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    元スレ幼馴染「キミは昔の約束を覚えてるのかな?」

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    みんなの評価 : ★★
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    252 = 139 :

    「私が聞きたかったのは…何故あなたに敵意を持っているかです」

    幼馴染「そ、それだったの?」

    「はい。私って幼馴染さんにはいつも威嚇していたでしょ?」

    幼馴染「そうだけど…」

    「それは、幼馴染さんが言ったことの通りです」

    幼馴染「言ったこと…」

    「私は、兄さんが好きなんです」

    253 = 139 :

    「兄妹なのに、血がつながっているのに、兄ちゃんに惚れてしまったんです」

    「兄ちゃんとずっと一緒にいたい。色んなところに行きたい……エッチなことだってしたい」

    「それほど私は、兄ちゃんのことを好きになってしまったんです」

    幼馴染「……そうだったんだね」

    「引きました?……引きますよね」

    幼馴染「そんなことないよ」

    「え?」

    255 = 139 :

    幼馴染「そもそも、妹ちゃんが男を好いているのは薄々感じていたからね」

    「そうでしたか…」

    幼馴染「愛は人それぞれさ。なんだって引きはしないよ」

    幼馴染「近親相姦だって、なんだかロマンがあるじゃないか」

    「ろ、ロマン?ありますか?そんなもの」

    幼馴染「ボクの中ではある」

    「……こういうのも悪いと思いますが、幼馴染さんって結構変わってますね…」

    幼馴染「照れるなぁ…」

    256 = 139 :

    「褒めてません」

    幼馴染「ははは。でもそっか…妹ちゃんも…うんうん」

    「?」

    幼馴染「妹ちゃんの熱い想いを聞かされたとなれば、ボクだって言わないわけにはいかないね」

    「何をですか…?」

    幼馴染「ボクが男をどう思っているのか」

    257 :

    両方可愛いから全てよし!

    258 = 187 :

    >>257
    同意

    259 = 139 :

    「わかってますよ…そんなの。好きなんですよね」

    幼馴染「いや、わかってない。ボクはそんなもんじゃないよ」

    「え?」

    幼馴染「ボクは昔、男と約束をしたんだ」

    「……」

    幼馴染「ボクはいつだって男と結婚する準備ができている」

    幼馴染「ボクは男を、愛している」

    「愛している……」

    幼馴染「好きなんてとっくに過ぎているんだ」

    「わ、私だって!」

    260 = 139 :

    「私だって兄ちゃんを愛してます!結婚したいぐらい!」

    幼馴染「ボクはしたいじゃなくてする、だよ」

    「私だってする!結婚するもん!」

    幼馴染「ボクだってするさ!」

    「私だって!絶対絶対するもん!」

    幼馴染「ボクだって絶対絶対だ!」

    261 = 139 :

    ……



    「はぁはぁ」

    幼馴染「……」

    「…熱くなっちゃいましたね」

    幼馴染「全くだ。男に聞こえていなければいいけど」

    「そうですね…」

    幼馴染「ふふっ」クス

    「なんで笑うんですかー…」

    幼馴染「いや、これで妹ちゃんとも仲良くなれたかなと思うとつい」

    「仲良くなれてますか?これ」

    262 = 139 :

    幼馴染「なれたとも。二人とも同じ人間に好意を寄せているからね」

    「えぇ

    264 :

    みてるよ

    265 = 139 :

    幼馴染「なれたとも。二人とも同じ人間に好意を寄せているからね」

    「えぇ?そうですか?それじゃあ昼ドラ並のドロドロ展開になると思いますが…」

    幼馴染「大丈夫さ。妹ちゃんはそんな子じゃないって信じてるから」

    「…無茶苦茶です」

    幼馴染「男は鈍感だからねぇ。よほど強くアピールしないと気付いてくれない」

    幼馴染「だから妹ちゃん、一緒に頑張らないかい?」

    「一緒って…」

    幼馴染「今からボクたちは、ライバルであり親友だ!」ニコッ

    「もう…本当、勝手ですね」ニコッ

    267 = 139 :

    脱衣所

    「そういえば幼馴染さん。着替えはどうするんですか?」

    幼馴染「あっ忘れてた…」

    「仕方ありませんね…幼馴染さん、あなたはもう少し湯に浸かってください」

    幼馴染「分かった」

    「なるべくすぐに戻ってきますから」

    268 = 139 :

    「妹、やっと上がったか。長かったな」

    「うん、幼馴染さんとたくさんお喋りしたんだ!」

    「ふーん、そっか。もう威嚇しないか?」

    「保障しかねる」

    「なんだそりゃ」


    妹の部屋

    「これなら幼馴染さんも着れそうかな」

    「早くもって行かないと」

    269 = 139 :

    幼馴染「助かったよ。ありがとう妹ちゃん」

    「次からはちゃんと考えて泊まりに来て下さいね」

    幼馴染「善処します」

    「それじゃ、兄ちゃんも待っていますしいきましょう」

    幼馴染「そうだね。随分と長風呂してしまったよ」

    「楽しかったですよ?」

    幼馴染「ボクも」

    270 = 139 :

    「二人とも長かったなー。何話してたんだ?」

    「秘密ー」

    「この…幼馴染、何話してたんだ?」

    幼馴染「ナイショ」

    「ちぇ、なんでいなんでい!」

    「兄ちゃん、いい歳して拗ねないでよ」

    「拗ねてませんよーだ!」

    271 = 139 :

    「さて、夜も更けてきたところだし、そろそろ寝ようか」

    「二人は妹の部屋で寝るといいだろう」

    「俺は自分の部屋にもどるから、じゃあおやすみ」


    男の部屋

    「……」

    「……」

    幼馴染「……」

    「なんで居る」

    273 = 206 :

    しえん

    274 = 139 :

    「お前たち、別の部屋に行くよう言ったよな?」

    幼馴染「単刀直入に言おう。ボクは男と一緒に寝たい」

    「私も私も」

    「アホ言うな。妹はいいがお前はダメだ、幼馴染」

    幼馴染「ひ、酷い!」

    「あー兄ちゃん、幼馴染さん泣かしたー。せんせーに言ってやろー」

    「小学生か!」

    幼馴染「チクられたくなければ一緒に寝よう」

    「しかし…」

    275 = 139 :

    「そもそも三人も布団に入れないだろ」

    「ぬかりはないよ、兄ちゃん」

    「自分の布団を持ってきた…だと…」

    「これを繋げれば……じゃーん!」

    幼馴染「おお、結構広いじゃないか」

    「これで三人で寝れるでしょ?」フフン

    「ぐぬぬ」

    276 :

    見てるぞ

    277 :

    腹減った

    278 = 139 :

    「……で」

    「どうしたの、兄ちゃん」

    幼馴染「どうした、男」

    「なんで俺が真ん中なんだよ」

    「こうしないと平等じゃないから」

    幼馴染「そうだぞ。これなら取り合いの喧嘩も起こるまい」

    「取り合うって…なにをだよ」

    ・幼馴染「内緒!!」

    279 = 250 :

    ふぅ…。

    280 = 139 :

    「ねぇねぇ兄ちゃん。明日どこかに行こうよ」

    「どこかって…どこだよ」

    幼馴染「どこでもいいんだよ、男」

    「近くの公園でもいいのか?」

    幼馴染「この際それでもいい」

    「いや、さすがにそれはないな…どうせなら街のデパートでも行くか」

    「ホント!?やったー!」

    「子供かお前は」

    「だってだって!みんなで行けるんだもん!嬉しいに決まってるじゃん!」

    幼馴染「ボクだってすごく嬉しいんだ。今必死に我慢しているんだぞ」

    「そ、そうか」

    「楽しみで眠れないよー」

    「明日に響くぞ。楽しみなら寝ろ」

    「頑張る!」

    幼馴染「ふふっ」クス

    281 :

    男羨ましすぎワロタ…

    282 = 139 :

    「…くかー…」

    幼馴染「寝つきいいなぁ」

    「そうですね」

    幼馴染「女の子二人に抱きつかれてるのに…男として、それでいいのだろうか」

    「兄ちゃんらしいですね」

    幼馴染「全くだ」

    「うーん…幼馴染ぃ……妹ぉ…それはパンツだって……」ムニャムニャ

    幼馴染「なんの夢を見てるんだろう」

    「私たちに襲われてる夢…?」

    幼馴染「やっぱり男だな」クスッ

    「そうですね」クスッ

    283 = 139 :

    「うーん……らめぇ…」ムニャムニャ

    幼馴染「いつか、夢じゃなくて現実でこうしたいね」

    「はい。兄ちゃんとなら、とても…」

    幼馴染「ボクたちも男のことを悪く言えないな」

    「むしろ私たちの方がエロいですね」

    幼馴染「そうだな、その通りだ」

    「認めましたねー。私もですが」

    幼馴染・「ははは」

    284 :

    俺のパンツが…消えた…?

    285 = 139 :

    「さて、そろそろ寝ましょう」

    幼馴染「実は、ドキドキして中々寝付けない…」

    「最初はそうですが、少ししたら眠くなりますよ。兄ちゃんに抱きついていると、なんだかとても安心するんです」

    幼馴染「なるほど、安心か…」

    「そして気がついたら朝です」

    幼馴染「そう…か…なら……あん…し……」

    「寝ちゃったかな…?」

    「私が最後かぁ…」

    「おやすみ、幼馴染さん、兄ちゃん」

    286 = 277 :

    パンツ食べといた

    288 = 139 :

    「……すぅすぅ」

    幼馴染「……男ぉ……大好きぃ…」ムニャムニャ

    「……兄ちゃん…好きだよぅ……」ムニャムニャ


    「…妹ぉ…幼馴染ぃ……俺だって……お前たちのこと……」ムニャムニャ




    おしまい


    289 = 284 :

    第一部「あの日の約束」編はこれで終了です
    先生の続編にご期待下さい

    290 :

    うむ
    乙した

    291 = 277 :

    もつ

    292 :

    うむ
    大層乙であった

    第二部は一時間後だろうか

    293 = 244 :

    いい流れだ
    続編が楽しみだ

    294 :

    第二部はよ

    295 :

    乙でした

    297 :

    いい終わり方だ

    298 :


    楽しかった


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