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    元スレ貴音「765プロの皆はかわいいですね」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ひびたか + - アイドルマスター + - 百合 + - 貴音 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「急にどうしたんだ、貴音」

    貴音「ちなみに『皆』と書いて『みな』と読みます」

    「そりゃ今聞いたから分かるぞ」

    貴音「しかし読む人は『みんな』と読むかもしれないでしょう?」

    「へ?読む人?」

    貴音「え?」

    「え?」

    2 :

    「え?」

    3 = 1 :

    貴音「とにかく、765プロの皆はかわいいと申したのです」

    「だから急にどうしたのって」

    貴音「ところで明日は“ばれんたいんでい”ですね」

    「どうしたのって聞いてるのに」

    貴音「意中の殿方に、想いとともにちょこを渡す…なんと素敵ないべんとでしょう!」

    「そうだね、素敵なイベントだね」

    貴音「わたくしもちょこが欲しいのです!」

    「買えば?」

    4 = 1 :

    貴音「違います、響!ばれんたいんは相手に貰ってこそ意味があるものでしょう!」

    「自分女だから貰う側の気持ちはよく分からないぞ」

    貴音「それを765プロの皆のようなかわいい女性から貰えたらどんなにうれしいことか」

    「そりゃあ一応アイドルだしね」

    貴音「そこで765プロの皆からちょこを貰う妄想をまとめたものがこちら」スッ

    「すごいスムーズにフリップ出してきたけど驚かないぞ」

    貴音「まあふりっぷは使わないのですが」ポイ

    「それ誰が作ったの?」

    貴音「小鳥嬢です」

    「そこらへん置いときな」

    5 = 1 :

    貴音「まず天海春香」

    「よし、どんとこい」

    貴音「春香に至ってはもはや手作りがどうとかいう域を超えてると思うのです」

    「春香はお菓子作り得意だからなー、今度習いに」

    貴音「響」

    「?」

    貴音「今は」

    貴音「わたくしが」

    貴音「話しているのです」

    (あ、ちょっといらっとしたぞ)

    6 :

    ツヅケタマエ

    7 = 1 :

    貴音「ですから、春香に求めるべきはしちゅえーしょんなのです」

    「…」

    貴音「きたる2月14日、貰えるかなー、どうかなーと思って過ごし」

    貴音「結局誰からも貰えず帰路につく自分」

    「…続けて」

    貴音「すると自宅の玄関前に白い息を吐きながら何やら手持ちぶさたな少女」

    貴音「『あ、やっと帰ってきた…家近いからってあんまり遅くなると怒られるんだからね』」

    「…」

    8 :

    それはヤバイな

    9 = 1 :

    貴音「『どうせ誰かから貰えるかなーってウロウロしてたんでしょ、ふふ』」

    貴音「『…え?そりゃ分かるよ、小さい頃からいっしょなんだから』」

    貴音「『ほら、バレンタインのチョコ!今年も手作りだよ』」

    貴音「『…うん、それじゃ私帰るから』」

    貴音「…走り去ろうとする春香」

    「…」

    貴音「『…あ、そうだ』」

    貴音「『……バレンタインってさ…』」

    貴音「『好きな人にチョコを渡す日だって…知ってた?』」

    「貴音は分かってる!分かってるぞ!」

    11 :

    素晴らしい

    12 = 1 :

    「そうなんだよな!春香は身近な存在すぎてあんまり意識されてないポジションが似合うんだよな!」

    貴音「幼馴染み最高ですね」

    「それであまり意識してなかったけどこれを機にだんだん気になっていくんだよな!」

    貴音「響」

    「次の日から顔を合わせたら言葉は交わすけど今までみたいな悪ふざけは出来なくって、それで」

    貴音「響!」

    「!」

    貴音「落ち着きなさい、まだ序盤です」

    13 = 1 :

    「ご、ごめん…」

    貴音「わたくしの意図するところは分かりましたか?」

    「最初は正直何言ってんだと思ってたけど、すばらしいと思う」

    貴音「それではどんどん参りましょう」

    「次は誰?」

    貴音「如月千早です」

    「あー、もう期待できる」

    14 :

    幼馴染ポジションは律子な印象

    16 = 1 :

    貴音「千早は手作りを頑張る姿勢が良いと思います」

    「普段そういうことしない人が何かを頑張るってのはいいね」

    貴音「それでもやはりしちゅえーしょんでしょう」

    「どうぞ」

    貴音「そうですね、ここは自分がぷろでゅーさーであると仮定しましょう」

    「ふむ」

    17 = 1 :

    貴音「今日一日いろいろな仕事をこなし、雑務をするために事務所に帰ってきます」

    「うん」

    貴音「すると机の上に簡素かつさわやかなでざいんの箱が」

    「うんうん」

    貴音「開けてみると、ちょことともに手紙が入っているわけです」

    「もうそれだけできゅんきゅんくるよね」

    18 :

    ひびたか可愛い

    20 = 1 :

    貴音「『お仕事お疲れ様でした、如月千早です』」

    「他人行儀なところが千早らしくてかわいいぞ」

    貴音「『バレンタインですので、日頃お世話になっているプロデューサーにチョコをと思い準備しました』」

    貴音「『一応、手作りです』」

    「さりげない頑張りアピールたまんないね」

    貴音「『手作りとは言っても、春香に手伝ってもらったので味は保証できます』」

    「自信無いから保険かけるんだね!うん、分かる分かるよ」

    21 = 1 :

    貴音「『こういうふうに男の人にチョコを贈るのは初めてですが、食べていただけるとうれしいです』」

    「うんうん」

    貴音「『ちなみに、味の感想はメールなどしなくて結構です』」

    「…」

    貴音「『明日からもよろしくお願いします、如月千早』」

    「でもケータイ握りしめて感想メール待ってるんだよな!分かるぞ!」

    貴音「そしてめーるじゃなくて電話がかかってきてあり得ないくらい焦る千早を想像してください」

    「お、おおう…言葉にならない……」

    22 = 18 :

    待ちきれん…
    ウサギを抱きしめながら顔を真赤にしてちょこを渡す伊織ちゃんの妄想をはよ!

    23 = 1 :

    貴音「『ぷ、ぷぷぷ、プロデューサー!?なんですか突然電話してきて!』」

    「1コール目で出たくせになあ…ああかわいい…」

    貴音「『…え、感想?……そうですか、まあ春香のおかげですね』」

    貴音「『はい、はい…分かりました、それではまた明日』…と言い、携帯を切る千早」

    「…」

    貴音「『…』」

    貴音「『えへへへ~…///』」

    「かわいすぎるだろっ…!」

    24 :

    ふむ

    25 :

    響がキャラ崩壊しすぎてるが問題ない続け給え

    26 :

    素晴らしい、もっとだ

    27 = 1 :

    「千早が女の子女の子してるの見ると幸せになるなあ」

    貴音「もっと素直になればいいのに、とも思えますね」

    「でもそこがいいんだよ千早は」

    貴音「では菊地真にいきましょう」

    「真かあ…」

    貴音「おや、思ったより反応が悪いですね」

    「真はこういうイベントになると夢見る女の子成分が出てくるからなあ」

    28 = 1 :

    貴音「ですが真も最近は自分の魅力に気付いてきたように感じますよ」

    「でも具体的な話聞かないと分からないなー」

    貴音「聞きたいですか?」

    「聞きたい」

    貴音「本当に聞きたいですか?」

    「本当に聞きたい!」

    貴音「…」

    「…」

    二人「えへへへへ」

    29 :

    この貴音、淑女だな。

    30 = 1 :

    すみません1時間弱ほど席はずします
    11時頃には再開できると思います

    31 :

    >>14
    こういう乞食にレスしてる奴うぜぇ
    臭い死ね

    32 :

    「えへへへへ」

    33 :

    いいな…

    35 = 6 :

    37 :

    38 :

    39 = 10 :

    なんだただのはらみーとぬーの会話か










    おもしろい

    40 = 1 :

    貴音「さあ、菊地真です」

    「よし来い」

    貴音「もう女の子いべんとで空回りする真は古いと思うのです」

    「それは新解釈」

    貴音「ちょこを渡して、目を見据えて一言」

    貴音「『ボクはきみが好きです!きみはボクのこと好きですか!?』」

    「す、好きです!」

    41 = 15 :

    42 :

    ありだね

    43 :

    ほう…

    44 = 1 :

    「思わず返事しちゃったぞ」

    貴音「恋愛に対して堂々としている真もすばらしいでしょう」

    「確かに」

    貴音「そして良い返事を貰って、その場にへたり込む真」

    「お?」

    貴音「『はあ~、緊張した…』」

    貴音「『そりゃそうだよ、好きな人に好きって言ってもらえてうれしくない人なんていないよ』」

    貴音「『あのさ……、好きだよ』」

    「まことぉ…」

    45 :

    なんだろう…この気持ち…
    もしかして……

    46 = 33 :

    素晴らしい

    47 = 1 :

    「もう自分のうれしさが限界突破してるぞ」

    貴音「自信を持っているように見えて実は内心緊張していた真ですね」

    「やっぱり女の子らしい部分があるっていうギャップかあ…」

    貴音「さあ、次は萩原雪歩です」

    「雪歩も読めないなあ」

    貴音「雪歩は夜の公園が良いですね」

    「もう夜の公園って聞くだけでドキドキする」

    48 = 1 :

    貴音「公園のべんちに二人並んで座るのです」

    「いいね」

    貴音「ちょっと会話をしたあとに少し沈黙の時間が訪れるわけです」

    「うん」

    貴音「気まずさを打ち破るように急いでちょこを鞄から取り出す雪歩」

    「気まずくないのになあ、雪歩と二人なら気まずくないのになあ」

    49 = 33 :

    ほう…


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