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    元スレ男「あれ、もしかして…」幼馴染「あぁ、誰かと思えば」

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    みんなの評価 : ★★★
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    1 :

    「幼馴染?」

    「奇遇だな、男」

    「うわー久し振りだなー!何時ぶりだ?」

    「5年2ヶ月と3日」

    「うわもう5年も経ってんのか。元気だったか?」

    「見ての通りだ」

    「そっかそっか。俺も元気だったよ」

    「そうか。それにしても君は…変わったな」

    「そうか?っていうかお前は…全く変わってないな、うん。ちょっと背が伸びた位か?」

    「ふっ、君は無駄に図体がデカくなったようだな」

    「そういうとこも変わんねぇな」

    みたいな

    2 :

    かまわん、続け玉緒

    3 = 1 :

    「つーかいつ帰ってきたんだ?」

    「昨日だ」

    「なんだ、連絡くれれば良かったのに」

    「よく言う、一応電話でも入れておこうかと思ったが繋がらなかったというのにか」

    「あ、そうだ固定電話変えたから番号変わったんだな…すまんすまん」

    「それならそれで変わった旨を知らせてくれれば…」

    「悪い悪い、てっきり忘れてたな」

    「全く一体私がどれだけ絶望した事か…もう完全に忘れ去られたんじゃないかと気が気で…」ブツブツ

    「ん?何?」

    「な、なんでもない」

    とか

    5 :

    パンツ溶けた

    6 = 1 :

    「ところで」

    「なんだ?」

    「一時的に帰ってきたのか?それとも引越し?」

    「越してきた」

    「おお、そうか。場所は?」

    「昔の家だ。君の家の隣の」

    「おおそうか!またお隣さんってわけだ」

    「そうなるな」

    「懐かしいなー。昔ほら、部屋が向かい合ってたよな」

    「あぁ…良く覚えている」

    「で屋根伝いに遊びに行ったりとかしてたよな」

    「君は二度落ちていたな」

    「そうだっけ?」

    「間違いない。左の脇腹辺りに傷が残ってるんじゃないか?」

    的な…

    7 :

    >>6
    お願いします

    8 :

    大好物です続けろください

    9 = 1 :

    「あぁ思い出した!そうだったわ。結構出血してた覚えがある」

    「だろう」

    「あの時お前泣きながら付き添ってくれてたよな。お前が泣いてるのが珍しくてよく覚えてるわ」

    「あ、あれは!その、あれだ…」

    「あとお前が泣いてるの見たのはいつだっけ」

    「もうその話は良いだろう!」

    「あぁ、あの時もそうだったな…」

    「…イジメにあっていた頃一度だけ見られたことがあったな」

    誰か…

    10 :

    お前ならできる

    11 :


    おいまだか

    12 = 1 :

    「ところで君に見られた翌日からすっかりイジメが無くなったな」

    「そうだっけ?偶然じゃねーの、ガキのイジメなんて飽きるのも早いだろ」

    「っふ…」

    (君は相変わらず誤魔化すのが下手なままだな)

    「な、なんだよ」

    「なんでも無いさ。少し昔を思い出していただけだ」

    「まぁそんな事はいいさ!そもそもお前何しに駅まで来てたんだ?」

    「ただの散策さ。昔と変わった所でも探そうと」

    「なるほどな。5年前と比べたら大分変わっちまってんだろ」

    「ほとんど別の街のようだ」

    「特にこの駅周辺は再開発で道自体変わってるからな…」

    「君は?」

    「は?」

    「君は何をしに駅まで来ていたんだい」

    眠い

    13 :

    がんがれ
    >>1は出来る子

    15 :

    女がクラピカっぽい

    16 = 1 :

    「あ」

    「うん?」

    「ヤバい、母さんからタイムセールの卵買ってこいって言われてんだ!もう行かないと間に合わねぇ!!」

    「あ、ああ分かった」

    「じゃあな!」ダダダダ

    「ああ」

    「っとと、言い忘れてた」

    「?」

    「おかえり、幼馴染。じゃ後でなー!」ダダダダダ

    「全く…相変わらずそそっかしい」

    「…ただいま、男」

    はい

    18 = 13 :

    >>1……?
    寝ちゃったの……?

    20 :

    こいつぁ・・・




    保守

    21 :

    「と、言うわけなのよ」

    幼友「くっさ」

    「臭いってなによ!」

    幼友「いやぁ、あんたがキャラ作ってるとは思わなんだもん。……ちょっと引いたかも」

    「だって、昔の口調で話しかけないと気づいてもらえるか怖かったんだもん」

    幼友「けっ」

    「ちょっとぉ……」

    幼友「で? あんたはどうしたいのさ」

    「いちゃこらしたいです」

    幼友「解散」

    「ままま待って! お願い待って!」

    とか?

    22 = 17 :

    それはそれで悪くないが今求めているものとは違う

    23 = 21 :

    そうか、頑張れ>>1

    25 :

    >>22に同意する
    いや本当に悪くはないんだが……

    26 = 21 :

    さむい

    27 = 13 :

    「散歩に行こう」

    「突然家に来て何を言ってるんだ?」

    「昨日帰ってきたばかりだからな。少しでも早くこっちの土地に慣れたいんだ」

    「え、でもさっき駅で会った時もう散策してたんじゃ?」

    「それにもう結構暗くなってきてるぜ? 散策だったらまた明日以降でも……」

    「むう、そういうことをいうか。だったら……」

    「君に久しぶりに会えて嬉しくなって、のんびり2人で語らいたくなったから散歩に行こう」

    「これならどうだ?」

    「…………ははっ。おっけ、準備してくるから待ってろよ」

    29 = 20 :

    ふむ、続けろ

    30 = 13 :


    「なんと。ここが本当にあの、いつも賑わっていた商店街なのか?」

    「ああ。ってか場所覚えてるだろ?」

    「そうなんだが……むぅ」

    「いくら時間が時間だからといっても……」

    「寂れ過ぎって?」

    「……うん」

    「まぁしょうがないんじゃないか? すぐ近くにもっとでかいスーパーできちゃったし」

    「駅の周辺がこの5年でどんどん都市化していったからどうしてもその煽りはうける」

    「あ、じゃああの店は?」

    「あの店? あー、あそこか」

    32 = 21 :

    34 = 13 :


    駄菓子屋前―

    「懐かしい……」

    「だろ? 俺も久々にきたけど」

    店主「2人ともよく来てくれたねー。特に幼ちゃんなんて何年ぶり?」

    「5年ぶりだよおばあちゃん。引っ越す前は毎日のようにここに男と通ったな」

    「ああ。そんで少ない小遣い2人で合わせて色々買ってたんだよな」

    「そうそう。特にお気に入りだったのが……ああ、あった」

    「おばあちゃん。これを売ってくれ」

    店主「はいはい」

    「ありがとう。んっ……しょ」パキ

    「ほら、男。半分こ」

    「懐かしいな。割るアイス」



    幼なじみネタむずいな

    35 = 13 :

    「昔はこのアイス一つで喧嘩もしたな」

    「そうだっけ?」

    「そうだよ。私はぶどう味が好きなのに君はソーダ味が好きだからどっちを買うかでよく争ったものだ」

    「あーそういえばそんな気が」

    「そういう時は決まってじゃんけん対決をして、そしてぶどう味を買った。男、君はじゃんけんが恐ろしく弱かったからね」

    「うるせーな。じゃんけんに弱いも何もないんだよ。所詮は運だ」

    「それも懐かしいな」

    「何が?」

    「昔も君は負けた時、同じことを言っていたからね」

    「マジかよ……」

    「ふふっ」

    36 = 20 :

    みてます

    37 = 13 :


    「よく覚えてんなお前」

    「私は君と違って出来がいいからね」

    「お前がそういうこというやつだってことは俺も覚えてるわ」

    「光栄だね」

    38 = 13 :

    「でもよかった」

    「何が?」

    「さっき商店街が寂れてるって言ってたからちょっと心配だったんだけど」

    「この駄菓子屋は変わらずここにあったから」

    店主「嬉しいこと言ってくれるねぇ」

    店主「だけどこの店もお客さんが随分減っちゃってね。飽きもせず通ってくれるのも男ちゃんぐらいなんだよ」

    「……俺のことを未だにちゃん付けで呼ぶのもばあちゃんぐらいだよ」

    「おばあちゃんそんな暗いこと言わずに頑張ってくれ。これから私と男がまた足繁く通うしな」

    「俺もかよ? この年齢で駄菓子屋通いかー」

    「とか言ってても来てくれるんだろ?」

    「さあなー」

    「ふっ、相変わらず素直じゃない」

    39 = 13 :

    幼なじみの喋り方好きだけど
    自分で打つと果てしなくやりにくい

    40 :

    わかりやすい女の子はいい
    頭良さそうな女の子もいい

    41 = 13 :


    「じゃあ近い内にまた来るよ」

    店主「ありがとう。待ってるわね」

    「最近寒いから風邪ひかないようにな」

    店主「男ちゃんも、ありがとう」






    「で、次はどうする?」

    「そうだな。とりあえず私達の母校の方へと向かうか」

    「母校って……小学校か?」

    「勿論だ

    42 = 13 :


    「この通学路も変わったな……」

    「そりゃな。この道沿いも駅前の周辺地域だし」

    「ここの川にこんなにしっかりした壁あったか?」

    「ああそれな。3年くらい前に川沿いの原っぱ潰して造ったんだ」

    「都市部が近いし、氾濫したりしたら大惨事だからなぁ」

    「……」

    「幼?」

    「」ダッ

    「おい、幼!?」

    43 = 13 :


    「ハァ……ハァ……」

    「ど、どうしたんだよ……ハァ……いきなり…走り出したり、ハァ……なんかし、て……」

    「ハァ……よかった……」

    「え? ……ってか、ここって」

    「あまりにも景色が変わり映えしていたからここも無くなってしまったかと思った……」

    「……公園じゃねーか」

    44 = 13 :


    「そうだ。男、覚えているか?」

    「当たり前だろ? ここも通学路なんだから。小学生時代にほとんど毎日見てたんだぞ」

    「いや、そうじゃなくて」

    「ここであったことだよ」

    「……んー? まぁこの公園は何だかんだ言って学校帰りによく寄って遊んでたからなー」

    「思い出なら沢山あるんじゃないか?」

    45 = 13 :


    「そうだね。じゃあ私が今どの思い出のことを言っているかわかるか?」

    「どれかなー。あ、俺がジャングルジムの上で調子乗ってステップ刻んでたら滑り落ちて怪我しちゃったやつか?」

    「いや」

    「じゃああれか。滑り台から格好よく滑り落ちる練習をずっとやってたら、いつの間にか幼のスカートがあらぶってて、豪快なパンチラ、いやパンモロを披露したやつか?」

    「……//// 違う」

    「お前あの時すごい真っ赤になって俺に文句言ってたよな。あれは歴史に残る逆ギレだった」

    「違うと言ってるだろう! その話から離れろ!」

    46 = 13 :


    「男……分かっててやってるだろう」

    「何が?」

    「何故ごまかす必要があるんだ?」

    「……だから何を」

    「……」

    「……」

    「……」ジー

    「…………はぁー……はいはい、分かったよ」





    「あれだろ? お前がいじめられてるところを俺が見つけた場所だろ? ここ」

    「ちゃんと……覚えてるじゃないか」

    47 :

    ちゃんとみてるよ

    48 = 13 :


    「何故とぼけたりするんだ?」

    「いや、俺が逆に聞きたいよ」

    「何でわざわざこの場所に来て、その思い出の話を俺にふってくるんだよ?」

    「イジメだぞ? どう考えたっていい思い出じゃない」

    「俺はお前のために分からないふりしてたんだよ」

    「なのに何故って……分かってねーなー」

    「分かってないのは男の方だよ!!」

    「!!」

    49 :

    続けて


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