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    元スレ男「妹をください」サンタ娘「じゃあ私が妹になります」

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    タグ : - サンタ娘 + - + - + - 魔法少女リリカルなのは + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    52 = 10 :

    「まぁ、意外と家庭事情なんてどこも複雑なもんだよ。そういう事にしておいてくれ」

    サンタ娘「は、はい…」

    「まぁ、そんなわけであの母親のことだから隠し子の一人や二人くらいはいるかな。と思って冗談半分で妹をくださいって言ったんだ」

    サンタ娘「それは、なんというか…」

    「サンタさんが気にする事じゃないからいいんじゃないかな」

    「まぁそのおかげで人とあんまり深い付き合いに成れないな。同じ境遇の兄弟がいたら共感できたかもしれないけど」

    サンタ娘「なんだか男サンタ業界の話聞いてる気分です…」

    「男サンタ業界はこんななのか?」

    サンタ娘「同じサンタ同士たまには交流しようって会があるんですけど、そこで聞く話と似てます」

    サンタ娘「やたらとガチムチな人に掘られたり、女王様的な人に鞭で打たれたり、暇をもてあました主婦が一晩だけの関係を迫ったり」

    「サンタ苦労す。とか言ってた子供の頃の自分を殴ってやりたい気分になった」

    53 :

    書き溜めしてんの?

    54 = 10 :

    サンタ娘「生物の欲求が一番強い願いですし、仕方ないんじゃないでしょうか。私たちもそれで食べていけるんですし」

    「え、お給料とか出てるの?」

    サンタ娘「はい。具体的には話せませんが、世界的に認められている業界ですので、きちんとお仕事の内容に応じて支払われますよ」

    「一年に一回しか働かないのに?」

    サンタ娘「その一年に一回で廃人みたいになっちゃう人もいるんですよ?」

    「…ごめんなさい」

    サンタ娘「いえ、こちらこそごめんなさい。私自身が苦労したわけじゃないのに」

    「まぁ、それはもういいよ。このままだとお互いに良くない気がするから」

    サンタ娘「そうですね」

    「で、話を最初に戻すけど」

    サンタ娘「え~っと、妹がほしいんでしたっけ?」

    「まぁ、それもそうなんだけど、そっちじゃなくてね」

    「うちに来てもらって願い事が冗談でした、はいさようなら。っていうのは」

    サンタ娘「そんなのはありえません。サンタとしての名折れです!」

    「使命感みたいなものはあるんだね」

    55 :

    いいぞ

    56 = 10 :

    サンタ娘「そんなわけで、妹がほしいなら私がなりますし、こうしてお話ししたところ本当の願い事というわけでもないので…」

    「願い事の変更が可能?」

    サンタ娘「そういうわけです。どうしますか?」

    「ん~…悩むなぁ」

    サンタ娘「ですよね~。だから大体ぱっと出たものをそのまま叶えるんですけど」

    「それで今までの業界が出来上がっていたのか」

    サンタ娘「まぁ、そうなりますけど…」

    「ここまで話を聞いちゃうと凄く悩む…」

    サンタ娘「…こほん。そんなに悩まないでよ、お兄ちゃん。私も困っちゃう」

    「!?」

    サンタ娘「まるっきり嘘の願い事ってわけじゃないみたいですね」ニヤニヤ

    「くっ…」

    サンタ娘「お兄ちゃん、私の事、キライ?」ウルウル

    「い、いや、そーゆーわけじゃないけど、いろいろと、な?」

    サンタ娘「じゃあ、これからよろしくお願いします。お兄ちゃん」

    58 = 10 :

    「あ、いや、うん。よろしく…」

    サンタ娘「あ、妹といっても別に戸籍や血の繋がりは無いので倫理的には問題ありませんよ」

    「あれだけ話しておいてもそこはドライだな」

    サンタ娘「そういうふうに育てられましたから」

    「まぁ、妹ってよりも彼女みたいにしてくれるとありがたいかもしれない」

    サンタ娘「では、幼馴染の年下で妹的な存在。ということで、いいよね、おにいたん?」

    「それはやりすぎ」

    サンタ娘「じゃあ、お兄ちゃんでいい?」

    「…兄さんでお願いします」

    サンタ娘「兄さん…あんまり妹的存在の呼び方としては一般的ではない気がします」

    「じゃあ、それをベースに」

    サンタ娘「せめてお兄さんですね」

    「おっけー。了解した」

    サンタ娘「もうっ、せっかくのクリスマスイブにだれも一緒に居ないなんて。私が一緒に居てあげるよ、お兄さん♪」

    59 :

    男がキョンに見えてきた

    60 :

    パンツ食った

    61 = 10 :

    「あ、ところで名前は?」

    サンタ娘「いきなりすぎてテンションが一気に下がります」

    「ごめん、急に思い出したから」

    サンタ娘「○○です」(好きな人の名前を入力してね)

    「俺は××だ」(嫌いなヤツの名前を入力してね♪)

    サンタ娘「では改めまして…お兄さん、プレゼントはないんですか?」

    「一人で過ごす予定だったんだから、あるわけないだろう」

    サンタ娘「私はきちんと用意したのに!」

    「すまんすまん。って、何を用意したんだ?」

    サンタ娘「もちろん、私が来てあげた事がプレゼント♪」

    「うっかり納得すると大変な事になりそうだな」

    サンタ娘「まぁまぁ、一人ですごさなくて済んだんだから、細かい事は気にしない気にしない♪」

    63 = 10 :

    「じゃあ、ケーキもチキンも無いけど…っていうか、そろそろ寝たいんだが?」

    サンタ娘「お兄さん、本当にテンションを一気に下げてくれますね」

    「起きたら遊びに連れて行ってやるから、寝かせてくれ」

    サンタ娘「私はその間どうすれば?」

    「ベッド使っていいから寝てくれ。俺は床で寝るから」

    サンタ娘「一緒に寝てもいいよ、お兄さん///」

    「それは色々とマズイというか、早いというか///」

    サンタ娘「同意があればするって言いましたよね?///」

    「いや、でもあれは…」

    サンタ娘「同意してるんです。女の子にそんな事言わせないで下さい///」

    「……おやすみっ!」

    サンタ娘「あっ!…チキンは焼いてないナマの状態であったんですね」

    (会ったその日にヤれるほどの度胸が無くて悪かったなー!)

    64 :

    ほう

    66 = 10 :

    チュンチュン

    「…あ~、朝か」

    「いくらなんでもそこまでしますか、この子は…」

    サンタ娘「スースー」

    「この時期に半裸状態で床で寝るとか、風邪引いてないだろうな」

    サンタ娘「…くしゅん」

    「ま、このままベッドに運んでおくか」

    「ついでに、久しぶりにまともな朝食でも作ってみたり…」

    コトコト  トントン  ジュー

    サンタ娘「いいにおいー、おかあさーん、今日はー?」

    「お、いい感じに寝ぼけてる。だがそれがいい」

    サンタ娘「!?」

    「凄い勢いで風呂場のほうに…顔を洗うのか」

    67 = 10 :

    サンタ娘「おはようございます、お兄さん」

    「はい、おはよう」

    サンタ娘「さっきのは忘れてください。お願いします」

    「さっきの…あぁ、ねぼけててパジャマの前が全開だったのを?」

    サンタ娘「!? って、そんな事になってないじゃないですかっ!」

    「うん、なってないけど、ズボンは忘れてるよね」

    サンタ娘「!?」

    バタバタ

    「うんうん、かわいいなぁ。っていうか、綺麗な足だったな…」

    サンタ娘「今度から早く言ってください。それと、そーゆーことは思うだけにしてください。よけい恥ずかしいです」

    「まぁ、とりあえず朝ごはんだよ」

    サンタ娘「先に起きて作ろうと思ってたのに…」

    「あれだけぐっすり寝てればね」

    68 = 10 :

    サンタ娘「あれだけって、まさか///」

    「いやいや、ベッドまで運んだのに気が付かなかったから」

    サンタ娘「え?」

    「え?」

    サンタ娘「私、ベッドで寝ましたよ?」

    「起きたら俺と一緒に寝てたけど?」

    サンタ娘(トイレに起きた後、寝ぼけて一緒に寝ちゃったんだ///)

    (たぶん、寝ぼけてたんだろうなぁ)

    サンタ娘「食事にしましょうか」

    「そーだな」

    サンタ娘「頂きます」

    「頂きます」

    サンタ娘「あ、おいしい」

    71 = 31 :

    がんがれ

    72 :

    今日も外には出ないと決めた

    73 = 35 :

    「で、今日はどうするんだ?」

    サンタ娘「え?」

    「遊びに連れてってやるって言ったじゃないか」

    サンタ娘「ああ、そうでした。」
     「でもまず暖かい服を買いにいきたいです。いつまでもこの服装というのはあれなので」

    「そうだったな。じゃあショッピングモールにでも行くか」

    みたいなね

    74 = 3 :

    おいどうなるんだ

    76 = 35 :

    飯なげーよタコ

    78 = 3 :

    飯食ってきた

    ほら代わりに食ってやったんだからはよ書け>>1

    80 = 31 :

    81 = 41 :

    82 = 35 :

    十分以内に帰ってこないとチンコもげる呪いをかけた

    86 :

    義理は甘え

    87 :

    妹になったサンタは、25日を過ぎると爆発してしうのです…

    88 = 35 :

    早く帰ってこねーと書いちゃうぞ

    89 = 10 :

    サンタ娘「お母さんよりおいしい。っていうか、私よりもおいしい…」

    「働く前はずっと飲食でバイトしてたからな。このくらいはできる」

    サンタ娘「……」

    「どうした?」

    サンタ娘「いえ、さっきの言葉は撤回します。もう食事は作りません」

    「いきなりどうした」

    サンタ娘「だって、自分よりおいしいものを作られたら悔しいじゃないですか」

    「それはわかる…」

    サンタ娘「だから、私がもっと上手くなるまで作りません」

    (初めて食べさせるからって張り切りすぎたな~…反省)

    90 :

    いちいち名前欄でキモい事書くな

    91 :

    >>90
    おい!








    おい!

    92 = 10 :

    サンタ娘「ところで、出かけるって昨日言いましたけど、どこに行くつもりなんですか?」

    「今はどこも混んでるから、いっそのこと某ねずみの王国にでも行ってみようかと」

    サンタ娘「正気ですか?」

    「え? 女の子はみんな好きなんだと思ってたけど、違うのか?」

    サンタ娘「好みがどうこう以前の問題です。初デートであの王国は別れの名所として有名なくらいですよ」

    「マジで!?」

    サンタ娘「よ~く考えてみてください。付き合い始めて間もないカップルはお互いの事を知りません」

    「まぁ、大体そうだよな。稀に片方は相手の事を良く知ってるケースもあるけど」

    サンタ娘「それはそれで怖いです。ですが、そんなまだ初々しいというよりはぎくしゃくしている二人があの長蛇の列をどうやって過ごすんですか」

    「…普通に話ししてればいいんじゃないか?」

    サンタ娘「甘党もはだしで逃げ出す甘さです。」

    「そんなにダメだったのか…」

    94 = 10 :

    サンタ娘「たまにそういった相談っぽいお願いもあるのでその辺はばっちりです」

    「勉強になった」

    サンタ娘「まぁ、ソレを言うならこの朝食もかなりNGですけどね」

    「それはキミの反応を見て分かった」

    サンタ娘「ほとんどの女の子はこれ食べたら自信をなくしますよ」

    「すまん、最初だからって張り切りすぎた」

    サンタ娘「ごはん、味噌汁、漬物、お浸し、焼き魚。テンプレすぎますし、全部が美味しく出来てるとか、イヤミですか!」モグモグ

    「マジでそのつもりは無い。ただ、美味しいものを食べてもらいたくて…」

    サンタ娘「職人気取りですか! 美味しいのは良い事ですけど、ここは何処の料亭ですか」モグモグ

    「反す言葉もありません」

    サンタ娘「ついついご飯をおかわりしてしまうとか、ごはんと漬物だけでも十分食べられるとか」モグモグ

    「しっかり言いながら食べてるのな」

    サンタ娘「止まらないんですよぅ」モグモグ

    95 :

    私怨

    96 = 10 :

    サンタ娘「もしかして、今まで彼女が出来るたびに家に呼んで食事作ってたりしませんでしたか?」ズズー

    「…し、してません」

    サンタ娘「……そりゃ、魔法使い候補なわけですよね」

    「見抜かれたか…」

    サンタ娘「分かり易過ぎます」

    「わかった」

    サンタ娘「何がです?」

    「俺を鍛えてくれ!」

    サンタ娘「もしかして、モテる様にですか?」

    「あぁ!」

    サンタ娘「お断りします。断固拒否です」

    「何で!?」

    97 :

    いちいち支援コメに反応しなくていいよ
    だから>>90みたいなこと言われるんだよ




    まぁ貴方がMなら別にいいけど

    98 = 10 :

    サンタ娘「だって、そんな事したら他の女が寄ってくるじゃないですか」

    「ダメなのか?」

    サンタ娘「妹的存在で彼女は、ダメなんですか?」ウルウル

    「だめじゃない。むしろお願いします」土下座

    サンタ娘「じゃあ、私がいるからいいじゃないですか」ニッコリ

    「えっ?」

    サンタ娘「だから、これからは私が彼女で妹的存在で///」

    「えーと、マジですか?」

    サンタ娘「出来る事なら、末永くよろしくお願いします///」

    「あ、いや、それはまだ早いというか……」

    サンタ娘「私、がんばりますよ。兄さん」

    「……はい、頑張ってください」

    (あ、あれぇ~? これって、プロポーズに近いんじゃ???)

    99 :

    >>97
    巣に帰れー

    100 = 10 :

    サンタ娘「では、今日は洋服を見に行きましょうか」

    「はい」

    サンタ娘「着替えるのであっち向いててください」

    「じゃあ食器を片付けておくよ」カチャカチャ

    サンタ娘(先にそっちを一緒にやっておくべきでした…)

    (見た目も可愛いし性格も言う所はきちんと言うし、なによりももう気に入っちゃったんだよなぁ)ゴシゴシ

    「よしっ、やるか!」

    サンタ娘「何をやるんですか、お兄さん?」

    「いや、こっちの話。…って、なんでまたそのサンタ服?」

    サンタ娘「サンタですし、これしか服持ってきてません」

    「家には普通のあるんだろ?」

    サンタ娘「取りに戻るにしても外に出なきゃ行けないのは変わりありませんから」

    「だからって…」

    サンタ娘「じゃあ、買ってきてくれますか? もちろん下着やなんかも全部一揃い」

    「…………」


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