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元スレひな「ひなだお・・・なんで殴うの・・?おえぇ・・」

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タグ : - パパのいうことを聞きなさい! + - パパ聞き + - 気狂い + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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252 :

はっぴはっぴがーwwwwwwwww

253 = 163 :

莱香「少し見ない間に、やつれた」スッ

おいたん「あ……」

莱香「お金のことまではどうしようもないけど。だから、明日から」

おいたん「……はい」

莱香「それじゃ」

仁村「ちゃんと寝とけよ~」ヒラヒラ

おいたん「……」ペコリ


――――
――
翌日・アパート

莱香「来た」

仁村「はいはい、来ましたよ~」

「……いらっしゃい」

美羽「いやーっ、急ににぎやかだなぁっ」

254 = 176 :

かわいいなあもう

255 = 9 :

おいまじ天使

256 = 163 :

莱香「……」チラッ

おいたん「ど、どうも」

莱香「……」コクン

ひな「……」ヒョコ

莱香「じゃあ、さっそく、遊ぼう」

ひな「うん!」

――――
――

ひな「ひなはゥナゥナセウン!」

莱香「じゃあ私は悪の女幹部」

莱香「仁村は悪の女幹部の部下にしてルナルナセブンを罠にかけようとするも自身の失態から破滅するヒラのワーウルフ」

仁村「はい」

莱香「わん」

仁村「わん」

ひな「ケラケラケラ!」

ひな「いぅぞー! わぅいやうはゥナゥナセウンがたいいしぇやうー!」

257 = 176 :

かわいいいいいいいいwwwwwww

258 = 163 :

莱香「く……今日はこれまで。さらば!」

仁村「早っ! 俺まだ死んでないですが」

莱香「わん」

仁村「ばうっ……!」バタッ

ひな「ケラケラケラ!」

ひな「とぉう! とぅ! とぉーぅ!」ドスッドスッドスッ

仁村「グッ、ゲフッ、グエ」ドスッ、ズンッ、ドズンヌ

美羽「よぉ~し、それじゃ私たちは、もてなしのお料理作っちゃいましょうかー!」

「はーい……」ムッス

ひな「ひなもてつらぅお!」

「ひな……!」ジーン

美羽「グスッ……よ、よ~し! 3人で最高の夕ご飯作っちゃうんだから!」

259 :

「ひな!結婚してくれ!」

ひな「はい…///」

「チュッ…///」

ひな「ぁ…///」






ハッピーエンド

260 :

ふざけてるのか…?
なぜひなを殴らない?
いつまで俺を待たせる気だ?

261 :

お前ら結構パパきき見てるのな

262 = 175 :

佐古「ぶっていいのはぶたれる覚悟のあるやつだけだ」

263 :

>>259
佐古自重

264 = 163 :


キッチン<キャッキャ

おいたん「空ちゃん、美羽ちゃん……よかったね」

仁村「グヘッゴホッ、お前がまだだろ……どっこらしょっと」

莱香「そうよ」

おいたん「それでも、大きな一歩だと思います。先輩たちに遊んでもらって、あんなに明るく笑ってくれて……でも、どうしてだろう」

仁村「それはお前、ひなちゃんの夢に俺たちは出てきてなかったからだろ」

莱香「少しさみしいけど」

仁村「いや~、むしろ出てちゃダメでしょこの場合」

おいたん(そっか……だからひなちゃんの中では、ふたりはいつも通りの存在なんだ)

おいたん(そのふたりと触れ合って、笑って、少しだけど以前のひなちゃん自身を取り戻したから、空ちゃんたちとも普通に接することが)

おいたん(でもたぶん、俺は、まだ……)

265 = 163 :

仁村「くら」ピシ

おいたん「いてっ」

莱香「焦らない。たぶん、それが肝心」

おいたん「先輩……」

莱香「性的感覚というのは、年齢に関係なく本能の領域に刷り込まれている重要な感覚。
   だから幼年期でも恐怖の対象として充分に想起されうるものだし、それがなにかのふとしたきっかけで、
   もっとも身近にいる異性に向けられてしまうこともある。思春期の女の子が父親の下着と洗濯物を一緒にされたくないのも、ある意味そう」

おいたん「医者の先生も、同じこと言ってました……」

仁村「先輩も思春期じゃ……はいすみません」

莱香「君はひなちゃんが、自分が思いもしなかった想像をするようなことを、
   潜在意識の知識として蓄えていてしまったことに責任を感じているかもしれない」

莱香「でも最近ではTVからの情報も多い。
   連想する材料はいくらでもある。ひなちゃんはさすがにまだでも、
   もう少し歳をとって小学生にでもなれば、携帯電話を持っても不思議ではないし、
   それならインターネットの情報だって得られるようになる。今の時代では両親両働きが当たり前だし、
   仮に片方が主婦業に専念していたとしても、子供がそういった情報を得てしまうことを防ぎきることは不可能よ」

莱香「だから、決して君のせいじゃない」

266 :

ひなたんをにんしんさせたいお

267 = 163 :

莱香「それが例えどんなに遅かれ早かれでも、
   知ることになるのに変わりがないのなら、本当に大切なのは、
   なにが悪かったのか、なにが元凶だったのかを必死に見つけ出して排除することじゃない。
   本当に大切なのは、そのことを、子供がどう処理すればいいのかということと、向き合うこと」

莱香「醜いことや怖いこととどうしてもぶつかってしまった時に、
   それとどう戦うのか、その方法をどんな風に身につければいいのか
   ――そのことを考えてあげられないのなら、その子供に待っているのは、
   決して幸せな未来なんかじゃないと、私は思うわ。だって、どうして自分が傷ついたのか、
   どうして辛いのか、それをどうすればよいのかも分からないんだもの。それ自体が嫌になってしまって、きっと、そうなる前に他人を傷つけてしまうわ」

莱香「それは〝わるいもの〟を決めつけることよりもはるかに困難で
   苦労を伴うことだけど、本当に大切なのは、見せ掛けなんかじゃない、
   無根拠なんかじゃない、その子の本当の未来と、本当の幸せ……違う?」

268 :

これは良いスレタイ詐欺

269 :

パパのしゃぶりなさい

270 = 163 :

おいたん「でも……でも僕は……」

おいたん「両親がいなくなって、
     こんな生活もいつまで続けられるかも分からない
     ……そのことが不安じゃないわけがなかったのに、
     辛いに決まってたのに……そんなの分かりきってたはずなのに、
     分かってあげられなかったんです。この部屋の狭さだってそうです。
     僕自身だってストレスは感じていたのに。それなのに、彼女たちが明るく笑ってくれるから、
     ガマンしてもらえるんだって、勝手に決めつけて、甘えてしまったから……」

莱香「祐太……それは」

おいたん「おばさんたちの言ってた通りだったのかもしれない……
     結局は俺もただの子供で、社会のこととか、人間のこととかぜんぜん分かってなくて、
     なにが危険信号だったのかも知らずに、全部あの子たちに押し付けてしまっていたのかもしれない。
     先輩の言う通り、知らなかったなんてことで済ませられることじゃない……もしかしたら、一生消えない傷をあの子たちに残してしまうかもしれない……」

271 = 163 :

仁村「だ、か、ら、うらっ」ピシッ

おいたん「だからいてっ」

仁村「だったらどーなるってんだよお前、んん?」

おいたん「どうって」

仁村「だ~かーら。お前のところにいたのが間違いだったかもって言いたいんだろ?
  でも、もしもお前が空ちゃんたちを引き取らなかったらどうなってたって言うんだって」

仁村「あの子たちはバラバラに引き取られて行って、離れたくなかったのに、それでもどうしようもなくって……たったひとりで、見知らぬ環境と向き合って行かなくっちゃならなくなってたんじゃ、ないのか?」

おいたん「それでも」

仁村「それでもまともな住環境と、食生活は確保されてたかもな。そうだな。その通りだよ。学校も、ここなんかよりはよっぽどマシな通学路が用意されてたはずだ。でもさ」

仁村「それだけじゃないか。あの子たちがひとりっきりになっちまうってことは、なんにも変わらない」

仁村「たしかにお前の親戚連中だって、お前やあの子たちをいじめたくてそんなことをするんじゃないだろうけどさ。むしろ大切だから、確実に育ててやれるように手を回すんだろうけど、でもさ」

仁村「世界に残ったたった3人の姉妹だもんな。一緒にいたいって思うのは当たり前だと思うし、なのに引き裂かれちゃうのってさ、どんな理由があったとしても、それは……ひどい話なんだと、思う」

272 = 163 :

仁村「どの道が一番正しいのかは、分からない。けど、一番正しいことが、一番〝いいこと〟だとは限らないだろ? 周りがなんと言おうとお前は、あの子たちが一緒に暮らす……そのイッコだけは、だれも守れなかったひとつだけは、守ってやってるんだよ」チラ

キッチン<ココデオリーブデス!
キッチン<ビンニホンブントウカシマス
キッチン<キャッキャ


仁村「だから、俺は先輩みたいにはっきり断言なんてできないけどさ……お前のせいなんかじゃない」

おいたん「仁村……」

仁村「俺はそう思う」

おいたん「仁村、お前……どうしちゃったんだよ」

仁村「」パシッ

おいたん「ガアァァァァ!」

273 :

いい台詞だ

274 = 222 :

感動的だな

275 = 188 :

なんでパパ聞きのSSの裕太はいつもおいたんになってんだよ

276 = 163 :

おいたん「お、折れる~~!」

莱香「あっ、やめて!」

仁村「……」

莱香「それ以上いけない」

仁村「……」パッ

おいたん「ハァ、ハァ」

キッチン<ヴォー!
キッチン<キャーヘルファイヤ
キッチン<ギャーギャー

仁村「……」

莱香「……」

おいたん「……」

仁村「まあ、だからさ」

莱香「うん、だから」

277 = 163 :

仁村「ガンガンいこうぜ!」

莱香「焦らずいきましょう」

莱香「……」

仁村「……」ダラダラダラダラ

おいたん「……ぷっ!」

278 = 163 :

莱香仁村「!」

おいたん「ふたりとも、ありがとうございます……ははっ」

仁村「……俺はさ、お前の笑った顔を久しぶりに見た気がするよ」

莱香「そうね」クス




「……できたー!」

美羽「……炭が!」

ひな「わぁい!」

「……」

美羽「……」

ひな「ぇう?」

279 :

瓶2本分のオリーブとか

280 = 163 :

――――
――
それから・アパート

おいたん(あれから、先輩たちは本当に毎日ウチに遊びにきてくれて、炊事を手伝ってくれたりもした)

おいたん(みんなの笑顔も増えた。ひなちゃんは、もう空ちゃんたちとは以前とほとんど変わらなく接することができるようにまでなった)

おいたん(でも)

281 = 163 :

――――
――
ある日・アパート・リビング

ひな「くやぇ! ゥナゥナセウンひっさぅわな! ゥナゥナァ~……キィーック!」

「ぐわぁぁ……やったなぁ、それぇ!」

ひな「!」ビクン

ひな「っ……ヒグッ! ……ヒキッ」ガタガタ

美羽「ひ、ひなっ!?」

「ご、ごめんね!? い、今のは悪者の反撃でねっ? いや悪者っていうのは悪者じゃなくてフィクションの悪者で中の人は悪くない、悪いのは歪な社会構造と形成されつつあるディストピアであわわ」アタフタ

美羽「お姉ちゃんの言ってることもなんか怖いよ!?」

「あわわわわわ」

282 = 163 :

――――
――

おいたん(ほんのささいなことから、ひなちゃんは発作かひきつけのように怯え出してしまって、そうなるとしばらくはそぅっとしておくしかなかった)

おいたん(それでも最初に比べればずっと明るくなったし、みんなの協力で、どうにか俺とも二言三言くらいの簡単なやりとりは、できるようになってきた)

284 = 163 :

――――
――
またある日・アパート

おいたん「た、ただいまぁ~」

「おかえりなさいっ」

美羽「おかえりおじさんっ! 小学生から大学生まで、4人の美少女がお出迎えだよっ」

莱香「……お帰りなさい」

ひな「……」ひょこ

おいたん「あ……」

ひな「……」じぃー

おいたん「……」

ひな「お……おかぇぃなさい、お、お……」

ひな「おぃ、たん……」

おいたん「……!」

285 :

ホント子供が可愛そうな話は苦手だ…。

286 = 263 :

呼んだ!!

289 :

続きがきになるっー

290 = 163 :

「やった!」

莱香「よくできました」

美羽「えらい、えらいよひな~っ」グシグシ

ひな「……」モジモジ

おいたん「は、はは……」ジーン

仁村「……美男子もいることよっ」ブリーン

おいたん(なんだか目頭が熱く――あれ?)クラッ

莱香「……!?」

仁村「おいっ? ……っと」トサ

291 = 163 :

「お兄ちゃん、大丈夫!?」

ひな「ぉ……! ぉぃ、た……?」オロオロ

おいたん「ありがとう仁村……大丈夫だよ、空ちゃん。なんだか、気が抜けちゃって。あは、は」

美羽「もう……仁村さんがへんなことするから、おじさんの気が遠くなっちゃったんじゃないですかっ?」

仁村「すみません……」

<ドッ アハハハ

莱香「……」

293 = 68 :

はよ虐待しろ
つまらん

294 :

はよいじめたまえ

295 :

ひなのセリフがポーキー・ピッグで再生される

297 :

おいたん過労死フラグ?

298 = 163 :

――――
――
また、アパート

おいたん「ふ~、さっぱりした~」

おいたん「やっぱり自分ちのお風呂に入るのが、狭いけど最高だな~」ホクホク

おいたん(最初はちょっと遠めの銭湯に通ってて大変だったけど)

おいたん(今は先輩がひなちゃんと入ってくれるから、俺も入れるようになった)

おいたん(それに……)

おいたん(先輩が毎日使っている浴槽……)ゴクリ

おいたん(えへへ……ん?)

タッタッタ

ひな「ぇぅ……おいたん……」

おいたん「タオル……ありがとう、ひなちゃん!」

ひな「!」タッタッタ

「あっ……ひな。どうだった、ちゃんと渡せた?」

ひな「……」じ~

299 = 163 :

「ひ、ひな? 聞いてる?」

おいたん「……」

ひな「……」ニヘラッ

おいたん「!!」

おいたん「わ、笑ってくれた……」ジ~ン

美羽「よかったですね、おじさんっ。遠巻きにでも笑ってくれるようになってっ」

おいたん「わっ――美羽ちゃん」

美羽「ひなも本当はけっこう前から、じーっとおじさんのこと見てたりしてたんですよ?」

おいたん「知ってるけど、でも、それは怖がってて」

美羽「そうじゃないんです」

美羽「ひなも、夢を見る前のおじさんや私たちとの生活を、小さいなりにきちんと覚えていて」

美羽「だから、自分なりに一生懸命、自分の記憶の中にあるおじさんと、怖い夢との区別をつけようとしていたんです」

美羽「ずいぶんと最初の方から、ひな、おいたんがかわいそうって、わるいことしてるからひなは悪い子だって、言ってたんです」

300 :

ひなをぶーんに変換


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