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    元スレほむら「美樹さやか、私は貴女と友達になんてなるつもりは無いわ」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 :
    タグ : - さやほむ + - ほむさや + - 暁美ほむら + - 美樹さやか + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 144 :

    公園―――

    さやか「そこの出店でたい焼き売ってたから買って来たよ!」

    ほむら「ありがと」

    さやか「あんことクリーム、どっちがいい?」

    ほむら「あんこをもらうわ」

    さやか「ん、はい」


    杏子(あたしはあんこじゃねぇ!)

    マミ(あなたのことを言ってるわけではないわよ)

    仁美(どうせなら二つを半分ずつにすればよろしいのに……)

    152 = 144 :

    さやか「はいほむら、あーん」

    ほむら「こ、ここでもするの?」

    さやか「いいじゃんいいじゃん、ほら!」

    ほむら「あ、あーん…///」パクッ

    さやか「あたしにも食べさせて?」

    ほむら「もう、仕方ないわね……はい、あーんして」

    さやか「あーん♪」パクッ

    ほむら(すっかりなじんでしまったわ……)

    さやか「ん、あんこもなかなか行けるね!」

    154 = 144 :

    さやか「ごちそうさまっ!」

    ほむら「ごちそうさま」

    さやか「ね、ほむら」

    ほむら「?」

    さやか「今……キスしたら、さ。甘い味……するかな?」

    ほむら「そ、それはそうでしょうね。たい焼きを食べたばかりだし」

    さやか「試して……みる?」

    ほむら「え?」

    さやか「ンー……」

    ほむら「………」


    仁美(さやかさんったら積極的ですわっ!!)

    マミ(もう口づけくらいは普通にするのね、いいわもっとやりなさい)

    杏子(……なぁ、あたし帰ってもいいか?)

    155 = 146 :

    うえっひぃぃいい!!

    156 :

    知らなかった
    さやほむがこんなに素晴らしいものだったとは…

    157 = 144 :

    ほむら「……ン」

    チュッ……ペロッ

    さやか「ふぁっ……」

    ほむら「ンムッ……」ギュゥッ

    さやか「っ……」

    ほむら「……プハッ」

    さやか「……甘い、ね……やっぱり////」

    ほむら「だ、だから言ったでしょう?////」


    仁美(行けませんわ、鼻血が……)ダクダク

    マミ(わたしもさすがにお腹いっぱいよ二人とも…)ダクダク

    杏子(二人して鼻血垂れ流し!!)

    158 = 147 :

    ティロティロ

    159 :

    追いついた。素晴らしい

    160 = 144 :

    さやか「さ、さてっ!それじゃ、もう帰ろっか!ね?」

    ほむら「え、えぇ……」

    さやか「あ、明日……10時に、駅前で待ってるから」

    ほむら「わ、わかったわ」

    さやか「それじゃね、ほむら!」タッ


    マミ(わたしたちももう撤収しましょう。このままでは色々危険だわ…)フキフキ

    仁美(なんて美しい二人なのでしょう……)

    杏子(あたしにはわかんねぇ世界だな……)

    161 = 144 :

    五日目―――

    午前9時半―――

    ほむら(……勢い余って30分も早く来てしまったわ)

    ほむら(当然、さやかはまだ来ていない)

    ほむら(まぁ、早くに来てしまったわたしが悪いのだけれど……)

    さやか「……え?」

    ほむら「え?」

    さやか「ほむら、ずいぶんと早いね?」

    ほむら「え、えぇ……その、ちょっと早かったな、とは思っていたのだけれど」

    さやか「ま、いっか。行こう、ほむら!」スッ

    ほむら「ええ、行きましょう」ギュッ

    164 = 144 :

    ほむら「それで、どこへ行くの?」

    さやか「休日の街中って言ったら、やっぱウィンドウショッピングでしょ!」

    ほむら「何か買いたいものがあったのではなかったの?」

    さやか「まぁまぁ、いいじゃん!適当にぶらつくのもきっと楽しいよ?」

    ほむら「…そうね。さやかと一緒なら、なんでも楽しくなると思うわ」

    さやか「い、嫌だなぁ!そんな褒めても何も出ないよ?」

    ほむら「本心を言ったまでよ」

    さやか「ドストレートで来るね、ほむら……」

    ほむら「て、照れないでよ。こっちまで照れるでしょ?」

    さやか「て、照れてないってばっ!」

    165 = 146 :

    あれ、このほむほむ、当初の目的忘れてね?

    166 = 144 :

    さやか「あっ、このネックレス可愛い!」

    ほむら「どれ?」

    さやか「ほら、これっ!きっとほむらに似合うよ!」

    ほむら「そ、そうかしら?わたし、アクセサリはあまりつけないのだけれど?」

    さやか「もったいないじゃん!せっかく素材がいいんだからさっ!」

    ほむら「っ///」

    さやか「よっし、これはさやかちゃんからほむらにプレゼントしちゃおう!」

    ほむら「え、でも悪いわよ」

    さやか「あたしがいいって言ってるんだからいいの!」

    167 = 144 :

    さやか「ほら、ほむら。すぐつけますって言ったら、タグ切ってくれたよ!」

    ほむら「あ、ありがとう」ジャラッ

    ほむら「……ど、どうかしら?」

    さやか「………っっごい可愛い!似合うじゃんっ!」

    ほむら「そ、そう?どこか変じゃない?」

    さやか「ん~、変と言ったら変かな?」ニヤニヤ

    ほむら「や、やっぱりそうよね」シュン

    さやか「今のあんたは、そのネックレスを付けてるんじゃなくて、付けられてるって感じ」

    ほむら「どういうこと?」

    さやか「もっと、こう……キリッとする!」

    ほむら「……こ、こうかしら?」キリッ

    さやか「ごうかぁく!うむうむ、素晴らしいっ!」

    168 = 144 :

    ほむら「わたしだけプレゼントをもらうのも不公平ね。わたしからも何かプレゼントさせて?」

    さやか「んな気ぃ遣わなくたっていいってっ!これはあたしがしてあげたかったからしただけ!」

    ほむら「そう?なら、わたしもさやかにプレゼントしたいからさせてもらうわ」

    さやか「おぉう、そう言われたら断れないじゃん…」

    ほむら(さやかに似合うもの、何かないかしら…?)

    ほむら「ん、これは……?」

    ほむら「さやか、ちょっと」チョイチョイ

    さやか「ん、何?」

    ほむら「このブレスレット、さやかに似合うんじゃない?」

    170 = 144 :

    さやか「ほほう、ほむらが選ぶあたしに似合うもの、か。どれどれ~…」チャラッ

    ほむら「んー……」

    さやか「ど、どう?」

    ほむら「よくわからないわ……」

    さやか「そ、そっか……」

    ほむら「きっと、そこにあるのが自然すぎるのね」

    さやか「えっ?」

    ほむら「そのブレスレットは、あなたが付けてるのが一番自然な形なのよ、きっと」

    さやか「っ…またまた、褒め上手なんだからぁっ!」

    171 :

    さやさや

    172 = 144 :

    さやか「~♪」チャラッ

    ほむら「ご機嫌ね、さやか」

    さやか「そりゃ、ね。恋人が買ってくれたプレゼントだもん、そりゃご機嫌になるってもんさ♪」

    ほむら「ふふ、そうまで喜んでくれるとわたしも嬉しいわ」

    さやか「あ、あれ見てほむらっ!」タッ

    ほむら「あっ、ちょっとさやかっ!」タッ

    173 = 156 :

    さやさやほむほむ

    174 = 144 :

    お昼―――

    さやか「いやぁ、こうしてウィンドウショッピングもなかなか楽しいもんだねぇ♪」

    ほむら「はしゃぎすぎよ、さやか。そんなんじゃ、今日1日体力持たないわよ?」

    さやか「何の何の、わたしは若いからねっ!これくらいじゃばてないよっ!」

    ほむら「元気が有り余っているのね」

    さやか「あたしはいつだって元気は有り余ってるよっ!」

    ほむら「あ、やっと来たわね」

    さやか「ここのナポリタンは格別なんだよねぇ~♪」モグモグ

    ほむら「ほら、口の端にケチャップついてるわよ?」フキフキ

    さやか「んっ…ありがと、ほむら」

    ほむら「もう、子供なんだから……」フキフキ

    175 = 145 :

    ケチのつけようがないくらいカップルだな

    関係ないけどスクリプトいつの間に消えた?

    176 = 144 :

    ほむら(さ、流石にここで『あーん』は……ない、わよね?)モグモグ

    さやか「ほ~むら~♪」

    ほむら「え?」

    さやか「ほれ、あ~んっ♪」

    ほむら「あっ……」ヒョイッ モグモグ

    さやか「隙アリってね!」

    ほむら「っ、不意打ちは卑怯よ、さやかっ!」

    さやか「隙を見せる方が悪いっ!」

    ほむら「もうっ……」

    178 = 144 :

    さやか「~♪」

    ほむら(お返しよ……!)

    ほむら「さやか」

    さやか「ん、何?」

    ほむら「っ……あ、あーんっ……///」

    さやか「……ちょっとっ!」

    ほむら「なっ、何よっ?」

    さやか「そういうことをやる時は照れないでよっ!こっちまで照れが移るじゃないっ!」

    ほむら「しっ、仕方ないでしょう!?わたしはあなたと違って無神経じゃないのよ!」

    さやか「むっ、それはちょっと酷いっ!」

    ほむら「もう、つべこべ言わずに食べなさいっ!」ヒョイッ

    さやか「あ…」パクッ

    ほむら「ふふ、これでおあいこね…?」

    さやか「ちくしょー……」モグモグ

    179 = 144 :

    ほむら「お昼からはどうするの?」

    さやか「ふふん、昼からはね、とっても楽しいところに行くんだよ?」

    ほむら「ど、どこかしら?」

    さやか「体を動かせて、お互いに熱くなれる場所♪」

    ほむら「!?」

    さやか「ホラ、行こう!」グイッ

    ほむら「ちょ、ちょっと待ってさやかっ!まだ心の準備が…!」

    さやか「問答無用!さぁ、行くぞー!」

    ほむら(どっ、どこなの!?か、体を動かせて、お互いに熱くなれる場所……って!?///)

    180 :

    淫乱ブラック

    182 = 145 :

    なるほど魔女狩りか

    183 :

    畑仕事か

    184 = 144 :

    ゲームセンター―――

    さやか「どうだ!?驚いたかー!」

    ほむら「…………」

    さやか「ん、どうしたのほむら?」

    ほむら「ていっ!」ビシッ

    さやか「あたっ!?」

    ほむら「誤解を招く様な言い方はやめなさいっ!」

    さやか「誤解って……あんた、どこを想像してたのよ?」

    ほむら「そっ、それはっ……///」

    さやか「ちょっと、なんでそこで黙るのよ!?」

    ほむら「~~~……ていっ!」ビシッ

    さやか「またっ!?」

    185 = 144 :

    さやか「これこれっ!新しい格ゲーが起動してたのよね~♪」

    さやか「ほら、ほむら!向かいに座る!」

    ほむら「わたし、こういうのはやったことがないのだけれど?」

    さやか「あたしが格ゲーのなんたるかを教えてやるのさー!」

    ほむら「まぁ、なんでもいいのだけれど……」チャリン

    ~~~
    ~~


    さやか「あっ、くそまた負けたぁっ!?」

    ほむら「案外簡単なのね、格闘ゲームと言うのも」

    さやか「くそーっ、なんで勝てないのよーっ!?」

    186 = 144 :

    夕方―――

    さやか「はぁ、楽しかったっ!」

    ほむら「ええ、ホントに楽しかったわ」

    さやか「この関係も、あと2日で終わりかぁ……」

    ほむら「……。え?」

    さやか「忘れたの?ほむらから言って来たんじゃん、1週間だけなら、恋人として過ごす……って」

    ほむら「………あ」

    さやか「まぁ、半分あたしのワガママだったんだけどね」

    ほむら「………」

    187 :

    今読み始めて5レス目辺りだけどこれは当たりだと思うの

    188 = 144 :

    さやか「でも………もう、あたしは満足、かな」

    ほむら「さやか……」

    さやか「……ほむらは、さ」

    ほむら「……何?」

    さやか「………正直あたしと一緒に過ごして、楽しかった?」

    ほむら「も、もちろん楽しかったわ。決まってるじゃない」

    さやか「そっか……。あたしも、楽しかったよ。この五日間」

    ほむら「……」

    さやか「だから、さ。明日からは……また、普通の友達に、戻ろ?」

    ほむら「………さやか……」

    さやか「……」

    ほむら「ま、まだあと1日、残ってるじゃないの。明日終わりで、さやかはいいの?」

    189 = 144 :

    さやか「………これ以上は、まずいよ」

    ほむら「何が、まずいの?」

    さやか「あたし………本気に、しちゃうよ?」

    ほむら「っ………」

    さやか「あたしは、わかってるつもりだよ。あんたのこと、全部」

    ほむら「あたしのことを、全部?」

    さやか「うん。あんたはずっと、まどかだけを見続けてたじゃん?」

    ほむら「………」

    さやか「なんかそれにジェラシー感じちゃって、勢い半分でこうなっちゃったけどさ……」

    さやか「これ以上は……後戻り、出来なくなっちゃいそう」

    191 = 153 :

    さやさや

    192 = 144 :

    ほむら「………なによ、意気地なし」

    さやか「えっ?」

    ほむら「後戻りできなくなりそうなら……しなければいいだけじゃない」ギュッ

    さやか「ほむら……」

    ほむら「何度でも言うわ。わたしは、あなたと過ごしたこの五日間、本当に楽しかった」

    ほむら「確かにこの五日間、あたしたちは友達以上の関係だったって胸を張って言えるわ」

    ほむら「お弁当だって一緒に食べたし、放課後だって手を繋いで帰ったし……」

    ほむら「キスだって……したし……」

    さやか「………」

    ほむら「あなたがいいと言うのなら、ホントにこれで最後になってしまうわよ?」

    193 = 146 :

    ほむっほむっほむぅぅっぅう!!

    194 = 144 :

    さやか「ほむらっ……」ギュッ

    ほむら「これで最後で、あなたは後悔しないの?……美樹さやか」

    さやか「………ん、そうだね。後悔しないって言ったら嘘になるけど……」

    さやか「やっぱり、あたしたちはここまでだよ」ニコ

    ほむら「………」

    さやか「……ありがと、ほむら。楽しかったよ……」

    さやか「明日会った時には、あたしとあんたはまた元の友達」

    さやか「……ううん、友達とも、呼べない関係、かな。『転校生』」

    ほむら「っ………」

    さやか「あんたは……あんたの目的を、追いかけなよ」

    さやか「………バイバイ」

    195 = 145 :

    なん…だと…?

    196 = 144 :

    ほむら「っ……!待ってっ!」ギュッ

    さやか「!」

    ほむら「待ってっ……お願いっ……!」ギュッ

    さやか「ほむら……」クルッ

    チュッ

    さやか「――――――!」

    ほむら「ンム……」

    さやか「ン……チュ……」

    ほむら「……プハッ」

    さやか「……ほむら?」

    198 = 144 :

    ほむら「これは……おまじない」

    さやか「おまじない……?」

    ほむら「ええ。今日までのあたしたちの関係は、これでおしまい」

    さやか「………」

    ほむら「もし、明日、あなたと会った時に……お互いに、この事を最初に言えたなら」

    ほむら「明日からのあたしたちは、今日とは別の関係よ」

    さやか「……ほむら」

    ほむら「……そうじゃ、ないでしょう?美樹さやか」

    さやか「……ん、そうだね、転校生」

    200 = 144 :

    ほむら「……今日まで、ホントに楽しかったわ、美樹さやか」

    さやか「こっちこそ、転校生」

    ほむら「それじゃ、明日……」

    さやか「……ん、おまじない、だね」

    ほむら「ええ、おまじないよ」ニコッ

    さやか「絶対に……」タッ

    ほむら「忘れないから……」タッ


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