元スレP「僕は屑だ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 :
ここまで微妙だけどこれから面白くなるだよな?な?
52 :
まぁゆっくり待とうじゃないか
53 :
櫻井P
55 = 1 :
春香「・・・なんで恋人、作らなかったんですか?」
P「それは・・・昨日も言ったように、当時の僕にとって、恋愛よりも大切なモノがあったからだよ」
春香「あの・・・その、よければ、その大切なモノってなんだったのか、教えてもらえないですか?」
P「・・・」
春香「ダメ、ですか・・・?」
P「うん、いいよ。春香になら教えてもいいかもね」
春香「!! あ、ありがとうございます!!」
P「うーん、いざ説明するとなれば難しいな」
P「ああ、大切なモノ、って言ったけど、正確には大切な人、なんだよ」
56 = 54 :
何で僕なの?うん?
57 :
屑兄さん!
妹さんを俺にください
58 = 1 :
春香「・・・その人は・・・女性、ですか?」
P「ああ、うん。女性だったよ。・・・と言っても、還暦を超えたおばあちゃんだったけどね」
P「とても人懐っこい人だったよ。誰とでもすぐに仲良くできる、とても美しい人だった」
P「そして、僕の恩人でもあった」
P「当時の僕は進むべき道を見失いかけていて。そんなとき、彼女が僕の道を照らす光となってくれたんだ」
P「ああ、僕はその人のために生きよう、その人のために捧げよう、その人のために穢れよう」
P「そう思ってしまうほど、素晴らしい人だった」
春香「・・・」
59 :
このPは詩人ですか?
60 = 1 :
>>59 14歳神の理の元だから仕方ない
P「・・・それが僕の、大切なモノの話だよ」
春香「その人は、今・・・?」
P「ああ、・・・死んだよ。僕が765プロに入る少し前だったかな」
春香「そうですか・・・」
P「いや、だからこそ今僕はここにいるんだ。彼女の死があったからこそ、僕は765プロにいる」
P「彼女は死んでからも、僕の道を照らす光となってくれたんだ」
62 :
ほ
63 :
代々偽槍に吸われ続ける家計の人かと思った
64 :
ほ
66 :
>>63
どう見ても屑兄さんです本当に
67 = 62 :
寝た?
69 :
屑兄さんPか
70 = 62 :
ほ
71 = 62 :
ほ
72 :
保守しなければ
73 = 66 :
春香「素敵な人、だったんですね」
P「ああ。彼女が死んだときは悲しかったけど、今はなんて言うか、だいぶ割り切れてるよ」
春香「そうですか。ところで、プロデューサーさん」
P「なんだ?」
春香「今はその・・・恋人とか作る気はないんですか?」
74 = 62 :
かえってきたか
75 = 66 :
P「今は・・・そうだね、みんなの活動も落ち着いてきたし、そういうのもいいかもしれないね」
春香「そ、そうですか!!」
P「と、いっても、あてはないんだけどね」
春香「えー、美希とか凄くプロデューサーさんに懐いてるじゃないですか!!」
P「彼女のあれは、なんていうか、年上の男性に対する憧れ、みたいなものじゃないかな?」
76 :
よっしゃ支援
77 = 66 :
春香「そうですかねー?」
P「それに、彼女に僕なんかはもったいないよ。もっと相応しい男性がいるさ」
春香「じゃあ、雪歩、とかは・・・?」
P「彼女は、僕が始めてまともに話せる男性だったってだけだよ」
P「それに、やっぱり僕じゃあ彼女とは釣り合わない」
春香「うーん、プロデューサーさん、自分を卑下しすぎじゃないですか?」
79 = 66 :
春香「私から見たプロデューサーさんは、私たちのためにお仕事をたくさんとってきてくれて、私たちのことを常に気をかけてくれて、凄く頼りになる男の人です」
春香「それに、凄く優しくて、カッコいいし、そんなところが好きって言うか・・・って、すみません、プロデューサーさん、変なこと言っちゃって!!」
P「春香・・・」
P「ありがとう、春香」
春香「プロデューサーさん・・・」
P「でも、それは違うよ、春香」
81 = 66 :
P「僕が優しい? やめてくれ、僕は屑だ。全身腐ってるんだよ、この僕は」
春香「え・・・?」
P「君たちに優しくするのは僕がプロデューサーだからだ。君たちに気をかけるのは、僕がプロデューサーだからだ」
P「そして僕がプロデューサーをやっているのは、彼女のためだ。彼女のために頑張るのは、それが僕にとって一番頑張れるからだ」
P「ああ、つまり。全部僕のためにやっていることなんだよ」
春香「・・・」
P「・・・すまないね、今から仕事だっていうアイドルにこういう話をしてしまって」
P「僕は、プロデューサー失格だな」
82 = 69 :
新世界でも渇望は変わらないか
84 = 63 :
面白い
85 :
前作とかあるん?
86 = 66 :
P「・・・ちょうど渋滞も抜けたし、あと少しで着くだろう」
P「よかったな、仕事、遅れなくてすみそうだよ」
春香「・・・そう、ですね」
P「・・・春香、君は君のために頑張れ。僕は彼女の・・・死者のためにしか頑張れないから」
春香「・・・」
P(その後一言も喋らずに、仕事場につき、春香は降りて行った)
P「・・・アイドルの恋愛なんて、御法度だ。しかもそれがプロデューサーとだなんて、冗談じゃない。だから、これでいい」
P「愛しい人を守るためなら、僕はいくらでも穢れることができるから」
87 = 63 :
滅私奉公の鬼
88 :
裏では食いまくってるかもしれない
89 = 66 :
春香(それから・・・なんとなく、プロデューサーさんはよそよそしくなりました)
美希「最近、ハニーがハニーって呼ばせてくれないの・・・」
雪歩「プロデューサー、一緒にご飯に行かなくなりました・・・」
春香(・・・理由は分かっている。あの時、私が彼に、好きって言ってしまったからだ)
春香(あのあと言っていたことは、私にだって嘘だと分かる。だってあのときのプロデューサーさん、とても辛そうな顔をしてたから)
91 = 66 :
春香(アイドルにとって恋愛はタブーだ。この業界に身を置く私からしたら、これはもはや常識だ)
春香(だけど・・・だからといって、私は私の恋を諦めたくない!!)
P(あれから僕は、アイドルと少しだけ距離を開けている)
P(これが直接的な解決策になるとは思えないけど、今はこれしか思いつかない)
pppp~
P(メール?)
ーーーーーーーーーーーー
From 天海春香
タイトル:なし
本文:今日の夜、会議室で、待ってます
ーーーーーーーーーーーー
92 = 66 :
~~~~~
夜・・・
春香(プロデューサーさん、来るかなぁ)
春香(いや、きっと来るはず!! 私、信じてます!!)
コンコン
春香「!?」
P「春香、入るよ」
春香「はい!!」
93 = 66 :
P「・・・それで、なんの用だ、春香?」
春香「・・・あの、プロデューサーさん。最初に、謝っておきます。多分、すっごくプロデューサーさんに迷惑かけると思から」
P「・・・ああ」
春香「・・・私、天海春香は、プロデューサーさんのことが・・・大好きです!!」
P「・・・」
94 = 66 :
春香「私たちのためにお仕事たくさんとってきてくれるプロデューサーさんが好きです!!」
春香「私たちのことを、小さなことまで気にかけてくれるプロデューサーさんが好きです!!」
春香「とっても頼りになるプロデューサーさんが好きです!!」
春香「かっこいいプロデューサーさんが好きです!!」
春香「優しいプロデューサーさんが好きです!!」
春香「プロデューサーさんがなんて言ったって・・・私のこの思いは変わりません!!」
96 :
>>95
久々だね
99 :
近頃見ないと思ったらなんでそんなに増えてるんだよ
100 = 66 :
P「・・・そうか。まぁ、その、なんだ。ありがとう、春香。春香にそう言って貰えるなんて僕は幸せ者だ」
P「だけど・・・前も言っただろう? 僕は屑だ。優しくなんかない。だから・・・」
春香「そんなことありませんよ!!」
春香「プロデューサーさんがなんて言おうと、私が感じた、私がプロデューサーさんから受けた優しさは変わりません!!」
P「・・・だとしても、僕は死者のことしか思えない」
春香「だったら!! だったら私が、変えて見せます!!」
みんなの評価 : ☆
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