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    元スレ男「年末だし狐耳幼女ちょっと来い」

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    タグ : - 女いらんかった + - 微妙 + - 狐女 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 27 :

    男が空気

    52 = 3 :

    「妖怪だって死にたくはないだろう。今じゃ街中でいきなり人を飲み込もうとする妖怪なんていないよ」

    狐子「まったく、嘆かわしいの。妖怪も腑抜けになったもんじゃ」

    「それでも人を襲うのは、何が危険かも理解できない、知能の低い低俗妖怪ぐらいだ」

    狐子「それでわしを低俗と呼んだのか」

    「それに関してはすまなかった」

    狐子「なんじゃ? ずいぶん下手にでたのぉ」

    「ああ。それじゃその理由を話そう」

    「まったく、始めに言ってもらわないと困る」

    狐子「何をじゃ」

    「君、式神だろ」

    狐子「……」

    狐子「なんと」

    53 :

    なんとぉっ

    54 = 20 :

    なんとっ

    55 = 3 :

    狐子「このわしが、人の下につくような畜生以下の妖怪だというのか?」

    狐子「なかなか新鮮な冗談じゃな。数千年生きたが初めて聞いたわ」

    「それが本当なら君はとんでもない妖力を持っていてもいいものなんだけどね」

    狐子「……」

    「ま、退魔というものは、相手の妖力を吹き飛ばして消滅させるものだ」

    「私は君を本当に消すつもりでいたんだが……」

    「消せなかった。君にはどうやら、使役者からの妖力供給がされていたから」

    狐子「お主の実力不足じゃろう」

    「まだ言うかい、君に妖力がほとんどないのは確かだ」

    「しかもそれは、使役者から送られてくる妖力が極端に低いから、だよ」

    狐子「?!」

    「まったく、君みたいなのは初めて見たよ。普通式神ってのはそれなりに力のある霊能者が使役するものなのにね」

    狐子「待て待て、それじゃわしは……」

    「だから式神だろう? ……もしかして自覚ないの?」

    56 = 3 :

    狐子「……何かの冗談じゃ」

    「……」

    「これも初めての経験だな……まさか自覚のない式神がいるとは」

    狐子「いやいや、わしは齢数千年の大妖怪のはずじゃ」

    「そうかもしれない。だが式神も人と契約を結ぶまでは普通の妖怪だ」

    「その契約方法にも様々あるが……相手が死ぬ間際になったらその身体を喰わせる、なんて相互利益の契約もあれば」

    「人がその妖怪を調伏することによって下るというのもある」

    狐子「ぐ……(確かに殺生石に封じられはしたが……)」

    「どうやら身に覚えがあるようだね」

    狐子「(まさか式神として使役するために封印を解いたのか? しかしいったい誰が……)」

    「とにかく、そういうことだ。君は式神で、君の罪は君の使役者の責任だ」

    狐子「はぁ?」サラ・・

    「当たり前だろう。白昼堂々人を襲っておいて。私がいなかったらどうなっていたことか。これは使役者の管理怠慢だ」

    狐子「そんなことを言われてものぅ……いったい何処の誰やら」サラサラ・・

    57 = 3 :

    「それは確かに予想外だったけど、問題はないよ」

    狐子「お主、そいつが誰だかわかるのか?」

    「式神や使い魔が犯罪に使われるなんてのは、たまにある話でね。そういう時、式神だけを捕えてもほとんどが口を割らないんだ」

    「純粋な忠誠から話さないこともあれば、あらかじめ口封じの呪いをかけてあることもある」

    「だけどそんなもの、本当は無意味でね」

    狐子「何か方法があると」サラサラ・・

    「そう、さっきも言った、霊力供給。その出所を辿るんだ」

    狐子「なるほどの」サラサラ・・

    「一応聞いておくけど、使役者を庇って知らないふりをしているわけじゃないよね」

    狐子「ど阿呆。そんな奴むしろ殺して欲しいわ」サラサラ・・

    「そう。それと、もう一つ聞きたいんだけど」

    狐子「なんじゃ、早くせい」サラ・・

    「君の体はどうして消えていってるのかな」

    狐子「」サラ・・

    58 = 29 :

    しかし狐ッ娘キャラはどうしてこうも素晴らしいのか

    小牟しかり羽衣狐様しかりユッキーしかりキャス狐しかり藤花ちゃんしかり……

    59 :

    狐は素晴らしい
    序列で言うなら蜘蛛>>狐>蛇>>猫>鳥 ってぐらい素晴らしい

    60 = 27 :

    61 = 3 :

    狐子「うおおおおおおおおおおおなんじゃこりゃああああああああああああああああ」サラララララララララ

    「あ、暴れると余計に……」

    狐子「消えてるううううう! わしの体がきえるううううううううう!」サラアアアアアアアアアアアアアア

    「これは酷い、さっきまでもほとんどなかった妖力供給のラインがプッツリ途切れてるじゃないか」

    狐子「なんでじゃああああああああああああああああああああああああ」スラアアアアアアア

    「考えられる理由としては……」

    狐子「早く言え!」セラララララララ

    「さっき言った犯罪者が足が付かないように切り捨てたってのが一般的」

    狐子「じゃああれか、わしは顔も知らない奴に理由もわからぬままほっぽり出されて、理由もわからぬまま見捨てられたのか!」ソラアアアアアアア

    「君の事情はよくわからないけど……」

    狐子「不幸じゃあああああああああああああああ」サララララララ

    62 = 3 :

    「もう一つ考えられるのがあるけど」

    狐子「なんじゃ!」サラララ

    「式神や使い魔に限らず術一般においては、術者が妖力を供給出来なくなった場合だ」

    狐子「どういうことじゃ」サラオ

    「うーん、例えば密閉空間や地下に入ったとか、間に高いビルがあるとか……」

    狐子「これって携帯の電波か何かか?」サラサーティ

    「つまりは結界に遮られたりとか、ああ、妖力を渡せないほど術者が衰弱したり、死亡したときもだめだったな」

    狐子「つまり、どういうことだってばよ」

    「使役者を探し出さないと助かりませんことよ」

    狐子「間に合うわけないじゃろおおおおお!?」シャララララ

    65 = 1 :

    67 = 3 :

    「短い付き合いだったが、忘れないよ、君のことは」

    狐子「諦めないで! もう少し頼らせて!」

    「とは言っても、ここで君の記憶がいきなりよみがえるようなミラクルがない限り助からないと思うけどなぁ」

    狐子「思い出せばいいんじゃろう! 思い出せば!」

    「お、君も自分が式神だって認めたのかい?」

    狐子「それどころじゃないわ!」

    「ふふふ、こればっかりは何の力にもなれないからね。せいぜい頑張って」

    狐子「……お主楽しんでるじゃろ」

    「だから君を家に連れてきたわけだが?」

    狐子「ちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおお」

    68 :

    >>65
    おいあんた

    69 = 68 :

    すまない おれはとても疲れてたようだ

    70 :

    端末異常

    71 = 3 :

    狐子「(考えろ……わしと契約を結んだ人間、か)」

    狐子「(わしを追い詰めたあの武士、は、もう死んどるのぅ)」

    狐子「(殺生石を封じたあの禿も、もういないはずじゃ)」

    狐子「(さっきまでは一応ラインは繋がってたはずじゃ、となると今生きている人間……)」

    狐子「(……)」



    狐子「あれ、わし知り合いいなくね?」サララララ

    72 :

    支援

    73 = 3 :

    「どうやら『3:現実は非常である』で答えは決まったようだね」

    狐子「ままままて待て、話せばわかる」

    「それは私に言っても無駄だと思うけど」

    狐子「ぬおおおおお!」サランラー

    「そう難しいことでもないんじゃないかな? 消去法で、君の知り合いのうち、この短時間に妖力供給が出来なくなりそうな人」

    狐子「……」

    「ほらほら」

    狐子「貴様……知っておるのか!」

    「ん? いや知らないけど、心当たりありますって顔してるじゃないか」

    狐子「……ぐぬぬ」

    「きっとその人であってるよ。いったい何が問題なんだい?」

    狐子「知り合いだと……」

    狐子「知り合いだと思いたくなかったんじゃ!」

    75 :

    しえんもふ

    76 = 3 :

    狐子「(術者が衰弱……だろうの……)」

    狐子「ついて来い!」

    「お、私も行っていいのかな」

    狐子「使役やら契約やらはわしにはわからん。その場でいろいろと聞けたほうが助かる」

    狐子「妖怪のわしだけでは対処しきれないこともあるじゃろう」

    「本音は」

    狐子「あやつと二人きりになりたくない」

    「……これは私も覚悟したほうがよさそうだ」

    狐子「お主が犠牲になってくれればわしが助かる」

    「……もともと君の責任を取らせに行く予定だったけどね」

    狐子「急ぐぞ、わしの体が消えきってしまう」

    77 = 3 :

    狐子「一応聞いておくとじゃな、そやつが術者だった場合、どうするつもりじゃ」

    「罪を問うとはいえ未遂の初犯なら、本人の態度しだいだが、厳重注意のうえ罰金ってとこかな」

    狐子「軽いもんじゃな。一応殺人未遂じゃろ」

    「妖怪にとって人喰いは本能みたいなものだし、それを防ぐために私たちがいるんだ。よくあることだよ」

    「それに君には知性もあるし妖力もない。もう間違ったことはしないだろうしね」

    狐子「褒めるか貶すかはっきりせい」



    狐子「おっと、着いたぞ」

    79 = 3 :

    ――――男家

    狐子「おーい」ゴンゴン

    「留守?」

    狐子「いや、案の定まだ気絶しているんじゃろう……」

    「それじゃ早く助けないと」

    狐子「出来ることならもう関わりたくなかった」

    狐子「開けるぞ」ギイィ

    「うわっ!」

    「……」グタッ

    狐子「……」

    「……これか?」

    狐子「うん……たぶんこれ」

    81 :

    あーインスピレーション湧いてきたわ
    俺も続き妄想していい?
    結構有名な妄想人なんだが

    82 :

    最近は狐娘スレが豊作だな

    83 = 27 :

    84 = 10 :

    >>83
    5000円払うから持ち帰りで

    85 = 68 :

    >>81
    いや、妄想人かい!

    86 = 3 :

    「すごいな、チアノーゼが出てるぞ」

    狐子「とにかくこいつを起こさないと……」

    「どうやって」

    狐子「決まっている、女、こいつに人工呼吸じゃ」

    「は」

    狐子「早くしろわしが消える」

    「笑えない冗談だ。何で私がこんなおっさんと」

    狐子「何のためにお主を連れてきたと思っているのじゃ!」

    「君がやればいいじゃないか! ご主人様だろ」

    狐子「誰がじゃ! それにわしの知識は千年近く前で止まっておるのじゃ! やり方すら知らんわ!」

    「じゃあなんで人工呼吸知ってるんだ」

    狐子「……」

    狐子「うおおなんでじゃああああああああああああああ」

    87 = 3 :

    「まぁ普通に救急車呼べばいいだろう。時間はかかるが」

    狐子「なぁ気づいとるか、わしもうへそから下ないんじゃぞ」

    「知らんな」



    「その必要はないです……」グググ

    「うおっ」

    狐子「自力で息を吹き返しおった!」

    「狐娘ちゃんの声が聴こえれば、三途の川すら泳いで渡るさ……」

    狐子「化け物め」

    「よかったじゃないか、仲間が増えたぞ」

    狐子「うるせぇ」

    88 = 2 :

    いいなぁ

    89 = 3 :

    「ああ夢にまでみた狐娘ちゃん! 夢なのに夢じゃなかった!」

    狐子「というかお主、喋れたのじゃな」

    「喋れるに決まってるだろう。何を言っているのかな狐娘ちゃんは」

    「え、何言ってるんだ君は」

    狐子「わしがおかしいみたいにすんのやめろ」

    「どうやらこの人が君の使役者で間違いないようだね。君の体も元に戻ってるじゃないか」

    狐子「ほんとじゃ! 助かった……」

    「本物の狐耳」サワサワ

    狐子「気安く触るな気狂い」

    「本物の尻尾」モフモフ

    狐子「や、やめろというに……」

    「本物のロリババア」

    狐子「殺されたいようじゃな」

    90 = 3 :

    「モフモフ! モフモフ!」

    狐子「やめろ、やめんか! やめ……やめてぇ!」

    「モフッモフッモフッモフッ」

    狐子「小娘! 助けろ!」

    「と言いつつも体は嫌がってないぜ淫乱」

    狐子「こいつには……はぁっ! なぜか反撃できんのじゃっ! んっ! あと淫乱とか言うんじゃねえ」

    「モフッモフッモフッモフッモ……」

    「モモモモモモモモモモモモモモモ」

    「もっひゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう」

    狐子「!!!!!」

    91 :

    我が家のお稲荷さま

    93 = 3 :

    「もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん! もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!」

    狐子「っまた壊れたぁ!」

    「ぶびょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼおぼぼ」ズゾゾゾ

    狐子「嫌じゃあ! それは嫌じゃあ!」

    「も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛」

    狐子「たすけてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

    「君も大概ヒステリックだな」

    94 :

    >>93
    おっきした

    95 = 75 :

    もふほしゅもふ

    96 = 3 :

    狐子「あっへあっへ」

    「仕方ない、ご近所さんに見つかっても面倒だ」

    「バルス!」ボン

    「こけっ!」バタンキュー

    狐子「た、たしゅかった……」ハァハァ

    「……」

    狐子「……」

    「バルス!」ボン

    狐子「うひぃ理不尽!」バタンキュー

    「なんかバカにされた気がした」

    97 = 68 :

    まさかの王家

    98 = 3 :

    ――――

    「いやいや、恥ずかしいところをお見せしてしまった」

    「お気になさらず」

    狐子「さすがに気にしろ」

    「他人に情事を見せつけるなど、社会人として恥ずべきことでした」

    狐子「情事って言うな」

    「しかし失礼ですが、あなたがどなたかお伺いしてもよろしいでしょうか」

    狐子「わしがお前に聞きたいわ」

    「自己紹介が遅れました。私こういうものでして」メイシー

    「これはこれは……退魔士さん?」

    「はい」

    99 = 3 :

    「とはいえ、この子を消しにきたというわけではないのでご安心を」

    「それはよかった。しかしそれではどんなご用向きですか」

    「この子です」

    狐子「む」

    「今更聞くのも変ですが……ご存じでいらっしゃいますか」

    「もちろん。私の家族です」

    狐子「おい、息を吐くように嘘をつくな」

    「……それでは、この子はあなたの式神ということでよろしいですか」

    「失礼。なにぶん無学なもので、式神というものが何かわかりません」

    「この子と契約した覚えはありますか」

    「……? すみません、それもわかりません」

    100 = 27 :

    もふもふ支援


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