元スレお嬢様「……ふぅん、足裏マッサージか」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
男「おう、たまにはいいかと思ってな。いつも俺を踏んでばかりじゃ疲れるだろ」
男(……慣れって怖い。うっかり人前でこんなこと口にしたら表を歩けなくなるな)
お嬢様「それはまぁ、結構つりそうになったりもするんだけどね。あなた、できるの?」
男「まかせとけ。ここ三カ月、ちゃんとした師匠についてみっちり修業してきた」
お嬢様(どんな高校生活送っているのよ。……でも)
お嬢様「私のために、頑張ってくれたのよね」ジー
男「べ、別にそれだけのためじゃねえよ。なんだって勉強するに越したことはねえだろ」
お嬢様「ふふ、照れなくてもいいじゃない。わかったわ、試しにやってみてちょうだい」
男「よし、そうこなくっちゃ。じゃあ、着替えてそこのソファーに横になってくれ」
お嬢様「着替える必要があるの?」
男「制服のまんまやったら目の毒だろうが!」
お嬢様「あら、私は気にしないのに」クスクス
2 :
まさかの続きか
3 :
ふむふむ
5 = 1 :
お嬢様「おまたせ、男君」
男(……ホットパンツとか、絶対わざとだろ)
お嬢様「もしかして、ブルマの方がよかったかしら」モジモジ
男「そのままで結構ざんす」
お嬢様「あらそう。ねえ、正常位とバック、どちらがお好み?」ニヤニヤ
男「仰向けかうつ伏せか、だろ! なんでもエロ方面に持っていきやがって!」
お嬢様「もう、つれないのね」
男「うつ伏せになってくれ。そっちの方が得意だからさ」
お嬢様「バックね、わかったわ」スス
男(こ、この女は――っていちいち突っ込んでたら日が暮れる。我慢、我慢)イライラ
6 :
あんたか
7 :
俺が突っ込みたい後ろから
8 :
とても良い
9 :
第二部か
11 = 1 :
男「じゃあ肘掛けの上に手を組んで、その手の甲に顎を乗せる感じで頼むわ」
お嬢様「こんな感じね。体の力は、もちろん抜くのよね」
男「ああ。そうそう、これを塗らなきゃな」トントン
お嬢様「ん、なにを――ひゃん!?」ビクン
お嬢様(な、ちょ、このぬるぬるしてるの……まさか)
男「市販のベビーオイルだ。こうした方が摩擦で皮膚を傷めにくいからな」スリスリ
お嬢様「……そ、そうよね。そういったものに決まってるわよね」
男「はは、他になにがあるってんだよ。んじゃ、そろそろいくぞー」ニギニギ
お嬢様「ふぅん、やる気まんまんって感じね。少しは期待していいの?」
男「任せとけ、始めた時に比べて腕が上がったのは実感してる」
お嬢様(あらあら、そんなこと言って。――もしへただったら、たっぷりお仕置きしてあげるんだから)クスクス
13 :
足裏はエロイ
14 :
昨日の難病のお嬢か
15 = 1 :
お嬢様「……っ!! ~~~~!! ……っ! …………!!」ガリ
男「やっぱりここも凝ってるなぁ、カチカチだ」ギュゥゥ
お嬢様「……ぃっ! ま、待って男君! いったん止めっ!」ブルブル
男「なんだ、またか。どっか痛んだのか?」ピタ
お嬢様「……そ、そうじゃないんだけどね」フゥフゥ
お嬢様(だ、ダメだこれ。……押される度に電気走って、口、抑えなきゃ)ブルブル
男「なんか、調子悪そうだしやめとくか? やたら汗かいてるし」
お嬢様「……平気よ、初めてで慣れてないだけだから。やっているうちに慣れるわ」グイ
男「本当に、痛くはないんだな?」
お嬢様「ええ、それは、大丈夫」
男(それはって、なにが大丈夫じゃないんだ?)
17 = 1 :
男「じゃあ、続けるぞ。今度ストップしたら、今日は終わりにするからな」
お嬢様「わ、わかったわ。かかってきなさい」ガチガチ
男(かかって、って。力抜けって言ったのに緊張しすぎだろ)
お嬢様(……心の準備なしには無理ね。声だけは、我慢しなきゃ)スーハー
男(よし、リラックスできるツボを重点的にやるか)
男「じゃあ最後に、僧帽筋と気管支のツボをほぐして終わりにするからな」
お嬢様「ええ、お願いね」
男(この辺は、大分ほぐれてるな)チョンチョン
お嬢様「――っ!」
男(指圧は緩急をつけて、初めは指の腹で弱めに)
お嬢様(……うん、もう、大丈夫ね。このくらいなら、なんてことないわ)ホッ
男(20%って言われても、まだ加減がわからないんだよなぁ。さてと、そろそろ50%いくか)
18 :
前作があるんですか?できればスレタイなど教えていただければ嬉しいのですが
19 :
続きって言われても前わからんから張れよ
21 :
まさかの続きかよ…全力で保守
22 :
前作
http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1332206399-0.html
23 = 1 :
男(徐々に押し込むように)グググ
お嬢様(……く、少し強くなってきたけど。まだ、まだ。慌てることはないわ)
男(人差し指を回して、突き合わせるように揉む)
お嬢様「――ん、く」ギリ
お嬢様(い、いや。また急に……変な感じが。うぅ、声、出ちゃいそう)ガクガク
男(ん、ここもか)グリン
お嬢様「……っ!!」ブルン
お嬢様(――やっぱ駄目! こ、これ以上されたら!)
男「おーい。もうおわっからあんまり動くなよ」モミモミ
お嬢様「……あ、あの男君。今日はもうそれくら――」
男「ほい、これで終わりっと」グリン
お嬢様「~~~~~っ!!!!!」ガシッ
男「ぐあっ!? ――て、てめえ! いきなり蹴るとか――へっ?」バタンッ
男(……あぁなんだ、トイレ我慢してたのか。ったく、早く言えばいいのに)
26 :
お前らこういうスレ立つと
抜いたとかふぅとか書き込んでるけど
実際文章で抜ける人間なんて居なくね?
27 = 1 :
お嬢様「……間一髪だったわね」チョロチョロ
お嬢様(……完全には、間に合わなかったけど。……はぁ、やっぱり糸引いてる)
お嬢様「まったく、厄介な技術を身につけてくれたものね。気取られなかったとは思うけど」フキフキ
お嬢様(……そういえば、そろそろ水泳の授業が始まるのよね)
お嬢様「私を助けてくれたことには感謝してるけど、それはそれ」ジャアアア
お嬢様(焦らしてくれた報い、たっぷりと受けてもらうわよ。男君)ニィ
男(……な、なにやら悪寒が)ブルブル
28 :
ふぅ
29 :
私怨
30 = 18 :
31 = 21 :
ほ
33 = 1 :
チャイム「キーンコーンカーンコーン」
友人A「時は、来た!」ダン
男「なんだいきなり。三角関数で頭がいかれたか?」
友人A「友よ、おまえは知るまいな。俺が今この瞬間をどんなに待ち詫びていたか」
男「俺は逆に憂鬱だよ。体育でもっともキライな時期だ」
男(女子は更衣室に移動、か。学校での男女差別って何気にひどいよな)ヌギヌギ
友人A「……男ってカナヅチだったっけか?」
男「いや? 自由に泳げないプールの何が楽しいのかがわからんだけだ」
友人A「ふ、青いな男。女子の存在を忘れたか」
男「ビキニなら興奮するかもだけどな。スクール水着のなにがいいんだ」
友人A「知れたこと! ――――名札だ」ニヤリ
男(……ブレないやつだ)
34 = 22 :
うむ
35 = 1 :
体教師「おっし、一列に並べ!」
男(……高校生で25メートルプールってどうなのかねぇ。屋内だからまだいいけど)
男子1「お、女子来たぞ。女子!」
男子2「あんまがっつくなよ。アピールしたって誰も見てくれやしないぞ」
男子1「何気にひどいな――お、幼馴染ちゃんだ!」
男「……」ピクリ
男子2「おお、スリムビューティ! お、お嬢様も来た! やっべ、モデルになれんじゃね?」
男「…………」ピクピク
友人A「おおっと、反応したね? 今、反応したね?」ニヤニヤ
男「……別に」プィ
友人A「へいへい、見ないでいいの? へい、へい?」ニヤニヤ
男(……っあー、グーで殴りたい)イライラ
38 :
Hey
39 = 1 :
お嬢様(……男君は、どこかしら)キョロキョロ
幼馴染「うわー、お嬢様、スタイルいいねー」
お嬢様「え、そ、そうかな?」モジモジ
女>1「そうだよ。腰とかどうやったらそんなにくびれるの?」
お嬢様「体弱い分、下半身だけは鍛えてるから、そのせいかもしれませんね」ニコニコ
幼馴染「あ、そういえば体育休んでたもんね。水泳は、大丈夫なの?」
お嬢様「適度な負荷はかけたほうがいいんです。リハビリ施設でもやっていますから」
女>1「あ、それ聞いたことあるかも」
女>2「ねえねえ、見てよ。向こう側の男子、こっちの方じろじろ見てるよ」
女>1「やだぁ、そんなに見られたら授業に集中できないわ」クネクネ
女>2(多分、ズン銅のアンタは心配いらないけどね)ハッ
お嬢様(……あら、男君だけそっぽ向いちゃってる。ま、いいわ、すぐに私だけを見つめさせてあげる)クスクス
40 = 29 :
ほ
44 :
全力でほす
45 = 1 :
教師「一位、友人A組!」ピー
男&友人A「よっしゃあ!」ガシィ
女>2「はやあい、あのグループ」ボーゼン
幼馴染「うん、運動神経いいよね、あの二人」ニコニコ
女>3「ねえ、あの二人っていっつも仲いいよねー」
幼馴染「……」ピク
女>2「あ、女3もそう思うんだ?」クスクス
女>3「BL的にはありかも? とか」ニヤ
女>2「あは、それわかる~。男君がウケでー」
女>3「そうそう、A君がちょっとS入ったタチでー」アハハ
幼馴染「ちょ、ちょっと! 冗談でもそういうことは」
女>3「いけね、嫁に怒られちゃった」アハハ
お嬢様「……!?」ピクリ
47 = 1 :
幼馴染「ちっ、ちがうもん! 男君とはまだそんなんじゃ!」プンプン
女>3「ええー? どっちがどっちって言った覚えはないよぉ?」ニヤニヤ
女>2「しかも『まだ』とか。予定入ってますー、的な?」ニヤニヤ
女>3「お熱いね」ヒューヒュー
幼馴染「~~~っ!!」カァァ
お嬢様(……嫁って……男君の? ……この娘)
体教師「よーっし、最後は大玉水球で締めるぞ」
お嬢様(…………はっ)
女>2「あ、やっぱり今年もやるんだ」
女>3「私はあれ、楽しいから好きだけどな」
お嬢様「あの、大玉水球って?」
幼馴染「そっか、お嬢様は知らないんだよね。男女混合でチーム分けして、巨大なビーチボールを相手の陣地に押し込めば勝ちなの」
お嬢様「へぇ、……男女混合で。――それは好都合ね」ボソ
48 :
うむ
49 :
グッド
50 = 1 :
友人A「へへ、なんだかんだいって熱くなるやつだよな、おまえ」
男「単に負けず嫌いなだけだ」
友人A「素直じゃないねぇ。――さて、くんずほぐれつの水球大会か」キリ
男(真顔でなんてことを……せめて大混乱って言え)
友人A「おい、男。今度も勝つぜ?」ジロ
男「この種目ばっかりは、二人だけの頑張りでどうなるわけでもねえからな」
友人A「そうかもしれんが、手は抜くなよ?」バッ
男「やるからには当然だ」パーン
先生「よーし、カウント行くぞー。5……4……」
男(……うげ、嫌なこと思い出しまった)ブルブル
お嬢様(……うふふふ、あの時の男君、可愛かったわ)ウットリ
先生「3……2……1……スタートーォ!」
みんなの評価 : ★
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