元スレ榊原「鳴を無視し続けたらどうなるか」

みんなの評価 : ★
101 :
原作よんでる人が書くアナザーSSははじめてか
104 = 32 :
誤爆
105 = 96 :
何してんだwww
106 = 32 :
千曳「どうしたのかな」
鳴「千曳さん…」
千曳「ずいぶん思い詰めた顔をしているじゃないか」
鳴「えっ」
千曳「相談には乗るよ。今の私は先生だからね」
鳴「……」
千曳「もちろん、無理に話してくれなくてもいい」
鳴「……」
千曳「……」
鳴「……もし」
千曳「うん?」
鳴「もし、自分と親しかった人が、いきなり冷たく接してきたらどうしますか」
千曳「ふん、親しかった人がいきなり――ね」
鳴「はい」
107 = 45 :
もこずキッチンwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
108 = 32 :
千曳「そんなことになった原因は分かっているのかな」
鳴「いえ、心当たりは……」
千曳「なし、か。しかし理由がないということはないだろう」
鳴「……」
千曳「君の言うとおり親しい間柄だったのならば、それなりのものがあるはずだ」
鳴「でも、本当にわからないんです」
千曳「本人には訊いてみたのかい?」
鳴「訊いてみました、彼に。――けど」
千曳「ん?」
鳴「答え……て、くれなくて……」
109 = 32 :
千曳「……そうか」
鳴「……はい」
千曳「その人――彼――の友人には訊いてみたのかい?」
鳴「みんな……わからない、って」
千曳「はあん。そうだね、だったらこんなことにはなってないね」
鳴「どうしたら、いいんでしょうか」
千曳「見崎くんは彼と仲直りしたんだね」
鳴「」コクリ
千曳「それなら、やはり彼と話をするしかないだろう」
鳴「でも――」
千曳「君も、彼の友人も原因に心当たりがないとなれば、それは彼だけが知っているのかもしれない」
鳴「彼、だけ?」
110 :
か、かわええ
111 = 32 :
千曳「そう。まあ理由についてはいくつか考えられるが――とりあえず二つ」
千曳「一つは誤解」
鳴「――誤解」
千曳「そう、誤解だ。君の知らないところで誰かに何かを吹きこまれた、ということ
も考えられるだろう。
誤解は誤解だと知るまでその者にとっては真実だ。本当は違うのだとしても。
それを解いてしまえば一気に片が付くだろう。なにしろ誤解なんだからね」
鳴「……」
112 = 101 :
鳴ちゃんかわえええ
113 = 32 :
千曳「もう一つは、君が何の悪意もなくとった言動だ」
千曳「それが何かなんて私にはわからないが、彼はそれを不快に思ったのかもしれない」
鳴「――私の言動」
千曳「何れにしても、やはり彼から直接聞くのが手っ取り早いのだが」
キーンコーンカーン
千曳「――っと、以上がとりあえずの私の考えだ。けっきょく碌なアドバイスができなかったな。
また相談にきてくれ」
鳴「はい……。ありがとうございました」
114 :
そんなにアンカ好きなん?結婚すれば?
115 = 32 :
――――――
鳴「……」
榊原(もう、いいかな…)
榊原(みんなにもああ言われちゃったしなあ)
鳴「……」
榊原(でも…)
千曳「ではこれでHRを終わる。気をつけて帰るように」
ガヤガヤ
鳴「榊原くん」
榊原「」ガタッ
鳴「一緒に行くから」
榊原「……」スタスタ
スタスタ
――――――
116 = 114 :
>>95
こういうID真っ赤なのは総じてクズ
おっさんねろ
117 = 32 :
トコトコ
榊原(自分の家から遠くなるっていうのに…)
鳴「私、榊原くんに何をしたの?」
榊原「……」
鳴「それとも誰かに何か言われた?」
榊原「……」
鳴「もし、私が榊原くんに何か嫌な思いをさせてしまったのなら、謝りたいの」
榊原「……」
鳴「だから、おしえて」
118 = 45 :
フフフフフハハハハハハハハアハバババババ#612gビdクォqdンポクェwd
119 = 32 :
榊原「……」
鳴「……」
榊原「……」
鳴「ねえ、榊原くん」
榊原「……」
鳴「榊原くん」
榊原「……」
鳴「榊原くん、榊原くん、榊原くん」
榊原「……(な、なんだ?)」
鳴「ねえ」キュッ
榊原(あ、服…)ピタッ
121 = 32 :
鳴「無視……しないで」
榊原(……くっ!)ダッ
鳴「待って!」ギュウ
榊原(う、腕が!)
鳴「……」ギュウゥゥ
榊原(……)ドキドキ
鳴「お願い……無視しないでっ」
122 = 32 :
榊原「……」
鳴「榊原くん」
榊原「」バッ!
鳴「あっ」
ダッ
鳴「榊原くんっ!」
タッタッタッタッ…
鳴「…………」ポツン
鳴「……榊原くん」
124 :
ほ
125 = 59 :
きゅんきゅんするぜまったく
126 = 96 :
ふぅ……
128 = 59 :
寝たか?
まさかな
おい
129 :
またVIPでAnotherのSSを書き始めると途中で作者が失踪する呪いか
130 = 32 :
榊原「はあ、はあ…」
榊原「あ、危なかった…いろいろ…」
榊原(さっきの見崎、ちょっと怖かったな)
榊原「……意外と柔らかかった」
ヴーヴー
榊原「ん…見崎?」
榊原(……切っておこう)ピッ
132 = 32 :
――――――
鳴「…………」
榊原「…………」
無言でぼくの手を引く鳴。
それに従うぼく。
――下校途中、人気のない場所でいきなり鳴に手を掴まれ、問答無用で連行された。
引かれる手を見る。
驚くほど白く細い鳴の指がぼくの手首に食い込んでいる。
痛くはない。――ただ、固い。
強く腕を振ればこれは外れる。昨日はそうだった。
だけどそれができない。
腕が、動かない。
ふと顔を上げると目前には鳴の家――うつろなる蒼き瞳の。
133 = 32 :
榊原(いつのまに……)
鳴はぼくの手を引いたままやはり無言で階段を上る。
互いに土足のまま家にあがり、相変わらず生活感の希薄なリビングを横切る。
そしてようやく鳴が足を止めたのは木製の白いドアの前だった。
鳴「…………」
把手に手をかける。
――と、そこで、
鳴「榊原くん」
こちらを振り返らずに鳴は言う。
鳴「ちょっと、ごめんね」
榊原「――っ!」
134 = 32 :
――――――
榊原「くっ、ああっ…」
白い壁。白い天井。板張りの床。
清潔で、ただ白い、四角い檻のような部屋。
そこに裸にされ、椅子に座らされたぼくがいた。
榊原「はあ……はあ……」
鳴「――三回目、だね」
両手は背凭れをはさんで一つに纏められている。拘束しているのは手錠だろうか。
すっかり熱を交換し、硬さだけを感じさせるそれは時折ぼくの手首を傷つける。
両足首にもそれと同じ感触があった。もっとも、こちらの方は左右それぞれを椅子
の脚に繋がれている格好なのだけれど。
鳴「まだ、出るよね」
ぼくのモノを握りながら背後にいる鳴が耳元で囁く。
吐息と共に耳をくすぐるその声に、懸命に頭を振った。
鳴「出るよ」
榊原「うあっ!」
135 = 41 :
病んだか
136 = 32 :
剥き出しにされた先端を掌で激しく撫で回される。
鳴「出して」
榊原「ああっ、あああっ……やめっ――」
鳴「早く」
榊原「くぁっ……」
ぼくの拒絶を冷たく切り捨て、
容赦なく鳴の手はぼくを攻め立てる。
137 :
どうしたんだ急に・・・
138 = 32 :
鳴「――榊原くんはいつもなにでシてるのかな」
唐突に――。
質問なのか独り言なのか、何の色も持たない声が
ぼくの注意を引いた。
榊原「なっ……に」
鳴「それとも、誰、かな」
ああ、そういうことか。
鳴「桜木さん」
榊原「はっ、あぁ」
鳴「水野さん」
榊原「ああっ、あっ、あっ」
鳴は手を休めることなく、淡々と知人の名を呟いていく。
その度に彼女たちの顔が頭をよぎった。
139 = 32 :
鳴「赤沢さん」
榊原「あうっ、くぅ……」
鳴「怜子さん」
――心のどこかが、揺れた。
鳴「あ、ぴくってなったよ」
榊原「なっ――」
鳴「怜子さん」
榊原「っ!」
鳴「ほら、また」
榊原「違う!」
鳴「違わないでしょ」
榊原「うぐっ、ああっ……」
違う。本当にそうじゃない。
ぼくが怜子さんに見ていたのは『それ』じゃない。
140 = 32 :
鳴「でも、だめだよ」
榊原「ぐっ!」
さっきまでの無感情な声とは違う、
怒気を孕んだ声。
鳴「私以外はだめなの」
榊原「うわっ?! あああああ!」
拘束具が手足に食い込み、ぼくを押さえつける。
より激しくなった鳴の手に足腰ががくがくと震えた。
榊原「うあぁっ、ぁああ――」
鳴「見崎……」
にちゃにちゃと音をたたせ、上下左右に乱暴に動く手。
それは弄ぶというよりも、――壊そうとしているように見えた。
鳴「――見崎、鳴」
榊原「っく……あああぁっ!」
141 = 96 :
ヤンデレとか……最高じゃないか
142 = 32 :
鳴「――四回目」
榊原「はっ、はあっ、げほっげほっ……」
鳴「うそつき」
榊原「はぁっ、はっ……」
鳴「出たよ」
榊原「はあ……はあ……」
鳴「私の手に、びゅうって」
榊原「うぅっ……」
ふ、と両腕に押し付けられていた柔らかな感触が消えた。
正面に回り込んだ鳴と視線がぶつかる。
冷たい眼差し。冷やかにつり上がった口角。
その冷艶な表情に、全身が粟立つのを覚えた。
143 = 32 :
榊原「っ……」
ぼくの脚の間に膝を折り、至近距離で顔を覗きこんでくる鳴。
逸らすことも、瞑ることもできずにいた両目が彼女の隻眼を捉える。
鳴「榊原くんはずっとここにいるの」
鳴「大丈夫だよ、ここには私しか来ないから」
榊原「っあ……ああ……」
見つけてしまった。
瞳の奥――引きずり込まれそうな暗い影を。
鳴「ずうぅっと……」
――もう、駄目だ。もう、遅い……。
ああ、せめてもっと気をつけて帰るんだった。
鳴「じゃあ、五回目。がんばろうね」
あんなこと、しなければよかった。
榊原「――ごめん、見崎」
144 = 32 :
――――――
――――
――
榊原「………………え」
榊原(――夢?)
榊原「……はあぁぁぁ」
榊原(こんなオチは許されるのか?――危うく何かに目覚めてしまうところだったけど…)
榊原「はぁ…」
榊原(それにしても、怖かった)ゾクッ
榊原「…うん、謝ろう。
もうあんなことは……」
榊原(許して…くれるかな…)
榊原「――はっ!?」ガバッ
ベトベト
榊原「」
レーちゃん「ゲンキ…ゲンキ、だしてネ」
146 = 59 :
いいよいいよ
147 :
サッカー好きだった恒一がメイを鳴かせるなーー!って怒鳴り込むに1ペリカ
148 = 32 :
九月 6
榊原(くっ、グズグズしているうちにもう帰りのHRに…)
榊原(そういえば、今日は見崎の方から話しかけてこなかったな…)
千曳「ではこれでHRを終わる。
提出日が来週の宿題が出ているそうだね。忘れないように」
榊原(よしっ)クルッ
榊原「――あれ?」
和久井「どうした榊原?」
榊原「ああ、いや、見崎どこ行ったのかなって」
和久井「ん? あれ、いないな。HR中はいたと思ったんだけど、いつの間に…」
榊原「そう…だね。あ、それじゃあ和久井くん、さようなら」ガタッ
和久井「お、おう」
――――――
149 = 101 :
良かった、ヤンデレになってしまった鳴ちゃんはいなかったんたんだね
150 :
>>67
あ、昨日の人?
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