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    元スレゆっこ「なのちゃん、キャンプ来なくて正解だったかも」なの「え?」

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    101 = 97 :

    そういえばゆっこのクラスにはかせの大人っぽいバージョンみたいなの居るよね

    102 = 94 :


    はかせ「……?」

    なの(あれ……? 意外と怒ってない)

    なの「……今日、ぶったこと……ごめんなさい」

    はかせ「……もう痛くないからいいよ?」

    なの「い、いいんですか?……本当に?」

    はかせ「うん……それよりなのー、ごはんはー?」

    なの「え、まだ食べてなかったんですか?」

    はかせ「うん……」グー…

    なの「あー、すみません……じゃあささっと作っちゃいますね」テッテッテ

    はかせ「わーい!」


    なの(……良かった、一時はどうなることかとおもったけど)

    なの(やっぱり子供ってきまぐれだよね……)

    103 = 94 :


    なの「………あれ?」

    なの(なんか今の、デジャブなような……)

    阪本「……おい、娘」トテトテ

    なの「あ、阪本さん」

    なの「もうすぐ食事にしますから、もうちょっと待っててくださいね」

    阪本「いや、そうじゃねーよ……ちょっと聞いておきたくてな」

    なの「なんですか?」

    阪本「お前……なんか調子悪いとかあるか?」

    なの「……え? ありませんけど……」

    なの「何でですか?」

    104 = 97 :

    Bルート、終わり

    105 = 94 :


    阪本「俺の思い過ごしならいいんだが……」

    阪本「……お前が居ない間、ガキが研究室にこもっててな」

    阪本「また何かくだらないもんでも作ったんじゃないか、と思ったんだが……」

    なの「それって、あのリモコンみたいなものを……ってことですか?」

    阪本「ああ……まあ特に何も起こってないなら平気だろ」

    なの「……教えてくれてありがとうございます」

    阪本「別に……さっさと飯にしてくれよ」

    なの「…………」

    なの(研究室にこもってたから、食事を取ってないんだ……)

    なの(……それに、全然怒ってないのも)


    なの(もうやりかえしたからスッキリした、ってことじゃ……リモコンの時みたいに)


    なの「…………」

    なの「……まさか、ね」

    106 :

    なんで日常ssはもれなくBADがついてくるんだよ

    読むけど

    107 = 94 :


    ……………………………

    ――翌朝



    なの「じゃあ、行ってきますね……」ガララララ

    はかせ「いってらっしゃーい」


    なの「…………」ステステ

    なの(やっぱり気になる……また、大事なこと忘れたりしてないかな?)

    なの(一応、皆に聞いておこう……)

    なの(それと、これからはメモをとるようにしないと)


    テッテッテッ


    みお「なのちゃん、おはよう」

    なの「あ、おはようございます……そうだ」

    なの「長野原さん……その、最近、遊ぶ予定とかって立てましたか?」

    108 :

    はかせは原作でもSSでも救いようが無いな

    109 = 94 :


    みお「え? うーん……多分無いと思うけど」

    なの「そ、そうですか……良かった」

    みお「どうしたの? いきなり」

    なの「いえ、何でもありませんから……」

    みお「……?」

    なの(後で水上さんと相生さんにも聞いておかないとなあ……)


    ゆっこ「おっ、みーおちゃん! スラマッパギー!」

    麻衣「……おはよう」

    110 = 94 :


    なの「あ、相生さん、水上さん! ちょっと聞きたいことがあるんですけど……」

    ゆっこ「へっ……あ、うん……」

    麻衣「……何?」

    なの「あの……最近、みなさんと何か約束したりしましたか?」

    ゆっこ「えっ?……あー……して、ないと思うけど……」

    麻衣「……無い」

    なの「あ、そうですか……ならいいんです、すみません変なこと聞いて」

    麻衣「……気にしない」

    ゆっこ「…………」

    みお「なのちゃん、それさっきも聞いてきたよね? どうかした?」

    111 = 94 :


    なの「い、いえ、本当になんでもないですから……」

    みお「……そう? 記憶喪失にでもかかってたりしてね」

    なの「!!そ、そそそんなわけないじゃないですか……」ビクッ

    ゆっこ「…………」

    麻衣「………?」

    みお「わかってるよ、冗談だって……あれ? どうしたのゆっこ、黙りこんじゃって」

    ゆっこ「え……ああ……」

    なの「……相生さん?」

    ゆっこ「あっ……えーっと」ビクッ

    112 = 94 :


    麻衣「…………」

    みお「ちょっと、さっきからおかしいよ? 変なものでも食べた?」

    ゆっこ「…………」

    ゆっこ「……あの、さ……みおちゃん……」

    みお「何?」



    ゆっこ「こ、この娘……誰だっけ?」



    なの「……え?」

    みお「な、何いってんの?……なのちゃんでしょ?」

    ゆっこ「なの、ちゃん……えっと、苗字は?」

    113 :

    あ、オレ赤でおながいしますね

    114 = 94 :


    麻衣「……安中」

    ゆっこ「安中?……安中かあ、うーん……」

    麻衣「…………」ペシッ

    ゆっこ「痛っ……え? なに?」

    みお「ちょっ……ゆっこ、冗談でも面白くないよ?」

    ゆっこ「冗談じゃないってば! だって……本当に知らないんだもん!」

    なの「……そんな」

    ゆっこ「え……もしかしてドッキリか何か? なんかネジみたいなのついてるし……」

    みお「いい加減にしなよ! 友達でしょ!?」

    麻衣「…………」

    ゆっこ「えーっ!?……絶対会ったこと無いって……」


    なの「……………」

    115 :

    Bもバッドエンドか・・・

    116 :

    俺は信じてるぞ

    117 = 95 :

    ハッピー?

    118 = 94 :


    なの(……私は、ロボットだから)

    なの(だから、記憶をリモコン一つで消せるんだと思ってた)

    なの(でも……私の頭の中は、人間と比べてそんなに単純かな?)

    なの(……そうじゃない、同じくらい複雑なはず)

    なの(でも、はかせはそれを……簡単に、書き換えた)



    みお「……ゆっこ、あんた頭でも打ったんじゃないの?」

    ゆっこ「そんなこと無いよ……本当に知らないんだって」

    みお「そろそろ本当に……あっ」

    ゆっこ「えっ?……うっ」

    なの「…………」ポロポロ

    119 :

    なんでだ…Bはハッピーエンドじゃなかったのかよ……

    120 = 113 :

    Aはアンハッピーエンド
    Bはバッドエンド

    122 = 97 :

    安中さんは関係ないだろ……!

    123 = 94 :


    なの(どうして……思いつかなかったんだろう)

    なの(どうして、はかせがそれくらいのことを出来ないって思ってたんだろう)

    なの(私だけじゃない……)


    なの(人間の記憶まで……はかせは操作できるんだ)


    なの(そういう道具を、作ってたんだ……昨日、私が居ない間に)

    なの「……っ!」ポロポロ

    ゆっこ「あ……」

    124 = 94 :


    みお「ほら、泣いちゃったじゃん……なのちゃん、ゆっこが一番好きだったんだよ?」

    ゆっこ「えー……そんなこと言われても……」

    なの「……相生さん」

    ゆっこ「え?」ビクッ

    なの「最初に、家に遊びに来てくれた時……なんて言ったか、覚えてませんか?」

    ゆっこ「……えーっと……」

    なの「それも……忘れちゃったんですか?」

    ゆっこ「…………」

    ゆっこ「……ごめん」

    125 = 92 :

    なんだと…

    126 = 94 :


    なの「………っ!」ブワッ

    ゆっこ「えっ……」

    みお「な、なのちゃん……?」

    なの「す、すみません……今日は、学校を休むって……伝えてください」フラッ 

    なの「…………!」ダダッ

    みお「ちょっとなのちゃん!?」

    麻衣「…………」ジー

    ゆっこ「…………」


    ………………………………………

    127 = 94 :


    ――東雲研究所



    なの「…………」ガララララ

    はかせ「あ、なのおかえりー」

    なの「………っ!!」ギリリッ

    はかせ「? どうしたのー?」

    なの(この人は……本当に、何も感じてないんだ……っ!)

    はかせ「ねー、なのー?」

    なの「……っ」

    なの(……やめよう)

    なの「………」フイッ テッテッテ


    ギイ バタン


    はかせ「なのー? おっかしーなー……なんでいつまでも怒ってんの?」

    はかせ「……ま、いいか」トテトテ

    128 = 94 :


    なの(どうせ、はかせをいくら怒っても何も伝わらない……それに)ドサッ

    なの(……長野原さんや水上さんまで、記憶を消されたくない)ズルズル…

    なの(それに……はかせを恨んだってしょうがない)ヘタン

    なの(私が……私が悪いんだ)

    なの(私がロボットだから……ロボットのくせに、友達なんか作ったから)

    なの(幸せなんか望んだから……)

    なの(相生さんの言葉も……相生さんの気持ちも)


    なの「全部……無くしちゃった」


    なの「は、あは……はははははっ」

    なの「ははははははっ……っは」

    なの「……苦しい」

    なの「助けて……相生さん……」


    ………………………………………………………………

    129 :

    マッドはかせだ……

    130 = 94 :


    ――数日後 東雲研究所



    なの「ただいま……」ガラララララ

    はかせ「あ、なのおかえりー」

    なの「おやつ、買って来ましたよ……」

    はかせ「わーい!」

    阪本「…………」


    なの「…………」

    なの(……あれから数日間、一度も相生さんと会話せずに過ごしてきたけど)

    なの(辛いなあ……)

    なの(……でも、相生さんの方も困るだろうし……それに)

    なの(もう、これ以上……傷つきたくない)

    131 = 94 :


    なの(何も持たなければ、もうなくすこともないし……)

    なの「…………」


    「すいませーん、ごめんくださーい」


    なの「……? あ、はーい!」

    なの「……お客さん?」

    なの「宅配便かな……」トテトテ


    ガロッ


    なの「すいません、おまたせしました……」


    ゆっこ「おっ、いた! なのちゃん!」


    ガロッ ピシャッ!


    ゆっこ「ええっ!?」

    132 = 94 :


    なの(……ええええええっ!?)

    なの(どどどどどっ、どーしよー!? 何で相生さんが家に来てるのー!?)

    なの(だ、だって相生さんはもう、私のことを覚えてないんじゃ……)

    なの(……思い出したとか? いや、はかせの発明に限ってそんなことは……)

    ゆっこ「なのちゃん、聞こえるー?」

    なの「ひっ!」ビクッ

    ゆっこ「えー……そんなに驚くの?」

    なの「あ、あああああの……」

    ゆっこ「その……ちょっと話だけでも、聞いてくれないかな?」

    ゆっこ「扉越しでいいからさ」

    なの「……はい?」

    133 = 94 :


    ゆっこ「私……なんか記憶喪失?らしくてさ」

    ゆっこ「なぜかなのちゃんのことだけ、全然思い出せないんだよね」

    なの「…………」

    ゆっこ「……でも、みおちゃんとか麻衣ちゃんに色々聞いてさ」

    ゆっこ「すごく仲のいい、友達……だった、らしい、というか」

    なの「…………」

    ゆっこ「……ごめんね、この前のこと」

    ゆっこ「ひどい事、色々言っちゃって……ごめん」

    なの「……い、いいんです」

    なの「全然気にしてませんから……」

    ゆっこ「……本当?」

    なの「はい、だから、その……」


    なの「……もう、帰ってもらえませんか」


    134 = 94 :


    ゆっこ「…………」

    なの「もう……私の友達の相生さんは、居ないんです」

    なの「だから、帰ってください」

    ゆっこ「……そっか」

    なの(っ!……そんなこと本当は思ってないのに)

    なの(帰って欲しくなんて無いのに……)

    なの(でも、会ったらきっと……もっと悲しくなるから……)

    なの(ごめんさい……!)

    なの「…………」

    ゆっこ「そうだよね……もう、なのちゃんと仲のよかった私は居ないんだよね」

    なの「……はい」

    ゆっこ「……でもさ、今日来たのは……そういうことじゃないんだよ」

    135 = 94 :


    なの「え……?」

    ゆっこ「なんかさ、話聞いてたら……羨ましくなっちゃってさ」


    ゆっこ「昔の私には、こんなに良い友達がいたんだなーって」


    なの「……っ!」

    ゆっこ「だから私も……なのちゃんと、友達になりたいっていうか?」

    ゆっこ「いや、なれるんじゃないかな……きっと」

    ゆっこ「そう思ったの」

    なの「…………」

    ゆっこ「だからやり直しに来たんだ、初対面」

    ゆっこ「この前のは、ノーカンにしてさ……お願い!」

    ゆっこ「ここ……開けてくれる?」

    なの「……はい」


    ガララララッ…

    136 = 94 :


    なの「…………」

    ゆっこ「あー、はじめまして、相生祐子です」ペコッ


    なの(……そうか)


    ゆっこ「あだ名はゆっこで、ポジションはツッコミです!……よろしく!」

    なの「はじめまして……東雲、なのです」


    なの(もう一度……友達になればいいんだ)


    なの「背中のネジは、決してロボット的なものじゃなくて……」

    なの「その……よろしく、お願いします」ペコッ

    137 = 97 :

    ゆっこ「ノーカウント!ノーカウントなんだ!
    ノーカン!ノーカン!ノーカン!ノーカン!」

    138 :

    BのほうがBAD ENDっぽいっていう・・・・・・

    139 = 94 :


    ゆっこ「……えっ、ロボじゃないの?」

    なの「ろ、ろろろロボじゃありませんよ!」アタフタ

    なの「こ、これは勝手に刺さったというか、生えてきたというか……」

    ゆっこ「……ぷっ、あはははっ! なにそれ、むしろ完全にロボじゃん!」

    なの「ち、違いますって!」

    ゆっこ「はー……まあ、別にどっちでもいいけどね」

    なの「……え?」



    ゆっこ「……なのちゃんはなのちゃんなんだしね」



    なの「………っ!!」

    141 = 92 :

    戦犯はかせ

    142 = 94 :


    ゆっこ「ところで、なのちゃんは……うおっと!」

    なの「…………」ギュウウ…

    ゆっこ「……な、なのちゃん?これは、その……」


    なの(何回記憶を消されても、何回初対面を繰り返しても……)

    なの(……そのたびに、この人は私を救ってくれて、私はこの人を好きになる)



    なの(たとえ記憶がなくなっても……私は私で、相生さんは相生さんなんだから)


    143 = 94 :


    ゆっこ(え……なにこれ、前からこういう、抱き合ったりするような深い関係だったの……?)

    なの「……もう、絶対離しませんから」

    ゆっこ(ええーっ!? ……私って、そっちの趣味があったの……!?)

    ゆっこ「お……おう! 私もだよ!」

    なの「……ふふっ、あははっ!」

    ゆっこ「な、なのちゃん?」



    なの「大好きです……ずっと」





    Bルート 終わり

    144 = 113 :

    レズエンド乙

    146 :

    はかせは変わらず、か・・・

    147 = 97 :

    はかせぶん殴りてぇ

    148 = 119 :

    結局どっちのエンドでもはかせが決定的にゲスいな
    はかせ嫌いだから何の問題もないが

    149 = 93 :


    結局はかせがゆっこの記憶けしたの?

    150 = 94 :

    以上 どっちにしろなのゆこエンドだし、
    まあ一応はかせが生き残ってる方がハッピーということで
    欝を期待してた人には申し訳ないな 読んでくれてありがとう


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