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    元スレほむら「鹿目さんとの出会いを…」ドラえもん「人生やり直し機!」

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    タグ : - ドラえもん + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    さやか「ここって普段もこうやって話をしてるの?」

    杏子「ああ、人はもっと少ないけどね」

    まどか「そう……なんだ」

    杏子「でも今日はアンタたちが来てくれた」

    杏子「そこで、だ。今教会は寄付を募っていて……」

    杏子「杏子、折角私の話を聞きに来てくれた人に寄付の催促をするんじゃない」

    杏子「違うよ父さん。来てくれたからこそやるんだよ」

    杏子「私たちがすべきことは教えを広めることであって、生活のためにやっているのではないんだぞ」

    杏子「そんなこと言ったって、今日の晩飯の分だってまだ……」

    まどか「あ、あの」

    杏子「ああ、すまないね。今日は来てくれてありがとう、それじゃ」スタスタ…

    杏子「……」

    52 = 1 :

    ほむら「えっと……少ないですが、これ」

    まどか「私も」

    さやか「あたしも、はい」

    ドラえもん「僕のも、あまりなくてごめんね」

    杏子「……ありがと、みんな」

    まどか「さっきの晩御飯の分もって、もしかして……」

    杏子「ああ、あれね。貯めてる分がないからこれで今日の晩飯を買いに行くんだ」

    杏子「ごめん、教会に寄付なんて言っておきながら生活費なんかに使っちゃって」

    さやか「それはいいけど、生活そんなに大変なの?」

    杏子「まあね、電気代とかも溜まってるし」

    ほむら(ドラえもん、なんとかできないかな)

    ドラえもん(まかせて)

    53 :

    >>36
    じゃあその時間分だけ過去に行けよwwwwwwwww

    54 = 1 :

    ドラえもん「杏子ちゃん、晩御飯僕たちが御馳走するからご家族の人とご一緒させてもらっていいかな」

    杏子「アンタが?奢ってくれるならこっちは大歓迎だよ」

    ドラえもん「じゃあ用意するから家に上がらせてもらってもいい?」

    杏子「ああ、構わないよ」


    ―――杏子自宅


    杏子「君たちはさっき来てくれていた子たちじゃないか」

    杏子「あたしたちに晩飯を奢りたいんだってさ」

    杏子「そんなことさせられないわ、それにこの子たちはまだ子供じゃない」

    ドラえもん「気にしないでください、僕たちがしたくてやってるんです」

    55 = 1 :

    まどか「食材とか買ってきてないけど大丈夫?」

    ドラえもん「大丈夫、グルメテーブルかけー!」

    さやか「お、それもしかして」

    ドラえもん「杏子ちゃん、これに食べたい料理を言ってみてくれる?」

    杏子「食べたいもの?そうだな……ハンバーグ!」

    パッ

    杏子「テーブルクロスからハンバーグが出てきたぞ!」

    モモ「おいしそー」

    ドラえもん「ちゃんと食べられるよ」

    杏子「一体どうやったの?手品か何かかしら」

    ドラえもん「これは好きな料理を出す道具なんです」

    杏子「道具?こんなすごいもの初めて見たぞ」

    56 :

    ドラえもんの口調が女っぽいな
    原作だと~しようぜみたいに男っぽかっただろ

    57 = 1 :

    さやか「ドラえもんはねえ、22世紀の未来から来たんだよ」

    杏子「未来から?どうやってきたのさ、まさかタイムマシンでも使ったのか」

    ほむら「その通りだよ。ね、ドラえもん」

    ドラえもん「うん」

    杏子「そうか、君は未来から私たちを助けに来てくれたのだね」

    杏子「あなた、きっと神様が私たちの事を見ていて救ってくれたんですよ」

    杏子「君は神の使いだ、そうに違いない」

    ドラえもん「そんな大げさな」

    杏子「未来から来たのはわかったから早く食べようよ、腹減ったよー」

    モモ「あたし、エビフライー」パッ


    ―――

    58 = 1 :

    さやか「お金がかからなくて味もいいって最高だね」

    まどか「私、お腹いっぱい」

    杏子「このテーブルかけ、本当にもらっていいの?」

    ドラえもん「はい、フエルミラーで出したものですのでぜひ使ってください」

    ドラえもん「それと、杏子ちゃんのパパさんにこれを」

    杏子「これは……イヤホンかい?」

    ドラえもん「聞きミミって言って、他人の思っていることが聞こえる道具です」

    ドラえもん「杏子ちゃんのパパさんは人の心を助ける仕事をしてますよね」

    ドラえもん「だから、きっと役に立つかと思いまして」

    杏子「……ああ、大切に使わせてもらうよ。ありがとう」

    さやか「それじゃ、そろそろ帰りますかね」

    杏子「あたし、玄関まで送っていくよ」

    59 = 31 :

    そのアイテムは下手すると破滅に近付くのでは

    60 = 1 :



    ほむら「それじゃあ佐倉さん」

    杏子「あ、ああ……」

    さやか「何しけた顔してるのさ、電話番号交換したんだからいつでも連絡取れるでしょ」

    まどか「家もすごく遠いわけじゃないしね」

    杏子「……そう、だよな。悪い、湿っぽくなっちゃって」

    杏子「でもほむらとドラえもんが東京から来たってのは驚いたよ」

    杏子「あのどこでもドアってやつでさ、そのうち東京を案内してよ」

    さやか「あ、それあたしも行きたい」

    ドラえもん「いいよ、今度みんなで行こうか」

    まどか「楽しみだね」

    61 = 1 :

    ―――ほむら宅


    ドラえもん「僕とほむらちゃんが初めて会った時の事だけどさ」

    ほむら「うん?」

    ドラえもん「ほむらちゃんあの時誰かと話してたみたいだけどあそこに誰かいたの?」

    ほむら「誰か?…あ、そっか。ドラえもんには見えないんだね」

    ほむら「あの時はキュゥべえと契約するか話してたの」

    ドラえもん「九兵衛?どんな人」

    ほむら「人じゃないんだけど…白くて四足歩行で、耳のあたりからまた長い耳みたいのが生えてて……」

    ドラえもん「……妖怪?」

    ほむら「違うよ、説明しづらいなあ」

    62 = 1 :

    ドラえもん「あ、いいものがあった。イメージベレー帽―!」

    ドラえもん「これをかぶってその九兵衛を思い浮かべてみて」

    ほむら「ん……」

    モヤモヤ…

    ドラえもん「出てきたね、見たことない動物だけど」

    ほむら「え、これ本物のキュゥべえ?」

    ドラえもん「ほむらちゃんのイメージが映し出されているだけだよ」

    ほむら「ふーん、でもこんな感じだよ」

    ドラえもん「その動物、普通の人には見えないの?」

    ほむら「そうみたい、それで願いをかなえるのと引き換えに魔法少女になる契約をしているんだよ」

    63 = 1 :

    ドラえもん「願いを…っていうのはお手伝いでもしてくれるの?」

    ほむら「そうじゃなくて、何か不思議な力で普通じゃできないことをやってくれるみたい」

    ほむら「それで、かわりに魔法少女として戦う力をもらうの」

    ドラえもん「戦うというのは前に話してた魔女ってやつ?」

    ほむら「そうだよ。普通の人には見えなくて、おばけとか妖怪みたいな雰囲気なんだけど」

    ドラえもん「魔女、かあ……少なくとも僕は知らないなあ」

    ほむら「やっぱり未来でもまだ明らかになってないの?」

    ドラえもん「対策は何かできるだろうから、いるならそのことが広まってるはずなんだけどなあ」

    ほむら「魔法少女の人が見滝原にいるから会いに行ってみる?」

    ドラえもん「その人もほむらちゃんの知り合い?」

    ほむら「未来の、ね」

    64 = 1 :

    ―――マミマンション前


    ドラえもん「不思議な力っていうのは僕が道具を使ってるのと同じ感じだった?」

    ほむら「どちらかというと超能力みたいなのだったかなあ」

    ドラえもん「ということは未来人って線はちがうかな」

    ほむら「とりあえず、話を聞いてみるといいよ」

    ピンポーン

    マミ『はい』

    ほむら「初めまして、私暁美ほむらっていいます」

    マミ『暁美……さん?』

    ほむら「とある事情で巴さんの事を知りまして、魔法少女のお話を伺ってもいいですか」

    マミ『!…わかりました、そちらに向かいますので下で待っていてください』

    ガチャ

    ほむら「初めて会った時は家に上がらせてくれたのになあ……」

    ドラえもん「少し警戒してる様子だったね」

    65 = 1 :



    マミ「お待たせしました」

    ほむら「すみませんお忙しい中」

    マミ「いいですよ、……あの、暁美さんの隣にいるのは?」

    ドラえもん「ネコ型ロボットのドラえもんです」

    マミ「ロボット?」

    ほむら「ご一緒してもいいですか」

    マミ「え、ええ……構いませんよ。立ち話もなんですから、移動しましょうか」

    66 = 1 :

    ―――ファストフード店内


    マミ「そう、22世紀から……」

    ドラえもん「魔女や魔法少女について聞きたいんだけどいいかな。何か役に立てるかもしれないし」

    マミ「ええ、いいわよ。今はキュゥべえがいないから私が知っている範囲でよければ」


    ―――


    マミ「……とまあこんな所かしら」

    ほむら「ドラえもん、何か分かった?」

    ドラえもん「……もし秘密道具によるものだとしても、少なくとも22世紀にあるものじゃないね」

    ドラえもん「もっと未来か、もしくは地球じゃない星の文明の発明か」

    マミ「キュゥべえがいたらもっと詳しい話ができたのだと思うけれど……」

    ドラえもん「ちなみにマミちゃんも魔法少女ってことは魔女を倒したりしているの?」

    マミ「ええ、もちろん。今日もこれからパトロールの予定よ」

    67 = 1 :

    ドラえもん「それ、よければ僕たちも付き合っていいかな」

    マミ「あなたたちも?……でもそうね、その方がわかりやすいかしら」

    ドラえもん「身を守る道具は揃っているから心配しなくて大丈夫だよ」

    ほむら「私も未来で巴さんが戦っている所を見たことあるので慣れてます」

    マミ「じゃあ、一緒にパトロールに行きましょうか」


    ―――

    68 :

    マミには未来の知り合いってことあっさりバラすのな

    69 = 29 :

    まみまみ

    70 = 1 :

    マミ「暁美さんたちが見た未来の私って何年後?」

    ほむら「3年後です、中学3年生の巴さんでした」

    マミ「どこか今と変わっている所はあったかしら」

    ほむら「そうですね……制服を着ていて、背も少し伸びてて」

    ほむら「あと…む、胸が大きくなってました」

    マミ「そ、そう……」

    ドラえもん「そういえばマミちゃんは僕が未来から来たって事すぐに信じてくれたね」

    マミ「キュゥべえと出会って普通では考えられないような体験を沢山しているんですもの」

    マミ「時間移動ができる技術があってもおかしくはないわ」

    ほむら「じゃあ巴さんにとってのキュゥべえは私にとってのドラえもんみたいなものですね」

    マミ「ふふっ、そうね」

    マミ「……!この反応、近くに結界があるわ」

    ほむら「は、はい」

    71 = 1 :



    マミ「この路地裏……これね」

    ほむら「あ、本当ですね。浮かび上がってます」

    ドラえもん「何かあるの?普通の地面にしか見えないけど」

    ほむら「ここに模様があるんだよ」

    ドラえもん「模様?ただの灰色のコンクリートだよ」

    マミ「魔女や結界の入口は普通の人には見えないのよ、ドラえもんはロボットだから……」

    ドラえもん「あ…そっか、ほむらちゃんが言ってたね。よし、人間カメラシャッター!」

    ほむら「なんだか嫌な予感のする名前……」

    ドラえもん「ほむらちゃんたちには見えるんだよね、だからこのシャッターをほむらちゃんの頭の上に乗せて……」

    カシャ

    ほむら「ひっ!」ガガガ…

    マミ「暁美さんの口から写真が出てきたわ」

    72 = 1 :

    ドラえもん「ほむらちゃんが見ているものが撮影されたんだよ」

    ドラえもん「どれどれ……あ、本当だ。何か絵みたいなのがあるね」

    ほむら「ひ、ひどいよドラえもん!」

    ドラえもん「別に痛かったりするわけじゃないでしょ」

    ほむら「そうだけど嫌だよこんなの」

    マミ「そうよね、女の子には少し恥ずかしいかしら」

    ドラえもん「誰かがこれを使ってくれないと僕には状況がわからないんだ。それともマミちゃんがやってくれる?」

    マミ「わ、私?」

    マミ「……暁美さん、人生は何事も経験よ。若い時の苦労が大人になって役に立つって言うじゃない」

    ほむら「……巴さんはこれ、経験しないんですか?」

    マミ「私は魔法少女としての経験をしなくちゃならないのよ」

    ほむら「……はぁ」ガク

    73 = 1 :

    ―――


    マミ「ふっ」ダダダン!

    「ギャァァァ!」

    シュゥ…

    マミ「そこっ!」ズドン!

    ボンッ!

    ほむら「……」

    カシャ、ガガガ…

    ドラえもん「どれも見たことない生き物だなあ」

    ドラえもん「自然発生したようにはみえないけど、ロボットとは違うみたいだし……」

    ドラえもん「物理的影響を受けているから幻というわけでもない」

    ダンダン!バキュン、ドカーン!

    ドラえもん「それにマミちゃんの銃を出す構造もよくわからないなあ」

    74 = 1 :

    マミ「……さて、親玉の登場ね」

    ほむら「!」

    カシャ、ガガガ…

    ドラえもん「えっと、この大きいのが魔女?」

    マミ「ええ、これを倒せば結界はなくなるわ、狙いを定めて……」

    ほむら「あの……巴さん」

    マミ「どうしたの、集中したいのだけど」

    ほむら「いきなりそれ撃つんですか」

    マミ「そうだけど、どこか変かしら?」

    ほむら「敵を動けないよう拘束してから撃ったほうが…」

    75 = 1 :

    マミ「そういうのまだ苦手なのよ、だからいきなり本番」

    ドラえもん「あ、ちょっといい?この大きな銃に」シュッ

    マミ「それは?」

    ドラえもん「これはグレードアップ液っていって、物にかけると一時間の間性能が良くなるんだよ」

    マミ「そう、じゃあ威力も上がるかしら」

    ドラえもん「ほむらちゃん、マミちゃんの後ろに下がろう」

    ほむら「え?…うん」

    マミ「……よし、ティロ・フィナーレ!」

    カッ―――

    ―――

    76 = 1 :

    マミ「なに……これ」

    ほむら「光ったと思ったら魔女が跡形もなく…」

    ドラえもん「効果あった?」

    マミ「あったなんてもんじゃないわよ…」

    ほむら「……グリーフシードごと消し去ってしまいましたね」

    マミ「一応まだ予備はあるけれど…」

    ドラえもん「グリーフシード?」

    マミ「魔女が落とすもので魔力の消費を補うのよ、多分これならドラえもんにも見えるんじゃないかしら」

    ドラえもん「あ、僕にも見えるよ」

    ほむら「魔力は戦うたびに消費するから結構重要なんだけど、これじゃあ」

    77 = 1 :

    ドラえもん「じゃあそれをフエルミラーで増やしてみようか」

    マミ「!鏡からグリーフシードが」

    ドラえもん「鏡だから模様とかが左右対称になってるけど、どうかな」

    マミ「平気よ、ちゃんと魔力を回復で来ているわ」シュゥゥ…

    ほむら「これなら魔力に気を遣わなくても大丈夫ですね」

    マミ「ええ、他の魔法少女とグリーフシードの取り合いになることもなさそうね」

    ドラえもん「一応これだと魔女を倒さなくても魔力を維持できるけど……」

    マミ「それとは話が別。魔女を放っておいたら被害が出るわ」

    78 = 1 :

    ドラえもん「わかった、でも必要なときはいつでも呼んでね」

    マミ「ええ、ありがとう」

    ドラえもん「このグレードアップ液も使うときは言ってね」

    マミ「そっちは危険だから大事な時だけお願いするわ」



    さやか「……あれ?ほむらとドラえもんじゃん、こっち来てたんだ」

    ドラえもん「あ、ちょっと野暮用でね」

    マミ「暁美さんたちのお友達?」

    ほむら「はい、巴さんと同じで未来でも会ってて」

    マミ「そう、かっこいいボーイフレンドね」

    ほむら「え?あ、あの」

    79 = 31 :

    フエルミラーってチートアイテムの一つだよね

    80 = 1 :

    マミ「こんにちは。私、6年生の巴マミ」

    さやか「あ、どうも。美樹さやかです」

    マミ「美樹……さやか、さん?」

    さやか「はい」

    マミ「えっと……女の子?」

    さやか「そうですよ」

    マミ「ご、ごめんなさい。私てっきり男の子かと……」

    さやか「ああいいですよ、たまに間違えられたりしてますから」

    81 = 1 :

    ―――マミ宅


    QB「おかえりマミ、どこに行っていたんだい」

    マミ「キュゥべえがいない時にお客さんが来たのよ、私に魔法少女の事を聞きたいって」

    QB「ということは他の魔法少女と会っていたのかい?」

    マミ「それがちょっと事情が複雑なんだけど、他の時代から来た人だったの」

    QB「他の時代……」

    マミ「それで魔女や魔法少女について知ってる範囲で教えたんだけど、やっぱり私も詳しくない所があって」

    QB「……」

    マミ「今度キュゥべえがその子たちに話をしてもらってもいいかしら」

    QB「……いや、それはいらないよ」

    マミ「そう?」

    QB「マミは自分が知っていることを全て話したんだろう?」

    マミ「ええ……」

    QB「ならそれで十分だ、僕が教えなきゃいけない事はないよ」

    82 = 1 :

    ―――ほむら家


    ほむら「……過去を変えたいって、誰でも思うかな」

    ドラえもん「どうしたの急に?」

    ほむら「巴さん、事故で両親がなくなっているでしょ」

    ほむら「だから、私たちが過去に行ってそれを防げないかって思ったんだけど……」

    ドラえもん「マミちゃんがそれを望んでいるかどうか気になる?」

    ほむら「人によっては後ろ向きな願いだと感じるだろうし、辛い出来事を掘り返すことになるから」

    ほむら「本当は今日巴さんに話そうと思ったんだけど、怖くて言えなかった……」

    83 = 1 :

    ドラえもん「だったらいいものがあるよ、反応テストロボット―!」

    ドラえもん「このロボットのボードにマミちゃんの似顔絵を描くと、マミちゃんと実際に話した時の反応をしてくれるんだ」

    ほむら「巴さんの顔……」カリカリ

    ほむら「……こんな感じかな」

    ドラえもん「マミちゃん、少し話があるんだけどいいかな」

    ロボ「ええ、なにかしら?」

    ほむら「実は……」


    ―――

    84 = 29 :

    ほむほむ

    85 :

    ドラえもん便利すぎるな
    そりゃ映画版では充電切らさないと面白くなくなるわ

    86 = 1 :

    ほむら「……」

    ドラえもん「マミちゃん泣いてたね。頑張ってきたことが無駄になるって」

    ほむら「私はただ、巴さんが家族の人と暮らせるように……」

    ドラえもん「仕方ないよ、魔法少女になった原因がそれだったんだ」

    ドラえもん「マミちゃんみたいに今の自分が否定されるって考え方もあるよ」

    ほむら「それだけ巴さんには魔法少女として戦いが大切なことだったのかな」

    ドラえもん「人助けができるのを喜んでいたからね、辛いこともあるだろうけど生きがいなんじゃない?」

    87 = 1 :

    ほむら「巴さん、今がいいって思ってる……」

    ほむら「……私、嫌な願い事しちゃったかな」

    ドラえもん「過去に戻ったこと?それなら気にすることないよ」

    ほむら「でも……」

    ドラえもん「ほむらちゃんにだって大切な物があるでしょ。それがどの時間にあるかってだけの話だよ」

    ドラえもん「それに価値観の問題だからね、マミちゃんもいつか過去を変えたいと思うかもしれない」

    ほむら「なら、その時は……」

    ドラえもん「うん、僕たちが助けてあげよう」



    月日は過ぎ……

    88 = 1 :

    ―――ほむらホーム


    杏子「家の中までどこでもドアで迎えに来るってのは最強の送迎だよな」

    マミ「確かに靴を履かずに相手のお家に行けるのは不思議な感じね」

    まどか「……でも部屋に入るときはノックしてほしかったな」

    ほむら「佐倉さんがいきなり開けちゃったから、鹿目さんが着替えてる途中で」

    杏子「仕方ないだろ、部屋で待ってるのかと思ったんだからさ」

    さやか「けどまどか相変わらず子供っぽいパンツだったね」

    まどか「さ、さやかちゃん!」

    さやか「まあよくは見えなかったんだけど、この年になってあれはちょっとねえ」

    まどか「うぅ……」

    89 = 29 :

    まどまど

    90 = 1 :

    マミ「ところで美樹さん最近髪を伸ばしているわね」

    さやか「ああこれ、前は平気だったんだけど今は短いと気になっちゃって」

    杏子「なんだよ、恋でもしたのか?」

    さやか「そ、そんなんじゃないってば!」

    さやか「ただ、中学入って制服着る時にあの髪型だと似合わないでしょ」

    ほむら「私たちももうすぐ卒業だからね」

    マミ「鹿目さんと美樹さんは私と同じ中学よね」

    まどか「はい、さやかちゃんとは通学路も途中まで同じです」

    杏子「あーあ、あたしも同じところに通いたかったなあ。あと数百メートル家がずれてりゃ…」

    ほむら「一人暮らしとかはどう?」

    杏子「そんな事できる金ないよ、少し信者が来てくれるようにはなったけどあまり余裕はないんだ」

    まどか「ほむらちゃんは自宅に近い学校にするの?」

    ほむら「ん、まだ…よく決めてなくて……」


    ―――

    91 :

    どらどら

    92 = 1 :

    ドラえもん「見滝原の学校に通えないかって?」

    ほむら「無理……かな」

    ドラえもん「みんなとはどこでもドアですぐ会えるじゃない」

    ほむら「でも学校行ってる時は会えないし、一緒に学校生活送りたいよ」

    ドラえもん「うーん、なら……もしもボックスー!」


    ―――入学式


    まどか「まさかほむらちゃんたちがこっちに引っ越してくるなんて思わなかったよ」

    さやか「ずいぶん急に決まったんだって?」

    ほむら「うん、昨日まで引っ越しの作業で大変だったよ」

    さやか「ほむらのお父さん左遷されちゃったって聞いたけど……」

    ほむら「……ま、まあね」

    93 = 1 :

    ―――ほむら新居


    さやか「ほむらの引っ越しを記念してカンパーイ!」

    まどほむマミ杏「カンパーイ!」

    さやか「なんだ新しい家立派な一軒家じゃん、心配して損したよ」

    杏子「前の家より大きいよな」

    まどか「私の家より広いね」

    マミ「これから学校生活が楽しみじゃない?」

    ほむら「はい、また一緒に学校生活を送れるのが楽しみです」

    マミ「また……?」

    ほむら「いっいえ、言い間違いです」

    94 = 29 :

    ほむぅ……

    95 :

    ドラえもんの安定感がやばい

    96 :

    ほむほむ

    97 = 1 :

    杏子「みんな同じ学校であたしだけ別か……ちぇ、いいよなあんたたちは」

    まどか「杏子ちゃんも放課後とかは大丈夫だから会おうよ」

    さやか「ねえマミさん、あたしたちも中学生になったんだからあの魔女退治っての一緒にやらせてよ」

    マミ「でも、やっぱりあれは危険だし……」

    さやか「そりゃ魔法少女っていうのになれば大丈夫だってネコウサギが言ってたけどさ」

    ほむら「ネコウサギじゃなくてキュゥべえだよ」

    さやか「ならなくたってドラえもんの道具を使えばあたしたちも戦力になるよ」

    マミ「でも、キュゥべえもやめておくように言っているのよ」

    杏子「ま、所詮あたしたちは興味本位みたいなもんだしな」

    まどか「マミさんは命がけで戦ってるみたいだからね」

    98 = 1 :

    さやか「だからこそだよ。あたしたちが参戦すればその危険も低くなるでしょ」

    ほむら「私も美樹さんに賛成かな。巴さんが危険な目にあっているのを放っておけないよ」

    さやか「ほむらはこのことに関してはいつも強気だね、普段は控えめなのに」

    ほむら「そ、そう……かな?」

    マミ「二人ともありがとう。じゃあ今度また一緒にキュゥべえに会ってみてくれないかしら」

    ガチャ

    ドラえもん「お菓子持ってきたよ」

    ほむら「引っ越し先にほむらの友達がいるなんて運が良かったザマスね」

    まどか「お邪魔しています」

    ほむら「前の家の時のようにくつろいでほしいザマス、それじゃ」バタン

    99 = 1 :

    ほむら「でも巴さん、それだとまた契約してくれないと駄目って言われませんか?」

    ドラえもん「何の話をしてるの?」

    杏子「さやかとほむらがマミさんと一緒にあのバケモノと戦いたいって話」

    杏子「まあ、あたしもやってみてもいいけどね」

    ほむら「鹿目さんはどう?」

    まどか「私は……役に立てるならやりたいって思ってる」

    まどか「でも、本当にマミさんみたいに戦えるようになるのか不安で……」

    ほむら「ドラえもんはどう思う、私たちが戦うことに」

    ドラえもん「やっぱり僕もみんなに危ないことはしてほしくないからね」

    ドラえもん「そのキュゥべえと話してみないとはっきりとしたことは言えないなあ」

    マミ「キュゥべえドラえもんと会うの嫌がっているものね……」

    ほむら「私たちと会うのは平気なのにね」

    さやか「将来大物になる予定で未来人に会うと結果がわかっちゃうからやだ、とか」

    マミ「そういえば、キュゥべえの将来の夢とか聞いたことないわね」

    100 = 1 :

    ―――学校


    さやか「やっと午前中の授業終わったかあ」

    まどか「さやかちゃん寝てなかった?」

    さやか「あー少し気絶してたかも」

    ほむら「しっかり聞いてないと後で大変だよ」

    さやか「わかってるんだけど、どうにも眠気が襲いかかっちゃって」

    まどか「ほむらちゃんは勉強得意だよね」

    さやか「体育でも結構活躍してるよね、なんか意外だよ」

    ほむら「前はすごく苦手だったから何とかしたくてね」

    まどか「私もほむらちゃん見習わないとなあ」

    さやか「…さて、マミさんと待ち合わせしてるし弁当持って屋上に行こうか」


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