元スレ男「年末だし狐耳幼女ちょっと来い」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
151 :
29歳だと思うと良い話に聞こえない不思議!
152 = 3 :
狐子「どこにでも在りそうな作り話じゃな」
男「そうだね。だけど君も似たようなものじゃないか?」
男「君の姿はその狐っ子にそっくりだ。殺生石で封じられたところまで同じだよ」
狐子「……さっきから勝手に決めつけおって。わしは現実じゃし、この姿は仮の姿じゃ」
男「僕は歴史に詳しくないし、数百年前に起きた出来事の実際なんて誰にもわからない」
男「作り話の狐のモデルになった妖怪が、作り話と同じ生き方をしたかなんて、わからないよ」
男「それでも、狐子というのは、そのキャラの名前なんだよ」
狐子「……はぁ」
153 = 3 :
狐子「まぁ……お前がどういう人間かは少し理解できたぞ」
男「それはよかった!」
狐子「……」
男「どうしたんだい?」
狐子「いや、なんでも」
男「それじゃ一緒にお風呂に」
狐子「死ね」ペチ
男「……フオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
狐子「(……これから大変じゃな、いろいろと)」ペチペチ
154 :
これは面白い
支援
155 = 3 :
――――
男「お風呂沸きましたよー」
狐子「そうか、上がったぞ」ホカホカ
男「……」
狐子「どうした」
男「なんで入ってるのおおおおお!」
狐子「沸いてからじゃとaお主一緒に入ってこようとするじゃろ。沸くの待ちながら入ってたんじゃ」
男「そ、そんなベテランのお父さんみたいな入浴法」
狐子「ふふん、わしのほうが年上じゃぞ」
156 = 121 :
へなへなになったもふもふをドライヤーで乾かしてモヘアにしてあげたい
157 = 3 :
男「ちくしょう、なんて時代だ」
男「……ところで、タオルはどうしたの?」
狐子「あるの使わせてもらったぞ」
男「……っ!」バタバタ
男『ぬけげええええええええええええええええええええええええええええええええええええふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』
狐子「……?」
158 :
もふもふできるエロゲおしえてください
159 = 3 :
男「と、その前に」
狐子「なんじゃ」
男「こっちにおいで」
狐子「?」
男「ドライヤーオン!」ブオオオ
狐子「にゃふううう?!」
男「ほら、暴れないで」
狐子「いやあああああああああああああああああああああああ」
男「尻尾も出そうか」
狐子「ふひっふひっ」
160 = 3 :
――――
男「ご飯ですよー」
狐子「ふふん、悪いが飯にはうるさいぞ。なんせ人型をしてた時は宮中にいたからの」
男「一応いつになく力をこめて作ってみたけど、そこまで言われると……」
狐子「わしは齢数千年の大妖怪じゃぞ、そこまでするのが当然じゃ。ふふん」
男「これから精進します」
狐子「よろしい。ふふん」
162 = 3 :
男「それではご賞味を」
狐子「うむ。……これは肉塊か?」
男「ハンバーグに御座います」
狐子「ふん。わしの時代にはなかったものじゃな」
男「……」
狐子「その目、大方わしがこれを食べて」
狐子『こんな美味いもの初めてじゃああああ』
狐子「とでも言うのを期待しておるんじゃろうが……残念じゃったな」
男「なんと」
163 :
添加物たっぷりの食物が不味いわけがない
164 :
なんという前フリ
165 = 3 :
狐子「そんなベタベタな反応を見せるわけがなかろう、経験が違うわ」アム
男「ぐぬぬ」
狐子「あむあむ」
狐子「……」
狐子「……」ポロポロ
男「(泣くほどか……)」
166 :
最後にSSチェックしておいてよかった
どんどん続けてほしい
168 = 78 :
頑張れ
169 = 3 :
――――
男「さて、急なことだったから、まだ狐子の寝場所がないんだ」
狐子「まぁ、それも仕方ないの」
男「あれ、怒らないの?」
狐子「仕方ないことで怒る気はない。もちろん、お主がそのあとに言おうとしていたことも」
男「……まいったな」
狐子「わしはお前の式神じゃからな、今日だけと言わず、これからずっと一緒に寝ても構わんのじゃぞ?」
男「それは」
狐子「なんならわしを抱いてもいいんじゃぞ? 主の願いなら、逆らえんしな」
170 = 158 :
パンツぬいでもいい?
171 :
>>170
まだその流れではない
172 = 3 :
男「やけに捨て鉢じゃないか。どうした?」
狐子「別に捨て鉢になっとるわけじゃない。お主が主でわしが僕、これは事実じゃ」
男「さっきまで否定してたじゃないか」
狐子「何が何かもわからないのに従えるわけがなかろう。今とは状況が違う」
男「すみませんでした」
狐子「よろしい」
173 :
セクロス!!!はよう
175 :
>>173
まだ慌てるような時間じゃない
パンツはまだとっておけ
176 = 3 :
狐子「それで、どうするんじゃ。わしを自分のものにしたいと願ったのじゃろう?」
男「それは君の望みかい」
狐子「事実を述べているだけだと言っておろうに」
男「それなら駄目だ。僕はそんなことしないよ」
狐子「何故じゃ? 一国を亡ぼすほどの美女……美幼女……美妖女? を好きにできるんじゃぞ」
男「僕は君の力になりたいんだ。君を自分のものにしたいわけじゃない」
狐子「……あのもふもふするやつは?」
男「あれは違う、違う違う」
狐子「お主どこで線引いとるんじゃ?」
177 = 3 :
男「とにかく、君を命令で無理やり……なんてのは絶対にしない」
狐子「へぇ、わしが抱いてくれとお主に鳴いて懇願するまで何もしないというのか」
男「やめてくれ……君の主になるというのは予想外だったんだ」
狐子「そうなのか?」
男「君を支えたいというのは僕の積年の夢だけど、それは対等の立場での話だ」
男「だから君も僕のことを対等に見てくれて構わない。むしろ僕が狐子に望むのはそのことだよ」
狐子「ど阿呆じゃな」
男「ははは、まぁそういうことだから、安心してほしい。それじゃ寝ようか」
狐子「……」
狐子「……これは予想以上じゃな」
178 :
パンツが加水分解した
179 = 10 :
男キャラブレ過ぎwww
180 = 3 :
―――― 数日後、女邸
女「いらっしゃい」
狐子「ちわっす」
女「ずいぶん俗っぽくなったじゃないか」
狐子「元からじゃ」
女「その通りだね」
181 :
絵に描いたような紳士だな
ただし、興奮したときを除く
182 = 3 :
女「遊びにおいでとは言ったがこの年の瀬に来るとは思わなかった」
狐子「そんなもの気にしてたらいつまでも来れんぞ」
女「まぁ時期が時期だしね。それで、男さんとはうまくやってるかい」
狐子「それなりじゃ」
女「それなりか」
狐子「発狂さえしなければ基本的に真面目なやつじゃよ。その発狂も最近は慣れてきたしの」
女「適応早いな」
狐子「わしを侮ってもらっては困る。ふふん」
183 = 3 :
女「……そうだ、少し見てもらいたいものがあるんだ。ちょっとこっちに来てくれないか」
狐子「なんじゃ?」
女「こっちこっち」
狐子「なんじゃなんじゃ」
女「……」ガシッ
狐子「ひえっ?!」
女「もっふもっふ」
狐子「こ、こら、やめんか」
女「もふもふもふもふもふもふもふもふ」
狐子「やめてええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」
184 = 27 :
もふもふ
185 = 3 :
狐子「うへぇうへぇ」
女「まったく、適応できてないどころかトラウマになってるじゃないか」モフモフ
狐子「ひぎやああああああああああああああああ」
女「しかしこれ暖かいな」モフモッフ
狐子「おえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」
女「やりたくなる気持ちもわかる」モフモフ
狐子「じょろろろろろろろろろろろろ」
186 = 106 :
漏らした!?
もふもふ
187 = 3 :
狐子「帰る……」
女「ちょっとした冗談じゃないか」
狐子「冗談で精神崩壊させられてたまるか」
女「君が可愛すぎるのがいけない」
狐子「おい、お主まで変態だとわしの知り合い全滅になるんじゃが」
女「もっと友達を作るべきだな。妖怪の引きこもりなど目も当てられない」
狐子「対人恐怖症になったのは誰のせいじゃ」
女「男さん」
狐子「確かに」
188 :
クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwww
もふもふしてぇー
189 = 154 :
もふもふしたいお
190 = 3 :
女「冗談は置いといて、君はもともと人を惑わす妖怪だ。普通に接していても、君に魅かれていくのがよくわかる」
狐子「退魔士なら少しは抗ってみたらどうじゃ」
女「君は知性もあるし妖力もない。警戒する理由はないよ。それに」
女「好きだという感情に抗うのはなかなか難しい。それは君の伝承が証明している」
狐子「ふん」
女「伝承では悪意ある妖狐が王を惑わし国を傾けたそうだが、はたしてどこまでが真実かな」
狐子「あまり図に乗るなよ」
女「……すまなかった」
192 = 27 :
193 :
妖怪もののエロゲと言えばとっぱらだよね
ロリババアはでてこないけど
194 = 3 :
狐子「まぁよい。わしが聞きたかったのもそのことじゃ。そのためにここに来た」
女「それは……」
狐子「お主が言った気になることというのも、きっとこのことじゃろ?」
女「……参ったな」
狐子「人はすぐ調子に乗る。わしを嘗めるなということじゃ」
女「それじゃ、自分でも気づいているのか」
狐子「違和感はあったからの」
195 = 3 :
女「だったら、私が言うことは何もない。あとは君の問題だ」
狐子「いや」
女「?」
狐子「参ったと言ったな。ならば、お主の口からはっきりと言え」
女「いいのか?」
狐子「構わん。わしが納得いくまで説明しろ」
女「……確証はないが」
196 = 3 :
女「君はおそらく、伝承に記されたような、伝説の妖狐ではない」
狐子「……」
女「それどころか、妖狐ですらない。妖怪ですらないかもしれない」
狐子「やはり、の」
女「いつから気づいた?」
狐子「この身体、しようと思っても主以外から妖力を摂ることができん」
狐子「人を喰らおうとしたわけではないが、妖怪というのは、大気に漂う精気を取り込むことでも生きていけるはずじゃ」
狐子「だからこそ人喰いが禁じられた今の世でも妖が生きていられるはずじゃろ」
女「まぁね」
狐子「主が死んだら自分も消える、というのもおかしいのぅ。それでは相互利益の契約など結びようもない」
199 = 3 :
女「まったく、恐れ入る」
狐子「ふふん、ま、それだけじゃないんじゃがの」
女「というと」
狐子「記憶がないんじゃよ」
女「……」
狐子「最初は封印されていた障害かと思ったが、それにしては不自然なほど記憶がない」
狐子「仮にも数千年生きたはず、にも関わらず、わしがわし自身について知っている情報は男と変わらない」
狐子「変わらなすぎるのじゃよ。あやつの言うことを、否定できたためしがない」
狐子「それどころか、わしは自分が知らないはずのことを何故か知っているということもあった」
200 :
追いついたぜ
こんなss見つけるとは
まだ今年も見捨てたモンじゃないな
みんなの評価 : ☆
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