元スレP「全員貴音だと!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
P「おはようございます」
社長「た、大変だよ!君!!」
P「へ?」
貴音「おはようございます、あなた様」
真美「おはようございます、あなた様」
亜美「おはようございます、あなた様」
やよい「おはようございます、あなた様」
伊織「おはようございます、あなた様」
響「おはようございます、あなた様」
真「おはようございます、あなた様」
雪歩「おはようございます、あなた様」
美希「おはようございます、、あなた様」
2 = 1 :
春香「おはようございます、あなた様」
千早「おはようございます、あなた様」
律子「おはようございます、あなた様」
あずさ「おはようございます、あなた様」
小鳥「おはようございます、あなた様」
P「何ぃ!? 全員、貴音だとぅ!?」
……
3 :
はい、終了
4 = 1 :
社長「うーん、困ったなぁ……これでは仕事にならないんだが」
P「そうですよね。みんなにはそれぞれの個性があるからいいのに」
P「音無さんまで一体どういうつもりなんでしょうか……」
P「ま、まぁ新鮮だからいいですけど」
P「さて、社長。これからどうするか、ですよ」
社長「うーん、とりあえず元に戻す方向で考えよう」
P「ですよね」
社長「本人達ともさっきから会話しているのだけど…どうも慣れなくて」
5 :
これは俺得
7 = 1 :
P「まぁ、そうでしょうね…」
P「というかこれも黒井社長の仕業でしょうか?」
社長「いや~、それが私も最初そう思ったのだがね。どうも連絡が全然つかないんだ」
P「そ、そうなんですか…!?じゃあ、もしかしたら違うのか?」
社長「そう、かもしれないね」
P「じゃあ、僕は少しこの原因である本人に確認してきますね」
社長「うん、頼むよ。君だけが頼りなんだ」
P「この会議室のドアの向こうには大量の貴音が……」
8 = 1 :
P「なんか少しドアを開けるのに勇気がいるな」
P「よし、行くぞ……」ガチャ
春香「あなた様。探しましたよ?」
真美「紅茶をいれたので、どうぞ」
雪歩「あの、どうかなされましたか?」
伊織「顔色が優れないようですが?何かあったのでしょうか?」
P「出たらすぐこれだ……」
P「しかし春香に真美に雪歩に伊織か……びっくりした。貴音かと思ったぜ」
9 = 1 :
P「見た目はみんなのままなのに…他が全部貴音ってのはどうも慣れないなぁ」
律子「あの、あなた様?貴音がお呼びになっておられます」
P「いやいや、貴音は君じゃ……律子か」
P「なんかこんがらがるななぁ」
P「仕方ない。向こうも俺を呼んでいるみたいだし行くか」
……
貴音「お待ちしておりました」
小鳥「どうぞおすわりになってください」
10 :
おー予告があったやつか
11 = 1 :
P「貴音が二人?おっと、片方は音無さんじゃないか……」
P「こっちの奥の方に来るのに何回引きとめられたことか」
貴音「あの……これはどういうことなのでしょうか?」
P「えっ、貴音もわかってなかったのか!?」
小鳥「はい……」
P「あぁ、いや、音無さんじゃなくて」
貴音「はい」
P「参ったなぁ~。最期の切り札だと思ってたのに。何も分からないな、これじじゃあ」
12 :
待ってた
13 :
よくわからんが女子十二楽坊思い出した
14 = 1 :
小鳥「はい、すみません」
P「もうツッコミませんよ?」
貴音「お力添えできずに申し訳ありません」
P「いや、謝ることじゃないよ。貴音がわからないんじゃしょうがないよ」
P「少し試したいこともあるんだ……音無さん。ちょっとピヨピヨ言ってもらえます」
小鳥「私、四条貴音と申します」
P「あぁ、じゃあいいから言ってもらってもいいですか?」
小鳥「わかりました。では……ピヨピヨ。これでよろしいでしょうか?」
15 = 1 :
P「いや、貴音じゃなくて、っといや、合ってたのか」
P「うーん、自分の喋り方をさせても戻らないとは」
P「何か思い出すきっかけにでもなればよかったのだが、ダメだったか」
小鳥「すみません」
P「いや、ピヨピヨはもしかしたら弱いのかもしれないな」
P「もっと刺激がなくてはいけないのかもしれない!」
P「やよい~~!!」
やよい「はい、何用でしょうか?打ち合わせの時間はまだですが、ふふ、気が先走ったのですか?」
17 = 1 :
P「やよいがこの喋り方をするのはまだ少し早いな」
貴音「はぁ…何か変な所があるのでしょうか?」
P「いや、別に!やよいはやよいらしさがあるってことさ!ははは」
P「さて、やよい」
やよい「私、四条貴音と申します」
P「もういいよ…。いつものうっうー!とかハイタッチしよう!」
やよい「はぁ……私いつもしていたのでしょうか?」
P「ダメだこりゃ。いつもみたいに元気してくれそうにないな……」
18 :
天国はここにあったのだ
19 = 1 :
P「戻っていいぞ。すまんな」
やよい「は、はぁ……では失礼します」
P「困ったなあ」
貴音「どうしましょうか……」
P「何か心当たりはないのか?」
貴音「それが、あったらすでにお伝えしていると思います……」
P「そうか…まぁ、そうだよな」
P「貴音のことについて詳しい響に聞いてみるか。あ、今は…貴音なのか」
20 :
落ちすぎだ
21 = 1 :
復帰?
22 :
これどこまでがお姫ちんなの?
内面だけ全部?
23 = 1 :
>>22
声、言動、など。見た目以外、って書いたような気がするんだが
わかりづらかったかすまん
24 = 1 :
P「響~!!」
響「はい、なんでしょうか?」
貴音「やよいと登場の仕方が代わりませんね」
P「響、いつもみたいに元気よく沖縄の方言を使ってくれないか?」
響「私、四条貴音と申します。ふふ、あなた様からかっているのですか?」
P「定番になってきたな……」
貴音「天丼というやつですか」
響「はて、それは美味しいのでしょうか?」
25 = 1 :
P「見事に自分同士で会話がズレてるな……」
P「と、とりあえずそっちの小さくて黒髪の方に言っているんだが、なんくるないさーって言ってみてくれ」
響「私ですか?では、なんくるないさー。どうでしょうか?」
P「ダメか…。うん、戻っていいぞ」
響「失礼します」
貴音「失礼します」
P「あなたは違う」ガッ
26 = 18 :
貴音オリジナルが一番です
27 = 1 :
貴音「はうっ。すみません。紛らわしいものですので」
P「自分で間違うなよ…」
社長「お~い!君に電話だよ!安心したまえ、この人は四条貴音くんにはなっていなかった!」
P「なんですって!?よし、これで新たな仲間が!」
P「しかし、誰なんだ……?」
P「もしもし?」
冬馬「おい、あんたか?」
28 = 12 :
甘党が貴音さんになったらキモイなんてもんじゃない
29 :
チャオの霊圧が消えた……!?
30 = 1 :
P「お、お前は!貴音か!?」
冬馬「違う!ったく、相当やられてやがるな…」
P「おお、冬馬か!どうしたんだ?」
冬馬「どうしたもこうしたあるか!どういうことだこれは!」
P「えっと、貴音のことか?」
冬馬「それしかないだろ…そっちに電話して正解だったぜ」
P「どういうことだ?」
冬馬「くそ、こっちは今大変なんだ…翔太と北斗の野郎が!」
31 = 1 :
P「ま、まさか!!」
冬馬「あぁ…そのまさかだ」
冬馬「とにかく、こっちはもうマズい。今からそっちに急いで向かう!」
P「あ、あぁわかった!気をつけてくれよ」
冬馬「あんたもな!絶対に一人で外に出ようとするなよ?」
冬馬「あと、なるべく四条貴音になっちまった奴とは関わるな!いいな!」
P「わ、分かった…!じゃあ、待ってるぞ」ガチャ ツーツー
32 = 1 :
P「関わるな…と言われてもなぁ」
伊織「あなた様?今の電話はどなたからですか?」
亜美「どうぞお茶です」
P「お茶何杯目だよ。俺のデスク湯のみだらけじゃないか」
亜美「はっ、失礼しました…」シュン
P「あ、ごめんごめん」
あずさ「いえ、謝れるほどのことでも…」
P「いや、あなたじゃないんだけどなぁ…」
34 = 1 :
P「こうワラワラと寄って来られちゃ敵わないなぁ」
社長「あぁ、君。さっきの電話はどうだったんだい?」
貴音「どなたからでしたのですか?」
P「あぁ、ジュピターの天ヶ瀬冬馬からだった」
貴音「なんと!」
小鳥「なんと!」
真美「それは一体」
春香「どのような要件なのでしょうか?」
35 :
春香さんだけ実は自我があるんじゃないかと
36 = 1 :
P「みんなが貴音が反応するところで同じように反応するから発言の度にざわつく…」
貴音「す、すみません。以後、気をつけますね。れぱーとりーを増やしたいと思います」
P「いや、きっとすぐに戻るから問題ないよ」
社長「で、彼はなんて言ってたんだい?」
P「詳しいことはこっちに来てくれるそうなので」
社長「あぁ、そうなのか。じゃあ、お茶でも用意して、はっ、しまった!」
千早「では私が用意いたしましょう」ガタッ
やよい「いえ、私が用意します」ガタッ
37 = 1 :
美希「いえいえ、私が」
真「いえ、ここは私が」
雪歩「私が」
「私が」「私が」「私が」ザワザワ
P「じゃ、じゃあ俺が」
全員「どうぞどうぞ」
P「ってコラ!!ふざけてる場合じゃないんだぞ!貴音!」
38 :
これが桃源郷か……
40 = 1 :
貴音「私、何もしてないのですが…」シュン
P「はっ、しまった…す、すまない…」
貴音「いえ、私も実はこっそり参加してました」
P「……」
P「じっとしてるか……」
貴音「元よりそのようにしろと言われていたのでは?」
……
41 :
貴音可愛いよ貴音
42 = 1 :
冬馬「おい!」バタン
P「コラコラ、ちゃんと失礼しますくらい言えないのか?」
冬馬「うっ、し、失礼します…」ペコ
冬馬「じゃなくて!…ってなんだこのお茶の数…」
P「結局全員いれて来ちゃったからなぁ…」
冬馬「で、あんたも茶なんか飲んで何呑気にしてるんだ!」
P「ジッとしてろって言ったのは冬馬だぞ?」
冬馬「限度があるだろ限度が。和んでろなんて言ってねえんだよ」
43 = 1 :
あずさ「ナゴムプロ…」
貴音「なんと面妖な!」
冬馬「ぐぐ…なんだここ…」
P「よし、詳しい話を奇聞こうか冬馬」
冬馬「あんた、もしかしてその様子だと街の異変にも気がついていないのか?」
P「街の異変?」
冬馬「ああ、そうだよ。全員そこのアイドル、四条貴音みたいになっちまったんだよ」
P「な、何!?……まぁ、それは薄々感づいてはいたけどな」
45 = 35 :
貴音ハザードか
46 = 1 :
冬馬「今の所、このウイルスに感染していないのは見つかってる限りじゃ俺とあんたと社ちょ」
社長「どうやら、そのようでございますね」
P「社長ーーーーーー!!!」
社長「はて、どうしたのですか?そのような大きな声を出されては喉が枯れてしまいます」
社長「どうぞ、お茶です」
冬馬「お茶ばっかり増えていく…!」
P「クソ、俺たちの社長が!!」
冬馬「いや、俺の社長は黒井のおっさんだけどな」
47 = 35 :
ということは黒井のおっさんも……
48 = 1 :
社長「まぁまぁ、ゆっくりしていってください」
P「ぐ、言っちゃなんだが気持ち悪いな…」
貴音「左様ですか?すみません…生まれつきこうですので」
P「あ、いや、貴音はいいんだ!そのままでいてくれ!」
冬馬「くそ、あのデコのチビに金髪のヤンキーに、つるぺたまであの喋り方とは!」
P「おいおい、さり気なく悪口を言うんじゃないよ」
P「それにみんな貴音だからって文句を言わないでくれよ」
冬馬「じゃあ、あんたこのままでいいのかよ!」
49 = 1 :
冬馬「俺はお前たちみたいなライバルが一種類しかいないなんて不満なんだよ!」
冬馬「まとめてぶっ潰したいんだ……」
P「冬馬……」
冬馬「とにかく、この原因を作ったのは一体なんなんだ!!四条貴音!!」
律子「え?私、ですか?」
冬馬「違う違う!!」
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