらってもいいかしら?」
さやか「…はい」
マミ「……」
さやか「…あ、あたし!何か飲み物買ってきます!」
マミ「うん……」
さやか「また戻ってくるから…!」
マミ「……わかったわ」
132 = 115 :
数十分後
さやか「マミさん…大丈夫かな…」
さやか「思い詰めてなければいいけど…」
チョンチョン
さやか「ん?」
杏子「だーれだっ!」
さやか「わわっ?」
杏子「当ててみやがれー」
さやか「あはは、杏子でしょ?」
杏子「へへっ、せーかい!」
133 = 125 :
あんあん!!!
134 = 115 :
さやか「杏子…」
さやか(杏子もだいぶ丸くなったよね…)
さやか「ふふっ」
杏子「何かあった?しょぼくれちゃってさ」
さやか「あたしは大丈夫だよ、ただ…」
杏子「ただ?」
さやか「マミさんがちょっと…ね」
杏子「マミが…?」
135 :
おいおいこのあんちゃん可愛すぎるだろ
136 = 115 :
さやか「………」
杏子「…よく分かんないけどさ」
杏子「こう言う時は甘いもん食うに限るな!」
さやか「杏子…」
杏子「今からマミん家行くんだよね?」
さやか「うん」
杏子「だったらあたしもついて行くぜ!」
杏子「マミにこれ食わせてやるよ!」
137 = 124 :
杏子「あたしのをさ!」ブチッ
さやか「は?」
ほむら「なん……だと?」
139 :
まじでそういうの、いいから。いやもうまじで
140 = 125 :
さる?
141 = 115 :
マミホーム
マミ「はぁ……」
マミ「鹿目さん…今ごろ暁美さんと2人で…」
マミ「…ふふ、楽しいんだろうなぁ」
マミ「……これで良かったのよ」
マミ「私なんかが暁美さんに敵うわけないもの…」
マミ「私がバカだっただけよ…」
杏子「しょぼくれてんじゃねーぞ」
142 = 115 :
マミ「えっ?」
杏子「よぉ」
マミ「さ、佐倉さん…?」
杏子「なーにクヨクヨしてんだよ?らしくもねぇ」
マミ「………」
杏子「…ま、だいたいのことはさやかに聞いたんだけどさ」
マミ「そう…ならわかるでしょ?今は1人でいたいの」
杏子「ふーん?1人でねぇ?」
マミ「……なに?」
杏子「あたしはマミの側にいたいんだよね」
143 = 135 :
マミ杏!マミ杏!
144 = 115 :
マミ「えっ…?」
杏子「……ほんとは1人でいたくないんじゃないの?」
マミ「……!」
杏子「ほんとは寂しいんだろ?今のあたしなら分かるぜ」
マミ「私は…」
杏子「あたしはさ、恋とかよくわかんねーけど…でも、1人が辛いのはわかるよ」
杏子「ひとりぼっちは寂しいもんな…」
マミ「佐倉さん…」
145 = 115 :
杏子「…ずっと1人でいた、あたしを救ってくれたのはさ」
杏子「マミ…あんただ」
杏子「あんたがいたから、あたしは自分に素直になれたんだよね」
マミ「……」
杏子「最初は馴れ合うつもりなんてなかったさ、でも…ほんとはあたし…」
杏子「愛と勇気が勝つストーリー…それを頭のどこかで信じてたんだ」
杏子「それを思い出させてくれたのは…マミ、あんたとさやかなんだ」
マミ「…それは……」
146 = 115 :
杏子「だから今は吹っ切れたよ、ほんとは寂しかったんだ」
杏子「あたしは今…毎日が楽しいんだ」
杏子「学校には行ってないし、魔女狩りしてんのは変わらないけどさ」
杏子「マミやさやかが…友だちがいてくれるのが嬉しいんだよ」
杏子「で、今その友だちが泣いてるんだ…ほってけないじゃん」
マミ「佐倉さん…」
マミ「私…!」グゥー
147 = 116 :
さるよけ
148 = 115 :
杏子「ん」
マミ「あっ…///」
杏子「あははっ!」
マミ「うぅ…///」
杏子「その様子じゃ何も食ってないんじゃないの?」
マミ「う、うん…」
杏子「ほら、さっきゲーセンで根こそぎゲットして来たんだ」
杏子「食うかい?」
マミ「…ありがとう」
さやか「お菓子はご飯の後だよ」
マミ「美樹さん…?」
さやか「マミさんに黙ってキッチンつかっちゃいましたー!」
さやか「とりあえずお昼にしようよ!」
149 :
QBのソテー
150 = 115 :
数十分後
マミ「美樹さん、佐倉さん、ごちそうさまでした」
マミ「私なんかのために、ありがとう…」
さやか「いいですよ、礼なんて。簡単なものだし」
杏子「少しは元気でた?」
マミ「ええ…」
さやか「マミさん…大丈夫?」
マミ「……初めからわかっていたことよ、鹿目さんのことは諦めるわ」
マミ「2人に謝らなきゃ…」
さやか「マミさん…」
マミ「…私、バカだから…あんなことしちゃって…」
杏子「…」
マミ「なんで…あんなことしたのかな…わかっていたことなのに…」
みんなの評価 : ★
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