元スレ魔王「貴様誰だ!」スネーク「武器を捨てて両手を頭の後ろに回せ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
魔王「何を!」
スッ
スネーク「動くな!」
ターンッ
魔王「がっ・・・・・・」
カランカランッ
魔王「わ、私の杖が・・・・・そんな距離から」
スネーク「もう一度言う!両手を頭の後ろに回せ!」
魔王「うっ・・・・・・この迫力・・・・・・」
グッ
魔王「これでいいのか」
スネーク「そのまま床に伏せろ!」
魔王「わ、分かった」
ペタッ
2 = 1 :
魔王「くそっ!城の者はどうしたのだ!」
スネーク「お前以外全て行動不能にした。あとはお前だけだ」
魔王「な、なに!?」
スネーク「こんないい加減な警備システムでよく今まで無事だったものだな」
魔王「な、何者だ!」
スネーク「ただの傭兵だ。コードネームはスネーク」
魔王「スネーク?ゆ、勇者じゃないのか!」
スネーク「勇者・・・・・・懐かしいなだ・・・・・・」
魔王「し、知ってるのか!やつはどうした」
スネーク「勇者、戦士、僧侶、魔法使い・・・・・・いいやつはみんな早死にしてしまう」
魔王「し、死んだの!?」
3 = 1 :
スネーク「旅立ちの町を出てすぐにな」
魔王「早いな!で、ではほとんどお前一人で・・・・・・」
スネーク「すまないが、話している余裕はない。早く核発射シークエンスを中止するんだ!」
魔王「え!?な、何それ!」
スネーク「とぼけるな!!情報はとってあるんだ!」
グギギギギ
魔王「や、やめて!腕そっちにまがらないから!」
スネーク「はやくしろ!世界を滅ぼしたいのか!」
魔王「せ、征服するほうだから!私は!」
スネーク「拷問では口をわらないか」
魔王「ふ、ふぅ・・・・・・」
4 = 1 :
スネーク「くっ、しかたない。落ち着いて話をしようか」
魔王「お、お前が落ち着け」
スネーク「ほらっ、お前も入れ」
トンッ
魔王「な、なんだこれは」
スネーク「知らないのか?ダンボールだ。入ると落ち着くぞ」
ペタンッ
魔王「こ、これに入るの?」
スネーク「ほらっ、どうした遠慮するな」
魔王「わ、わかった」
ペタンッ
魔王「・・・・・・」
スネーク「・・・・・・」
魔王「な、なんか捨てられた猫になった気分だな」
5 :
勇者のお供だったのか
6 = 1 :
スネーク「タバコ吸うか?」
スッ
魔王「す、吸わない」
スネーク「あいにく葉巻しかないがな、どうだ?」
魔王「だ、だから吸わないって」
スネーク「そうか。どうしても話さないか」
魔王「あ、あの私の部下達は・・・・・・」
スネーク「安心しろ。麻酔で眠っているだけだ」
魔王「そ、そうか。無事でよかった」
スネーク「核攻撃をしても賢者の遺産は手に入らないぞ」
魔王「な、なにそれ?」
スネーク「遺産はすでに別の場所に移された!お前の目的はもう失われているんだ!」
魔王「だ、誰か通訳を!」
スネーク「さあっ!早く核を止めるんだ!」
7 :
魔王の台詞をおにゃのこの声で再生すると可愛すぎてワロタ
8 :
魔王かわいい
10 = 1 :
グググッ
魔王「い、いたたた・・・・・・」
スネーク「言わないと折れるぞ!」
魔王「や、やめて・・・・・・」
ボキンッ!」
魔王「ぎ、ギアアアアアアア!」
スネーク「なっ、メタルギアだと!?」
魔王「うぐぐぐぐぐっ腕がああ」
スネーク「まさか!核はメタルギアの中か!」
魔王「か、回復!」キューンッ
スネーク「どこだ!」
魔王「な、何言ってるのこの人!」
11 = 1 :
スネーク「オタコン!応答してくれ!敵が口を割らない」
魔王「こ、今度は一人で喋りだした!」
スネーク「そうだ!しかもメタルギアの名前まで出てきた」
魔王「何この人こわい・・・・・・」
スネーク「そうか!わかった試してみる」
魔王「も、もう帰ってくれないですか?」
スネーク「城を案内しろ!」
魔王「え!?ま、まだ何かやるの?」
スネーク「ここに核があることは間違いない!」
魔王「かくってなに!?」
スネーク「さあ立て!いつまでダンボールに入っている!」
魔王「あんたが入れたんでしょ!」
12 :
おっさんでもかわいい
13 = 1 :
スネーク「この部屋は!?」
グイッ
魔王「わ、私の寝室だ」
スネーク「開けろ。妙なそぶりを見せたら撃つ」
魔王「だ、だめ!」
スネーク「ここか!」
魔王「ち、違う!何もないから!」
スネーク「いいから死にたくなければ開けろ」
魔王「ううっ」
ギギィ
スネーク「先に行け」
魔王「は、はい」
トテトテ
14 = 1 :
ピッピッピッ
魔王「な、何やってんの!?」
スネーク「金属探知機だ。あやしいものがないか調べる」
魔王「な、何もないですよ!」
スネーク「黙っていろ!」
ピーッ!
スネーク「ここか!」
魔王「や、やめて!」
スネーク「この引き出しか。罠は・・・・・・ないようだな」
魔王「お願い!それだけは!」
スネーク「オタコン!喜べ!ここらしい。中の写真を撮ってそちらに送るぞ」
魔王「しゃ、写真なんてやめてー!」
ガラッ
15 = 1 :
スネーク「こ、これは!」
パシャパシャ
スネーク「お、女のくせにこんな玩具まで・・・・・・」
魔王「うっ///」
スネーク「こ、こんなものどうやってつかうんだ!?」
パシャパシャ
スネーク「まったく!性欲をもてあます!」
魔王「い、言わないで///」
スネーク「オタコン映像送ったがどうだ!?あやしいものはないか」
スネーク「何!?魔王の写真も一緒に送って欲しいだと」
スネーク「おい、ちょっとこっち向け」
魔王「///」
パシャパシャ
スネーク「よし!送ったぞ!」
スネーク「そうか!オタコン、かんばってくれ。あとは任せろ」
16 = 1 :
魔王「も、もう怒ったぞ!食らえ!火炎極大魔法!」
ゴゴゥ
スネーク「ぐぁ!」
魔王「はーっはっは!油断したな!変質者め!」
スネーク「もぐもぐ」
魔王「な、なにをしている!?」
スネーク「動くな!」
ダンッ
魔王「がっ!なっ!あの火傷でどうして動ける!?」
スネーク「そのまま床に伏せていろ」
魔王「なっ、無傷だと!?」
スネーク「なんだ!?知らないのか?これを食べると傷が治るんだぞ」
17 = 1 :
魔王「な、なんだそれは」
スネーク「携帯食料のレーションだ」
魔王「た、食べ物で傷が治るなんてそんな非現実的なことがあってたまるか!」
スネーク「何を言っている!アメリカ海軍でもイギリス空軍でもどこでも常識だぞ!」
魔王「ま、まじで!?」
スネーク「手癖が悪いみたいだな。悪いが拘束させてもらう」
ガシャリ
魔王「て、手錠・・・・・・」
スネーク「さて、これでゆっくり探せるな」
魔王「やめろ!見るな!変態ー!」
18 :
ほぅ
19 = 1 :
スネーク「何もなかったな」
魔王「だから言っただろ!下着までじっくり調べおって!変質者!」
スネーク「核を撃つようなやつに言われたくない」
魔王「だから知らないって!それに下着ポケットにいれただろう!」
スネーク「次のスニーキングミッションに必要かもしれん」
魔王「うそだ!」
スネーク「そんなことを・・・・・・ちょっと待て通信が入った」
スネーク「どうしたオタコン!お前の分ならちゃんと確保したぞ!」
スネーク「何!?情報が間違っていた!?」
スネーク「分かった。すぐにそっちへ向かう」
魔王「おい!」
スネーク「なんだ」
20 = 8 :
女魔王か…悪くない
21 :
下着どうやってつかうんだよw
22 = 1 :
魔王「今間違いって言った!絶対言った!」
スネーク「聞き間違いだ」
魔王「言った!言ったもん!聞いたもん!」
スネーク「間違いは誰にでもある」
魔王「早く手錠をはずせ!」
スネーク「それはだめだ」
魔王「なんでー!?」
スネーク「メタルギアのことを知っている以上一緒に来てもらう!関係ないとは思えん!」
魔王「だから知らないって!」
23 :
魔王ガムバッテ!
24 = 1 :
スネーク「西の町が怪しいらしい。行くぞ!」
魔王「えっ、ほんとに行くの!?ちょっちょっと!」
スネーク「なんだ」
魔王「き、着替えとか!パジャマとか持っていかないと!」
スネーク「装備品は現地調達が基本だ!余計な荷物を持っていくな」
魔王「今すぐポケットの中を捨てろ!!」
スネーク「いくぞ!さあ歩け!」
グイッ
魔王「だ、誰かー!」
25 :
魔王コミュ障だったんだな…
26 :
スネエエエエエェェェク
27 = 1 :
前ここまで書いて寝ちゃったので今日はちゃんと書きます
28 :
スネークと魔王・・・・面白くなりそうだ・・・
29 :
スネオスレか
30 :
オタコンってことは、リキッドの方か・・・
31 :
素晴らしい、支援だ
それとオタコンwww
33 = 1 :
―――西の町
スネーク「よし、ここから敵陣だ。スニーキングミッションで行くぞ!」
魔王「な、なんで私まで……」
スタスタ
スネーク「なんだその歩き方は!もっとこう腰を落として、こうだ!」
ヒョコヒョコ
魔王「か、かっこわるい……」
スネーク「見つかったらどうなるかわからんぞ!死にたいのか!」
魔王「ううっ……」
ヒョコヒョコ
スネーク「よし!ほらっ、ダンボールをかぶれ」
魔王「ま、またこれ!?」
スネーク「ダンボールは万能だ。いくぞ!」
スポッ
34 = 1 :
ヒョコヒョコ
魔王「な、なぁ、ほんとにこれバレてないか?」
スネーク「何を言っている。誰もこちらに気づいていないぞ。俺の後に続け!」
「ねぇ何あれ?」
「ママーダンボールが……」
「しっ、!見ちゃいけません!」
スネーク「見ろ。誰もこちらに気づいていない」
魔王「そ、そうか?」
ヒョコヒョコ
35 = 31 :
シュールw
36 = 1 :
スネーク「オタコン!目的地についたぞ」
魔王「ここは宿屋?」
スネーク「分かった!今から進入する!行くぞ!」
魔王「え……でも」
ギィ
スネーク「ついてこい!」
宿屋「ちょ、ちょっとあんた……」
スネーク「ちっ!見つかったか!」
バシュッ
宿屋「うっ……」
スネーク「危なかった。仲間を呼ばれる前に麻酔銃が効いたか」
魔王「ひ、ひどい……」
37 = 1 :
スネーク「わかった!この部屋の中だな」
スネーク「よし!魔王、突入するぞ。援護してくれ」
魔王「え」
スネーク「いくぞ!わんっ!つーっ!」
魔王「ま、待って!心の準備が……」
スネーク「すりー!!」
ダンッ
スネーク「動くな!両手を頭の上に乗せろ!!」
魔王「の、のせろぉー」
スネーク「よし!そのままベッドにうつぶせになっていろよ!」
グイッ
スネーク「顔を上げろ……」
勇者「だ……誰?」
38 :
勇者いきてるじゃねーかw
39 :
勇者wwww
40 = 1 :
スネーク「お前は勇者!なぜ生きている!」
魔王「勇者!?」
勇者「な、なんでって……教会で生き返らせてもらって……」
スネーク「馬鹿をいうな!死んだ人間が生き返るわけないだろう!」
スネーク「お前はモンスターにやられて死んだはずだ!」
勇者「違う!あんたがモンスターごと俺達を後ろから蜂の巣にしたんだろ!!」
スネーク「そうだったか?」
勇者「なんか変なダンボールがついてきてるとは思ってたんだ」
魔王「ひ、ひどい」
41 :
勇者居たwww
42 = 28 :
教会www
43 = 41 :
ひ、ひどい
44 :
勇者撃つなよwwwww
45 = 1 :
スネーク「細かいことは気にするな」
勇者「いや、けして細かいことじゃないと思うんだけど」
スネーク「だからと言ってお前が生きていた理由にはならん!教会とはどこの機関のコードネームだ!」
グイッ
勇者「いたたっ、だ、だから町の教会だよ!」
スネーク「いい加減な事を言うな!まさか貴様!ヴァンプのような特殊能力者か!」
勇者「はぁ!?」
スネーク「どこの機関だ!」
グイグイッ
勇者「な、何言ってるのこの人!」
46 :
ひ、ひどい
48 = 31 :
スネーク自由すぎるだろw
49 :
スネークもとうとう老害か・・・
みんなの評価 : ☆
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