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元スレ女神「よし、君が勇者だ!」
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勇者「・・・・・・」キョロキョロ
女神「・・・・・・」チョイチョイ
勇者「・・・俺?」
女神「そうだよ!」
勇者「あー・・・なんで?」
女神「厳正な審査の結果なのだよ」
勇者「審査?」
女神「しっくすせんすって奴?」
勇者「いや、ダメだろ・・・」
女神「・・・・・・」チョイチョイ
勇者「・・・俺?」
女神「そうだよ!」
勇者「あー・・・なんで?」
女神「厳正な審査の結果なのだよ」
勇者「審査?」
女神「しっくすせんすって奴?」
勇者「いや、ダメだろ・・・」
勇者「普通こういうのって、神官様通じてお告げるんじゃないの?」
女神「あのエロおやじは嫌!」
女神「それにめんどくさいから直接来ちゃったよ」
勇者「じゃあなんだって急に」
女神「先代の勇者が魔王に負けちゃったからだよ」
勇者「マジか!」
女神「うん、もー惨敗?」
女神「あのエロおやじは嫌!」
女神「それにめんどくさいから直接来ちゃったよ」
勇者「じゃあなんだって急に」
女神「先代の勇者が魔王に負けちゃったからだよ」
勇者「マジか!」
女神「うん、もー惨敗?」
女神「という訳で、よろしくねー!」
勇者「神様が言うなら仕方ないか」
女神「一応装備はこっちで準備したげる」
勇者「1番いいのを頼む」
女神「まかせてよ!1番いい『ひのきのぼう』をあげるからね!」
勇者「・・・・・・」
勇者「神様が言うなら仕方ないか」
女神「一応装備はこっちで準備したげる」
勇者「1番いいのを頼む」
女神「まかせてよ!1番いい『ひのきのぼう』をあげるからね!」
勇者「・・・・・・」
魔王「・・・・・・」
魔神「よ!魔王、久しぶり」
魔王「む、魔神か・・・」
魔神「どーだい?勇者の相手はもう慣れたか?」
魔王「・・・・・・」
魔神「はっはっは!まぁおいおい慣れるさ」
魔王「そんなものか?」
魔神「先代も最後はそんなもんだと言ってたぜ」
魔王「そうか・・・」
魔神「よ!魔王、久しぶり」
魔王「む、魔神か・・・」
魔神「どーだい?勇者の相手はもう慣れたか?」
魔王「・・・・・・」
魔神「はっはっは!まぁおいおい慣れるさ」
魔王「そんなものか?」
魔神「先代も最後はそんなもんだと言ってたぜ」
魔王「そうか・・・」
魔王「それで、何の用だ?」
魔神「おっと、そうだったな」
魔神「新しい勇者が生まれた」
魔王「!」
魔神「よかったな、しばらく暇だろうが、また暴れられるぜ?」
魔神「んじゃ俺はもう行くわ」
魔王「・・・何がよいものか」
魔神「おっと、そうだったな」
魔神「新しい勇者が生まれた」
魔王「!」
魔神「よかったな、しばらく暇だろうが、また暴れられるぜ?」
魔神「んじゃ俺はもう行くわ」
魔王「・・・何がよいものか」
勇者「・・・ん」
勇者「夢・・・か?」
勇者「・・・・・・」
勇者「どうして枕元にひのきのぼうが・・・」
勇者「『でぃあ勇者』?」
勇者「・・・・・・まじかよ」
勇者「夢・・・か?」
勇者「・・・・・・」
勇者「どうして枕元にひのきのぼうが・・・」
勇者「『でぃあ勇者』?」
勇者「・・・・・・まじかよ」
女神「おっはよ!」
勇者「うお!いきなり出てくんな!」
女神「へっへー、どうどう?ひのきのぼう気に入った?」
勇者「いや、確かにこんな真っ直ぐなのは珍しいけど」
女神「頑張ったんだよ、褒めて褒めて!」
勇者「んで何の用?」
女神「ひどっ!」
勇者「うお!いきなり出てくんな!」
女神「へっへー、どうどう?ひのきのぼう気に入った?」
勇者「いや、確かにこんな真っ直ぐなのは珍しいけど」
女神「頑張ったんだよ、褒めて褒めて!」
勇者「んで何の用?」
女神「ひどっ!」
女神「んっとね、忘れてた事があったんだ」
勇者「忘れてた事?」
女神「俗に言う神の加護?」
勇者「へぇ、そんなんあるのか」
女神「この紋章だよ」ポワン
女神「ていっ!」バチン
勇者「いて!」
勇者「忘れてた事?」
女神「俗に言う神の加護?」
勇者「へぇ、そんなんあるのか」
女神「この紋章だよ」ポワン
女神「ていっ!」バチン
勇者「いて!」
勇者「い、いきなり何すんだ!?」
女神「はい、これで紋章が額に入ったよ」
勇者「え?」
女神「はい鏡」
勇者「うおおおお!なんかすっげえ恥ずかしい事になってるうう!」
女神「中学二年生みたいでカッコイイよ!」
勇者「やめろおおおお!」
女神「はい、これで紋章が額に入ったよ」
勇者「え?」
女神「はい鏡」
勇者「うおおおお!なんかすっげえ恥ずかしい事になってるうう!」
女神「中学二年生みたいでカッコイイよ!」
勇者「やめろおおおお!」
勇者「結局旅に出ることになるのか」
女神「紋章の効果は絶大だったでしょ?」
勇者「お前が神官様通さないせいでさんざん疑われたけどな」
女神「たわしで額擦られてたねっ!」
勇者「まだ痛いよ・・・」
女神「真っ赤だよー」アハハ
勇者「それでも光る紋章恐るべし」
女神「紋章の効果は絶大だったでしょ?」
勇者「お前が神官様通さないせいでさんざん疑われたけどな」
女神「たわしで額擦られてたねっ!」
勇者「まだ痛いよ・・・」
女神「真っ赤だよー」アハハ
勇者「それでも光る紋章恐るべし」
勇者「おらぁ!」バシィ
魔物「ぎゃあ」
女神「おー、強い強い」パチパチ
勇者「まぁな・・・」
勇者「てかいつまで居るんだよ」
女神「居ちゃダメ?」
勇者「ダメじゃあないけど」
女神「たまにちょっと抜けるけど、基本は一緒にいるよ」
勇者「暇人め」
魔物「ぎゃあ」
女神「おー、強い強い」パチパチ
勇者「まぁな・・・」
勇者「てかいつまで居るんだよ」
女神「居ちゃダメ?」
勇者「ダメじゃあないけど」
女神「たまにちょっと抜けるけど、基本は一緒にいるよ」
勇者「暇人め」
勇者「ここが隣町か」
女神「あっ駄菓子屋!」タタタ
勇者「ちょっと!」
女神「えへへ、お菓子だぁ」
勇者「・・・なんか、買ってやろうか?」
女神「いいの!?」
女神「じゃあこのガブリチュウ・・・は高いから、フエラムネ!」
勇者「中途半端に遠慮しやがって・・・」
女神「あっ駄菓子屋!」タタタ
勇者「ちょっと!」
女神「えへへ、お菓子だぁ」
勇者「・・・なんか、買ってやろうか?」
女神「いいの!?」
女神「じゃあこのガブリチュウ・・・は高いから、フエラムネ!」
勇者「中途半端に遠慮しやがって・・・」
勇者「では、西の塔に巣くう魔物を倒せばいいのですね?」
村長「よろしいのですか!?」
勇者「おま――」
女神「おまかせくださいっ!」
勇者「・・・・・・」
女神「じゃあ早速行ってきます!」
勇者「・・・行ってきます」
村長「よろしいのですか!?」
勇者「おま――」
女神「おまかせくださいっ!」
勇者「・・・・・・」
女神「じゃあ早速行ってきます!」
勇者「・・・行ってきます」
女神「ねぇ勇者」
勇者「ん?」
女神「他の武器は使わないの?」
勇者「んー、なんかこのひのきのぼうがすげぇしっくりくるんだ」
勇者「まさにおあつらえ向きってやつ?」
女神「ほぅほぅ」
勇者「それにやたら強いし」
女神「まぁ天界のひのきだしね」
勇者「天界の?」
女神「しかも私が削りだしたのだー」
勇者「そりゃ素直にすげぇ」
勇者「ん?」
女神「他の武器は使わないの?」
勇者「んー、なんかこのひのきのぼうがすげぇしっくりくるんだ」
勇者「まさにおあつらえ向きってやつ?」
女神「ほぅほぅ」
勇者「それにやたら強いし」
女神「まぁ天界のひのきだしね」
勇者「天界の?」
女神「しかも私が削りだしたのだー」
勇者「そりゃ素直にすげぇ」
勇者「ここが最上階か」ギィ
魔物「ゆ、勇者か!?」
勇者「人間の言葉を!」
女神「気をつけてねー、それなりに強いはずだよ」
魔物「お、おれらの住み処を荒らさせるかぁー!」
勇者「この塔は返してもらうぞ!」
魔物「ゆ、勇者か!?」
勇者「人間の言葉を!」
女神「気をつけてねー、それなりに強いはずだよ」
魔物「お、おれらの住み処を荒らさせるかぁー!」
勇者「この塔は返してもらうぞ!」
女神「結果は辛勝だね」
勇者「なんとかな・・・」
勇者「ん?このステンドグラス・・・」
女神「あ、気付いた?」
勇者「これ、女神か?」
女神「そうだよ」
勇者「・・・付いてる?」
女神「神は雌雄同体で両性具有なの!」
女神「あっ、安心して?今は男女の体使い分けてるから」
勇者「じゃあ男の体もあるのか?」
勇者「見てみたいな」
女神「うーん・・・今はダメー!」
勇者「なんとかな・・・」
勇者「ん?このステンドグラス・・・」
女神「あ、気付いた?」
勇者「これ、女神か?」
女神「そうだよ」
勇者「・・・付いてる?」
女神「神は雌雄同体で両性具有なの!」
女神「あっ、安心して?今は男女の体使い分けてるから」
勇者「じゃあ男の体もあるのか?」
勇者「見てみたいな」
女神「うーん・・・今はダメー!」
勇者「・・・・・・綺麗だな」
女神「・・・勇者、この塔の名前知ってる?」
勇者「西の塔じゃないのか?」
女神「ううん、ここは神の塔」
女神「世界を創ったときに人間を乗せる方舟にした塔なんだ」
女神「その時にこのステンドグラス作ってくれたんだ」
勇者「そうなのか」
女神「そ、だから結構思い出深い場所でもあるんだよ!」
女神「・・・勇者、この塔の名前知ってる?」
勇者「西の塔じゃないのか?」
女神「ううん、ここは神の塔」
女神「世界を創ったときに人間を乗せる方舟にした塔なんだ」
女神「その時にこのステンドグラス作ってくれたんだ」
勇者「そうなのか」
女神「そ、だから結構思い出深い場所でもあるんだよ!」
村長「本当にありがとうございました」
勇者「いえ、できる事をしたまでです」
村長「これでお祈りに行けまする」
勇者「お祈り、ですか?」
村長「はい、あの塔は神の塔でしてね、毎週末お祈りを捧げていたのです」
勇者「そうでしたか」
村長「勇者様と一緒にいた女性、神様にそっくりでしてなぁ」
勇者(その女神様は駄菓子屋で100円分豪遊してるけどな)
勇者「いえ、できる事をしたまでです」
村長「これでお祈りに行けまする」
勇者「お祈り、ですか?」
村長「はい、あの塔は神の塔でしてね、毎週末お祈りを捧げていたのです」
勇者「そうでしたか」
村長「勇者様と一緒にいた女性、神様にそっくりでしてなぁ」
勇者(その女神様は駄菓子屋で100円分豪遊してるけどな)
魔神「魔王、元気か?」
魔王「魔神、また来たのか」
魔神「まぁな」
魔神「そうそう、勇者が神の塔を突破したぞ」
魔王「・・・早いな」
魔神「俺もビックリだ!」
魔神「今回ばかりは危ないんじゃねぇか?」
魔王「・・・ふん」
魔王「魔神、また来たのか」
魔神「まぁな」
魔神「そうそう、勇者が神の塔を突破したぞ」
魔王「・・・早いな」
魔神「俺もビックリだ!」
魔神「今回ばかりは危ないんじゃねぇか?」
魔王「・・・ふん」
魔神「ん?どした?」
魔王「ワシとしては早く倒してもらいたいくらいだがな」
魔神「はっはっは!いつの間にか魔王らしい話し方になってんじゃねえか!」
魔王「ふん、もう魔王など飽きたわ」
魔神「そうかいそうかい、でも最期までやってもらうぜ」
魔王「ああ、命尽きるまで戦おう」
魔神「頼もしいねぇ、それじゃあな」
魔王「・・・・・・どうせそれしか道はないのだろう」
魔王「ワシとしては早く倒してもらいたいくらいだがな」
魔神「はっはっは!いつの間にか魔王らしい話し方になってんじゃねえか!」
魔王「ふん、もう魔王など飽きたわ」
魔神「そうかいそうかい、でも最期までやってもらうぜ」
魔王「ああ、命尽きるまで戦おう」
魔神「頼もしいねぇ、それじゃあな」
魔王「・・・・・・どうせそれしか道はないのだろう」
勇者「おーい、女神!」
女神「お、終わったー?」
女神「あ、はいこれ」
勇者「なんだこれ?」
女神「イカソーメンだよ!」
女神「二本あげる」
勇者「ああ、ありがとう」
女神「どーいたしまして!」
女神「お、終わったー?」
女神「あ、はいこれ」
勇者「なんだこれ?」
女神「イカソーメンだよ!」
女神「二本あげる」
勇者「ああ、ありがとう」
女神「どーいたしまして!」
勇者「次はどこへ向かうか」バサリ
女神「あ、地図もらったの?」
勇者「村長が御礼にってな」
勇者「南にある砂漠の国かな?」
女神「馬がいないと砂漠越えはキツイよー」
勇者「そうなのか?」
女神「うん、だからちょっと戻るけど東の村を目指すのが妥当かな」
女神「なんたってその村は酪農が盛んだしね」
女神「あ、地図もらったの?」
勇者「村長が御礼にってな」
勇者「南にある砂漠の国かな?」
女神「馬がいないと砂漠越えはキツイよー」
勇者「そうなのか?」
女神「うん、だからちょっと戻るけど東の村を目指すのが妥当かな」
女神「なんたってその村は酪農が盛んだしね」
勇者「ここが東の村か」
勇者「・・・草原ばっかりだな」
女神「裏から入っちゃったみたいだねー」
勇者「立派な壁に騙された・・・」
女神「いやいやー、壁は大切なんだよ?」
女神「酪農が盛んだってことは、牛馬が命綱でしょ?」
女神「でも牛馬は魔物の恰好の餌なのさ」
勇者「なるほど、魔物除けって訳か」
女神「そーそー、傭兵を雇う金もないからね」
勇者「・・・草原ばっかりだな」
女神「裏から入っちゃったみたいだねー」
勇者「立派な壁に騙された・・・」
女神「いやいやー、壁は大切なんだよ?」
女神「酪農が盛んだってことは、牛馬が命綱でしょ?」
女神「でも牛馬は魔物の恰好の餌なのさ」
勇者「なるほど、魔物除けって訳か」
女神「そーそー、傭兵を雇う金もないからね」
>>26ちょっとさびしいです
勇者「やっと居住スペースについた」
女神「お疲れ!」
勇者「お前は疲れないのか?」
女神「そこはほら、女神様だし?」
勇者「そうだったな」
勇者「てか人がいねえ」
女神「時間が時間だし放牧してた馬を戻してるんだよ」
勇者「そっか」
勇者「やっと居住スペースについた」
女神「お疲れ!」
勇者「お前は疲れないのか?」
女神「そこはほら、女神様だし?」
勇者「そうだったな」
勇者「てか人がいねえ」
女神「時間が時間だし放牧してた馬を戻してるんだよ」
勇者「そっか」
勇者「ここが村長の家?」
女神「良く言えば質素、悪く言えばしょぼいね」
勇者「しょぼいゆーな」
村長「お?そこにいるのはもしかして」
勇者「え?」
村長「おー!やっぱ勇者様だ!」
村長「その紋章は間違いねぇな!」
勇者「ぬぉおお、また恥ずかしくなってきたぁ!」
女神「良く言えば質素、悪く言えばしょぼいね」
勇者「しょぼいゆーな」
村長「お?そこにいるのはもしかして」
勇者「え?」
村長「おー!やっぱ勇者様だ!」
村長「その紋章は間違いねぇな!」
勇者「ぬぉおお、また恥ずかしくなってきたぁ!」
村長「なるほどなるほど、魔王退治ねぇ」
勇者「はい・・・」
村長「そのくせそんな綺麗な女性連れてんのか?」
勇者「いや、コイツはその・・・」
村長「言わなくてもわかってるって!」
村長「でもあぶねぇこたぁさせんなよ?」
勇者(ぜってぇ何もわかってねぇ)
村長「まぁなんもねぇ村だけどよ、ゆっくりしてってくれや」
勇者「はい・・・」
村長「そのくせそんな綺麗な女性連れてんのか?」
勇者「いや、コイツはその・・・」
村長「言わなくてもわかってるって!」
村長「でもあぶねぇこたぁさせんなよ?」
勇者(ぜってぇ何もわかってねぇ)
村長「まぁなんもねぇ村だけどよ、ゆっくりしてってくれや」
勇者「村長わけぇな」
女神「言ったじゃん、傭兵も雇えないって」
勇者「ん?それって・・・?」
女神「魔物が壁を越えて来た時、戦うのは村人なんだよ」
女神「村長は村の長、誰よりも前で、誰よりも勇敢に戦わなきゃいけない」
女神「だから村長は結構すぐ死んじゃうんだ」
勇者「そういうことか」
女神「だから村長は、村一番で強い人がなるしきたり」
勇者「よく知ってんな」
女神「偉いでしょ!」
女神「言ったじゃん、傭兵も雇えないって」
勇者「ん?それって・・・?」
女神「魔物が壁を越えて来た時、戦うのは村人なんだよ」
女神「村長は村の長、誰よりも前で、誰よりも勇敢に戦わなきゃいけない」
女神「だから村長は結構すぐ死んじゃうんだ」
勇者「そういうことか」
女神「だから村長は、村一番で強い人がなるしきたり」
勇者「よく知ってんな」
女神「偉いでしょ!」
勇者「あー、ワラのベッドがきもちぃー!」ボフン
女神「ふわー、疲れてるねぇ」
勇者「まぁ、な・・・」
女神「あれだけ歩けばそーなる・・・・・・あ、寝てやんの」
勇者「ぐーぐー・・・」
女神「・・・・・・」ニヤッ
女神「ふわー、疲れてるねぇ」
勇者「まぁ、な・・・」
女神「あれだけ歩けばそーなる・・・・・・あ、寝てやんの」
勇者「ぐーぐー・・・」
女神「・・・・・・」ニヤッ
魔王「・・・む、寝ておったのか」
魔神「おっ、おはようさん」
魔王「・・・・・・いつからおった」
魔神「ついさっき来たばっかりだ」
魔神「それにしてもまぁ無邪気な寝顔しちゃってぇ」
魔王「ふん」
魔神「おっ、おはようさん」
魔王「・・・・・・いつからおった」
魔神「ついさっき来たばっかりだ」
魔神「それにしてもまぁ無邪気な寝顔しちゃってぇ」
魔王「ふん」
魔神「そういうトコは昔のまんまじゃねぇの」
魔王「それでもよかろう」
魔神「はっはっは!悪いとは言ってねぇよ!」
魔王「・・・用事はなんだ?」
魔神「んーにゃ、特にねぇから帰るわ」
魔神「いいもん見せてもらったぜ、じゃあな」
魔王「・・・ふん」
魔王「それでもよかろう」
魔神「はっはっは!悪いとは言ってねぇよ!」
魔王「・・・用事はなんだ?」
魔神「んーにゃ、特にねぇから帰るわ」
魔神「いいもん見せてもらったぜ、じゃあな」
魔王「・・・ふん」
勇者「・・・んぐぅ・・・ぐー」
女神「おっきろー!」バサッ
勇者「んわぁ!な、なんだ!?」
女神「寝てる場合じゃないよ!」
女神「魔物が攻め込んで来たの!」
勇者「まじかよ!」
女神「今村長達が戦ってる、勇者も早いとこ行ってあげないと!」
勇者「わかった!すぐにいく!」
女神「おっきろー!」バサッ
勇者「んわぁ!な、なんだ!?」
女神「寝てる場合じゃないよ!」
女神「魔物が攻め込んで来たの!」
勇者「まじかよ!」
女神「今村長達が戦ってる、勇者も早いとこ行ってあげないと!」
勇者「わかった!すぐにいく!」
村長「ぐあっ!」
魔物「ヒャハハ!よえぇなぁ、人間!」
魔物「おら、とどめだ!」ブンッ
勇者「ふんっ!」ガッ
魔物「ヒャハ!?勇者か!」
勇者「調子乗んのも、大概にしとけよ!」バキィ
魔物「ヒャハハ!よえぇなぁ、人間!」
魔物「おら、とどめだ!」ブンッ
勇者「ふんっ!」ガッ
魔物「ヒャハ!?勇者か!」
勇者「調子乗んのも、大概にしとけよ!」バキィ
女神「なんとか撃退せいこーう!」
勇者「あー、いてぇ」
女神「まーまー、若いんだしすぐ治るよ」
勇者「でもいてぇモンはいてぇよ」
村長「ありがとうな、勇者」
村長「おかげで村も俺も助かった」
勇者「気にしないでくれ、俺も好きでやった事だ」
勇者「あー、いてぇ」
女神「まーまー、若いんだしすぐ治るよ」
勇者「でもいてぇモンはいてぇよ」
村長「ありがとうな、勇者」
村長「おかげで村も俺も助かった」
勇者「気にしないでくれ、俺も好きでやった事だ」
村長「とは言われてもなぁ」
村長「なんかしら御礼しねぇと気が済まない」
勇者「うーん、だったらさ」
勇者「一匹だけ馬をくれないか?」
村長「あ?そんなんでいいのか?」
勇者「あとは、朝までゆっくり寝かせてくれ」
村長「はー、なんつーか心が広いなぁ」
村長「わかった!とびきり速い馬を用意しとくぜ!」
村長「なんかしら御礼しねぇと気が済まない」
勇者「うーん、だったらさ」
勇者「一匹だけ馬をくれないか?」
村長「あ?そんなんでいいのか?」
勇者「あとは、朝までゆっくり寝かせてくれ」
村長「はー、なんつーか心が広いなぁ」
村長「わかった!とびきり速い馬を用意しとくぜ!」
女神「うー・・・朝だー!」ガバッ
勇者「うわ!」
女神「おはよー諸君、ねぼすけくんはいないかな?」
女神「さぁ朝の点呼の時間だよ、番号!」
勇者「え、いち」
女神「声がちっちゃい!番号もとへ、番号!」
勇者「いち!」
女神「よし、揃ってるね」
勇者「いや、まぁ・・・」
勇者「うわ!」
女神「おはよー諸君、ねぼすけくんはいないかな?」
女神「さぁ朝の点呼の時間だよ、番号!」
勇者「え、いち」
女神「声がちっちゃい!番号もとへ、番号!」
勇者「いち!」
女神「よし、揃ってるね」
勇者「いや、まぁ・・・」
村長「おう、起きたか勇・・・」
勇者「ん?どうした?」
村長「・・・ほら、鏡」
勇者「な、なんじゃこりゃあ!」
勇者「なぜ俺にこんな立派なおひげが!?」
女神「ふっふーん、自信作だよ!」
勇者「落書きしやがったのかぁー!」
女神「ヒゲだけと思うなー」
女神「額をよくみやがれぇ!」ビシッ
勇者「肉か!?肉なのか!?」
『まおー』
勇者「誰がじゃあ!!」
勇者「ん?どうした?」
村長「・・・ほら、鏡」
勇者「な、なんじゃこりゃあ!」
勇者「なぜ俺にこんな立派なおひげが!?」
女神「ふっふーん、自信作だよ!」
勇者「落書きしやがったのかぁー!」
女神「ヒゲだけと思うなー」
女神「額をよくみやがれぇ!」ビシッ
勇者「肉か!?肉なのか!?」
『まおー』
勇者「誰がじゃあ!!」
勇者「・・・・・・どう?」
村長「うん、落ちた落ちた」
村長(ヒゲ以外・・・)
勇者「よかった・・・」
女神「それで馬はー?」
村長「コイツだ」
勇者「赤いな」
村長「レッドラビットって種類の馬だ」
村長「速さも体力も全種類中トップなのさ!」
女神「ほぇ~、おっきぃー!」
村長「うん、落ちた落ちた」
村長(ヒゲ以外・・・)
勇者「よかった・・・」
女神「それで馬はー?」
村長「コイツだ」
勇者「赤いな」
村長「レッドラビットって種類の馬だ」
村長「速さも体力も全種類中トップなのさ!」
女神「ほぇ~、おっきぃー!」
女神「すごいすごい!速いよー!」
勇者「確かにこれはすごいな」
勇者「もう村が見えない」
女神「いけいけー!」
勇者「二人乗せてるとは思えないスピードだな」
女神「失礼な、私は人じゃないぞー」
勇者「それはそうだけど」
女神「私には質量なんてものはないのだよ!」
勇者「確かにこれはすごいな」
勇者「もう村が見えない」
女神「いけいけー!」
勇者「二人乗せてるとは思えないスピードだな」
女神「失礼な、私は人じゃないぞー」
勇者「それはそうだけど」
女神「私には質量なんてものはないのだよ!」
勇者「砂漠暑い、喉渇いたー・・・」
女神「文句言わない」
勇者「ガリガリくん食べたい・・・」
女神「うっ、食べたい・・・」
勇者「アイスボックスもいーなー・・・」
女神「あー、アイスボックスいーねー・・・」
女神「・・・お、城壁が見えてきた」
勇者「よっしゃ!飛ばすぞ女神!」
女神「ぁう!」
女神「文句言わない」
勇者「ガリガリくん食べたい・・・」
女神「うっ、食べたい・・・」
勇者「アイスボックスもいーなー・・・」
女神「あー、アイスボックスいーねー・・・」
女神「・・・お、城壁が見えてきた」
勇者「よっしゃ!飛ばすぞ女神!」
女神「ぁう!」
勇者「すげー、これがオアシスか・・・」
女神「オアシスってね、実は結構危ない土地なんだよ」
勇者「え、そーなの?」
女神「多雨のオアシスなら問題ないけど、ここみたいな湧水のオアシスは危ないね」
女神「砂漠ってほら、木とか草がないから砂漠なわけで」
女神「それってつまり水の流れを妨げる物がないって事なわけよ」
女神「じゃここで問題です、もしも砂漠で大雨が降ったらどーなる!?」
勇者「みんな喜ぶ」
女神「・・・・・・うん、それも正解」
女神「オアシスってね、実は結構危ない土地なんだよ」
勇者「え、そーなの?」
女神「多雨のオアシスなら問題ないけど、ここみたいな湧水のオアシスは危ないね」
女神「砂漠ってほら、木とか草がないから砂漠なわけで」
女神「それってつまり水の流れを妨げる物がないって事なわけよ」
女神「じゃここで問題です、もしも砂漠で大雨が降ったらどーなる!?」
勇者「みんな喜ぶ」
女神「・・・・・・うん、それも正解」
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