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    元スレP「美希がうざいから突き放すことにした」

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    タグ : - これはPが悪い + - アイドルマスター + - キンタマの裏側 + - 美希 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    155 = 39 :

    ごめん寝落ちした

    156 :

    さあ
    オナシャス

    157 = 39 :

    三ヶ月後―――


    律子「はぁ……」

    P「おいおい、ずいぶんと大きな溜息だな。何かあったのか?」

    律子「……最近、ちょっと上手くいってないんです。その点プロデューサー殿は凄いな、と改めて思ってたところで」

    P「俺が凄いって……その眼鏡、曇ってるんじゃないのか」

    律子「生憎ですけど毎日しっかり磨いてます。凄いっていうのは、美希のプロデュースの話です」

    P「ああ……そういえば最近会ってないけど、どうなんだ。あいつの調子は」

    律子「良かったり悪かったりです。まさか普段の生活だけじゃなくて、仕事にもあんなにムラがあるなんて」

    P「おいおい……あいつ『律子さんのところでがんばる』って言ってたんだけど」

    律子「ええ、美希自身のモチベーションは高いと思います。ただコンディションのブレが激しいというか」

    158 :

    まっとったで

    159 = 39 :

    P「コンディションか……こればっかりは人間の体質に左右されるところもあるな」

    律子「ええ。それで美希の仕事が上手くいかないこともあって……」

    P「だから溜息ついてたのか」

    律子「はい……プロデューサーの下にいた頃はどうだったんですか?」

    P「そうだなぁ。周りが見えてなかったりやる気が無かったりってことはあったけど、コンディションは悪くなかったな」

    律子「それって多分、プロデューサーに甘えてたから、ですよね」

    P「……さあ。そこまでは」

    律子「絶対そうです。要は気の持ちようですから、きっとプロデューサーと一緒にいると調子が上がるんですよ、美希は」

    P「………………」

    律子「だとすると、私がプロデュースする限りは改善しないでしょうね。今はやる気だけが先走ってる状態」

    P「なるほどな……分かってたことだけど、難儀な性格だ」

    161 = 39 :

    律子「ちょっと、美希に会っていただけませんか? このままだと何も解決しないと思いますし」

    P「言われなくてもそのつもりだよ。今の話を聞いたらな……」

    律子「えっ……い、意外です。嫌いだから無理、って言うと思ってましたけど」

    P「俺も原因の一端ではあるみたいだし、しょうがない」

    律子「とか言って……ホントは久しぶりに美希と話すのが楽しみなんじゃないですか、プロデューサー殿?」

    P「違う……でも最近はちゃんと『アイドル』やってるみたいだから、どう変わってるかは見てみたい」

    律子「あら。あらあらあらー?」

    P「その顔をやめろ。音無さんみたいになってる」

    律子「……ス、スミマセン。それだけは」

    P「はぁ……しかし調子にムラがあるとなると、ランクAは当分先の話かもしれないな」

    律子「あっ、言い忘れてましたけど……美希は今、ランクCです」

    P「…………は?」

    162 :

    美希のテンション維持ってあまり難易度高くなかったイメージがある
    初プロデュースで千早を育てた後だったからかもしれんが

    163 = 39 :

    翌日―――


    P「おはよう、星井さん」

    美希「えっ?」

    P「久しぶりだな」

    美希「ハニっ……ぷ、プロデューサー!?」

    P「お前、ずいぶん痩せたな。ちゃんと飯は食べてるのか?」

    美希「え……あ、あんまり食べてないの。食欲出ないんだもん……」

    P「体が資本のアイドルが何言ってるんだ。若いんだからしっかり食べないと駄目だろ」

    美希「……プロデューサー、どうしたの?」

    P「ん?」

    美希「最近、ぜんぜんお話してくれなかったのに……もしかして、ミキのこと嫌いじゃなくなったの?」

    P「お前に嫌いなんて言ったこと無いだろ?」

    美希「でも、わかるもん。あの時……あんな言い方されたら」

    P「ああ……ストップ。今日はそんな話をしに来たわけじゃないんだ」

    美希「?」

    164 = 39 :

    P「俺がお前を避けてたのは事実だよ。お前が事務所にいる時間はなるべく外の仕事に出てるし」

    美希「……それって、ミキがプロデューサーに会うとダメになっちゃうから?」

    P「ああ。でもそうも言ってられなくなった」

    美希「えっ……?」

    P「お前、ランクCに落ちたらしいな」

    美希「っ……う、うん……」

    P「春香はトントン拍子でランクAに上がったし、千早もランクBになった。他のアイドルも順調に伸びてきてる」

    美希「…………ごめんね、プロデューサー。ミキだけ……」

    P「でも、これは仕方ない。お前は俺と一度離れないと、依存するだけで自分じゃ何もできないアイドルになってた」

    美希「ダメドルってこと?」

    P「そうだ。当時はなんとか上手くいってたけど、あのまま続けても一年もしないうちに人気は低迷してたと思う」

    165 = 39 :

    P「あと、スキンシップも酷かったからな……」

    美希「……プロデューサーとイチャイチャしすぎて、週刊誌に載ったりしちゃうってこと?」

    P「週刊誌までとは言わないけど。事実、それで映画の話は流れただろ。あの監督は二度とお前を起用しないだろう」

    美希「う……」

    P「でも、最近はその辺も注意できてるみたいじゃないか」

    美希「そ、そうなの! 律子……さんには、もっと自覚しなさーいってよく怒られるけど……」

    P「そうか。律子にプロデュースを任せたのは正解だったな」

    美希「……でも」

    P「?」

    美希「お仕事、前みたいに楽しくないの。なんだか、やってもやっても空回りするカンジ……」

    P「………………」

    166 = 39 :

    P「以前、『一緒に仕事できないから楽しくない』って言ってたけど……もしかして、俺がいないからか?」

    美希「当たり前なの。他に理由なんかないの!」

    P「……今でも、俺と一緒に仕事したいのか?」

    美希「うん!」

    P「でも、傍に俺がいるとまたくっついてくるだろ」

    美希「もうそんなことしないの! ミキだけの問題じゃなくて、プロデューサーにも迷惑かけちゃうもん」

    P「……成長したなぁ。でも仮に一緒に仕事をするとしても、前と同じとはいかない」

    美希「分かってるもん。美希って呼んでくれなくても、ハニーって呼んじゃダメでも、ミキはプロデューサーと一緒がいいの!」

    P「………………」



    P(さて、どうしよう……こうやってしっかり改善してくれば、嫌いなところは無いんだよな)

    P(律子の話も合わせると、もうアイドルとして十分に自覚はあるように見える)

    P(それにこの才能を埋もれさせるのは余りにも惜しい。俺がいて、またランクが上がるならそれも問題ない)

    P(……でも、有言不実行の前科が多すぎるからな。うっかり収録中にハニーとか言われた日には……)

    168 = 39 :

    P「……悪いけど、もうお前と一緒に仕事をする気はない」

    美希「え……」

    P「今は律子がプロデュースすることでいい流れを作れているわけだし、それを妨げるようなことは避けたい」

    美希「……プロデューサー。やっぱりミキのこと……」

    P「いや……今はもう嫌いでもない。むしろアイドルとして頑張ろうって姿勢に好感が持てるよ」

    美希「ほ、ホント? じゃあ……トップアイドルになったら、約束は守ってほしいの!」

    P「分かった分かった。ハグでもキスでも何でもしろ」

    美希「……あはっ! だったらミキ、まだまだ頑張るの! 今の、取り消しナシだからね!」

    169 = 58 :

    可愛い

    170 = 39 :

    1年後―――


    春香「美希、辞めちゃうの!?」

    美希「うん……ランクもEまで落ちちゃったし、もう人気が出る見込みもないだろうって社長が……」

    千早「そんな……私たちは、常に一歩先を進んできたあなたを目指してここまで来たのに」

    美希「ありがと、千早さん。でもミキ、もう疲れちゃったの……」

    千早「………………」

    律子「……ごめんなさい、美希。私ではあなたの力を引き出してあげられなかった……」

    P「いや。俺があの時、美希のプロデューサーに戻っていれば……」


    あれから、美希はそれまで以上に仕事に真剣に取り組んでいった。
    しかしその分美希への負担は増えて、結果的に更にミスが増えるようになった。

    俺も律子も頑張り過ぎだと忠告したが、そのやる気だけがひたすら空回りし続けていた。
    あの時話していたように、俺がいない状態では結局仕事に楽しみなど見いだせない様だった。

    そして……先月。
    ついに美希は、ランクEまで落ちることとなったのである……

    171 :

    美希…

    172 :

    おいマジかよ

    173 = 48 :

    有能なPなら甘えさせて伸ばしつつ教育したはず

    174 :

    なぜこのゆとりつきまとい黄色毛虫に人気があるのか全くわからん

    175 = 39 :

    春香「辞めないでよ……もっと一緒に頑張ろうよ!」

    美希「ダメだよ……だってミキ、ここにいても皆へ嫉妬するしかないもん」

    春香「嫉妬……?」

    美希「春香も千早さんもランクAだし、他のみんなもほとんどランクBだし。ミキ、もうアイドルやるの、つらいよ……」

    春香「そ、そんな……」

    千早「……辞めた後はどうするの? 16歳だから……普通に高校、大学に通って、就職?」

    美希「ミキ的には、永久就職がいいって思うなー」チラッ

    千早「……結婚するの?」チラッ

    P「お前たち、なぜこっちを見る」

    律子「他に誰がいるんですか?」

    176 :

    なんというバッドエンド

    177 = 153 :

    >>174みたいな奴はなんでわざわざこういう所まで来て叩きたがるんだろうね

    178 :

    あるいみグッドエンドかもよ

    179 :

    人妻アイドルとして人気爆発だな

    180 :

    こりゃあ責任をとるしかねえな

    181 = 58 :

    チラッ

    182 :

    責任とるなら全てが許される

    183 = 39 :

    美希「ね、プロデューサー。ミキ、もうアイドルじゃなくなるの」

    P「そうだな。今から何を言われるか想像はつくけど」

    美希「それじゃ、もう『ハニー』って呼んでもいいよね?」

    P「ほら来た。これだから……勝手にしろ、美希」

    美希「あ……『美希』って呼んでくれたの! それじゃ、次はねー」

    P「待て待て! 次に何をするかも予想できるけど、ここでやるな!」

    美希「……あはっ! いいよ、ハニーのウチでする? もー、ハニーったらダイターン!」

    P「たく、勘弁してくれ……」

    春香「千早ちゃんどうしよう。二人のやり取りを見てるとすごくイライラするよ」

    千早「奇遇ね春香、私もよ。何かしら、この感情は」

    184 :

    春香「壁殴りたくなっちゃった」ジー

    千早「春香、何で私を見るの? 私の胸を」

    185 :

    春香と千早がピヨ化するのか

    186 = 68 :

    さあここからやっぱりAランクを目指すサクセスストーリーを

    187 = 39 :

    美希「ハニー」

    P「……今度はなんだよ」

    美希「ミキ、アイドルとしては成功できなかったけど。アイドルやってたおかげでハニーに会えたの!」

    美希「でも、そのミキを見捨てたせいでミキの人生台無しにしちゃったんだから……セキニン、とってね?」

    P「おい待て。本当に結婚しろっていうのか」

    美希「ミキ、ホンキだよ? だってハニー、言ったもん。『ハグでもキスでも何でもしろ』って」

    律子「へぇ~。嫌いとか言ってたのは、実は好きの裏返しだったんですね」

    P「いや違うから。あの時は本当に……」

    美希「じゃあ今は? 今はミキのこと……キライ?」

    P「……嫌いじゃない」

    律子「ほらぁ。ご結婚おめでとうございます、プロデューサー殿」

    P「もう好きにして……」

    美希「うん、好きにするの! これからはずっと一緒だね、ハニー!」

    P「そうですね。もうそれでいいです」


    終わり。

    188 = 68 :

    なんかイマイチスッキリせん終わり方だったが乙
    美希可愛いよ美希

    189 = 180 :

    なにこの高二病を患ったP

    190 = 158 :

    いやよかった尾つ

    195 :

    めんどくさくなりすぎだろww

    198 :

    投げたなー。

    199 :

    まぁ美希が幸せならなんでも良いや

    200 :

    Pが無能すぎるでFA


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