私的良スレ書庫
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元スレ幼馴染「キミは昔の約束を覚えてるのかな?」
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男「約束?」
幼馴染「まったく、予想通りとはいえ少し寂しいかな…」
男「………大きくなったら、ってやつ?」
幼馴染「お、覚えててくれたの?」
男「あんな昔の約束…よく覚えてるな」
幼馴染「え?」
男「俺なんかほっといて幼馴染もそろそろ良い人見つけろよ?そんなに男突っぱねてると後悔するかもしれないし」
幼馴染「あ、いや、だってボクは…」
チャラ男「幼馴染ちゃん一緒に帰ろーよ!…ってなになに?幼馴染ちゃんこのオタク系男子と知り合い?」
男「…」クルッ スタスタ
幼馴染「あ、待って!」
オナシャス!!
幼馴染「まったく、予想通りとはいえ少し寂しいかな…」
男「………大きくなったら、ってやつ?」
幼馴染「お、覚えててくれたの?」
男「あんな昔の約束…よく覚えてるな」
幼馴染「え?」
男「俺なんかほっといて幼馴染もそろそろ良い人見つけろよ?そんなに男突っぱねてると後悔するかもしれないし」
幼馴染「あ、いや、だってボクは…」
チャラ男「幼馴染ちゃん一緒に帰ろーよ!…ってなになに?幼馴染ちゃんこのオタク系男子と知り合い?」
男「…」クルッ スタスタ
幼馴染「あ、待って!」
オナシャス!!
ゴガギーン
ドッカン
m ドッカン
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( )| |_____ ∧_∧ < おらっ!出てこい>>1
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ドッカン
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幼馴染「男!」
男「……なんでついて来るんだよ」
幼馴染「だ、だって…」
男「言っただろ…俺は昔みたいな男じゃない。落ちぶれたんだ」
男「逆にお前は、みんなから好かれ頼られるみんなの手本のような女になった」
幼馴染「そ、それは…!」
男「…もういいだろ。俺は帰るから」
幼馴染「男!待って!……待ってよぅ…」
幼馴染(それは…ボクが男に相応しい女になるために…)
男「……なんでついて来るんだよ」
幼馴染「だ、だって…」
男「言っただろ…俺は昔みたいな男じゃない。落ちぶれたんだ」
男「逆にお前は、みんなから好かれ頼られるみんなの手本のような女になった」
幼馴染「そ、それは…!」
男「…もういいだろ。俺は帰るから」
幼馴染「男!待って!……待ってよぅ…」
幼馴染(それは…ボクが男に相応しい女になるために…)
幼馴染「男…男ぅ……」グスッ
チャラ男「幼馴染ちゃん。急に走りだしたと思ったらここにいたんだ」
幼馴染「……」
チャラ男「って!幼馴染ちゃん泣いてんじゃん!どうした!」
幼馴染「…何でもない」
チャラ男「なんでもないわけないじゃん!まさか男に何か言われたの!?」
幼馴染「……」
チャラ男「たく、許せねぇ。あの野郎…」
幼馴染「待って…男は悪くないんだ…」
チャラ男「幼馴染ちゃん。急に走りだしたと思ったらここにいたんだ」
幼馴染「……」
チャラ男「って!幼馴染ちゃん泣いてんじゃん!どうした!」
幼馴染「…何でもない」
チャラ男「なんでもないわけないじゃん!まさか男に何か言われたの!?」
幼馴染「……」
チャラ男「たく、許せねぇ。あの野郎…」
幼馴染「待って…男は悪くないんだ…」
チャラ男「はぁ?じゃあ他に何が…」
幼馴染「悪いのは全部…ボクだから…」
チャラ男「ふーん。幼馴染ちゃんが言うなら、まぁ…」
幼馴染「…ボクもう帰るね」
チャラ男「ちょっと!タンマタンマ!俺と帰ろうよ!!」
幼馴染「……すまない。今は一人にしてほしい」
幼馴染「悪いのは全部…ボクだから…」
チャラ男「ふーん。幼馴染ちゃんが言うなら、まぁ…」
幼馴染「…ボクもう帰るね」
チャラ男「ちょっと!タンマタンマ!俺と帰ろうよ!!」
幼馴染「……すまない。今は一人にしてほしい」
男(懐かしいなぁ…)
男(幼馴染か…あいつが転校して別れ離れになって)
男(あれからもう5年か…)
男(まさか俺の通う高校に転校してくるとはな…)
男「…可愛くなってたなぁ」
男(幼馴染か…あいつが転校して別れ離れになって)
男(あれからもう5年か…)
男(まさか俺の通う高校に転校してくるとはな…)
男「…可愛くなってたなぁ」
男「ただいま」
妹「おかえり。おやつあるよー」
男「わかった。すぐ行く」
妹「早く来ないと私が全部食べちゃうからねー」
男「太るぞ」
妹「ふふふふ太らんしっ!」
妹「おかえり。おやつあるよー」
男「わかった。すぐ行く」
妹「早く来ないと私が全部食べちゃうからねー」
男「太るぞ」
妹「ふふふふ太らんしっ!」
男「……」ポケー
妹「……」モグモグ
男「…うーん」
妹「……ふむ」
男「…あれ、ここにあった俺のケーキは?」
妹「兄ちゃん、なにか悩んでるね?」
男「悩んでるっていうか…まぁそうなるのかな…いやそれより俺のケーキは?」
妹「……」モグモグ
男「…うーん」
妹「……ふむ」
男「…あれ、ここにあった俺のケーキは?」
妹「兄ちゃん、なにか悩んでるね?」
男「悩んでるっていうか…まぁそうなるのかな…いやそれより俺のケーキは?」
妹「ふふん、やっぱりね。私は勘がいいから」ドヤッ
男「すげぇな…流石は女子といったところか……ねぇ、俺のケーキは?」
妹「というわけで私にぶちまけてごらん。悩み多き思春期の少年よ」
男「お前、俺のケーキ食ったろ」
妹「……」
男「……」
妹「……」
男「……」
男「すげぇな…流石は女子といったところか……ねぇ、俺のケーキは?」
妹「というわけで私にぶちまけてごらん。悩み多き思春期の少年よ」
男「お前、俺のケーキ食ったろ」
妹「……」
男「……」
妹「……」
男「……」
妹「だってだってぇ!」
男「だってじゃありません!お仕置きですよ!」
妹「うわーん!!」
男「こら!待て!」
妹「いやー!」
男「…待ったら許してやる」
妹「ホント!?」ピタッ
男「捕まえた」
妹「謀ったなぁぁ!」
男「だってじゃありません!お仕置きですよ!」
妹「うわーん!!」
男「こら!待て!」
妹「いやー!」
男「…待ったら許してやる」
妹「ホント!?」ピタッ
男「捕まえた」
妹「謀ったなぁぁ!」
幼馴染「はぁ…」
幼馴染(男…変わっちゃったなぁ……)
幼馴染(せめて、昔みたいに話せたら…)
幼馴染(あの時の約束も…)
幼馴染「…頑張ろう」
幼馴染「ただいま…」
弟「おかえり」
幼馴染「…部屋、戻るから。ご飯できたら呼んで」
弟「お、おう」
幼馴染「…はぁ」
弟「なんか元気ないけど、どうしたの?彼氏と喧嘩した?」
幼馴染「黙れ」
弟「…ごめんなさい」
妹「いひゃい…」
男「食い物の恨みは恐ろしいんだ」
妹「…で、本当は何?他に悩みがあるんでしょ?」
男「あぁ…うん…」
妹「はよはよ!」ワクワク
男「身を乗り出すな…お前さ、幼馴染って覚えてる?」
妹「幼馴染…あぁ、あの女のくせに男の格好ばっかりしていた」
男「酷い認識だ」
妹「それでいて可愛いのがムカつく」
男「可愛いとは思ってたのか」
妹「悔しいけどね」
男「その幼馴染とつい最近再会してさ。そして昔した約束を覚えてるかって言われたんだ」
妹「へぇ。約束ってどんな?」
男「可愛いとは思ってたのか」
妹「悔しいけどね」
男「その幼馴染とつい最近再会してさ。そして昔した約束を覚えてるかって言われたんだ」
妹「へぇ。約束ってどんな?」
数年前
男「幼馴染くんって女の子だったんだー」
幼馴染「気付かなかったの?」
男「うん。カッコイイなーって思ってた」
幼馴染「そっか…ボクって君にそんな風に思われてたんだ」
男「…ごめん」
幼馴染「あ…その…こうなったのもボクのせいだから、気にしないで…」
男「幼馴染くんって女の子だったんだー」
幼馴染「気付かなかったの?」
男「うん。カッコイイなーって思ってた」
幼馴染「そっか…ボクって君にそんな風に思われてたんだ」
男「…ごめん」
幼馴染「あ…その…こうなったのもボクのせいだから、気にしないで…」
男「うん!じゃあ気にしない!」
幼馴染「ありがとう」
男「これからは幼馴染ちゃんだね!女の子だもん!」
幼馴染「う、うん…なんか急に女の子扱いされると恥ずかしいかな…」
男「ゆくゆくはオレのお嫁さん!」
幼馴染「え、えぇぇ!?」
幼馴染「ありがとう」
男「これからは幼馴染ちゃんだね!女の子だもん!」
幼馴染「う、うん…なんか急に女の子扱いされると恥ずかしいかな…」
男「ゆくゆくはオレのお嫁さん!」
幼馴染「え、えぇぇ!?」
男「?だって男の人と女の人って仲が良いとけっこんするんでしょ?」
男「そしたら女の人はお嫁さんになるんだよね!」
幼馴染「そ、そうだけど…えっと」
男「幼馴染ちゃんは…オレのお嫁さんになりたくないの…?」
幼馴染「い、いや!そんなんじゃないんだ!ただ、その…」
男「…?」
幼馴染「は、恥ずかしい…」
男「そしたら女の人はお嫁さんになるんだよね!」
幼馴染「そ、そうだけど…えっと」
男「幼馴染ちゃんは…オレのお嫁さんになりたくないの…?」
幼馴染「い、いや!そんなんじゃないんだ!ただ、その…」
男「…?」
幼馴染「は、恥ずかしい…」
幼馴染「き、君はまだ結婚をよく分かってないからそんなこと言えるんだ…」
男「失礼な!分かってるよ!仲が良いってことは、好きってことでしょ!」
幼馴染「すすすす好き!?」
男「うん!オレ、女の子の幼馴染ちゃんが大好きだ!」
幼馴染「あわわわわ」アタフタ
男「だから、大きくなったら……
男「失礼な!分かってるよ!仲が良いってことは、好きってことでしょ!」
幼馴染「すすすす好き!?」
男「うん!オレ、女の子の幼馴染ちゃんが大好きだ!」
幼馴染「あわわわわ」アタフタ
男「だから、大きくなったら……
このあと幼馴染みが男のふりをしていたのにはものすごい病気という理由があって、二人が付き合いだしてしばらくした頃に寿命があと少しって事が判明して、二人で結婚することを夢見ながら闘病生活を送っていく
という儚くも幸せな、涙を誘う展開になるんですねわかります
という儚くも幸せな、涙を誘う展開になるんですねわかります
………
……
…
妹「結婚しようと…」
男「そういうこと」
妹「幼馴染さんもよくそんな約束覚えてたもんだね」
男「だよなー」
妹「でもそれでなんで悩んでるの?いいじゃん。さっさと結婚しちゃいなよ」
男「い、いやだけど」
妹「どうせ、俺には相応しくないとか思ってるんじゃないの?」
男「うっ」ギクッ
妹「あーそういうのウザいですぅー気にしすぎですぅー」
男「だ、だけど!お前今の幼馴染見てみろよ!すごく美人になってたんだぞ!」
妹「だからって手を引くの?無責任じゃない?結婚の約束をしたくせに」
男「う、うぐぅ」
妹「大体さぁ普通は覚えてないと思うよ、こんな約束」
男「そ、そうか?俺は覚えていたけど…」
妹「そりゃ兄ちゃんは本気だったからでしょ?」
男「うーん…あの時は確かに…」
男「だ、だけど!お前今の幼馴染見てみろよ!すごく美人になってたんだぞ!」
妹「だからって手を引くの?無責任じゃない?結婚の約束をしたくせに」
男「う、うぐぅ」
妹「大体さぁ普通は覚えてないと思うよ、こんな約束」
男「そ、そうか?俺は覚えていたけど…」
妹「そりゃ兄ちゃんは本気だったからでしょ?」
男「うーん…あの時は確かに…」
妹「ではここで問題です。何故幼馴染さんは今更約束のことを聞いてきたのでしょうか」
男「うーん…?」
妹「いやいや、そんな難しいこと言ってないよ」
男「約束を果たそうとしている…とか?」
妹「その通り」
男「うーん…?」
妹「いやいや、そんな難しいこと言ってないよ」
男「約束を果たそうとしている…とか?」
妹「その通り」
男「冗談はよせ妹よ。それじゃあ幼馴染は俺と結婚しようとしてるみたいじゃないか」
妹「だからそうなんだって」
男「………」
妹「よかったね、兄ちゃん。美人なお嫁さんが決まって」
男「……」
男「…」
男「」プシュー
妹「あちゃーショートしちゃったか」
妹「全く、こんな兄ちゃんと結婚しようだなんてね。正気か幼馴染さん」
妹「…兄ちゃんが取られるのは悔しいけど、仕方ないよね」
妹「兄離れ……できるかなぁ」
妹「だからそうなんだって」
男「………」
妹「よかったね、兄ちゃん。美人なお嫁さんが決まって」
男「……」
男「…」
男「」プシュー
妹「あちゃーショートしちゃったか」
妹「全く、こんな兄ちゃんと結婚しようだなんてね。正気か幼馴染さん」
妹「…兄ちゃんが取られるのは悔しいけど、仕方ないよね」
妹「兄離れ……できるかなぁ」
風呂
幼馴染「はぁ…」
幼馴染(あんなに強引に約束しといてあの態度って…)
幼馴染(ボクはあれからずっと男のことを…)
幼馴染(妹ちゃんに威嚇されても挫けず、男に振り向いてもらえるよう頑張ったつもりなんだけどなぁ…)
幼馴染「……」グスッ
幼馴染「泣いちゃ…ダメだ……」
幼馴染「はぁ…湯に浸かってスッキリしようとしたのに逆効果だったみたいだ」
幼馴染(明日は…どうしよう)
幼馴染(なんとかして男の心を開かないとなぁ…)
幼馴染「はぁ…」
弟(ため息多いな)
妹「兄ちゃん兄ちゃん」ペシペシ
男「うーん…妹ぉ……」
妹「早く目を覚ましてよ」ペシペシ
男「違う…それパンツ……脱がすなよ……」
妹「あぁもう、それリアルにやってしまいたいけど我慢するからぁ。早く起きて」バシバシ
男「あぁ…うん……うん?なんか頬が痛い…」
妹「やっと起きた」バシン!
男「痛い!何すんだよ!」
妹「知りませんよーだ」プイ
男「…?」
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