元スレカレン「朝起きるとランサーとギルガメッシュが家出してました」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
教会
カレン「……」トコトコ
カレン「ランサー?花壇の手入れは終わりましたか?」
しーん……
カレン「英雄王?聖堂の拭き掃除は終わったのですか?」
しーん……
カレン「全く……仕事をサボってどこへ……。これはおしおきですね、ふふ」
カレン「おや?これは……メモ……?」
ランサー・ギル『マスターにはもうついていけません。探さないでください』
カレン「……」
カレン「ふっ……。ついに逃げ出したか、駄犬ども」
3 = 1 :
カレン「探すのはいつでもいいでしょう」
カレン「さてと、朝の手入れが終わっていないならしておかないと……」
カレン「えーと……」トコトコ
カレン「ホースは……」キョロキョロ
カレン「あれ……ここではなかったですか……?」
カレン「ない……」
カレン「こっちでしょうか……」トコトコ
カレン「……ない」
カレン「ランサーが位置を変えたのですね。本当にいらないことばかりをするのですから」
カレン「花壇の手入れはなしでいいです。それよりも拭き掃除をしなければ」
カレン「雑巾は……」キョロキョロ
カレン「……」
カレン「ふっ。あの二人、私に場所を変えたことを告げないで出て行って……困らせる作戦ですね……」
カレン「いいでしょう。受けて立ちます」
カレン「……えーと……」キョロキョロ
4 = 1 :
カレン「はぁ……はぁ……」
カレン「雑巾……やっと見つかった……」
カレン「早く掃除を終えないと……」
カレン「……」トコトコ
カレン「……」ゴシゴシ
カレン「ふぅ……疲れた」
カレン「こんなことを私にさせるとは、もはやおしおきでは済まされません」
カレン「命に関わることも辞さないです」
カレン「ふふふ……どんな辱めをしてあげましょうか……」
カレン「ふふふふふ……」
しーん……
カレン「……」
カレン「休憩を終えましょう」
カレン「いけませんね。独り言が多くなっている。少し共同生活に染まりすぎましたか」
カレン「よいしょ……よいしょ……」ゴシゴシ
5 :
続けてほしい
6 = 1 :
カレン「はぁ……はぁ……」
ギィィィ
カレン「……遅いですね、ラン―――」
桜「おはようございます」
凛「カレン、定時連絡にきたわよ」
カレン「ああ、そういえば今日でしたね」
凛「なにやってるの?」
カレン「見ての通り、掃除です」
桜「珍しいですね。いつもならランサーさんがしていることなのに」
カレン「こちらにも事情がありますので」
凛「ふーん。一人でここを掃除するの?大変じゃない?」
カレン「そう思うのでしたら、はい」
桜「え?」
カレン「定時連絡の前に掃除を手伝ってください」
凛「……なんでよ」
7 = 1 :
カレン「か弱い乙女にここの掃除は大変な重労働でして。優しい先輩に頼るのも致し方ないかと」
凛「ま、いいけど」
桜「じゃあ、パパッと終わらせましょう」
凛「そうね。カレンには借りもあるし」
カレン「感謝します」
桜「雑巾は?」
カレン「向こうに」
凛「どれどれ……?」
桜「……あの、カレンさん」
カレン「なんでしょう?」
桜「これ、本当に雑巾ですか?」
カレン「え?」
凛「雑巾というより布巾って感じね。これ、埃よけとかじゃないわよね?」
カレン「……それで構いません」
桜「カレンさんがそういうなら……」
8 = 1 :
数十分後
桜「こんなものですね」
凛「はー、疲れた」
カレン「ありがとうございます」
凛「あんたは何もしなかったわね」
カレン「私のような運動音痴が一緒だと却って能率が低下すると思いましたので」
凛「……」
桜「まあまあ、姉さん」
凛「ふん」
カレン「では、定時連絡を聞きましょうか」
凛「えっと―――」
9 = 1 :
凛「―――以上よ」
カレン「はい。特に異常も変異もないと。わかりました」
凛「……で、ランサーと金ピカはどうしたの?」
カレン「……」
桜「買い物にしては朝も早いですし、散歩ですか?」
カレン「少し暇を与えただけです」
凛「へえ、珍しいわね。あんたがあの二人を気遣うなんて」
カレン「労働に対する対価ですよ」
桜「じゃあ、遊びに出かけてるんですか?」
カレン「そうだと思います」
凛「ふーん」
カレン「なにか?」
凛「別に。それじゃあ、帰るわ」
カレン「はい。ごきげんよう」
桜「失礼します」
10 = 1 :
カレン「……」
カレン「まったく……危うく恥をかくところでした」ブツブツ
カレン「これはもう辱めを与えるどころか、苦痛を味わってもらわないと」
カレン「ふふふ……罰の内容を今から考えるだけで体が歓喜に震えますね」
カレン「ふふふふ……」
しーん……
カレン「……」
カレン「……」トコトコ
カレン(二人はどこへ……)
カレン(まぁ、探さなくとも犬の帰巣本能は並外れて優秀ですから)
カレン(夕暮れには尾を振って門を開けることでしょう)
カレン「……」
カレン「読書でもしていましょうか」トコトコ
11 :
ビッチは可愛いなあ
12 = 1 :
夕方
カレン「……おや。もうこんな時間ですか」
カレン「……」
カレン「まだ、帰って来ませんか」
カレン「……このメモ。冗談ではない、ということですね」
カレン「ストライキもここまでされると困りものです」
カレン「業務に遅延が出て、何もできなくなってしまう」
カレン「……」
カレン「……明日の朝、探しに行きましょうか」
カレン「まぁ、この聖骸布があれば逃げられはしないのですがね」
カレン「ふふふふ……」
カレン「……寝ましょう」
13 = 1 :
翌朝
カレン「……」トコトコ
カレン「ランサー?ギルガメッシュ?」
カレン「……帰ってないのですかー?」
しーん……
カレン「仕方ありませんね」
カレン「彼らの行動範囲なんてたかがしれていますし、まあ、正午には捉えられるでしょう」
カレン「そして、電気椅子の刑に処す」
カレン「ふふ……きゃんきゃんと無様に泣き叫ぶ様が見えますね」
カレン「……」
カレン「行き先に選択肢は殆どありませんからね」
カレン「まずは本命から……」
カレン「……」トコトコ
14 = 1 :
衛宮邸
士郎「ランサーとギルガメッシュ?」
カレン「はい」
士郎「いや、見てないな」
カレン「本当ですか?」
士郎「ああ」
カレン「嘘ではないですね?」
士郎「なんでさ?」
カレン「いえ」
士郎「いなくなったのか?」
カレン「少し暇を与えたら調子にのってしまったようで」
士郎「そうか……。探すの手伝おうか?」
カレン「是非。無価値な戦力でも、今は得がたいものですから」
カレン「では、私は居間で吉報を待つとしましょう」トコトコ
士郎「あれ……もしかして、俺だけで探すのか?」
15 :
良いよ良いよぉ
17 = 1 :
居間
セイバー「おや、カレンではありませんか」
カレン「どうも。騎士王、ごきげんうるわしゅう」
セイバー「今日はどういった用件で?」
カレン「衛宮士郎の顔の広さを頼りにしようと思いまして」
セイバー「それはいい考えだ。シロウの見聞はここ冬木市だけに限れば、かなりの規模です」
カレン「はい。探し物なら彼だろうと思いまして」
セイバー「うむ。貴女はよくわかっている」
カレン「いえいえ」
セイバー「シロウならすぐに見つけてくれることでしょう」
カレン「そう信じています」
カレン(ふふふ……衛宮士郎ならば数刻もせずに目撃情報程度は掴んでくれるでしょう)
カレン(果報は寝て待てとはよくいったものです)
セイバー「お飲み物でも如何ですか?」
カレン「お願いします」
18 = 1 :
正午
カレン(まだですか……)イライラ
セイバー「……」
カレン(ニート王も先ほどから瞑想し続けているし……)
カレン「ふぅ……」
凛「あら、カレンじゃない」
カレン「どうも」
凛「なに?なんかトラブル?」
カレン「いえ。ただ、衛宮士郎に依頼をしただけです」
凛「捜索願でも出したの?」
カレン「……そんなところですね」
凛「ふーん……」
カレン「なんでしょうか?」
凛「別に」
カレン「ふん……」
19 = 1 :
港
士郎「ランサー、やっぱりここか」
ランサー「ん?なんだ、小僧か」
ギル「こんにちは、お兄さん」
士郎「お前ら、カレンが探してたぞ?」
ランサー「そらそうだな。大事な働きアリが二匹も巣から出て行ったからな」
士郎「……なんかあったのか?」
ランサー「話すまでもないことだ。気にすんな」
ギル「はい。でも、マスターには僕たちのこと喋らないでくださいね」
士郎「そういうわけにもいかない。俺はカレンにお前たちを探してほしいって頼まれたからな」
ランサー「……そうか。なら、俺たちは全力で逃げるだけだな」
ギル「ですね。もうここには来る事はないでしょう」
ランサー「いい場所だったんだがなぁ」
士郎「おい……」
ランサー「俺たちはあいつに愛想を尽かしたんだよ。それだけだ」
20 :
>>3
ほーん で?
>>19
これなに?またどこかの工作員が湧いてるん?
21 :
>>20
いや違う
22 = 1 :
士郎「何があったんだよ。それを聞かないと俺だって妥協ができない」
ランサー「はぁ……」
ギル「うちのマスターは僕らを働かせすぎたんですよ」
士郎「え?」
ランサー「そりゃあよ、言われたことはやるぜ?マスターはカレンで、サーヴァントは俺たちだからな」
ギル「はい」
士郎「ならいいじゃないか」
ギル「駄目ですよ。うちのマスターは本当に僕たちを奴隷として扱ってます」
士郎「……」
ランサー「俺だって一端の戦士だ。主に仕えてこそだとは思う。―――だが、それは戦いの中だけだ」
士郎「お前……」
ランサー「花を育てるためにわざわざ現界してるわけじゃねえんだ」
士郎「それはそうだろうけど……」
ランサー「ま、そんな小さな不満が爆発した結果が現在の状況だ。気が済むまでストライキさせてもらうわ」
ギル「では、また」
23 :
>>10
長門有希がM37ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタなので私と戦うつもりか見ろ人がゴミの様だ金縛りな皆様なんて
24 = 1 :
衛宮邸
カレン「……」イライラ
凛「ふふ」
カレン「なんですか?」
凛「随分と気が立っているようね?」
カレン「気のせいでしょう」
凛「そう?」
カレン「はい」
凛「どうして二人がいなくなったの?」
カレン「……わかりません」
凛「……まぁ、どうでもいいか。どうせカレンが悪いのでしょうし」
カレン「……」
カレン(何故、私がこのような辛酸を舐めなければいけないのですか……)
カレン(絶対に許しません……ランサー……ギルガメッシュ……)
凛(めんどくさいやつ……)
25 = 1 :
士郎「ただいまー」
カレン「……っ!!」
凛「おかえ―――」
カレン「遅いですね。どこでマーキングに励んでいたのですか、駄犬」
士郎「な、なんだよ……」
カレン「それで、二人の行方は?」
士郎「あー……」
カレン「……」
士郎「悪い。分からなかった」
カレン「……そうですか」
士郎「カレン?」
カレン「どうやら時間の無駄だったようですね。それでは」
士郎「あ、おい」
セイバー「カレン。待ってください」
カレン「なんですか?」
26 = 1 :
セイバー「シロウは貴女の望みを聞いた。それに対する礼はないのですか?」
カレン「ああ。うっかりしていました」
セイバー「……」
カレン「衛宮士郎?」
士郎「な、なんだ?」
カレン「お礼は、この穢れた体で……」
士郎「や、やめろ!!」
凛「なにしてんのよ!!!」
カレン「残念ながら、こうするほかにお礼ができないので」
凛「ありがとうでいいでしょ!!」
カレン「言葉でのお礼に価値などありません」
セイバー「……」
カレン「さ、ベッドに」
士郎「こ、こら!!」
凛「やめて!!」
27 :
ほう
29 = 1 :
カレン「なんですか。現金のほうがいいのですか?」
凛「そういう問題じゃないわよ!!」
士郎「そ、そうだぞ。カレンだって女の子なんだから。そういうことは軽々しくいうもんじゃない」
カレン「貴方だけです。そうして私を処女のように扱ってくれるのは」
士郎「な……」
カレン「では、私がリードします。貴方はただ淫らに乱れる私を眺めていればいい」
士郎「おい!!」
カレン「行きましょう。ここでもいいですけど」
凛「あんたねえ!!!」
セイバー「カレン、冗談もそれぐらいにしてください」
カレン「冗談ではありませんが」
セイバー「二人の従者が逃げ出したのも納得です」
カレン「どういう意味ですか……?」
セイバー「どうやら貴女には相手に誠意をみせることができないようですね」
カレン「……」
30 :
31 = 1 :
士郎「お、おい、セイバー」
セイバー「シロウにもそういう態度ならば、近しい存在に対してはもっとぞんざいに扱っていたのでは?」
カレン「そんなことはありません」
士郎「カレン……」
カレン「これでも私なりに彼らの意思を尊重していました」
凛「どんな風に?」
カレン「私の要求にさえ答えれば、あとは自由にしててもいいと」
士郎「……」
セイバー「それはつまり……」
凛「自由はないってことね?」
カレン「自由はありますよ。なにをいっているのですか?」
セイバー「では、訊ねます。貴女はどのような要求を?」
カレン「大したことではありません。聖堂の清掃は勿論、部屋の掃除、買い物、料理、風呂の準備、マッサージ、資金援助……」
士郎「……」
凛「よく殺されなかったわね」
32 = 1 :
カレン「普通でしょう。彼らはサーヴァントなのですから」
セイバー「まるで奴隷ですね。貴女はサーヴァントという存在をなんだと思っているのですか?」
カレン「従者。それ以上でも以下でもありません」
凛「……」
士郎「カレン……」
セイバー「シロウ。提案があります」
士郎「な、なんだ?」
セイバー「カレンをしばらく、ここに泊まらせてみましょう」
士郎「はぁ?!」
凛「ちょっとセイバー!?正気!?」
セイバー「カレンに他のサーヴァントがどのような扱いを受けているか、知ってもらうためです」
カレン「それには及びません。私は仮にもこの街の管理を任されている身ですから。どのような境遇にあるかぐらい熟知しています」
セイバー「では、私はどのような境遇にあるか言えますか?」
カレン「衛宮士郎に寄生するサーヴァント。主に食費の増加に貢献している」
セイバー「貴様……斬る……」
33 :
俺得
34 :
>>18
在チョンは死滅しろよ
>>28
次はお前の番だ 答えろ
35 :
よくわかってんじゃん
36 = 1 :
カレン「あら?違いましたか?」
セイバー「違います!!」
カレン「衛宮士郎?」
士郎「……」プイッ
カレン「あらら」
凛(ま、ノーコメントよね)
セイバー「私はこの屋敷の警護を任されています。シロウはそのお礼に私に美味しい料理を振舞ってくれているだけです」
カレン「ほう……そうなのですか?」
士郎「……」プイッ
セイバー「そうですねよ、シロウ?」
士郎「……うん……そうだよ」
セイバー「ほら、みなさい」ムフー
カレン「屋敷の警護といっても、ここには侵入者用の結界がありますし、そういう輩が来た場合は音がなるのでしょう?」
凛「まぁ、そうね」
カレン「セイバーが警護するまでもなく、家主は自力で応戦したり逃げ出せたりできる気もしますが?」
38 :
思ったんだがスクリプトも使いようによっては自動でSS投稿してくれる便利なツールなんじゃないか?
39 = 1 :
セイバー「何をいいますか。応戦するのは私の務めです」
カレン「まぁ、それはいいでしょう。では、結界が反応しない場合はどうするのですか?」
セイバー「え?」
カレン「例えば……アサシンやキャスターなら結界をすり抜けてしまうでしょう」
凛「そうね」
士郎「たしかに」
カレン「その場合、貴女はいち早く主の危険を察知し、護衛できるのですか?」
セイバー「それは……」
凛「アサシンはまあ、誰にも察知できないし……」
カレン「凛の報告によれば、一度キャスターの侵入を許し、一般人である藤村大河を人質に取られたとか」
セイバー「あれは事情があったのです!!」
カレン「自宅警備員が自宅を守れない以上、ただ寄生していると表現するのが一番近いような気もしますが?」
セイバー「ぐっ……!!!」
カレン「ふふ……どうなのですか?」
凛(セイバー、がんばれ)
41 :
流石にセイバーに人の気持ちが云々は言われたくないわ
42 = 1 :
セイバー「しろぉ……」ウルウル
士郎「セイバーは十分やってくれてるから」ナデナデ
凛「はぁ……」
カレン「……ですが、確かに衛宮士郎とセイバーの関係は私たちと真逆ですね」
凛「でしょうね。士郎は徹底的にセイバーになにもさせないから」
カレン「それはそれで問題があるように思えますね」
凛「そうよね」
士郎「なんだよ、遠坂まで」
凛「自慢するわけじゃないけど、私とアーチャーの関係が一番バランスがとれていると思うわ」
カレン「ほぅ」
凛「持ちつ持たれつが一番いいのよ」
カレン「確かアーチャーは家事をしているとか」
凛「ええ。勿論、強制じゃないわ。全部、あいつの好意だから」
カレン「それで凛はアーチャーに対してなにかお礼をしているのですか?」
凛「え……えーと……」
43 :
凛「一緒に寝てあげているのよ」
44 = 1 :
カレン「……」
凛「ありがとうぐらいは言ってるわよ」
カレン「殆ど衛宮邸に入り浸り、屋敷の清掃はアーチャー任せのようですね?」
凛「うぐ……」
士郎「そうなのか?」
凛「違うわよ!!!アイツが勝手に―――」
カレン「そう。勝手にしているだけ」
凛「……」
カレン「彼は皮肉屋ではありますが、優しい一面もある。そこに付け込んでいいように使っているのでしょう?」
凛「ち、ちがうわよ!!だ、だいたい、最近はアイツだって屋敷にいないときのほうが多いし!!」
カレン「可愛そうなアーチャー……きっと、嫌気が差したのでしょうね」
凛「……」
カレン「凛も私と同じですね。サーヴァントに見限られた者同士、これからも仲良くしましょう」
凛「やめて!!一緒にしないで!!!」
カレン「ふふふふ……」
45 = 30 :
46 = 1 :
凛「そうなのかなぁ……」ブツブツ
セイバー「わたしでは警護ができない……」ブツブツ
カレン「あー、楽しい」
士郎「カレン、あんまり苛めるな。鬱憤を晴らすなら外に行って晴らして来い」
カレン「そうですね」
士郎「あと、ランサーとギルガメッシュのことだけど」
カレン「なんでしょうか?」
士郎「当分戻らないかもな」
カレン「……会ったのですか?」
士郎「……言えるのはここまでだ」
カレン「そうですか……」
士郎「カレン、俺みたいに甘やかすのはどうかと思うけど、遠坂みたいに厳しくしすぎるのも駄目だと思う」
セイバー「シロウ!!どういうことですかぁ!!」
凛「厳しくしてないわよ!放任主義なだけよ!!」
カレン「そうですね……。一考する価値はあるかもしれません」
47 = 1 :
カレン「衛宮士郎?」
士郎「なんだ?」
カレン「ここには桜とライダーも住んでいるのですよね?」
士郎「桜は通いだけどな」
カレン「……先ほどの話ですが」
士郎「え?」
カレン「しばらく、ここで貴方たちがどうサーヴァントと接しているのか見させてもらいます」
士郎「それって……」
カレン「ここに住みます」
凛「だめよ!!!」
カレン「それは家主である衛宮士郎が決めることでしょう?」
凛「そ、それは……」
セイバー「どうしますか?」
士郎「俺は構わない。カレンがそういうなら」
カレン「ふふ……どうも。その甘さには反吐がでそうですが、ここは素直に感謝をします」
48 = 30 :
49 :
カレンは可愛いなあ
カレンと琥珀さんとふじのんは型月の許される非処女
50 = 34 :
>>23
あんたのが心配だよ。
>>47
はいはい、よかったですね
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