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元スレ橘純一「なーんだ、不幸の手紙か」

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1 :

「てっきりラブレターかと思ったよ」

(せっかく秘蔵お宝本部屋まで来て読んだのに……)

「──ったく、不幸の手紙なんてまた懐かしいを。一体誰がこんなの僕の下駄箱に仕込んだんだ…?」

「まあ梅原当たりだと思うけどね。少し気になるし、ちょっと読んでみるか…」ぺら

『この手紙を読んだ人は不幸になります。
 ですが今からちょうど24時間以内で誰か女の子に『可愛い』と言えば免れます』

「ふむ、なるほど。ってなんだこの呪いの解除法は…」

「梅原が考えそうな文面だなぁ、あはは。まったくアイツは飛んだ暇人だよ────」

『──ですがこの方法を試さなかった場合、貴方のお宝本が消えることをここに記します』

「───なん、だと…?」

2 :

ほう・・・・

3 :

ジェシカでお願いします

4 = 1 :

「お宝本が、消えることになる……だと!?」がたっ

「───馬鹿なっ! これは、これは梅原が書いたものじゃないッ……
   アイツは恋人が出来たって嘘をついても、お宝本に関しちゃ冗談は言わない野郎だから…ッ!」

「……誰だ、この手紙を書いた人は。しかし、お宝本という通称の言葉を知るのは梅原と、美也だけだ」

(梅原じゃないとしたら、ということは美也か…? いや、美也がこんな回りくどいことをするわけない。
   というかそもそもする必要性が見えてこないしな)

「……………」

「……だめだ、わからない。しかしながら僕はこの手紙の内容を信用するべきなのか…?」

「不幸の手紙って時点で信憑性はうすい…だが、お宝本という言葉を知っていることは気にかかる……」

「……くそっ! 僕は、この手紙に踊らされなければならないのか…っ!」しくしく…

「───うん、ここは仕方ない。訳が分からないことだらけだけど、まずは手紙に従うべきか」すっ…

「……女の子に可愛い、か」

5 :

梨穂子か裡沙ちゃんでオナシャス

6 :

薫に

7 :

麻耶ちゃんだろjk

8 :

手紙の差出主が気になるな
裡沙ちゃんか絢辻さんか薫あたりか

9 = 1 :

廊下

(とはいってもなぁ……誰か一人の女の子に可愛いと言えっていっても)すたすた…

「僕はあんまり女の子と関わり合いが少ないし、それにそもそも可愛いって言えってのも
   なかなかハードルが高いよなぁ」

(面倒なことになったよ……さて、まずは手あたり次第に女の子と接触を図ってみようかな!)

「とりあえず視界内に入った女の子を誰か───……おっ」

梨穂子「もぐもぐ……」たしたし…

「あれはあれは、あそこでパンを咥えながら食べ歩きしている奴は……僕の幼馴染、梨穂子じゃないか!」

(これはついてるよ! なんてったって梨穂子は幼馴染だもんな!
   いきなり可愛いって言っても、梨穂子なら『冗談言わないでよ、ずんいち~』なんて切り返してくれるに違いない!)

「……よし、じゃあさっそくながら。梨穂子~!」すたすた…

梨穂子「んむぅ? もぐもぐ……ふんいちっ!?」びくん!

「おう、こんなところでなにをしているんだ?」

梨穂子「もごもぐっ、けほっ!」

「お、おい……大丈夫か? 喉に詰まったのか…?」さすりさすり…

梨穂子「う、うぐぅ~…っ」

10 :

> 純一「僕はあんまり女の子と関わり合いが少ないし、
> 純一「僕はあんまり女の子と関わり合いが少ないし、
> 純一「僕はあんまり女の子と関わり合いが少ないし、

 ああ? 大将といえどブッコロしちゃうぞ

11 = 7 :

梨穂子の足音がおかしいな
忍び歩きでもしてるのか

12 :

橘さんで少ないだったら俺らはマイナスだな

13 :

セクシーマジセクシー

14 :

ちょいちょい日本語が怪しいな

16 = 1 :

「そうやって気軽に食べ歩きしているから、喉に詰まるんだよ……水でも買ってきてやろうか?」

梨穂子「っ……っ……」ぶんぶん!

「……そうか、本当にいらないのか? 僕が珍しくおごってやっても良いって言ってるんだぞ?」

梨穂子「じゃあいただこうかなぁ~えへへ~」くるっ パァァアー!

(なんて良い笑顔だ……)

梨穂子「りんごジュースがいいなぁ、ねえねえ、本当におごってくれるの~?」

「……ああ、おごってやるよ。ったく、本当に梨穂子はいやしんぼうさんだなぁ」

梨穂子「そ、そんなことないよ! 私はただね、純一の立場を立ててあげようって思って~」

「別に梨穂子から立てられるほどなこと、僕はやってないぞ」

梨穂子「え~? だって私のこと心配してくれたじゃない、それだけで私は感謝感激雨霰~…なんだよ?」

「心配するだけでそこまで感謝してくれるのなら、僕は何時だって梨穂子から感謝されてないといけないな」

梨穂子「えー! それってどういうこと純一~っ!」

17 = 12 :

これはいつだって心配してるというry

18 = 1 :

「自分で考えてみるんだ、おのずと答えはわかってくるはずだ」

梨穂子「ん~? ……私って純一に迷惑かけっぱなしだったりするのかな」ちら

「…………」

梨穂子「ど、どうして無言で切り返してくるのぉ~! え、私って本当に迷惑ばっかりかけたのかなぁ~っ?」

「……梨穂子、あのさ。僕は幼馴染だからってさ、打ち開けちゃいけないこともあるって思うんだ」

梨穂子「むしろ純一から打ち明けてたよね! う、ううっ~……そうなんだ、私って面倒な子だったんだ~……」しくしく…

「…………」

梨穂子「おいおいっ…おーいおい……」

「…………」

梨穂子「うっ…ひっく…………」ちら

「…………」ちら

梨穂子 びくん さっ

梨穂子「おーい、おいおい……しくしく……」

(なんだその構ってほしそうな態度は……)

19 :

梨穂子はかわいいなあ!

20 = 1 :

「……はぁ。そら梨穂子、俯いた顔を上げるんだ」

梨穂子「…………」

「いつまでたっても過去を悔やみ続けても意味は無いんだ、きちんと問題に立ち向かわなくちゃいけない。
   気をしっかりもって、前を向いて斜め十五度を見上げるんだ」

梨穂子「え、ななめじゅうごどって……こう?」ぼすんっ…

梨穂子「あわわっ……えっ、あっ、ごめん純一ぶつかっちゃった───」

「───いいんだよ、梨穂子…」ボソッ

梨穂子「きゃっ! じゅ、じゅんいちっ……?」

「うん? ……どうしたのかな、梨穂子。なんだか悶えてくすぐったそうにしてるけど…」ボソボソ…

梨穂子「だ、だってっ……純一が、耳元で喋るからぁ…っ…ひゃうっ!?」ぴくっ

「あはは、梨穂子の耳たぶさんは敏感だなぁ。小さいころからそうだよね、うんうん」

梨穂子「ひんっ、だ、だめだよっ…純一っ…! 学校の廊下でこんなこと、誰かに見られたら……!」

「誰も見てないって、ほら。この廊下には僕らしかいないじゃないか」

梨穂子「~~~~~……っ」ぷしゅー

(よし、つかみはオッケーだ)

21 :

さすが大将

22 :

掴みはオッケーどころじゃねーよ
ほとんどチェックメイトじゃねーか

23 :

大将ってそんなに策士だったっけwww

24 = 1 :

(梨穂子はとろそうな様に見えて凄まじく勘がいい所もあるからね、用心に越したことは無いよ)

(……『不幸の手紙』の続きを読んでいればひとつ条件が付いていた。
   それは『決して不幸の手紙の内容を女の子にバレてはいけないこと』だった───)

(───それはつまり、僕が急に女の子に可愛いと言ったことについて弁解をしてはいけないということ。
   突然に『可愛い』と言ったことについてこの手紙を言ってはいけないってことだ)

梨穂子「っ……じゅ、純一……顔がちかいよ…」

(それならば、そうであるのならば───僕はやりとげるしかない、やるっきゃないのだ!)

(無条件で女の子と『可愛い』といえる空気を作り上げることをっ!)

(……そうしなければ、僕の大切な秘蔵お宝本は闇へと消えてしまうのだから…)ほろり…

(そうと決心すれば答えは早い! 実行するのみ! 僕の紳士の名にかけて!)

(梨穂子に可愛いといってやろうじゃないか!)

「───梨穂子、そんなに恥ずかしがるなよ。僕まで恥ずかしくなってくるじゃないか」

梨穂子「は、恥ずかしがってよ…っ…こんなこと、普通はやっちゃいけないことなんだよ……っ?」

25 = 22 :

とりあえずパンツぬいどくわ

26 = 23 :

まさかまだ脱いでないやつが居たとはな……

27 :

パンツ気化した

28 = 1 :

「普通って……梨穂子、僕らの普通ってなんだ?」

梨穂子「え…?」

「僕らの間柄は──幼馴染だよな、昔から親同士が仲良しさんで、家が近所で学校も小学校から一緒だった」

梨穂子「う、うん……そうだよ?」

「じゃあ聞くけど、そんな間柄の僕たちの普通って───こんなことしちゃいけない、関係だったのか?」ふぅー…

梨穂子「ひゃう~っ!?」びくびくんっ

「……僕はそうは思わない、だって相手は梨穂子なんだよ。こうやって抱き合って耳に息を吹きかけても、
   僕はまったく嫌じゃないし、むしろ嬉しいことだって思ってる」

梨穂子「はぁっ…はぁっ……うれ、しい……?」

「そうだよ、僕は嬉しい。それはだって仲良しだって証拠じゃないか、こんなこと只のクラスメイトだからって出来ることじゃない。
   梨穂子が僕の幼馴染だから、僕と一番親しい仲だから……僕はこうやって梨穂子とくっつきあう勇気が持てるんだ」

梨穂子「……わたし、と……仲がいいから…」

「梨穂子は僕と仲良くないって、僕のこと嫌いだって思ってるの?」

梨穂子「ううん、そんなことないよ……純一のこと、嫌いじゃない……」ぼー……

「……そっか、梨穂子がそういってくれるんなら僕も嬉しいよ。だったらね、ほら今は普通のことをやってるだけなんだよ」

29 :

りほこー!!!

30 :

梨穂子とか誰得だよ

31 = 22 :

俺らが同じことやったら即ブタ箱なのにな・・・

33 = 1 :

梨穂子「普通のこと、やってるだけ……」

「そうそう、これは僕らの仲では普通のことなんだ。至って健全で、若い男女の清い関係性なんだよ。
   ……なにも怖がることは無いよ梨穂子、ほら、ゆっくりと身体の力を抜いてごらん…」

梨穂子「うん……」すっ…

「僕に雪崩れかかるようにして、そう……上手く力が抜けてるよ。どうかな、梨穂子?」

梨穂子「とっても、きもちいいんだね……こうやって、もたれかかってると……」とすっ…

「だろ? これはとっても気持ちがいいものなんだ、だから悪いことじゃない。気持ちがいいものってものは悪いことは起こらないだろ?
   梨穂子がいつも食べてるシュークリームだってそうだよ、食べたら口の中が気持ちが良くて、まったくもって悪いことだって思わないだろ?」

梨穂子「うん……うん……」とろん…

「素直でいい子だね、梨穂子。褒美に頭をなでてあげるよ」なでなで…

梨穂子「えへへ……純一、もっと撫でて~…」

「うん、いいよ。そしたらもっと撫でてあげよう」なでなで…

梨穂子「うんっ、えへへ~……───あ。じゅんいち、あのね…」

「うん?」

梨穂子「えっとね、そのね……えへへ、もっと……耳に息ふきかけても……いいよ…?」

34 = 29 :

堕ちたか

35 = 1 :

「梨穂子、それは……」

梨穂子「……恥ずかしいけど、ね……でも、とってもとっても気持ちがいいんだぁ~…
    でもこれって悪いことじゃないって純一言ってくれたから……ね?」ぐにぐに……

「こらこら、頬を首筋になすりつけるなよ」

梨穂子「むっふふ~、私の匂いなすりつけちゃうぞ~……っ」ぐりぐり…

「くすぐったいよ、梨穂子……ほら、耳に息吹きかけちゃうぞ?」

梨穂子「んっ、くぅ……あはは、私ったらちょっとクセになっちゃいそうだよ~…」

「もっと吹きかけてやろうか?」

梨穂子「ううん、今度は私が……ぱくっ」

「っ……り、梨穂子っ……首を噛むのは卑怯だって僕は思う…!」

梨穂子「むひゅひゅ? むっふー!」

「お、おおうっ…!」

梨穂子「はむっ、はむはむっ」

(い、いい調子じゃないか…! うん! 大丈夫、作戦通りに事は進んでる!)

36 :

橘さんが催眠術師に見えてきたゾ

37 = 1 :

(なんだか勢いでやってのけてしまったけど、梨穂子と少し進んだ関係になったと思えば上々だ!)

梨穂子「じゅんいち~っ」ぎゅう…

(よ、よし! ここまできたら流石に言えるだろう、梨穂子に対して『可愛い』という言葉を! 今!)

「───梨穂子、そんなに抱きついたら苦しいよ」

梨穂子「えへへ、いいんだもーん……純一こそ、もっと私に抱きついてよ~」

「仕方ないなぁ、ほら」ぐるっ

梨穂子「きゃっ!…じゅ、純一…?」

「こうやって壁と僕に挟まれると……ドキドキしない?」

梨穂子「う、うんっ……すごく、胸がドキドキしてる…っ」

「まるで僕に───食べられてしまってるような、僕の中に入ってしまったような感じじゃないかな」

梨穂子「純一に……食べられた感覚が───」どきっ

「…どうかな、梨穂子」

梨穂子「───うん、なんだかそんな感じがする……」もじっ…

38 = 29 :

壁ドン!

39 = 1 :

「……そういうのって、梨穂子は嬉しいのかな」

梨穂子「ふぇっ!? あ、そのね、えっと……………………うん」ぷしゅー

「…………」じっ…

梨穂子「………っ」ちら

梨穂子「そ、そんなに見つめないでよ純一……」もじもじ…

「どうして、僕は梨穂子のことを見てたいよ」

梨穂子「だって、恥ずかしいんだもん……っ」きゅっ

「あはは、僕の首を噛んでおいて良く言うよ。本当に梨穂子は変わってるなぁ」

梨穂子「か、変わってなんかないよっ……ただ、わたしは……」

「うん…?」

梨穂子「っ……じゅ、純一の前では……素直なままでいたいだけ……っ」

「そっか、梨穂子……ありがとう。僕は嬉しくてたまらないよ」

「本当に、梨穂子って。かわいいやつだよn───ごはぁっ!?」ドゴッ!!

40 = 29 :

何者!?

41 :

香苗ちゃんはよ

42 = 5 :

そこは梨穂子はかわいいなあ!だろヴォケナス

43 :

響ちゃんはよ

44 = 29 :

続きはよ

46 :

おい続き

47 :

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48 :

ここで終わらせてたまるかー!

49 = 27 :

パンツ履いた


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