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    元スレゆっこ「なのちゃん、キャンプ来なくて正解だったかも」なの「え?」

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    51 = 32 :

    いやああああああ家にいっちゃだめええええええええええええええええ

    52 = 1 :


    ……………………………


    はかせ「…………」ガチャガチャ

    はかせ「…………」ガチャガチャ

    はかせ「…………」ガチャガチャ

    はかせ「……できた!」

    はかせ「…………」ニヤ


    …………………………………………

    53 = 1 :

    ここで2ルートに別れるんだけど、
    バッドエンドのAルートとハッピーエンドのBルートどっちがいいかな
    多かったほうを最初に書く もう一方はその後に書く

    54 = 22 :

    気前いいですね
    Aで

    55 = 32 :

    A

    58 = 35 :

    BADとかやめてくれよ…










    Aで

    60 :

    Aでおながいします

    62 :

    まぁ最後にBADじゃ後味悪いからAだな

    63 = 1 :

    わかった Aだな

    64 = 6 :

    俺だけは天邪鬼でいたい

    65 :

    どっちも書いてくれるなら断固Aだ

    66 = 1 :


    ……………………………



    なの「……ん?」テテテ


    ウー カンカンカンカン…


    なの「なんだろう……火事かな?」

    阪本「はあっ……はあっ……」テッテッテッ…

    なの「あれ?……阪本さん?」

    阪本「はあっ、はあっ……娘か!?」タッタッタッタ

    なの「どうしたんですか阪本さん?こんな夜中に……」

    阪本「はあ……大変なことに、なった……」

    なの「阪本さん?……何があったんですか?」


    阪本「研究所が……火事に……!」


    67 :

    お前らはなんて下卑た人間なんだ。
    俺は声を大にして言おう。


    Aだ。

    68 = 1 :


    ……………………………………

    ――東雲研究所


    ウー! カンカンカンカンカン!


    ザワザワ ザワザワ


    なの「……そんな」

    阪本「何もできなくてすまん……気がついたら家中に火が回ってて」

    阪本「……俺だけ逃げ出すのが、精一杯だった……」

    なの「…………」


    タタタッ…


    なの「……あれっ?」

    70 = 6 :

    ああ、そうだ
    思い出した
    そうだった

    71 = 1 :


    なの「……今の、もしかして」

    なの「はかせ……? はかせっ!」ダッ

    なの「はかせ!? ……あれ? 居ない……」キョロキョロ

    阪本「……? どうした?」

    なの「今、人ごみの中にはかせが……」

    阪本「娘……すまん、ガキは多分、もう……」

    なの「…………」


    なの(……見間違い? 本当に……?)



    ゴオオオオオオ……



    …………………………………………

    72 = 1 :



    チチチ… チュンチュン


    なの「………ん」パチッ

    なの「…………」ムクッ

    なの「ふわあ……夢か……」グシグシ

    なの「…………」ポケー

    なの(……嫌な夢だったなあ……)

    なの「……ふう、そろそろ起こさなきゃ」



    ゆっこ「ぐー……すぴー……」

    なの「相生さーん、起きてください、もう朝ですよー」

    ゆっこ「うあ……あと五分……」

    なの「もう……いつもこうなんだから」

    なの「……でも、気持ちよさそうに寝てるなあ……ふふっ」

    ゆっこ「ぐかー……すー……」

    73 = 1 :


    ………………………………


    ジャー トントン


    なの「えーっと、今日はお弁当いらないんだっけ……」


    ガチャ


    ゆっこ母「……あら! もう起きてるの?」

    なの「あ、お母さん、おはようございます」

    ゆっこ母「悪いわねえ……朝ごはんまで作ってもらっちゃって」

    74 = 1 :


    なの「いえ、今日はちょっと早く起きちゃったので……」

    なの「……それに、いつも作ってもらってますから、たまには」ニコッ

    ゆっこ母(……なんて良い子なの……っ!)ブワッ

    ゆっこ母(……それに比べて)


    ガチャッ


    ゆっこ「おはよー……あー良い匂い」トテトテ

    ゆっこ母「くぉらぁ!!あんたもちょっとはなのを見習いなさいよ!」ベシッ

    75 = 1 :


    ゆっこ「はびっ!」ポーン

    なの「あわわ……だ、大丈夫ですか?」

    ゆっこ「う、うん……なんとか」

    ゆっこ母「本当に優しいわねえ……」ウルッ

    ゆっこ「……お母さんがぶっ飛ばしたくせに……」ボソッ

    ゆっこ母「おらああああっ!!」ブオン!

    ゆっこ「うっはあああっ!!」ビダァァァン!!

    なの「相生さーん!」タタタ

    ゆっこ「」ピクピク

    なの「……まだ息がある……良かった」ホッ

    ゆっこ「…………」

    76 :

    なんだか面白いんだけど

    77 :

    キャンプの前日

    安中「なのちゃん、キャンプに行くのがすっごく楽しみなんだろうな(キラキラ」

    79 = 1 :


    ………………………………

    ――通学路



    ゆっこ「あー、まだ体がバキバキ言ってる……」バキバキ

    なの「あはは……お母さん、正確に急所狙ってましたからね」

    ゆっこ「……っていうか、私になのちゃんの真似なんて出来るわけないじゃん」バキバキ

    なの「そうですか? 相生さんって料理上手じゃないですか」

    ゆっこ「いや、心構えの問題っつーか……」バキバキ

    ゆっこ「……ところでさ」バキ

    なの「はい?」

    ゆっこ「お母さんのことはお母さんって呼ぶのに、なんで私だけまだ相生さんなの?」

    なの「あー……慣れ、ですかね……」

    ゆっこ「もうなのちゃんだって相生さんなんだし、いつまでもそれじゃおかしいよ?」

    なの「う……じゃあなんて呼べばいいでしょうか?」

    80 = 1 :


    ゆっこ「うーん……普通にゆっこでいいけど」

    なの「……ゆ……ゆっ……」

    なの「……祐子……」

    ゆっこ「…………」

    なの「す、すみません……でも、あだ名呼びはちょっと恥ずかしいと言うか……」

    ゆっこ「いや、別になんでもいいけど……」

    ゆっこ(どっちかって言うと、名前呼び捨てのほうが恥ずかしい気がするなあ……)

    なの「………はあ」

    ゆっこ「……どしたの?」

    なの「もう、一年くらいになるんですね……」

    ゆっこ「……そういえばそうだね」


    なの「あの……火事から」


    …………………………………………

    81 = 1 :


    ……あの時の火事で、東雲研究所は全焼しました。

    火事の原因は不明。 死体も一切見つからなかったそうです。

    私と阪本さんは相生さんの家に引き取られて、今は幸せに暮らしています。

    阪本さんは、前より自由が減ったとかぼやいてますけど。



    ………あの時阪本さんは、気がついたら火が回っていた、って言ってました。

    でも、人間よりずっと勘がいいネコが、そうなるまで気付かないものでしょうか?

    警察の人も、火の広がりがあまりに早いから一時は放火を疑ってたそうです。

    証拠がみつからなかったので、結局原因不明ということになりましたけど……


    でも、今でも少し思うんです。


    証拠を残さず、一瞬で家中に火を行き渡らせる。

    そんなことも、はかせなら出来るんじゃないか……


    まだ……はかせは生きてるんじゃないかって。

    82 = 61 :

    怖くなってきた

    83 = 77 :

    安中さんは一体いつになったら出るんだい?

    84 :

    こえええええ

    85 :

    なんで日常は鬱ばっかなんだよおおおおおおお
    俺はなのちゃんをちゅっちゅしたいだけなんだよクソがあああああ

    86 = 1 :


    ……それにこの間、ちょっと遠くに出かけた時。


    ちょっと入り組んだ路地の先に……あったんです、東雲研究所が。


    一瞬目を疑いました。 看板の名前こそ東雲では無かったけれど、本当にそっくりで……

    家の形も、玄関も、庭の様子も、煙突が折れてるところまで、全部一緒でした。

    それで、気になってちょっと覗いちゃったんです。

    そしたら……物干し竿がまったく同じ場所にあって、見覚えのあるシャツがかけられていて。

    その前に、黒髪の、エプロンをつけた女の子が立って、洗濯物を干していて。

    その背中には、ねじ回しのようなものがついていて。

    家の中から、子供が走ってくるような足音が――



    ゆっこ「……なのちゃん?」

    なの「へっ? ……はい、何でしょうか?」

    ゆっこ「いや、いきなり立ち止まってぼーっとしてるからさ……大丈夫?」

    なの「……はい、大丈夫です……すみません」

    87 :

    こんな時間に…

    88 = 84 :

    語り方が怪談

    89 = 1 :


    ゆっこ「……やっぱり、まだ忘れられないよね」

    なの「はい……」

    なの「……でも、もういいんです」

    なの「私には、関係ないことですから」

    ゆっこ「なのちゃん……?」

    なの「……私は、相生なのだから」

    なの「もう、東雲研究所の人間じゃないんです」

    ゆっこ「……そっか、それもそうだね」

    なの「はい……それにもう、私には本当の家族が居ますから」スッ

    ゆっこ「……うん!」ギュッ



    ……そう、私は今、相生さんの家族として……幸せなんです。

    だから、昔のことはもう、良いんです。

    90 :

    期待してるよ

    91 :

    眠い、朝まで残ってるよね

    92 :

    ふむふむ

    93 :

    思ったほどバッドエンドじゃない…?

    94 :


    ……え? その後、その家で何があったか……ですか?


    ……正直に言うと、その足音が聞こえてきた時点で、走って逃げてきちゃったんです。

    だから、あれが何だったのか……本当の所はわかりません。


    でも、あれ以上見ていることは、私には出来ませんでした。

    もう二度と、あそこに行きたくもありません。

    だって……もし、あそこから出てくるのが本当にはかせだったら……

    ……あの足音が、はかせのものだったら。


    一年前のあの時から全く変わっていない、子供のままの姿で……現れるような。


    そんな気がしたから。



    Aルート、終わり

    95 :

    マジキチではなかった

    96 = 91 :

    ……ほっ

    97 :

    そこまでBADじゃないな。Bに期待

    98 = 24 :

    要するにはかせもロボットとゆーことか
    興味深い

    99 = 94 :

    俺にそんな、マジキチなバッドエンドを期待しないでくれ……
    じゃあBルートも投下する

    100 = 94 :


    ――東雲研究所


    ガチャ ガララララ…


    なの「……ただいま……」ソーッ

    なの(はかせはもう寝てるのかな……)ステステ


    ガチャッ


    はかせ「……なの?」

    なの「! ……はかせ」

    はかせ「…………」

    なの「…………」

    はかせ「……どうしたの?」

    なの「え? あの……」


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