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元スレ受験生「お前もこの大学を受けるのか」ライバル「まぁね」
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試験監督「!?」
試験監督「キサマらぁ、試験中になにを殴り合っている!」
試験監督「失格だ! 二人ともすぐに教室から出ていけっ!」
受験生「イヤだね」
ライバル「イヤです」
試験監督「この俺に逆らう気か!?」
試験監督「──ならば、この竹刀で叩き出してくれるわッ!」
試験監督が襲いかかってきた。
受験生「とてつもない邪悪なオーラだ……油断するなよっ!」
ライバル「オーケー!」
試験監督「キサマらぁ、試験中になにを殴り合っている!」
試験監督「失格だ! 二人ともすぐに教室から出ていけっ!」
受験生「イヤだね」
ライバル「イヤです」
試験監督「この俺に逆らう気か!?」
試験監督「──ならば、この竹刀で叩き出してくれるわッ!」
試験監督が襲いかかってきた。
受験生「とてつもない邪悪なオーラだ……油断するなよっ!」
ライバル「オーケー!」
試験監督「素手で竹刀に敵うものかっ!」ブンブンッ!
受験生「くそっ、あれじゃ近づけない!」
ライバル「遠距離攻撃ならボクに任せてくれ」
ライバル「この残り一本に全てを賭ける!」
ライバル「『ICBM(大学内弾道ミサイル)』だッ!」
鉛筆が試験監督の眉間に突き刺さった。
試験監督「うぎゃあああっ!」
ライバル「今だ、トドメをっ!」
受験生「よっしゃあ!」
受験生「くそっ、あれじゃ近づけない!」
ライバル「遠距離攻撃ならボクに任せてくれ」
ライバル「この残り一本に全てを賭ける!」
ライバル「『ICBM(大学内弾道ミサイル)』だッ!」
鉛筆が試験監督の眉間に突き刺さった。
試験監督「うぎゃあああっ!」
ライバル「今だ、トドメをっ!」
受験生「よっしゃあ!」
受験生「電子辞書にしてなくてよかったぜ……」
受験生はカバンから英和辞書を取り出す。
受験生「これでトドメだっ!」
受験生「『吾輩の辞書に不可能の文字はない(ナポレオン・ディクショナリー)』!」
『吾輩の辞書に不可能の文字はない(ナポレオン・ディクショナリー)』とは、
ぶ厚い辞書で敵を殴打する秘伝中の秘伝である。
むろん、刺激的な単語にはもれなくピンク色のマーカーでラインが引いてある。
受験生「おりゃあああっ!」ドゴォッ!
試験監督「バ、バカな……この俺がこんな奴らに……!」
試験監督「だが、覚えておけ……俺を倒しても……」
試験監督「第二、第三の試験監督が現れ……キサマらを……必ず……!」ガクッ
試験監督は気絶した。
受験生はカバンから英和辞書を取り出す。
受験生「これでトドメだっ!」
受験生「『吾輩の辞書に不可能の文字はない(ナポレオン・ディクショナリー)』!」
『吾輩の辞書に不可能の文字はない(ナポレオン・ディクショナリー)』とは、
ぶ厚い辞書で敵を殴打する秘伝中の秘伝である。
むろん、刺激的な単語にはもれなくピンク色のマーカーでラインが引いてある。
受験生「おりゃあああっ!」ドゴォッ!
試験監督「バ、バカな……この俺がこんな奴らに……!」
試験監督「だが、覚えておけ……俺を倒しても……」
試験監督「第二、第三の試験監督が現れ……キサマらを……必ず……!」ガクッ
試験監督は気絶した。
受験生「やったぜっ!」
ライバル「さすが受験生、みごとな一撃だったよ!」
受験生「いや……お前のミサイルがなければ、あいつは倒せなかった」
受験生「この勝利は二人の勝利だ!」
ライバル「ふっ……そうだね」
試験を受ける者にとって、試験監督はもっともやっかいな存在(てき)である。
いなくなるに越したことはない。
周りの受験者たちからも歓声が上がった。
「よくやったっ!」 「あなたたち、スゴイわ!」 「最高のコンビだぜっ!」
ライバル「さすが受験生、みごとな一撃だったよ!」
受験生「いや……お前のミサイルがなければ、あいつは倒せなかった」
受験生「この勝利は二人の勝利だ!」
ライバル「ふっ……そうだね」
試験を受ける者にとって、試験監督はもっともやっかいな存在(てき)である。
いなくなるに越したことはない。
周りの受験者たちからも歓声が上がった。
「よくやったっ!」 「あなたたち、スゴイわ!」 「最高のコンビだぜっ!」
だが、試験監督がやられ際に放った言葉……。
“だが、覚えておけ……俺を倒しても……”
“第二、第三の試験監督が……キサマらを……必ず……!”
これは的中してしまうことになる。
試験監督B「コラーッ!」
試験監督C「何をやっているんだ!」
受験生とライバルは騒動を聞きつけてやってきた新手の試験監督たちによって、
教室から追い出されてしまった。
“だが、覚えておけ……俺を倒しても……”
“第二、第三の試験監督が……キサマらを……必ず……!”
これは的中してしまうことになる。
試験監督B「コラーッ!」
試験監督C「何をやっているんだ!」
受験生とライバルは騒動を聞きつけてやってきた新手の試験監督たちによって、
教室から追い出されてしまった。
試験終了後──
受験生「今日はいい戦いができたぜ! 今までで一番かもしれないな」
ライバル「ボクもさ」
受験生「この大学……」
受験生「……どっちも合格してるといいな」
受験生「俺、お前と同じ大学に通ってもっと色々勝負したいよ」
ライバル「ふっ、そうだね」
ライバル「お互いベストは尽くしたし、あとは合格発表を待つのみさ」
受験生「じゃあな」
ライバル「うん、さようなら」
受験生「今日はいい戦いができたぜ! 今までで一番かもしれないな」
ライバル「ボクもさ」
受験生「この大学……」
受験生「……どっちも合格してるといいな」
受験生「俺、お前と同じ大学に通ってもっと色々勝負したいよ」
ライバル「ふっ、そうだね」
ライバル「お互いベストは尽くしたし、あとは合格発表を待つのみさ」
受験生「じゃあな」
ライバル「うん、さようなら」
これで合格できてるかもしれないと思う2人もすげーなww
0点確定だろこれ
0点確定だろこれ
合格発表日──
二人は再び大学に来ていた。
受験生「よぉ、ドキドキしてきたぜ」
ライバル「ボクもだよ。自信があるとはいえ、やっぱり緊張するね」
受験生「ネットや電話でも分かるけど、やっぱこういうのは掲示板で見ないとな!」
受験生の番号は1192、ライバルの番号は1185である。
ライバル「あの掲示板に書いてあるんだね」
受験生「よっしゃ、見に行こうぜ!」
二人は再び大学に来ていた。
受験生「よぉ、ドキドキしてきたぜ」
ライバル「ボクもだよ。自信があるとはいえ、やっぱり緊張するね」
受験生「ネットや電話でも分かるけど、やっぱこういうのは掲示板で見ないとな!」
受験生の番号は1192、ライバルの番号は1185である。
ライバル「あの掲示板に書いてあるんだね」
受験生「よっしゃ、見に行こうぜ!」
鎌倉幕府の年か
>>1は歴史好きなんだな
>>1は歴史好きなんだな
ライバル「え~……っと」
受験生「1192、1192……」
ライバル「あったよっ!」
受験生「俺もだっ!」
感激し、抱き合う二人。
受験生「大学生になっても、俺たちはライバルだぜ!」ガバッ
ライバル「もちろんっ!」ガバッ
厳しい戦いであったがゆえに、喜びもひとしおであった。
~
学生A「おい見ろよ、この合格発表の掲示板。定員割れしてたみたいだな」
学生B「ハハハ、ホントだ。この学部人気ないからな」
受験生「1192、1192……」
ライバル「あったよっ!」
受験生「俺もだっ!」
感激し、抱き合う二人。
受験生「大学生になっても、俺たちはライバルだぜ!」ガバッ
ライバル「もちろんっ!」ガバッ
厳しい戦いであったがゆえに、喜びもひとしおであった。
~
学生A「おい見ろよ、この合格発表の掲示板。定員割れしてたみたいだな」
学生B「ハハハ、ホントだ。この学部人気ないからな」
<平成24年度 妥協大学 妄想学部 一般入試合格発表>
1185
1192
上記2名を除き、合格とする。
おわり
1185
1192
上記2名を除き、合格とする。
おわり
この物語はフィクションです。
実際の大学受験とは一切関係ありません。
実際の大学受験とは一切関係ありません。
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