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元スレ向日葵「今夜、約束の時間に」
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>>102
いいIDだな
いいIDだな
櫻子「ぁ……」
向日葵「さーちゃん……」ギューッ
櫻子「……ひま、ちゃん」キュッ
向日葵「さーちゃん。私からも、私からこそ、お願いしますわ」
櫻子「え……?」
向日葵「明日からの私は、明日からのあなたとまたケンカをするでしょう」
櫻子「……うん」
向日葵「口論なんてしょっちゅうで、酷い時は手だって出ますわ。たぶん、絶対」
櫻子「うん……それは間違いないよね」クス
向日葵「ええ。でも、本当の私は今ここにいる私だから。それだけは、忘れないで」
櫻子「忘れないよ。私も、ほんとにほんとの私は、ひまちゃんのことが大好きな私」
向日葵「そう……なら、明日からの私のこと、よろしくお願いしますわね?」
櫻子「……うん。明日からのひまちゃ――向日葵は、明日からの私が面倒を見てやる。感謝しろっ」
向日葵「もう……ばか」コツン
櫻子「いて。……えへ」ギュッ
向日葵「さーちゃん……」ギューッ
櫻子「……ひま、ちゃん」キュッ
向日葵「さーちゃん。私からも、私からこそ、お願いしますわ」
櫻子「え……?」
向日葵「明日からの私は、明日からのあなたとまたケンカをするでしょう」
櫻子「……うん」
向日葵「口論なんてしょっちゅうで、酷い時は手だって出ますわ。たぶん、絶対」
櫻子「うん……それは間違いないよね」クス
向日葵「ええ。でも、本当の私は今ここにいる私だから。それだけは、忘れないで」
櫻子「忘れないよ。私も、ほんとにほんとの私は、ひまちゃんのことが大好きな私」
向日葵「そう……なら、明日からの私のこと、よろしくお願いしますわね?」
櫻子「……うん。明日からのひまちゃ――向日葵は、明日からの私が面倒を見てやる。感謝しろっ」
向日葵「もう……ばか」コツン
櫻子「いて。……えへ」ギュッ
向日葵「ねえ、いつまで抱き合っていますの?」
櫻子「いつまでも」
向日葵「それもいいですわね」
櫻子「あれ、無理とか馬鹿とか言わないんだ?」
向日葵「私だって同じ気持ちですもの」
櫻子「えへ、そっかぁ」
向日葵「もっと、せめてもう少し、こうしていましょう」
櫻子「うん」
向日葵「大好きですわ、さーちゃん」
櫻子「私も大好きだよ、ひまちゃん」
/⌒⌒ヽ:*。゚
||」ハ」」キハ+.'゚,。
ζリ ゚ヮ゚ノζ。゚,.':。 !!
( つ つ
と_)_)
||」ハ」」キハ+.'゚,。
ζリ ゚ヮ゚ノζ。゚,.':。 !!
( つ つ
と_)_)
……
…………
………………
向日葵「……」
櫻子「……」
向日葵「……さーちゃん、そろそろ」
櫻子「ん……」モゾッ
スッ...
櫻子「ぁ……」
向日葵「……っ」
キュッ
櫻子「!」
向日葵「……今日はまだ、本当の私たちですものね」
櫻子「っ……うん!」
向日葵「さぁ、もう帰りましょう」
櫻子「おーっ!」
…………
………………
向日葵「……」
櫻子「……」
向日葵「……さーちゃん、そろそろ」
櫻子「ん……」モゾッ
スッ...
櫻子「ぁ……」
向日葵「……っ」
キュッ
櫻子「!」
向日葵「……今日はまだ、本当の私たちですものね」
櫻子「っ……うん!」
向日葵「さぁ、もう帰りましょう」
櫻子「おーっ!」
テクテクテク...
櫻子「静かだね、ひまちゃん」
向日葵「もう真夜中ですものね」
櫻子「寒くない?」
向日葵「さーちゃんのプレゼントのお陰でへっちゃらですわ」
櫻子「そっか。よかった」
向日葵「ええ、大事に使いますわね」
櫻子「うんっ」
テクテクテク...
櫻子「静かだね、ひまちゃん」
向日葵「もう真夜中ですものね」
櫻子「寒くない?」
向日葵「さーちゃんのプレゼントのお陰でへっちゃらですわ」
櫻子「そっか。よかった」
向日葵「ええ、大事に使いますわね」
櫻子「うんっ」
テクテクテク...
テクテクテク...
向日葵「あっ」
櫻子「お?」
向日葵「私はこの手袋、普段も使えますけど」
櫻子「うん」
向日葵「……さーちゃんのマフラー……」
櫻子「あっ」
向日葵「……」
櫻子「……」
向日葵「……完っ全にふたりマフラーやりたかっただけですわ、私……!」オヨヨ
櫻子「ま、まぁまぁひまちゃん……これはこれできっと便利だよ、たぶん?」
向日葵「うぅぅ……ごめんなさいさーちゃん、ごめんなさい……」シクシク
テクテクテク...
トボ...トボ トボ...
向日葵「あっ」
櫻子「お?」
向日葵「私はこの手袋、普段も使えますけど」
櫻子「うん」
向日葵「……さーちゃんのマフラー……」
櫻子「あっ」
向日葵「……」
櫻子「……」
向日葵「……完っ全にふたりマフラーやりたかっただけですわ、私……!」オヨヨ
櫻子「ま、まぁまぁひまちゃん……これはこれできっと便利だよ、たぶん?」
向日葵「うぅぅ……ごめんなさいさーちゃん、ごめんなさい……」シクシク
テクテクテク...
トボ...トボ トボ...
テクテクテク...
櫻子「あっ!」
向日葵「?」
櫻子「見て見てひまちゃん! 上! 空!」
向日葵「上って、また星――じゃ、ない? これって……」
櫻子「そう、雪! 雪だよひまちゃーん!」キャッキャッ
向日葵「ちょっハシャぎすぎですってばさーちゃん!」
櫻子「だってだって、雪だよ雪!?」
向日葵「富山ですもの、雪くらい珍しくないでしょう?」
櫻子「そーだけど、そーじゃなくってー。わかんないかな?」
向日葵「え……? ごめんなさい、さっぱり……」
櫻子「もぉ。ひまちゃんの鈍感!」
向日葵「???」
櫻子「いい? 私たちにとっては今日がクリスマス本番なんだよ? そんな日に雪が降るってことは――」
櫻子「あっ!」
向日葵「?」
櫻子「見て見てひまちゃん! 上! 空!」
向日葵「上って、また星――じゃ、ない? これって……」
櫻子「そう、雪! 雪だよひまちゃーん!」キャッキャッ
向日葵「ちょっハシャぎすぎですってばさーちゃん!」
櫻子「だってだって、雪だよ雪!?」
向日葵「富山ですもの、雪くらい珍しくないでしょう?」
櫻子「そーだけど、そーじゃなくってー。わかんないかな?」
向日葵「え……? ごめんなさい、さっぱり……」
櫻子「もぉ。ひまちゃんの鈍感!」
向日葵「???」
櫻子「いい? 私たちにとっては今日がクリスマス本番なんだよ? そんな日に雪が降るってことは――」
向日葵「――!」
櫻子「ねっ、テンション上がるでしょ!」
向日葵「それは……、……たしかに、とても素敵な響きですわね!」
櫻子「でしょーっ? うぅー、なんか身体動かしたくなってきた!」ムズムズ
向日葵「え、もう夜中の2時を回ってますのよ!?」
櫻子「そんなの関係ねー!」
向日葵「古ッ!」
櫻子「よっし、そんじゃー家まで競争しよっか!」グッ
向日葵「はぁ!? この雪の中を!?」
櫻子「いえす」
向日葵「あ、呆れて物も言えませんわ……ホワイトクリスマスをふたり占め、なんて洒落たことが言えて、どうしてその直後にそうムードもへったくれもないようなことが言えま」
櫻子「よいドーン!」ダッッッ
向日葵「待ちなさいバカ娘ー!」ダッッッ
櫻子「あはははは! やーいのろまっぱーい! こーこまーでおーいでー!」ケタケタ
向日葵「ぐぬぬ……! 絶対、ぜーったい追い付いてみ・せ・ま・す・わぁ~~~~~っ!!!」ダーーーッ
櫻子「ねっ、テンション上がるでしょ!」
向日葵「それは……、……たしかに、とても素敵な響きですわね!」
櫻子「でしょーっ? うぅー、なんか身体動かしたくなってきた!」ムズムズ
向日葵「え、もう夜中の2時を回ってますのよ!?」
櫻子「そんなの関係ねー!」
向日葵「古ッ!」
櫻子「よっし、そんじゃー家まで競争しよっか!」グッ
向日葵「はぁ!? この雪の中を!?」
櫻子「いえす」
向日葵「あ、呆れて物も言えませんわ……ホワイトクリスマスをふたり占め、なんて洒落たことが言えて、どうしてその直後にそうムードもへったくれもないようなことが言えま」
櫻子「よいドーン!」ダッッッ
向日葵「待ちなさいバカ娘ー!」ダッッッ
櫻子「あはははは! やーいのろまっぱーい! こーこまーでおーいでー!」ケタケタ
向日葵「ぐぬぬ……! 絶対、ぜーったい追い付いてみ・せ・ま・す・わぁ~~~~~っ!!!」ダーーーッ
三学期
~教室~
ガラッ
櫻子「おっはよー!」モゴモゴ
あかり「あっ櫻子ちゃんおは……んん!?」ギョッ
櫻子「どうかした?」モゴモゴ
あかり「それはあかりのセリフだよぉ! 櫻子ちゃん、どうしてマフラーで顔中ぐるぐる巻きにしてるの!?」
櫻子「あ、気付いた?」モゴモゴ
あかり「気付かずにはいられないよぉ!」
櫻子「ふっふっふ。今日から私は、謎の美少女戦士・マフラーマスクとして学校の悪に立ち向かうのだ!」モゴモゴ
あかり「ま、マフラーマスク!?」
櫻子「私が仲間になったからにはもう安心だぞ、同志・アッカリーン!」モゴモゴ
あかり「んん!? あかりは別に学校の悪に立ち向かう先輩戦士でもなんでもないよ!?」
櫻子「あれっあかりちゃんが見えない! どこだ!?」モゴモゴ
あかり「うわーん! 目の前にいるよぉ~!」\アッカリーン/
~教室~
ガラッ
櫻子「おっはよー!」モゴモゴ
あかり「あっ櫻子ちゃんおは……んん!?」ギョッ
櫻子「どうかした?」モゴモゴ
あかり「それはあかりのセリフだよぉ! 櫻子ちゃん、どうしてマフラーで顔中ぐるぐる巻きにしてるの!?」
櫻子「あ、気付いた?」モゴモゴ
あかり「気付かずにはいられないよぉ!」
櫻子「ふっふっふ。今日から私は、謎の美少女戦士・マフラーマスクとして学校の悪に立ち向かうのだ!」モゴモゴ
あかり「ま、マフラーマスク!?」
櫻子「私が仲間になったからにはもう安心だぞ、同志・アッカリーン!」モゴモゴ
あかり「んん!? あかりは別に学校の悪に立ち向かう先輩戦士でもなんでもないよ!?」
櫻子「あれっあかりちゃんが見えない! どこだ!?」モゴモゴ
あかり「うわーん! 目の前にいるよぉ~!」\アッカリーン/
向日葵「こら櫻子っ。赤座さんで遊ぶのはおよしなさい!」
櫻子「むむっ、その声は妖怪ヒマンボイン!」
向日葵「シャオラァ!」ズドムッ
櫻子「うゴッ!?」ガハッ
ドサッ
向日葵「またつまらぬものを蹴ってしまいましたわ……」コホォォォ...
ちなつ「あ、あはは……おつかれさま、向日葵ちゃん?」
向日葵「吉川さん。まったくですわ、朝から前の見えない櫻子の手を引いて登校させられますし……」ヤレヤレ
ちなつ「大変だねー。……あれ? 向日葵ちゃん、その手袋」
向日葵「え? ああ、これですか?」
ちなつ「うん、新しく買った? かわいいね」
向日葵「ありがとうございます。私も気に入ってますの」ニコッ
ちなつ「へ~」
向日葵「……ふふっ」
櫻子「」ピクピク
櫻子「むむっ、その声は妖怪ヒマンボイン!」
向日葵「シャオラァ!」ズドムッ
櫻子「うゴッ!?」ガハッ
ドサッ
向日葵「またつまらぬものを蹴ってしまいましたわ……」コホォォォ...
ちなつ「あ、あはは……おつかれさま、向日葵ちゃん?」
向日葵「吉川さん。まったくですわ、朝から前の見えない櫻子の手を引いて登校させられますし……」ヤレヤレ
ちなつ「大変だねー。……あれ? 向日葵ちゃん、その手袋」
向日葵「え? ああ、これですか?」
ちなつ「うん、新しく買った? かわいいね」
向日葵「ありがとうございます。私も気に入ってますの」ニコッ
ちなつ「へ~」
向日葵「……ふふっ」
櫻子「」ピクピク
キーンコーンカーンコーン...
ちなつ「あ、予鈴だ」
向日葵「ですわね。ほら櫻子、そろそろ起きなさいな」
櫻子「ぅぐ……だ、誰のせいだと思ってんだ……」ヨロヨロ
向日葵「自業自得ではありませんこと?」
櫻子「ぐぬぬぬぬ……! 起き上がりボインアッパー!!」バイーン
向日葵「きゃああっ!?」ボヨヨン
櫻子「かーらーのー……デンプシーおっぱい!」バインバインバインバイン
向日葵「ちょっ、やめっ、あっ!?」ボヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨン
櫻子「さっくのーうち! さっくのーうち!」バインバインバインバインバインバインバインバイン
向日葵「いいッ加減にしなさいよこのバカ娘ェ!!!」バキィッッッ!
櫻子「なもりッ!」バタッ
向日葵「まったく……」
櫻子「――」
向日葵「――」
ちなつ「あ、予鈴だ」
向日葵「ですわね。ほら櫻子、そろそろ起きなさいな」
櫻子「ぅぐ……だ、誰のせいだと思ってんだ……」ヨロヨロ
向日葵「自業自得ではありませんこと?」
櫻子「ぐぬぬぬぬ……! 起き上がりボインアッパー!!」バイーン
向日葵「きゃああっ!?」ボヨヨン
櫻子「かーらーのー……デンプシーおっぱい!」バインバインバインバイン
向日葵「ちょっ、やめっ、あっ!?」ボヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨン
櫻子「さっくのーうち! さっくのーうち!」バインバインバインバインバインバインバインバイン
向日葵「いいッ加減にしなさいよこのバカ娘ェ!!!」バキィッッッ!
櫻子「なもりッ!」バタッ
向日葵「まったく……」
櫻子「――」
向日葵「――」
/⌒⌒ヽ
||」ハ」」キハ
ζリ ゚ヮ゚ノζつ
( ∪ ノ l|||
と_)_) つ て
⌒) (⌒
||」ハ」」キハ
ζリ ゚ヮ゚ノζつ
( ∪ ノ l|||
と_)_) つ て
⌒) (⌒
櫻子『12月26日』
向日葵『私たちだけのクリスマス』
櫻子『本当の私になれる日』
向日葵『本当のあなたに逢える日』
櫻子『私が素直じゃないから』
向日葵『私に勇気がないから)』
櫻子『いつか、いつまでも一緒にいたいけど』
向日葵『今はまだ、たった一日の夢だけど』
『『だけど、きっと』』
櫻子『もう、ちょっとで』 / 向日葵『もう、少しで』
乙!
クリスマスの最後を締めくくるのにふさわしい素晴らしく甘いSSだった
クリスマスの最後を締めくくるのにふさわしい素晴らしく甘いSSだった
7時間おつでした。
ゆっくり椅子以外で休んでください。
心ふるわす展開に小ネタに。すてきなさくひま分をありがとうございます!
ゆっくり椅子以外で休んでください。
心ふるわす展開に小ネタに。すてきなさくひま分をありがとうございます!
__
/⌒⌒`r'====ヽ
||」ハ」」(( 人ゞ |
ζリ ゚ヮ゚从゚ヮ゚ リY
ミミミつ乙とミミミ
ミミミミミミミミミミミミ
| _∞_ |
| 彡Ωミ |
/ ̄ヽ'''''''' |
/ |
.| /
\____ノ
/⌒⌒`r'====ヽ
||」ハ」」(( 人ゞ |
ζリ ゚ヮ゚从゚ヮ゚ リY
ミミミつ乙とミミミ
ミミミミミミミミミミミミ
| _∞_ |
| 彡Ωミ |
/ ̄ヽ'''''''' |
/ |
.| /
\____ノ
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