私的良スレ書庫
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元スレ男「また来たの?」 許嫁「ええ」
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男「……何か用?」
許嫁「何それ。折角来てあげてるのに」
男「………」
許嫁「随分不機嫌そうね」
男「もともとこんな顔だよ」
許嫁「そうは思わないけど。ここのところ会うたび会うたびそんな顔」
男「………」
許嫁「荷物、ここに置かせてもらうから」
男「……好きにして」
許嫁「何それ。折角来てあげてるのに」
男「………」
許嫁「随分不機嫌そうね」
男「もともとこんな顔だよ」
許嫁「そうは思わないけど。ここのところ会うたび会うたびそんな顔」
男「………」
許嫁「荷物、ここに置かせてもらうから」
男「……好きにして」
男「………」
許嫁「空ばかり見てて楽しい?」
男「……楽しくない」
許嫁「でしょうね」
男「でも他に何かしたいとも思わないんだ」
許嫁「部屋に閉じこもってばかりいるからよ。あとで散歩にでも行きましょう」
男「……行きたくない」
許嫁「どうして?」
男「面倒くさい」
許嫁「はぁ……」
許嫁「空ばかり見てて楽しい?」
男「……楽しくない」
許嫁「でしょうね」
男「でも他に何かしたいとも思わないんだ」
許嫁「部屋に閉じこもってばかりいるからよ。あとで散歩にでも行きましょう」
男「……行きたくない」
許嫁「どうして?」
男「面倒くさい」
許嫁「はぁ……」
許嫁「うちの庭で取れた林檎持ってきたけど」
男「そこに置いておいて」
許嫁「どうせそのままにして腐らせてしまうでしょう」
男「………」
許嫁「今私が剥いてあげるから」
男「………」
許嫁「………」シャリシャリ
男「そこに置いておいて」
許嫁「どうせそのままにして腐らせてしまうでしょう」
男「………」
許嫁「今私が剥いてあげるから」
男「………」
許嫁「………」シャリシャリ
男「許嫁はさあ」
許嫁「なに?」
男「なんでいつも僕に会いにくるの?」
許嫁「………」
男「無理して来なくていいのに」
許嫁「………」
男「………」
許嫁「……林檎、剥けたけど」
男「……うん」
許嫁「なに?」
男「なんでいつも僕に会いにくるの?」
許嫁「………」
男「無理して来なくていいのに」
許嫁「………」
男「………」
許嫁「……林檎、剥けたけど」
男「……うん」
男「………」サク
許嫁「美味しい?」
男「………」コクン
許嫁「それはよかったわ」
男「………」サクサク
許嫁「もっと剥く?」
男「………」コクン
許嫁「美味しい?」
男「………」コクン
許嫁「それはよかったわ」
男「………」サクサク
許嫁「もっと剥く?」
男「………」コクン
男「………あっ」ポトッ
許嫁「あっ、私が拾うわよ」
男「いいよ、自分で拾うから」
許嫁「……そう」
男「……んっ、よいしょっと」
許嫁「………」
男「……なんでそんなに悲しい顔をするの」
許嫁「別に、そんなことないわ」
男「………」
許嫁「あっ、私が拾うわよ」
男「いいよ、自分で拾うから」
許嫁「……そう」
男「……んっ、よいしょっと」
許嫁「………」
男「……なんでそんなに悲しい顔をするの」
許嫁「別に、そんなことないわ」
男「………」
許嫁「もういいわよね。一杯食べたし」
男「……うん」
許嫁「じゃあそろそろ散歩に行きましょうか」
男「………」
許嫁「またそんな顔して」
男「……今日はいいよ」
許嫁「ダメ」
男「………」
許嫁「ほら、支度するから」
男「……うん」
許嫁「じゃあそろそろ散歩に行きましょうか」
男「………」
許嫁「またそんな顔して」
男「……今日はいいよ」
許嫁「ダメ」
男「………」
許嫁「ほら、支度するから」
許嫁「今日はいい天気ね」
男「………」
許嫁「もうすっかり暖かくなってちゃって」
男「………」
許嫁「向こうの川の側を歩いていきましょうか」
男「………」
許嫁「ほら、魚がいっぱい泳いでいるわよ」
男「………」
許嫁「…………」
男「………」
許嫁「もうすっかり暖かくなってちゃって」
男「………」
許嫁「向こうの川の側を歩いていきましょうか」
男「………」
許嫁「ほら、魚がいっぱい泳いでいるわよ」
男「………」
許嫁「…………」
男「……今僕たちの横を通った人たち」
許嫁「あの人たちがどうかしたの?」
男「僕を見ながら何かコソコソ話してた」
許嫁「気にしすぎよ」
男「でも僕はこんななりだし……」
許嫁「……気にすることないわ」
男「そういうわけにはいかないだろ」
許嫁「………」
男「………」
許嫁「あの人たちがどうかしたの?」
男「僕を見ながら何かコソコソ話してた」
許嫁「気にしすぎよ」
男「でも僕はこんななりだし……」
許嫁「……気にすることないわ」
男「そういうわけにはいかないだろ」
許嫁「………」
男「………」
男「許嫁は美人なんだからさ」
男「いくらでも他の男なんか見つかるんじゃないの」
許嫁「そんなことないわ」
男「いつまでも僕になんかに構ってないでさ」
許嫁「まるでもう関係が終わってしまったかのような口振りね」
男「終わってるでしょ」
許嫁「そう思っているのはあなただけじゃないよ」
男「いいや、君のお父さんだってきっとそう思ってる」
許嫁「………」
男「いくらでも他の男なんか見つかるんじゃないの」
許嫁「そんなことないわ」
男「いつまでも僕になんかに構ってないでさ」
許嫁「まるでもう関係が終わってしまったかのような口振りね」
男「終わってるでしょ」
許嫁「そう思っているのはあなただけじゃないよ」
男「いいや、君のお父さんだってきっとそう思ってる」
許嫁「………」
許嫁「ハンカチ、いる?」
男「………」
許嫁「無理しなくていいのよ」
男「………グスッ」
許嫁「誰がなんと言おうと、私はあなたの側に居続けるから」
男「うっ……ぐっ……」
許嫁「………」ギュッ
男「…………」ギュー
許嫁「……そろそろ、戻りましょうか」
男「………」
許嫁「無理しなくていいのよ」
男「………グスッ」
許嫁「誰がなんと言おうと、私はあなたの側に居続けるから」
男「うっ……ぐっ……」
許嫁「………」ギュッ
男「…………」ギュー
許嫁「……そろそろ、戻りましょうか」
………………………………
許嫁「…………」
男「…………」
許嫁「……それじゃあ、そろそろ私帰るわね」
男「……うん」
許嫁「また来るから」
男「………」
許嫁「ちゃんとご飯食べるのよ」
男「…………」
許嫁「…………」
男「…………」
許嫁「……それじゃあ、そろそろ私帰るわね」
男「……うん」
許嫁「また来るから」
男「………」
許嫁「ちゃんとご飯食べるのよ」
男「…………」
男「……最低だ」
男「……また許嫁に甘えてしまった」
男「………」
コンコン
女性「男さん、そろそろお食事の時間ですよ」
男「………」
女性「今部屋まで持ってきますからね」
男「………」
男「……また許嫁に甘えてしまった」
男「………」
コンコン
女性「男さん、そろそろお食事の時間ですよ」
男「………」
女性「今部屋まで持ってきますからね」
男「………」
許嫁「……ふぅ」
許嫁父「おかえり、許嫁」
許嫁「………!」
許嫁父「随分遅かったな。どこへ行っていた?」
許嫁「………」
許嫁父「まさかあの男に会っていたのではないだろうな」
許嫁「いいえ、お友達のお家に遊びにいっていました」
許嫁父「本当か?嘘ではないだろうな?」
許嫁「……私、今着替えてくるので」
許嫁父「おい!待て、許嫁!」
許嫁「…………」ガチャン
許嫁父「おかえり、許嫁」
許嫁「………!」
許嫁父「随分遅かったな。どこへ行っていた?」
許嫁「………」
許嫁父「まさかあの男に会っていたのではないだろうな」
許嫁「いいえ、お友達のお家に遊びにいっていました」
許嫁父「本当か?嘘ではないだろうな?」
許嫁「……私、今着替えてくるので」
許嫁父「おい!待て、許嫁!」
許嫁「…………」ガチャン
許嫁「男、来たわよ」
叔父「………!」
許嫁「………!あなた、なんでまたここに
」
叔父「いや、私はただ男くんの、ね?」
男「………」
許嫁「二度とここに来るなと前にも言ったはずです」
叔父「だ、誰の権限でそんなこと…!私は男君の親族だぞ!」
許嫁「帰ってください」
叔父「………チッ」
男「…………」
叔父「………!」
許嫁「………!あなた、なんでまたここに
」
叔父「いや、私はただ男くんの、ね?」
男「………」
許嫁「二度とここに来るなと前にも言ったはずです」
叔父「だ、誰の権限でそんなこと…!私は男君の親族だぞ!」
許嫁「帰ってください」
叔父「………チッ」
男「…………」
許嫁「まったく、もう……なんだったの?」
男「……お金に困ってるんだってさ」
許嫁「だと思ったわ」
男「従妹が音大に行きたいんだってさ」
許嫁「それであなたにたかりに来るなんて、呆れたものね」
男「僕のところに訪ねてくる人なんてみんなそうだよ」
許嫁「………」
男「この前もさ、顔も知らない、大学の同回生らしい人が来てさ……」
許嫁「………」
男「…………」
男「……お金に困ってるんだってさ」
許嫁「だと思ったわ」
男「従妹が音大に行きたいんだってさ」
許嫁「それであなたにたかりに来るなんて、呆れたものね」
男「僕のところに訪ねてくる人なんてみんなそうだよ」
許嫁「………」
男「この前もさ、顔も知らない、大学の同回生らしい人が来てさ……」
許嫁「………」
男「…………」
男「………」
許嫁「今日はお天気悪いわね。一雨来るかも……」
男「………」
許嫁「今日はお散歩やめにする?」
男「僕はいつだって行きたくないよ」
許嫁「そんなことだから気が滅入ってしまうのよ」
男「……関係ないよ」
許嫁「………」
許嫁「今日はお天気悪いわね。一雨来るかも……」
男「………」
許嫁「今日はお散歩やめにする?」
男「僕はいつだって行きたくないよ」
許嫁「そんなことだから気が滅入ってしまうのよ」
男「……関係ないよ」
許嫁「………」
最初からストーリー性が感じられるSSスレって最初は伸びないけど、後になって爆発的に伸びたりするよな
男「なんで僕は生きてるんだろう」
許嫁「滅多なこと言わないで」
男「父さんも母さんも酷いよな。僕を置いてって」
許嫁「男」
男「僕もあのとき一緒に死ねばよかったんだ」
許嫁「………っ」ギュッ
男「もうさ、生きててもいいことなんてないんだ」
許嫁「……そんなことない」
男「………」
許嫁「滅多なこと言わないで」
男「父さんも母さんも酷いよな。僕を置いてって」
許嫁「男」
男「僕もあのとき一緒に死ねばよかったんだ」
許嫁「………っ」ギュッ
男「もうさ、生きててもいいことなんてないんだ」
許嫁「……そんなことない」
男「………」
親が死んで婚約は解消、残された遺産を狙って親族がまとわりついてるってことか
…………………………………
女性「あら?彼女さんはもう帰られたんですか?」
男「……彼女じゃないです」
女性「またまたぁ。……部屋の空気入れ替えておきますね」
男「………」
女性「あんなに可愛い彼女さんが来てくれるんなら、そりゃもう嬉しいでしょう?」
男「………」
女性「もう、また窓の外ばかり眺めて」
女性「あら?彼女さんはもう帰られたんですか?」
男「……彼女じゃないです」
女性「またまたぁ。……部屋の空気入れ替えておきますね」
男「………」
女性「あんなに可愛い彼女さんが来てくれるんなら、そりゃもう嬉しいでしょう?」
男「………」
女性「もう、また窓の外ばかり眺めて」
一家心中もしくは事故で両親は死んじゃったけど男は生き残っちゃって後遺症で手だか足だかが麻痺もしくは切断でもしてんのかな?
許嫁父「許嫁、少し話がある」
許嫁「なんでしょうか」
許嫁父「今日も友達の家に遊びに行っていたらしいな」
許嫁「ええ、それが何か」
許嫁父「嘘じゃないだろうな」
許嫁「私が嘘を言っているとでも?」
許嫁父「近頃のお前はおかしい」
許嫁「怒りますよ」
許嫁父「それは自分の身の潔白を証明することができないからか?」
許嫁「……ご馳走様」
許嫁父「………」
許嫁「なんでしょうか」
許嫁父「今日も友達の家に遊びに行っていたらしいな」
許嫁「ええ、それが何か」
許嫁父「嘘じゃないだろうな」
許嫁「私が嘘を言っているとでも?」
許嫁父「近頃のお前はおかしい」
許嫁「怒りますよ」
許嫁父「それは自分の身の潔白を証明することができないからか?」
許嫁「……ご馳走様」
許嫁父「………」
男「…………」
男「……お久しぶりですね」
許嫁父「ああ、元気にしてたかね」
男「………」
許嫁父「私がなぜここに来たか分かるかね」
男「………?」
許嫁父「……近頃娘が君に会いにいっているようなのだが」
男「………」
許嫁父「もしそれが本当なら、黙って見過ごすわけにはいかないのだがね」
男「………」
男「……お久しぶりですね」
許嫁父「ああ、元気にしてたかね」
男「………」
許嫁父「私がなぜここに来たか分かるかね」
男「………?」
許嫁父「……近頃娘が君に会いにいっているようなのだが」
男「………」
許嫁父「もしそれが本当なら、黙って見過ごすわけにはいかないのだがね」
男「………」
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