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    元スレ魔王「これは・・・・CUBE?」勇者「なんだそれは?」

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    タグ : - 勇者 ×2+ - 魔王 ×2+ - カニバリズム + - シリアス + - 僧侶 + - 商人 + - 無限ループ + - 盗賊 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 98 :

     

    102 = 1 :

    ガシャン

    勇者「もうすぐか!?」

    老人「・・・く」

    勇者「誰かいる」

    盗賊「なんだあのジジイ」

    賢者「ひ・・・ひぃ!」

    魔王「剣を持ってるぞ!」

    老人「・・・肉・・・肉!」ジャキンッ

    勇者「うわっ!」ギィーン

    勇者「いきなりなんだよ!じいさん!」

    老人「肉!」ガブッ

    勇者「いでぇ!」

    魔王「離れろ貴様!そいつを殺るのは私だ!」ドガッ

    老人「ぐぅ・・・肉ぅうううう!」ガッ

    魔王「ぐぁ!裏拳!?」

    103 :

    追い付いてしまったか

    104 = 1 :

    勇者「つ・・・強い・・・」ギリギリッ

    盗賊「くらえっ!」ズバッ

    老人「はっ!」ドスッ

    盗賊「げほっ」

    勇者「お・・・押される・・・なんだ・・・こいつは・・・」

    賢者「・・・」トスッ

    老人「・・・ぐっ」バタッ

    勇者「賢者!?全然気配がしなかったのに」

    老人「・・・」

    賢者「心臓を刺した・・・すぐ死ぬ・・・」

    魔王「賢者・・・貴様、只者じゃないな」

    賢者「・・・」

    105 :

    面白い

    106 = 1 :

    魔王「何者だ!?」

    賢者「・・・わからない」

    盗賊「まーいいじゃねーか。助かったんだしよ」

    勇者「この爺さん・・・なんなんだ、いきなり襲ってきて・・・」

    魔王「おい・・・勇者」

    盗賊「このジジイ、お前と同じ格好だぞ!?ずいぶるボロボロだけどよ」

    勇者「はぁ?なんでだよ!?」

    賢者「未来の勇者・・・」

    盗賊「かもなー」

    勇者「え?」

    魔王「なるほど・・・」

    勇者「ちょっと待てよ。俺が将来こいつみたいに肉肉いいながらいきなり人襲うようなやつになるっていうのか!?」

    107 :

    CUBEって人工物だったっけ?
    あれどういう仕組みなんだよ

    108 = 1 :

    盗賊「そういう時間軸もあるってことだろ」

    勇者「ねーよ!俺はこんなこと絶対しねー!」

    盗賊「お前はまだここに来て日が浅いからそういってられんだよ。甘ったれたこといってんな。腹が減れば何でも肉に見えるようになるぜ」

    勇者「お前は・・・どうなんだ」

    盗賊「けっ!俺はもうこのジジイと同じだよ。腹が減れば食う。それともお前はそのまま飢え死にする気か?」

    勇者「・・・」

    盗賊「まぁ、お前とこのジジイが同じかどうかはわかんねーけどな。それより、さっさと行くぞ。こんな枯れたジジイじゃ食うとこねーからな」

    魔王「むっ!?」

    ガシャン

    盗賊「誰か入ってきた!?」

    109 = 1 :

    武闘家「おー、人じゃねーか・・・って」

    武闘家「ギャー!人殺しー!」

    勇者「ちょっ!」

    武道家「お、俺金持ってないから!まじで!」

    勇者「違う!違わないけど違う!」

    盗賊「まぁ正当防衛ってやつ?」

    魔王「待て、私が説明してやろう」

    110 = 1 :

    魔王「かくかくしかじか」

    武闘家「ふむふーむふむふむ」

    魔王「うんぬんかんぬん」

    武闘家「ふーむふむふむふーむ」

    魔王「あれやこれや」

    武闘家「ふもっふふもっふ」

    武闘家「なるほど!」

    魔王「わかったか?」

    武闘家「わからん!」

    魔王「おい!」

    111 = 1 :

    武闘家「まぁ、お前らについてけば出られるんだろ。いこうぜ」

    勇者「じゃ、こっちかな」タッ

    賢者「・・・こっちが好き」

    勇者「え?」

    魔王「またか。なぜ分かる」

    盗賊「そんなんいいじゃねーか。こっちだな」

    ガシャン

    盗賊「で、次はどっちだ?」

    賢者「・・・待つ」

    勇者「はぁ?」

    魔王「部屋が動くということか?」

    ガシュン

    勇者「なんで分かるんだ」

    113 = 1 :

    魔王「それよりまずは座標だ。盗賊」

    盗賊「へいへい。ザヒョウ 3 2332 1209 150 デス」

    魔王「おい!」

    勇者「ああ!近いぞ!」

    武闘家「いよっしゃー!いくぜ」

    ガシャン!

    勇者「お、おい、待て!」

    114 = 1 :

    武闘家「待てるかっての!俺はここを脱出したら結婚するんだ!」

    勇者「あっ!」

    ガシャン

    武闘家「彼女のお腹には子供もいるし、がんばって働かないとな!」

    魔王「よせ!」

    ガシャン

    武闘家「彼女の両親には反対されてんだけどな。俺に考えがある」

    盗賊「それなんてフラ・・・」

    ガシャン

    武闘家「自由だあああああああああああああ!」

    盗賊「あーぁ!あーぁ!あーぁ!」

    ヒューッ

    盗賊「あ、ドップラー効果」

    115 = 1 :

    >>114

    ミスりました 訂正

    116 = 1 :

    武闘家「待てるかっての!俺はここを脱出したら結婚するんだ!」

    勇者「あっ!」

    ガシャン

    武闘家「彼女のお腹には子供もいるし、がんばって働かないとな!」

    魔王「よせ!」

    ガシャン

    武闘家「彼女の両親には反対されてんだけどな。俺に考えがある」

    盗賊「それなんてフラ・・・」

    ガシャン

    武闘家「自由だあああああああああああああ!」

    武闘家「あーぁ!あーぁ!あーぁ!」

    ヒューッ

    盗賊「あ、ドップラー効果」

    117 = 1 :

    勇者「どう見ても出口じゃないな」

    魔王「端はこんな断崖絶壁か・・・。深いな・・・」

    勇者「でも隣の部屋だけ壁に接してるぞ?」

    賢者「あ・・・あ・・・ここ・・・です」

    勇者「どうした?」

    賢者「思い出して来た・・・そこ・・・出口・・・です」ダダッ

    ガシャン

    賢者「この先です」

    ガシャン

    勇者「光だ!太陽の光!」

    魔王「や・・・やったのか!?」

    盗賊「ま・・・マジか・・・。長かった・・・長かったぜ・・・」

    勇者「盗賊・・・」

    盗賊「やっべ・・・まじやっべ・・・泣けてきた!」

    118 = 1 :

    賢者「私が先に行きますね」

    賢者「さ、盗賊。手を・・・」

    盗賊「ああ!」

    勇者「盗賊!お前は後だ」

    盗賊「もう悪いことしないって!マジマジ!助かるんだからよ!マジ助かるんだぜ!なぁおい!う・・・ぐすっ・・・」

    魔王「まぁいいであろう」

    盗賊「ありがとう!マジありがとう!みんな!いよっしゃー!やっと外・・・ぎゃあああああああああ!」ドスッ

    賢者「思い出しました。やっと思い出しましたよ。私が誰か」

    勇者「賢者?」

    盗賊「な・・・何しやがる・・・」

    賢者「盗賊の両手を地面にナイフで縫いとめました。動くにはそれなりの覚悟がいるでしょうね」

    魔王「賢者、なぜそんな・・・!」

    120 = 1 :

    賢者「これであなた達も出れないでしょう?」

    魔王「そんなことではない。なぜこのような非道なことを!」

    賢者「魔王が何をおっしゃいますか。いつつ・・・頭が・・・まだ思い出せないこともありますが、だいたい思い出しました」

    勇者「なに!?」

    賢者「ふふふ、まぁ、言っちゃいましょうか。あなた達を閉じ込めたのは私なんですよ」

    勇者「!?」

    魔王「なっ!」

    勇者「な・・・なんでこんなことを!」

    賢者「暇つぶしですよ。ただの」グリグリ

    盗賊「ぎゃあああああああああああ!いでえええええええ」

    121 = 1 :

    賢者「魔王だの、勇者だの、平和だの。支配だの在り来たりすぎて飽きちゃいました」

    勇者「飽きた?」

    賢者「ええ、この世界にね。でも世界の果てにこんな面白い道具が転がってるじゃないですか!」

    賢者「これは使うしかないと思いましたね。これほどのものを使わずに放置しておくなど私の知識欲が許しません!」

    魔王「それで我々を放り込んだと!?」

    賢者「ええ、なかなか見ものでしたよ。あ、これ中の様子が外から見えるんですよ。いろんな人たちが疑心暗鬼になって必死に出口を探す。最高のショーでした」

    賢者「しかも中で時間軸がずれて、複数の人間が入り混じってそれはもう見ごたえがありますよ」

    勇者「賢者あああああああああ!」

    魔王「貴様あああああああああああ!」

    賢者「外に出たいですか?ふふっ、じゃあ盗賊を中に引きずりこんで出てくればいいんですよ」

    盗賊「なっ・・・」

    賢者「まぁそんなことをすれば盗賊は両手を失うでしょうけどね」

    盗賊「や、やめろ!やめてくれえええええええええ!」ジタバタ

    123 :

    今どんな状態で盗賊がうまい具合に通路につっかえてるのかよくわからん

    124 = 1 :

    魔王「・・・」

    勇者「やめろ魔王!」

    魔王「だが、このままでは」

    賢者「あ、残念でした。そろそろ部屋の移動の時間です。あとは外で見させてもらいますね」

    盗賊「うぐ・・・お・・・俺は・・・」

    賢者「あなたは半分体が外に出てますから・・・、まぁご想像の通りになるでしょうね。あはは」

    盗賊「うぐあああああああああ」

    ガシャン

    ブシュー

    125 = 1 :

    賢者「さて、中の様子でも見に行きますか」

    賢者「しかし、なぜ私は中に入ってたんでしょうねぇ・・・うーん・・・記憶がまだ曖昧です」

    賢者「まぁ興味本位で入ったって所でしょうか。でも何で首輪までつけて・・・」

    賢者「とりあえずこれをはずさないと・・・」

    賢者「いつつ・・・何だか頭が・・・あれ?そういえばこんなこと前にもあったような・・・」

    勇者「おい」

    賢者「!?」

    賢者「なっ・・・」バッ

    魔王「おっと。逃がさぬぞ」

    126 = 1 :

    賢者「ど・・・どうやって脱出してきたんです!?脱出できる確率は1億分の1にも満たないのに!」

    勇者「いやー。酷い目にあった。ちょっとした覚悟が必要だったぜ」

    魔王「まったくだ」

    賢者「ど・・・どういうことです・・・え?首輪がない!?」

    勇者「単純なことだ。リレミトで脱出してきた」

    賢者「なぜ!?首輪が起動しなかったんですか!?」

    勇者「起動したよ。バッサリとな。おかげでしんじまったぜ」

    賢者「生きているじゃないですか」

    勇者「まず1回死んで、首から首輪を引き剥がした」

    賢者「え・・・」

    魔王「その後私が蘇生してやったのだ。まぁそれで私も死んでしまうがな」

    127 = 1 :

    勇者「また俺が蘇生すればすむってわけだ。俺にはもう首輪がないからな」

    魔王「なぜ気づかんかったのか不思議なくらい単純なものだ」

    勇者「まぁ閉鎖空間でパニック状態だったからな」

    勇者「だが、前に僧侶がベホマで蘇らせてくれたのを思い出してヒントになった」

    勇者「あの時気づいていれば・・・くそっ!」

    賢者「くっ・・・あ・・・あ・・・思い・・・出した・・・私は前もこの場面を」

    勇者「さて・・・」

    賢者「や、やめて!もう繰り返したくない!」

    魔王「お仕置きの時間だ」

    128 :

    なるほど

    129 = 1 :

    魔王「勇者、こんな感じだったか?」

    勇者「ボールギャグ噛ませて椅子に縛り付けて・・・ああこんな感じだろ。オッケー」

    賢者「むふー!むぐぐー!」ガタガタッ

    魔王「あとこんなものを用意してきた」

    勇者「なんだそれ?」

    魔王「メダパニ草を煮詰めたエキスだ。これを注射して・・・」チュッー

    賢者「むっ・・・むっ・・・むぐぐー!うぐうううううううううううう!」ガタガタッ

    魔王「くくっ・・・これで正気ではいられまい。まぁその方が幸せかもしれんがな」

    勇者「えげつねぇな」

    魔王「じゃあ、達者でな。賢者」

    勇者「自業自得だ。悪く思うなよ。CUBEに入れるぜ」

    ドシュン

    130 = 1 :

    魔王「さてっ・・・と」ゴギゴキ

    勇者「ほんじゃまっ・・・」グッグッ

    魔王「決着をつけるとするか」ゴゴゴゴゴ

    勇者「ああ、ぶち倒してやる!やっと本気で戦えるぜ」ゴゴゴゴゴ

    魔王「滅びるがいい!勇者!」

    勇者「来い!魔王!」

    カッ

    131 :

    それやっていいのかよ!使えないのかと思ってたよ!

    132 = 1 :

    【CUBE内】

    賢者「むぐぐー。ふー。ふー!」

    賢者「・・・」








    魔王「むっ・・・誰かおるぞ」

    賢者「むーむー!」ガタガタッ

    盗賊「うひょー!ボールギャグ銜えて縄で縛られた女の子キター!なにこれ超興奮する。神様からの俺へのプレゼントかよ!ありがとう神様!」

    勇者「お前みたいな奴に神様が何かくれるわけないだろ!でもなんで椅子に縛り付けられてるんだ?」


    おしまい

    133 = 128 :

    面白かった

    135 = 1 :

    >>71
    >>114
    は忘れてください。ミスでした

    最後まで読んでくれた人いたらありがとうございました。

    駄作といわれてますがCUBE2好きです(´・ω・`)

    それでは。

    138 = 59 :

    面白かったよー!おっつおつ!

    139 = 83 :

    おつ

    140 :

    正直つまんなかったんだが


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