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    元スレ杏子「……なんだよ」タツヤ「ティヘぇ♪」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 佐倉杏子 + - 志筑仁美 + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目タツヤ + - 鹿目知久 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 100 :

    タツヤ「ちょ~んま~げ~」とてとてとて…ぴょ~ん

    杏子「うおっと!」ぼふっ

    タツヤ「ティヘヘ♪」

    タツヤ「ね~ちょんまげ、ふたりでおさんぽしよー?」

    杏子「は?二人でって親父はどうすんだよ」

    タツヤ「パパはだめぇ~」

    杏子「おいおい、仲間はずれはやめてやれよ。お前の親父結構傷つきやすいみたいだぞ?」

    知久「はは…タツヤも男の子ってことだよ」

    杏子「???」

    タツヤ「ティヘぇ///ね~え~いこいこぉ」ぐいぐい

    知久「よかったら付き合ってあげてくれないか。僕はここで待ってるから」

    杏子「はぁ…まぁいいけどさ」

    知久「それじゃあ後はお若いもの同士で楽しんで」

    杏子「へ…変なこと言うんじゃねえ!」

    152 = 100 :

    少しずつ朱に染まる河川敷の土手道を並んで歩く杏子とタツヤ


    タツヤ「こっちきてー!おさかないるよぉ」

    杏子「川に落ちるぞ」

    タツヤ「じゃぁ じゃぁ あっちまでかけっこしよぉ」

    杏子「しない。疲れんのやだし」

    タツヤ「んとね、じゃーね、しりとりしよ!しりとりのり、から」

    杏子「離婚。はいおしまい」

    タツヤ「ぷう~っ!」

    タツヤ「ちょんまげ、タッくんがきらいなのっ!?」

    杏子「……」

    杏子「嫌いだったらこうやってかまってやるわけねーだろ?」なでなで

    タツヤ「……ティヘぇ♪」


    タツヤ「ねーねーりこん、ってなにー?」

    杏子「…あとで親父に聞いてみな」

    153 = 101 :

    たつたつ

    154 = 100 :

    タツヤ「あ!そうだぁ!」

    杏子「どうした?」

    タツヤ「きのうふぉーぜくれてありがとぉ」

    杏子「ああ、昨日のおむすびマンか。だからあれはお前が取ったんだろ」

    タツヤ「パパがちゃんとありがとういいなさい、だって」

    杏子「ふーん。まぁ…よく言えました」

    タツヤ「ふぉーぜはねー、つよいからねー、わるいやつやっつけてかっこいいの!」

    杏子「……そんなもんが本当にかっこいいのかねぇ」

    杏子(~♪ そうだ、ちょっとイジワルしてやろw)

    155 :

    河川敷の土手ってもしかして

    156 = 100 :

    杏子「なぁ。フォーゼとあたし、どっちが好きだ?」

    タツヤ「えー?」

    タツヤ「ちょんまげ」

    杏子「ふえっ!?」

    タツヤ「フォーゼはかっこいいけどねー、でもちょんまげのほうがかっこいーもん!」

    杏子「///」

    杏子「う…うれしくねーんだよっ///」デコピン☆

    タツヤ「ティヘぇ♪」

    157 = 136 :

    天使と天使でマジ天国

    158 = 100 :

    タツヤ「ねーねー、じゃあふぉーぜごっこやろぉ。ちょんまげはぞりあーつやってね」

    杏子「なんだって?」

    タツヤ「ぞりあーつ!わるいやつのやく!」

    杏子「そーかい…じゃあ、先手必勝だ!」がばっ

    タツヤ「きゃーっwwwまーだー!まだへんしんしてないもーんwww」じたばた

    杏子「変身なんてさせるものか!悪は手段を選ばないのさっ」ぎゅ~っ

    タツヤ「やーらぁーっwwwたすけてーwww」じたばた


    さやか「ん…?」

    さやか(子供の叫び声…?あ、あいつ…!てかあの子タッくんじゃん!)

    159 = 115 :

    今日の天国はここだな

    160 :

    こういうの好きよ

    161 = 100 :

    タツヤ「きゃっきゃwww」

    杏子「うふふwww」


    さやか「あ…あんた…!」

    杏子「あっ…!お前…!」

    タツヤ「あー、さやかねーちゃんだ」とてとて

    杏子「え?」

    さやか「タッくん!早くこっち来て!」がばっ

    タツヤ「さやかねーちゃん…くるしい…」

    さやか「…やっぱりあんた、最悪な奴だ!こんな小さな子まで利用してあたし達を潰す気だったの!?
    卑怯者!襲うならあたしだけ襲えばいいじゃん!まどかもこの子も関係ないでしょ!?」

    杏子「はぁ?なに言ってんだてめー…」

    162 = 101 :

    さやさや……

    163 = 100 :

    さやか「…許せない!」

    タツヤ「さやかねーちゃん…?」

    杏子「……」

    杏子「まぁいいや。あたしあんたに手ぇ出すなって言われてるし…」くるっ

    タツヤ「あーん!かえっちゃやだぁ!」

    杏子「あのさ…向こうの公園でそいつの親父待たせてんだよ。連れていってやってくんねーかな」

    さやか「え…?」

    杏子「たのんだぞ」すたすた

    さやか「……」

    164 = 100 :

    タツヤ「ぷんぷん!」

    さやか「だからねタッくん、あいつは悪い奴なんだよ」

    タツヤ「そんなのうそだ!」

    さやか「嘘じゃないってば。ね、もうあいつには近づかないってお姉ちゃんと約束して?」

    タツヤ「さやかねーちゃんきらい!」

    さやか「そんな事言わないでよぉ」

    タツヤ「あっちいって!ついてこないで!」

    さやか「ダメだよ…パパさんのとこに戻るんでしょ。あたしが送ってあげるからさ」

    タツヤ「ひとりでかえれるもん!」とてとてとて

    さやか「あぁちょっと…!はぁ…まぁ公園はすぐそこだし大丈夫かな」

    さやか「やばっ…!恭介のとこ行かないと!」たたたたた

    165 = 100 :

    タツヤ「さやかねーちゃんがいじわるゆったからちょんまげかえちゃったんだ!」ぷりぷり

    ???「ブーンブンブンブーンwwwww」

    タツヤ「あれぇ?」

    ???「ブブンブンブンブーンwwwブーンブーンwwww」

    タツヤ「ああ~♪おえかきしてるぅ」とてとて



    杏子「くそっ…なんだよあいつ!いきなりあたしを悪者扱いしやがって…わけわかんねえ」イライラ

    杏子「!?」

    杏子「魔力の気配だ…この感じだと使い魔か?一応行ってみるか…」


    落書きの魔女の使い魔「ブンブンwwwブブーンwww」

    タツヤ「まってぇ~」

    杏子「…!? おい!タツヤ!」

    使い魔に誘われるように結界に入ってしまうタツヤ

    166 :

    最後まで面倒見ろよ
    さやカスすぎるだろww

    167 = 100 :

    杏子「あいつ…!魔法少女が一緒に居といて何やってんだよ!」

    杏子「仕方ねえ…!」変身する杏子

    杏子「さっきの使い魔…この間あたしがわざと逃がした奴じゃん…」

    さやか『あいつだってほっといたら人を殺すんだよ!?』

    杏子「……」ぎりっ

    歯軋りして結界に飛び込む

    168 = 155 :

    さやかそこまでじゃないだろ

    169 = 101 :

    さやさや……

    170 = 100 :

    タツヤ「まってぇ~!タッくんもおえかきするぅ~」

    使い魔「ブン!?」自分を追ってくる子供にやっと気付いた使い魔

    使い魔「ブブン!ブーン!!!」

    子供がクレヨンで描いたようなちゃちな弾丸が戦闘機から発射されタツヤを襲う

    タツヤ「ふぇ?」

    杏子「あぶねぇ!」

    間一髪飛び込んだ杏子がタツヤを抱きとめその勢いで転がっていく

    杏子「おい!タツヤ無事か!」

    タツヤ「うー…ん…」かくん

    杏子「気を失っただけか…」

    使い魔「ブンブンブブーンwww」

    今度は杏子めがけて弾丸が発射される…が、杏子の槍がそれをことごとく叩き落す

    杏子「…うぜぇ」ずばっ

    使い魔「ブブ!?ブブーンwww」

    杏子は造作もないように使い魔を切り伏せ、結界が崩壊する

    171 = 100 :

    杏子「ふぅ…ったく。心配かけさせんなよ」

    杏子「!?」

    変身を解き安堵の表情でタツヤを抱えあげる杏子だが、タツヤの首筋を見て表情が凍りつく

    杏子(魔女の…接吻…)

    杏子(さっきの奴だけじゃなかったんだ…本体の魔女がまだ近くでタツヤを狙ってる…!)

    杏子(とりあえずこの川原はあたしのねぐらの近くだからタツヤを置いてこないと…)

    テントのなかにタツヤを寝かせた杏子は、すぐさま魔力をたどって魔女を探す

    杏子「ここだ…!」

    ほど遠くない場所で魔力の反応が強くなる。そこには川原の砂利の上にまだ新しい花束が供えられていた

    杏子「水難事故か自殺か…水辺ってのは昔から死者が多く出るって聞くけど…」

    再び変身した杏子は結界へ飛び込んでいく

    172 = 100 :

    使い魔「ブンブーンwww」

    使い魔「ガタンゴトーンwwwガタンゴトーンwww」

    子供の落書きのような使い魔が杏子にまとわり突いてくる。それらを軽くあしらいながら杏子は結界の奥へと進んでいく

    杏子「…お前がここの大将かい」

    落書きの魔女「おい、くmyんtbrヴぇcwで」

    女の子の描いた出来損ないのお姫様のような魔女が杏子を待ち受けた

    「くぇrtfvbぎゅhに!!!」

    杏子「すっとろいんだよ!」ざしゅっ

    掴みかかろうと伸ばした魔女の手が杏子の槍に斬りおとされ赤いクレヨンの血しぶきがあがる

    「wれtふゅいおp@!」

    杏子「たあっ!」かんっ!

    杏子「!?」

    次の一撃を加えようとした杏子の槍が、失った魔女の腕からまるで描き足されたように伸びた歪な刀に受け止められる

    杏子「うぜぇ…!」ざしゅっ

    今度は魔女の頭部を真上から真っ二つに叩き割る杏子。だが、裂けた頭部からこんどは下手糞なクマの顔のクレヨン画が生えてきた

    173 :

    寝る前支援

    174 = 100 :

    杏子「こいつ…!」

    「qw背drftぐいうおp@yぐいwwww」

    杏子をあざ笑うような奇声を魔女があげる

    杏子「なめんじゃ…ねえ!」

    「え5ryつ!?」

    杏子の繰り出した槍は途中で折れ曲がり魔女を締め上げた。そのまま杏子は魔女を振り回し
    遠心力の勢いを借りて凄まじい勢いで地面に叩きつける

    「亜q34うぇ567い8おp9@0-!!!」

    杏子「ざまーみろ。斬っても斬ってもきりがないならその不細工な見てくれのまま叩きのめしてやる!」

    もういちど魔女を振り回そうと槍を振り上げる杏子だったが

    「rtyちうおいp;@:」

    魔女は瞬時にクレヨン画の蛇に描きかえられ、槍の拘束をすり抜けてしまった

    杏子「なっ!?」

    杏子がひるんだ隙に魔女は屈強そうなロボットに描きかえられ、杏子の身体を巨大な手で掴み締め上げた

    杏子「ぐあああああ!」

    槍を落としてしまう杏子

    175 = 100 :

    「・お。い、うmyんtbrヴぇcw!!」みしみしみし

    杏子(やべえなぁ…意識が遠くなってきた…死んだら…あたしどっちに行くのかな…やっぱ地獄か…)

    「うybtgvrふぇいうytれfvbん!!」

    杏子(地獄じゃ…みんなに会えないか…まいったなぁあたし…死んでも独りぼっちかよ…)


    タツヤ『ふぉーぜはねー、つよいからねー、わるいやつやっつけてかっこいいの!』

    タツヤ『でもちょんまげのほうがかっこいーもん!』


    杏子「タツ、ヤ…」

    杏子「へへ…このままあたしが死んだら…タツヤまでこいつに殺されちまうか…」

    杏子「心配すんなよタツヤ…フォーゼとはちょっと違うけど…
    あたしが悪い奴を…かっこよく倒してやるからな…!」

    176 = 150 :

    自爆か

    177 = 100 :

    「rtjうtjl;lmp@いうtytれc!?」ぐらっ…どしーん!

    地面に突き刺さっていた杏子の槍が魔力の余韻で操られ変形して魔女の足首を絡み、すくい上げる
    横転した魔女の手から脱出した杏子は素早く槍を掴むと魔女に飛び掛った

    杏子「タツヤに手を出すんじゃねえ!!!」

    杏子が咆える。刹那、杏子は魔女を八方から追い詰めるように走り寄る何人もの自分自身を見た。
    自分の動きとシンクロして魔女に接近した彼女たちは、杏子が槍を振り下ろすと同時にいっせいに魔女の身体を細切れにする

    「p;お。、いむnybtvれcw!!!!」

    びりびりに破かれた画用紙は、そこに何が描かれていたのかもう分からない。魔女は消滅した。
    杏子の見た幻も、瞬きの間に消え去っていた。結界が崩れていく。

    178 = 122 :

    179 = 100 :

    杏子(さっきの…ロッソ・ファンタズマ…?)

    杏子(まさかね…)

    タツヤ「うぅ…ん…」むくっ

    杏子「気がついたか。どうだ?どこも痛くないか…?」

    タツヤ「あれ…ちょんまげ…?」

    杏子「ちょっと首見せてみろ」くいっ

    タツヤ「うぅ~」

    杏子(よし、消えてるな)

    タツヤ「ここどこなのぉ?」

    杏子「ああ、ここは…」

    杏子(どうしよう…ガキ相手でもホームレスですって言うのはちょっと情けねーな…)

    タツヤ「ちょんまげのおうち?」

    杏子「いや…その……これはあれだよ!キャンプだよ!」

    タツヤ「きゃんぷ?」

    杏子「きゃんぷってのはだなぁ…ちょっと外出てみろ」

    180 = 100 :

    杏子「ほら、これはテントって言うんだ」

    タツヤ「さんかくー♪」

    杏子「キャンプってのはこうやって自分ちじゃないとこでお泊りする…遊びだよ」

    タツヤ「たのしそー♪」

    杏子「あ、ああ。楽しいぞ。釣りしたり肉とか焼いたりしてな」

    タツヤ「タッくんもいっしょにきゃんぷするー♪」

    杏子「ダメだダメだ。お前を親父のとこに返さなきゃ。すっかり遅くなっちまった」

    タツヤ「ええーっ!おとまりしたいー」

    杏子「あの親父がいいって言ったらまた今度な」

    タツヤ「……はーい」

    182 = 100 :

    公園


    タツヤ「パパいないねぇ…」

    杏子(やっちまった…)

    タツヤ「さきにかえっちゃったのかなぁ」

    杏子「いや、あたしらの帰りが遅いから探しに行ったんだろ。もうじき暗くなる頃だ」

    タツヤ「…どうするの?」

    杏子「こっちまで探し回ったら余計わからなくなる。ここで待ってよう」

    183 = 100 :

    タツヤ「わ…わ…わかめ」

    杏子「め……めんこ」

    タツヤ「めんこってなにー?」

    杏子「ああ…今の子は知らないか…なんか昔の遊びだよ。あたしもやったことないけど」

    タツヤ「タッくんのしらないことばはつかっちゃだめー!」

    杏子「そう言うけどさぁ…それって何気に難易度高くなるんだよなぁ…」

    杏子「め、だろ?えっと…メダカ」

    タツヤ「か…か…かんちょー♪」

    タツヤ「ティヘヘヘヘwww」

    杏子「…おもしろくねえよ」

    杏子「えっとこの場合は“よ”じゃなくて“お”でいいんだよな」

    杏子「……おしり」

    タツヤ「ティヘヘヘヘwwwwおしりだってーwwww」

    杏子「だからそんなウケるなよ!」

    184 :

    寝るに寝れない支援

    185 :

    俺も寝れないじゃないか

    186 :

    あんこちゃん、そこは「う」だろ

    187 = 184 :

    さっきからF5連打が止まらない支援

    188 = 100 :

    杏子「はぁ…あんたの親父こないねぇ」

    タツヤ「こないねー」

    杏子「しゃーない。近くを探しに行くか」

    タツヤ「うん!」


    5分後 公園 

    知久「はぁ…はぁ…まだ戻っていないのか…」

    知久「まさか二人とも事故にでも遭ったんじゃあ…」

    189 = 100 :

    杏子「いねーなぁ…」

    タツヤ「いなーい」

    杏子「しゃーねえな…」

    杏子「タツヤ、自分ちの住所…言えるわけないか。ここから家まで帰る道が分かるか?」

    タツヤ「えっとねぇ…たぶんこっち」

    杏子「よしきた!」


    タツヤ「えーっとねぇ…まっすぐ!」

    杏子「次は?」

    タツヤ「うーんと…あっち!」

    190 = 100 :

    杏子「……どこだよここ」

    杏子「タツヤ、本当にこの辺り見覚えあるんだろうな?」

    タツヤ「……」

    タツヤ「ティヘぇ♪」

    杏子「はぁ…あたしがバカだったよ」

    杏子(出来ればこの手は使いたくなかったが…)

    杏子「タツヤ、あたしはもう降参だ」

    タツヤ「ふぇ?」

    杏子「だから後は警察に任せようと思う」

    192 = 101 :

    たつたつ

    193 = 185 :

    たくあん

    194 = 100 :

    杏子「…だからな、あそこの交番にはいって、お家がわからなくなりましたーって。名前もちゃんと言って」

    タツヤ「ちょんまげもついてきてよぉ」

    杏子「あたしはその…警察はあんまり好きじゃないってゆーか…」

    タツヤ「ひとりじゃはいれない~!」ぴょんぴょん

    杏子「出来るってタツヤなら。ほら、あたしにカッコいいとこ見せてよ」

    タツヤ「うぅ…」

    杏子「な、中に入るまでここで見ててやるから」

    タツヤ「……がんばる」

    杏子「よし、いい子だ」よしよし

    タツヤ「……」とてとてとて…ちらっ

    杏子「ほら、そこ開けて。ごめんくださーい、って」

    タツヤ「……うぅ」

    タツヤ「ごめんくらさーい///」がらっ

    杏子(よし、入ったな。もう長居は無用だ。ずらかろう…)すたこら

    195 = 184 :

    すぃえん

    196 = 100 :

    タツヤ「あれぇ?」

    タツヤ「だれかいませんかー」

    だが机の上の“パトロールに出ています”のプレートが彼に読めるはずもなく…

    タツヤ「ちょんまげー だれもいなかったー!」とてとて



    タツヤ「ちょんまげも…いなくなっちゃった…」しゅん

    197 = 114 :

    さあどうなる

    198 = 185 :

    やばいな

    199 = 100 :

    杏子「あぁ~やれやれ…」

    キュウべえ「やはり君は変わったよ。杏子」

    杏子「……なんか用か」

    キュウべえ「他人の為に動く事をあれほど嫌っていた君があの子の世話をあそこまで焼いてあげるとはね」

    杏子「わりぃかよ」

    キュウべえ「とんでもない。人類にとっては他人のため自分を犠牲にする事は美徳なんだろう?素晴らしいじゃないか」

    杏子「そんなんじゃねえよ…」

    キュウべえ「元々は君の望みだって家族を想ってのものだったんだし…」

    杏子「……黙れよ」

    キュウべえ「君が考え方を改めたのならいずれまた固有魔法も使えるようになるはずだよ」

    杏子「…!」

    200 = 100 :

    キュウべえ「いいじゃないか。弱いものを救う正義の魔法少女。けっこう杏子にお似合いだと思うよ」

    杏子「…っざけんじゃねえ!」

    キュウべえ「それに引き換えさやかには困ったものだ。あの子を最後まで送り届けずにボーイフレンドの所へ行ってしまうとは」

    杏子「……なんだと?」

    キュウべえ「そのせいであの子は危うく魔女の餌食になるところだったよね?」

    杏子「……」ぎりっ

    杏子「いいか、あたしは何も変わっちゃいない。あたしの目的はこの町を手に入れる事、それだけだ。
    見てろ…いますぐあのふざけたひよっこをぶちのめしてきてやる」

    キュウべえ「いいのかい?暁美ほむらから手を出すなと釘を刺されたんだろう」

    杏子「知った事か!」すたすたすた


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