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元スレほむら「5年後のまどかへ」
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和子「5年後に向けて手紙を書いてみましょう!」
さやか「なんか…こういうのってどこの学校でも通る道なのかな」
まどか「小学校のころにも十年後の自分にって書かされたよね」
和子「あら、ならお友達の5年に向けるように変更しましょう」
さやか「うへ~、どっちにしても書くのかよ」
まどか「でも楽しそうだよ、今のわたし達から手紙が来るなんて。ね、ほむらちゃん」
ほむら「え、ええ…そうね」
さやか「なんか…こういうのってどこの学校でも通る道なのかな」
まどか「小学校のころにも十年後の自分にって書かされたよね」
和子「あら、ならお友達の5年に向けるように変更しましょう」
さやか「うへ~、どっちにしても書くのかよ」
まどか「でも楽しそうだよ、今のわたし達から手紙が来るなんて。ね、ほむらちゃん」
ほむら「え、ええ…そうね」
さやか「まどかは誰に書くの?」
まどか「エヘヘ、内緒だよ」
さやか「あたしに書いてよー。誰からもこないと悲しくて魔女化しそうじゃん」
ほむら「やめて。あなたが言うとシャレにならないから」
さやか「うぐ…あんたの過去を知ってると最もだわ」
まどか「エヘヘ、内緒だよ」
さやか「あたしに書いてよー。誰からもこないと悲しくて魔女化しそうじゃん」
ほむら「やめて。あなたが言うとシャレにならないから」
さやか「うぐ…あんたの過去を知ってると最もだわ」
仁美「そういえばほむらさん、引っ越しはいつですの?」
ほむら「今日からちょうど1週間後よ」
まどか「寂しくなっちゃうなあ…また会えるよね?」
ほむら「ええ、必ず」
さやか「恭介に書こうと思ったけどやっぱりあんたにしようかな」
ほむら「上条くんでいいじゃない。5年後、きっとその手紙で盛り上がってるわよ」
さやか「あはは、照れるじゃん」
恭介(学校で言われると恥ずかしいんだけど…)
ほむら「今日からちょうど1週間後よ」
まどか「寂しくなっちゃうなあ…また会えるよね?」
ほむら「ええ、必ず」
さやか「恭介に書こうと思ったけどやっぱりあんたにしようかな」
ほむら「上条くんでいいじゃない。5年後、きっとその手紙で盛り上がってるわよ」
さやか「あはは、照れるじゃん」
恭介(学校で言われると恥ずかしいんだけど…)
恭介と仁美が付き合っている状態ではなく、さやかがレズでなければ支援
まどか「よし、書けた!」
さやか「ちょっと読ませてよ」
まどか「ダメだよ、どうせ5年後にはわかることだし」
ほむら(まどか…美樹さやかに書いたのね。やはり期待と現実は違うわ)
仁美「ほむらさん、わたしはあなたに向けて書きましたわ!」
ほむら「あ…そ、そう、ありがとう」
さやか「ちょっと読ませてよ」
まどか「ダメだよ、どうせ5年後にはわかることだし」
ほむら(まどか…美樹さやかに書いたのね。やはり期待と現実は違うわ)
仁美「ほむらさん、わたしはあなたに向けて書きましたわ!」
ほむら「あ…そ、そう、ありがとう」
ほむら「貴女は今後悔しているかもしれないけれど、さらに5年後はもっと後悔することになるわ。今を大切になさい」
和子「みなさん、書きおわりましたか!? 終わった方は前に提出して下さい!」
まどか「ほむらちゃんは誰に書いたの?」
ほむら「…内緒よ」
まどか「そっか、それなら2人とも秘密だね。…その手紙、読めたらいいなあ」
ほむら「え…」
まどか「あれ? わたし変なこと言っちゃった?」
ほむら「う、ううん。そんなことないわよ」
まどか「ほむらちゃんは誰に書いたの?」
ほむら「…内緒よ」
まどか「そっか、それなら2人とも秘密だね。…その手紙、読めたらいいなあ」
ほむら「え…」
まどか「あれ? わたし変なこと言っちゃった?」
ほむら「う、ううん。そんなことないわよ」
「5年前に戻ってやり直したい」
きっとそう思っているのでしょう
なら、今すぐやり直しなさい
5年前をやり直しに来た10年後の貴方へ
きっとそう思っているのでしょう
なら、今すぐやり直しなさい
5年前をやり直しに来た10年後の貴方へ
鹿目まどかさんへ
この手紙を読んでくれている今は、私が遠く離れて5年が過ぎた日でしょう。
もしよかったら、今日私と会えませんか? いつものハンバーガー屋で待っています。
私はこの手紙のことは絶対に忘れないから、必ず―――
ほむら(この手紙が届く日に、もう一度見滝原に訪れましょう)
この手紙を読んでくれている今は、私が遠く離れて5年が過ぎた日でしょう。
もしよかったら、今日私と会えませんか? いつものハンバーガー屋で待っています。
私はこの手紙のことは絶対に忘れないから、必ず―――
ほむら(この手紙が届く日に、もう一度見滝原に訪れましょう)
さやか「恭介は誰に書いたの?」
恭介「…さやかだよ」
さやか「ホントに!? うわぁ今からすっごく楽しみ!」
中沢「羨ましいなぁ、恭介」
恭介「まあ…恥ずかしいけど嬉しいよ。すごく」
まどか「さやかちゃん幸せそう」
ほむら「そうね、この世界であの魔女を倒せて本当によかったわ」
ほむら(だから私の願いがまどかに反映することもなくなったし)
恭介「…さやかだよ」
さやか「ホントに!? うわぁ今からすっごく楽しみ!」
中沢「羨ましいなぁ、恭介」
恭介「まあ…恥ずかしいけど嬉しいよ。すごく」
まどか「さやかちゃん幸せそう」
ほむら「そうね、この世界であの魔女を倒せて本当によかったわ」
ほむら(だから私の願いがまどかに反映することもなくなったし)
――6日後、駅のホーム――
杏子「なあ、引っ越しの取り消しってやっぱり無理なのか?」
ほむら「ええ…決まったことだから」
マミ「急なお話だもの。仕方ないわよね」
さやか「しかし本当にいきなりだね…」
ほむら「あなたも魔女になってないしまどかも魔法少女になってない…もうなることもなさそうだし、とどまる必要もないもの」
まどか「…………」
杏子「なあ、引っ越しの取り消しってやっぱり無理なのか?」
ほむら「ええ…決まったことだから」
マミ「急なお話だもの。仕方ないわよね」
さやか「しかし本当にいきなりだね…」
ほむら「あなたも魔女になってないしまどかも魔法少女になってない…もうなることもなさそうだし、とどまる必要もないもの」
まどか「…………」
まどか「……ほむらちゃん。私ね、あの手紙ほむらちゃんに書いたんだよ」
ほむら「…2人とも秘密って言ったじゃない」
ほむら「よく考えたら秘密にしてたら分からなかったかもしれなかったけれど」
まどか「…やっぱりね、手紙のことは知っててほしいの。忘れないでほしいから…」
ほむら「バカね、忘れるわけないでしょう」
まどか「うぅ…」グスグス
ほむら「…2人とも秘密って言ったじゃない」
ほむら「よく考えたら秘密にしてたら分からなかったかもしれなかったけれど」
まどか「…やっぱりね、手紙のことは知っててほしいの。忘れないでほしいから…」
ほむら「バカね、忘れるわけないでしょう」
まどか「うぅ…」グスグス
ほむら「…そろそろ電車が来るわね」
さやか「………」
杏子「………」
マミ「……」グスッ
電車が通ります。後ろに下がってお待ちください
ほむら「…まどか、あの手紙ね、私もあなたに書いたのよ」
まどか「…本当に?」
ほむら「内容までは言えないけれど、本当よ」
さやか「………」
杏子「………」
マミ「……」グスッ
電車が通ります。後ろに下がってお待ちください
ほむら「…まどか、あの手紙ね、私もあなたに書いたのよ」
まどか「…本当に?」
ほむら「内容までは言えないけれど、本当よ」
杏子「…なあ、早く乗らないと電車行っちまうぞ」
ほむら「いけない! …短かったけどありがとう、巴さん、佐倉さん、美樹さん」
マミ「あなたが居てくれたから、私は毎日がすごく楽しくなったわ」
杏子「やっぱ…別れるって辛いんだな」
さやか「お礼を言いたいのはこっちも同じだー! ありがとうー!」
ほむら「みんな…。まどか、ありがとう」
まどか「…うん、わたしも言うね。ありがとう―――」
ほむら「いけない! …短かったけどありがとう、巴さん、佐倉さん、美樹さん」
マミ「あなたが居てくれたから、私は毎日がすごく楽しくなったわ」
杏子「やっぱ…別れるって辛いんだな」
さやか「お礼を言いたいのはこっちも同じだー! ありがとうー!」
ほむら「みんな…。まどか、ありがとう」
まどか「…うん、わたしも言うね。ありがとう―――」
――5年後、手紙が届く日の1日前――
ほむら「…懐かしいわね、見滝原。あまり変わってないのが嬉しいわ」
ほむら「早くホテルに行きましょう。満員電車だったから疲れたわ」
ほむら「本当に変わってない…何もかも。時が止まったみたい」
ほむら「…これならあのハンバーガー屋、潰れてなさそう」
ほむら「…懐かしいわね、見滝原。あまり変わってないのが嬉しいわ」
ほむら「早くホテルに行きましょう。満員電車だったから疲れたわ」
ほむら「本当に変わってない…何もかも。時が止まったみたい」
ほむら「…これならあのハンバーガー屋、潰れてなさそう」
ホテル
ほむら(明日の手紙、ちゃんと届くよね?)
ほむら(この日に間に合わせるために早く来たからまどかの手紙は読めてないけど、わかってくれたよね?)
ほむら(期待と不安が入り交じった複雑な気分だわ…今日はもう寝ましょう)
ほむら(………………)
ほむら(…………………遠足の前の日みたい。楽しみで全然寝れないわ)
ほむら(明日の手紙、ちゃんと届くよね?)
ほむら(この日に間に合わせるために早く来たからまどかの手紙は読めてないけど、わかってくれたよね?)
ほむら(期待と不安が入り交じった複雑な気分だわ…今日はもう寝ましょう)
ほむら(………………)
ほむら(…………………遠足の前の日みたい。楽しみで全然寝れないわ)
ん? ほむら宛の手紙が自宅に届く前に家を出たから読んでないってこと?
バッドエンドっぽいけどほむらアホすぎるな
バッドエンドっぽいけどほむらアホすぎるな
ハンバーガー屋
ほむら(よかった、まだ経営してた。1時間も早く来てしまったから店の人に冷ややかな目で見られそうだけど)
ほむら(…ちゃんと届いてるわよね? やっぱり手紙を確認してからの方が安心できたかも)
ほむら(不安で仕方ないわ…巴マミにもっと信じることを覚えなさいみたいなこと言ったのに恥ずかしい)
ほむら(よかった、まだ経営してた。1時間も早く来てしまったから店の人に冷ややかな目で見られそうだけど)
ほむら(…ちゃんと届いてるわよね? やっぱり手紙を確認してからの方が安心できたかも)
ほむら(不安で仕方ないわ…巴マミにもっと信じることを覚えなさいみたいなこと言ったのに恥ずかしい)
ほむら(…1時間経ったけれどまだ来ないわね。でもまどかは時間にルーズなところもあったし)
ほむら(久しぶりだから服装とか髪形とか、色々気にして遅くなってるのかも)
ほむら(それならそれで嬉しいわ、だって私と会うために時間をかけてるんだもの)
ほむら(…いやいや、話をいい方向に運びすぎよ)
ほむら(久しぶりだから服装とか髪形とか、色々気にして遅くなってるのかも)
ほむら(それならそれで嬉しいわ、だって私と会うために時間をかけてるんだもの)
ほむら(…いやいや、話をいい方向に運びすぎよ)
ほむら(さらに1時間が経ったわ…長居してるから店員に冷ややかな目で見られてる気がする)
ほむら(…手紙届いてないのかな? 先生、出し忘れてないわよね?)
ほむら(……ううん、きっと届いてる! 届いてるけど存在に気付いてないだけかもしれない)
ほむら(……だとしたら別れの時の約束忘れてるわね…)ハァ
ほむら(…手紙届いてないのかな? 先生、出し忘れてないわよね?)
ほむら(……ううん、きっと届いてる! 届いてるけど存在に気付いてないだけかもしれない)
ほむら(……だとしたら別れの時の約束忘れてるわね…)ハァ
ほむら(……2時間経ったけどまだ来ない…。本当に気付いてないだけ?)
ほむら(…中学生時代の一時だけだもの…。あの時にいくら泣いても、時間が経つとどうでもよくなったのかも…)
ほむら(…まどか、今さら会いたくないの…?)
「あ…あれ、あんたもしかして」
ほむら「え…?」
さやか「ほむら!? どうしてこんなとこにいるの!?」
ほむら(…中学生時代の一時だけだもの…。あの時にいくら泣いても、時間が経つとどうでもよくなったのかも…)
ほむら(…まどか、今さら会いたくないの…?)
「あ…あれ、あんたもしかして」
ほむら「え…?」
さやか「ほむら!? どうしてこんなとこにいるの!?」
ほむら「み、美樹さん…?」
さやか「ほ、本当にほむらだ! 戻ってくるなら先に行ってくれたらいいのに!」ダキッ
ほむら「わわ! ちょっと店内でそんな…」
さやか「久しぶりに会ったら抱き合うもんだって! 海外じゃ当たり前だぞ!」
ほむら「こ、ここ日本だから…」
さやか「それで、また見滝原に引っ越してきたの?」
ほむら「いえ、遊びに来ただけよ」
さやか「ほ、本当にほむらだ! 戻ってくるなら先に行ってくれたらいいのに!」ダキッ
ほむら「わわ! ちょっと店内でそんな…」
さやか「久しぶりに会ったら抱き合うもんだって! 海外じゃ当たり前だぞ!」
ほむら「こ、ここ日本だから…」
さやか「それで、また見滝原に引っ越してきたの?」
ほむら「いえ、遊びに来ただけよ」
さやか「そっか…じゃあすぐに帰っちゃうんだ」
ほむら「1週間くらいはいるつもりよ。みんなにも会いたいし…」
さやか「みんなって…魔法少女のみんな?」
ほむら「ええ、あと志筑さんにも」
さやか「…………」
ほむら「? どうかしたの?」
さやか「え…ううん! 何でもない何でもない!」
ほむら「1週間くらいはいるつもりよ。みんなにも会いたいし…」
さやか「みんなって…魔法少女のみんな?」
ほむら「ええ、あと志筑さんにも」
さやか「…………」
ほむら「? どうかしたの?」
さやか「え…ううん! 何でもない何でもない!」
まどほむ期待して開いたら何か嫌な予感しかしないんだが
今すぐ脱出用ポッドで脱出をはかるべきだろうか
今すぐ脱出用ポッドで脱出をはかるべきだろうか
ほむら「………え」
さやか「あたしの力でも治せないくらい酷い怪我だったの。…肝心な時に何もできなくてあたしも辛かった…」
ほむら「…………」
さやか「でもね、まどかは息を引き取るその時まであんたのこと考えてくれてたんだよ」
ほむら「……………」
さやか「怪我したあいつにさ、キュゥべえは契約を迫ったんだ」
さやか「……契約したら生きることができるのに、まどかは『ほむらちゃんと契約しないって約束したから』って…」
ほむら「…………本当なのね……?」
さやか「……うん、ごめんね…」
ほむら「……………」
さやか「あたしの力でも治せないくらい酷い怪我だったの。…肝心な時に何もできなくてあたしも辛かった…」
ほむら「…………」
さやか「でもね、まどかは息を引き取るその時まであんたのこと考えてくれてたんだよ」
ほむら「……………」
さやか「怪我したあいつにさ、キュゥべえは契約を迫ったんだ」
さやか「……契約したら生きることができるのに、まどかは『ほむらちゃんと契約しないって約束したから』って…」
ほむら「…………本当なのね……?」
さやか「……うん、ごめんね…」
ほむら「……………」
さやか「……ほむらの電話番号とか住所とか分からなかったから伝えられなかったんだ……本当にごめんね」
ほむら「………あなたが謝ることじゃないじゃない……」
さやか「…でもあたし、助けられなかった……」
ほむら「…それでもまどかはきっと喜んでるから…。ありがとう、美樹さん。ちゃんと話してくれて」
さやか「ううん…いつか会ったら言おうって決めてたから」
ほむら「………あなたが謝ることじゃないじゃない……」
さやか「…でもあたし、助けられなかった……」
ほむら「…それでもまどかはきっと喜んでるから…。ありがとう、美樹さん。ちゃんと話してくれて」
さやか「ううん…いつか会ったら言おうって決めてたから」
ほむら「…まどかのお墓参り、行ってもいいかしら?」
さやか「…うん、あたしも一緒に行くよ。場所、わかんないだろうし」
ほむら「…ありがとう」
さやか「ううん、いいよ」
さやか「…うん、あたしも一緒に行くよ。場所、わかんないだろうし」
ほむら「…ありがとう」
さやか「ううん、いいよ」
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