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元スレ京子「結衣ー、撫でてー♪(…)」
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結衣「……」
あかり「ゆ、結衣ちゃん!」
ちなつ「結衣先輩!」
結衣「2人とも、来てくれたんだ……」
あかり「きょ、京子ちゃんは!?」
結衣「……」
ちなつ「う、嘘ですよね?また冗談なんですよね?」
結衣「……冗談なら、良かったね」
結衣「これが冗談でさ」
結衣「京子が物陰からひょいっと出てきて」
結衣「どっきりでしたー騙されたな―って言ってくれるなら」
結衣「私はどんな罰ゲームでも受けるよ」
あかり「ゆ、結衣ちゃん!」
ちなつ「結衣先輩!」
結衣「2人とも、来てくれたんだ……」
あかり「きょ、京子ちゃんは!?」
結衣「……」
ちなつ「う、嘘ですよね?また冗談なんですよね?」
結衣「……冗談なら、良かったね」
結衣「これが冗談でさ」
結衣「京子が物陰からひょいっと出てきて」
結衣「どっきりでしたー騙されたな―って言ってくれるなら」
結衣「私はどんな罰ゲームでも受けるよ」
結衣「けど、これは冗談じゃないんだよ、ちなつちゃん」
ちなつ「結衣、先輩……」
結衣「冗談じゃなくて本当に京子はトラックにはねられた」
結衣「持っていた卵は全部割れていて、けどどうしてたラムレーズンは無事だった」
結衣「京子がね、手に持ってたんだって、ラムレーズン」
結衣「これってどうなの?京子はラムレーズンを守ったって事?」
結衣「そこまでしてラムレーズンが大切なのか、正直、笑えた」
あかり「結衣ちゃん……」
結衣「それでね、あかり」
結衣「そのラムレーズンを買ってきてって頼んだのは、私なんだよ」ニコリ
ちなつ「結衣、先輩……」
結衣「冗談じゃなくて本当に京子はトラックにはねられた」
結衣「持っていた卵は全部割れていて、けどどうしてたラムレーズンは無事だった」
結衣「京子がね、手に持ってたんだって、ラムレーズン」
結衣「これってどうなの?京子はラムレーズンを守ったって事?」
結衣「そこまでしてラムレーズンが大切なのか、正直、笑えた」
あかり「結衣ちゃん……」
結衣「それでね、あかり」
結衣「そのラムレーズンを買ってきてって頼んだのは、私なんだよ」ニコリ
結衣「だから、京子をんな目にあわせたのは、私なんだ」
あかり「ち、違うよ、結衣ちゃん、それは違うよ!」
結衣「……よかったんだ」ボソッ
あかり「え……?」
結衣「私が……よかったんだ」ボソッ
ちなつ「結衣先輩……」
結衣「私が買い物に行って事故にあえばよかったんだ」ボソッ
結衣「私が我儘なんて言わずに自分で買い物に行って事故にあえばよかったんだ」
結衣「やっぱり私は我儘なんて言っちゃいけなかったんだっ!」
あかり「ち、違うよ、結衣ちゃん、それは違うよ!」
結衣「……よかったんだ」ボソッ
あかり「え……?」
結衣「私が……よかったんだ」ボソッ
ちなつ「結衣先輩……」
結衣「私が買い物に行って事故にあえばよかったんだ」ボソッ
結衣「私が我儘なんて言わずに自分で買い物に行って事故にあえばよかったんだ」
結衣「やっぱり私は我儘なんて言っちゃいけなかったんだっ!」
結衣「京子、ごめん、ごめん、ごめんなさい、京子っ」
あかり「結衣ちゃん、落ち着いて!」
ちなつ「そ、そうですよ、結衣先輩、ちょっと休みましょう?」
結衣「……嫌だ、私は京子が集中治療室から出て来るまで、待ってる」
結衣「ずっと、待ってる」
あかり「……結衣ちゃん」
ちなつ「結衣先輩……」
あかり「結衣ちゃん、落ち着いて!」
ちなつ「そ、そうですよ、結衣先輩、ちょっと休みましょう?」
結衣「……嫌だ、私は京子が集中治療室から出て来るまで、待ってる」
結衣「ずっと、待ってる」
あかり「……結衣ちゃん」
ちなつ「結衣先輩……」
さっきまであんなに楽しみだったのに
今では早く終わってくれとさえ思ってる自分がいる
今では早く終わってくれとさえ思ってる自分がいる
>>96
割とたくさんあったよ
割とたくさんあったよ
京子「んー……むにゃむにゃ」
京子「……あれ」
京子「私、何時の間に寝てたんだろ……」
京子「……」
京子「何だろ、真っ暗だ、結衣ー、電気つけて?」
結衣「……ごめんね、京子、今ちょっと停電してるんだ」
京子「そっかー……それじゃあ、オムライス作れないね~」
結衣「……そうだな」
京子「……あれ」
京子「私、何時の間に寝てたんだろ……」
京子「……」
京子「何だろ、真っ暗だ、結衣ー、電気つけて?」
結衣「……ごめんね、京子、今ちょっと停電してるんだ」
京子「そっかー……それじゃあ、オムライス作れないね~」
結衣「……そうだな」
京子「停電してるんなら、ゲームも出来ないかー……」
結衣「代わりに、私が話し相手になってあげるよ」
京子「ん、ありがとうね、結衣」ニコ
結衣「何の話がいい?」
京子「えー、そんなこと聞かれても……あ、そっだ」
結衣「ん?」
京子「あの、私達、その、恋人になったんだよね?」
結衣「……そうだな」
京子「じゃあさ、結衣、私のどこを好きになったのか、話してみてくれると嬉しいかなって」
結衣「……」
京子「あ、は、恥ずかしかったら、いいんだよ、無理しなくても///」
結衣「……いや、話すよ」
結衣「私が京子を好きになった理由を」
結衣「これからも好きでい続ける理由を」
結衣「代わりに、私が話し相手になってあげるよ」
京子「ん、ありがとうね、結衣」ニコ
結衣「何の話がいい?」
京子「えー、そんなこと聞かれても……あ、そっだ」
結衣「ん?」
京子「あの、私達、その、恋人になったんだよね?」
結衣「……そうだな」
京子「じゃあさ、結衣、私のどこを好きになったのか、話してみてくれると嬉しいかなって」
結衣「……」
京子「あ、は、恥ずかしかったら、いいんだよ、無理しなくても///」
結衣「……いや、話すよ」
結衣「私が京子を好きになった理由を」
結衣「これからも好きでい続ける理由を」
書くのを放棄されたSSをバッドエンドで乗っ取るのは大賛成です
この>>1はいったい何がしたかったんだろうか
この>>1はいったい何がしたかったんだろうか
私が子供の頃
京子はずっと泣き虫だった
私は最初、京子の事が嫌いだった
ただ我儘を言って泣いてるだけだと思ってたから
けど、京子が泣いてたのは我儘だからじゃなかったんだ
他の誰かに迷惑をかけてしまうのが嫌で、京子は何時も泣いていたんだ
それに気づいた時、私は京子を守りたいと思った
もっと我儘でいていいんだよって、言ってあげたくなった
最初の恋の一欠けらは、そこから生まれた
京子を守ってあげるようになって
京子はほんの少しだけ私に我儘を言ってくれるようになった
それが嬉しくて、私はどんどん京子を守ってあげた
クラスメートから意地悪された時も
給食が全部食べられなかった時も
お昼寝の時におねしょしちゃった時も
京子は何時も「ありがとう」って言ってくれた
二番目の恋の一欠けらは、そこから生まれた
勿論、私も色々と苦労した
クラスメートと喧嘩しちっゃた事もあったし
先生に怒られた事もあった
泣いちゃいそうになった事も
けど、私は平気だった
京子が「ありがとう」って言ってくれるから
けど、京子は私の苦労に気づいちゃったみたいで
そのうち、京子は泣かなくなった
私に苦労をかけないようにする為に、泣かなくなった
京子が強くなってくれるのは嬉しかったけど
守ってあげる機会が減った事にちょっと寂しさを覚えた
三番目の恋の一欠けらは、そこから生まれた
京子は日に日に強くなった
クラスメートから意地悪されても笑って返すようになった
もう私が守ってあげなくても平気なのかなって思ってしょんぼりする日もあった
けど、そういう時は京子がすぐに甘えに来てくれた
私にだけは、凄く甘えてきてくれた
凄く嬉しかった
四番目の恋の一欠けらは、そこから生まれた
>>49
笑えねーよカス
笑えねーよカス
2人で一緒の中学に通い始めて数日後
京子は突然、部活を始めた
吹奏楽部
私への相談はなかったので、ちょっイラっとした
どうしてこれくらいでイラッとするのだろう?
その理由を辿って行った時、私は気付いた
私は京子の事を愛してるのだと
イラッとしたのは、京子に対する独占欲の表れなのだと
五番目の恋の一欠けらは、そこから生まれた
京子に恋をしていると理解した私は
京子と距離を取り始めた
だって、このままだと京子を傷つけてしまうかもしれないし
私の独占欲はそれくらい強かったから
京子は吹奏楽部に所属しちゃったし、丁度良い機会だと思った
私は陸上部に入ろう
そうすれば、2人の接点も少なくなる
そう決意した翌日、京子は吹奏楽部を辞めて、私に言った
「新しい部活を作ろうよ、私達2人で」
凄く胸がときめいた
私の中で疼く独占欲に対する恐怖は残ってるけど……
けど、もう少しだけ2人でいたいと思った
六番目の恋の一欠けらは、そこから生まれた
2人で作った部活
「娯楽部」
2人で過ごす時間が増えた
京子が我儘を言ってくれて
私は笑いながらも「しょうがないな」とそれを受け止める
そんな騒がしくて、少し切なくて、けど大切な時間がいっぱい増えた
一度、京子にラブレターを書いてみた
けど出さずに捨てた
どうしても怖くなる
私の独占欲を知った京子が、私の事を嫌いになるんじゃないかって
そんな事になるくらいなら、友達のままずつと過ごすほうがいいよね
七番目の恋の一欠けらは、そこから生まれた
>>38
新参は失せろ。二度と来るな
新参は失せろ。二度と来るな
私達は二年に進級して、あかりとちなつちゃんが娯楽部に入ってきた
もう京子と2人っきりじゃなくなっちゃった
勿論、あかりとちなつちゃんは可愛くて好きだけど
けど寂しい気持ちはぬぐえなかった
だから、一人暮らししてみようと思った
もしかすれば京子が来てくれるんじゃないかって、そういう打算的な事を考えて、親を説得して実行に踏み切った
娯楽部で一人暮らしをした日、凄くドキドキして夜寝られなかった
京子、来てくれるかな?
いつ来てくれるかな?
来てくれなかったら、どうしよう?
そう思い悩んでいた週末、部屋のチャイムが鳴った
私の大切な人がチャイムを鳴らしてくれた
八番目の恋の一欠けらは、そこから生まれた
京子が部屋に泊りに来てくれて、何時も以上に甘えて来るようになった
凄く嬉しかったけど、だからこそ、私からは京子に甘えられなくなった
だって、私の独占欲はそりゃーもう凄いもんだったから
毎夜毎夜、寝る前に京子で色々妄想するくらいだったから
京子とは友達の関係を続けよう、それが一番幸せだ
そう思っていたのだけど、間違いだった
京子は私が甘えてこない事に、不安を抱いていた
私を拒絶してしまうくらい、不安を抱いていた
私はそれに気づいてあげる事が出来なかった
けど、京子は正直にそれを言ってくれた、甘えてほしいって言ってくれた
だから、私も伝えよう、本当は京子にいっぱい甘えたいんだって
京子がそれを受け入れてくれた時
九番目の恋の一欠けらが、生まれた
ここから先は京子にはまだ話す事は出来ない
京子が事故にあった
幸い、命は助かったけど、後遺症が残った
目が見えなくなった
今は停電だという事で誤魔化してるけど
そんな嘘はすぐにばれるだろう
京子が事故にあったのは、きっと私のせい
けど、私は京子の傍にいたいんだ
例えどんなに罵られようと、京子の傍にいたいんだ
これは十番目の恋の一欠けらなのかな
それとも、ただの罪の意識?
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