元スレ美希「ハニー、大好きなの!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 = 70 :
――――……
美希『今日の撮影のお仕事は簡単だったの。
ね? ハニー?』
P『確かに、美希には簡単だったかもな。
……なぁ、美希』
美希『なぁに?』
P『もっと、難しいと言うか……上を目指したいと思わないか?』
美希『んー、今より上ってあるの?
ミキ的には、これ以上忙しくなったら
ハニーと話せる時間が少なくなっちゃうから、やなの』
P『そう……か』
美希『? へんなハニー』
P『……』
……――――
103 = 70 :
美希(それから、だんだん、お仕事とかレッスンのたびに、
ハニーが難しい顔をするようになったの……
ミキはちゃんとやることを出来てるはずなのに、どうして?
……ハニーは、答えてくれなかったの。
ミキが自分で気付かなきゃいけないって。
――――ミキ、わかっちゃったの。
ミキに足りないものが、なんなのか……)
104 :
美希はエロい腰使いが足りない
105 :
……――――
P『雪歩!
こないだのCMのオーディション受かってたぞ!』
雪歩『えっ……えええ!
ほんとですかっ?』
P『ああ! よくやったな!』
雪歩『あ、ありがとうございますっ、プロデューサーさん!
私、もっと頑張ります!』
P『雪歩、雪歩は今回全力を出し切った。
だから認められたんだ。
けどな、今の雪歩なら、もっと高いところまで行けるよな?』
雪歩『私……プロデューサーさんと一緒なら、きっとどこまででも行けます!』
P『よし、その意気だ!
俺もどこまででもついて行くぞ!』
雪歩『はいっ!』
……――――
106 :
さすが俺の雪歩
107 :
108 :
そういうカードって実際t対戦したことある奴いんの?
109 = 105 :
美希(そのすぐ後に、ミキの方が雪歩よりおっきいお仕事とか、
CMとかをいくつもこなしてたの。
だけど、ハニーはやっぱり難しい顔で……
ミキには、雪歩みたいに『一緒に行こう』って、言ってくれなくなったの……
ミキ、それが悔しくて、雪歩のライブとか、そのCMの撮影を見に行ったの。
そしたら――――
雪歩は、ミキよりずっとキラキラしてたの。
一生懸命、キラキラしてたの。
――――ハニーも、……雪歩を見てる、ミキのハニーも、……)
111 :
ハニーどいて!ソイツ殺せない!
113 :
>>108
俺・・・かな。
114 = 105 :
美希(きっと、ミキは雪歩に追い抜かれちゃう。
雪歩だけじゃない、春香や千早や、他のみんなにも、追い抜かれちゃう。
まだハニーが765プロに来てそんなに経ってないときから、
ハニーはミキには他のみんなには無い、特別な才能があるって言ってくれた。
ミキの才能を信じてくれた。
ミキはそれが、すっごくうれしかった。
――――だからミキは、ハニーが信じてくれた、
ミキの才能だけで、一番になるって決めたの。
ハニーのために、一番になるって……
……ねぇ、ハニー。
もし、ミキの才能が他のみんなよりダメだったり、
そのうち、ミキのキラキラが無くなっちゃったりしたら――――)
115 :
死ぬしかない
116 = 105 :
P「……い、……おい、美希。
しっかりしろ」
美希「……あれ、ここ、どこなの……?」
P「医務室だ。
録画確認してるときに、いきなり倒れたんだぞ。
多分、さっき急に無理しすぎたせいだろう」
美希「……そっか。
迷惑かけてごめんね、ハニー……」
P「いや、俺の方こそすまん。
アイドルの体調管理はプロデューサーの仕事なのにな」
美希「ううん、ハニーはなにも悪くないよ……
ミキが悪いの、ミキが、……」
117 :
千早「さん」だろぉ?メリケンビッチ!
118 :
美希がビッチですかそうですか
119 :
面白くなってきた
120 = 111 :
メリケンビッチの>>1がいると聞いて
121 = 107 :
>>113
マジ…か…。
123 = 113 :
>>121
相手のも元が分からねえからマジでよくわからないカードゲームになっとるね
あと高い
124 = 105 :
美希「……ミキ、ダメな子なの」
P「そんなに自分を責めるもんじゃないぞ。
あの録画のダンスだって、よく撮れてたじゃないか」
美希「ほんとに……?」
P「ああ、本当だ」
美希「……」
P「いつもみたいに自信持ってやれば良いんだよ。
あんまりな無理は禁物だけどな」
美希「……はぁい、なの」
125 :
金積まなくても勝てる時代は終わったのか?
126 :
何が足りないか分かるかい?
それはね、「向上心」だ
美希は今の自分に満足してしまった
いくらスキルが高くても、自ら歩みを止めた者は決して輝くことは出来ないんだ
分かったかい?分かったらどうする?
そう、そうだ。自分REST@RTだ
ここから始まるんだよ、美希の伝説が
もちろん、ハニーも一緒だ。安心しなさい
127 = 118 :
トレーニングカードという名のプロマイドでFA
128 :
精神的に向上心のない者はばかだ
129 = 105 :
P「それじゃ、悪いけど美希が寝てる間に急用が入ったんだ。
俺はもう行くから、体調が戻ったら律子に連絡してくれ。
今、上のスタジオに竜宮小町と入ってるから」
美希「……うん。
気を付けていってね、ハニー」
P「ああ」
……バタン。
「……もしもし、雪歩か?
今からそっちに行くから……」
タッタッタッ……
美希「……ぅ、……
ひっく……ハニー……ぅう……
ミキのこと……見捨てちゃ、やだよぉ……」ポロポロ
130 = 105 :
風呂
131 = 128 :
俺も一緒に入っていいか
138 = 115 :
いい加減にしろ
139 = 105 :
カメラマン「とりあえず、こんな感じでどうですかね」カチッ、カチッ、
P「……うん、十分じゃないかな」
美希(ウソなの。
ハニー、雪歩の撮影の時と全然表情が違うの。
こんなの……)
P「美希、どうだ?」
美希「……ちっとも、キラキラしてないの。
時間がまだあるなら、撮り直したいの」
P「……時間なら、まだ大丈夫だ。
お願い出来ますか?」
カメラマン「え?
えぇ、まぁ、構いませんけど」
美希「ハニー、さっきの雪歩の雑誌ある?」
P「ん? そこに置いてあるが……」
美希「……」パラパラパラ、…
P「……」
美希「……わかったの」バサッ
カメラマン「スタンバイオッケーでーす」
140 = 105 :
【翌朝】
美希「おはようございますなの」
P「おはよう。体調は大丈夫か?」
美希「もうへーき。
心配かけてごめんなさいなの」ペコリ
P「そうか。
家まで送ってもらったんだろ?
律子にもちゃんとお礼言っとけよ」ガサガサ
美希「……雪歩が表紙の雑誌?」
P「ん、これか?
よく撮れてるだろ」
美希「……うん、キラキラしてるの、雪歩」
P「そうだな。
さて、美希も今日は雑誌の表紙と、モデルの撮影だ」
美希「……」
P「なに、緊張することないさ。
美希なら軽くこなせるよ」
美希「……うん」
141 = 105 :
カメラマン「はい、じゃあポーズは美希ちゃんに任せるから。
どんどん撮ってくよー」
美希「はいなの」
パシャッ、パシャパシャッ、パシャッ、……
P「……」
美希(ハニー……)
142 = 105 :
カメラマン「とりあえず、こんな感じでどうですかね」カチッ、カチッ、
P「……うん、十分じゃないかな」
美希(ウソなの。
ハニー、雪歩の撮影の時と全然表情が違うの。
こんなの……)
P「美希、どうだ?」
美希「……ちっとも、キラキラしてないの。
時間がまだあるなら、撮り直したいの」
P「……時間なら、まだ大丈夫だ。
お願い出来ますか?」
カメラマン「え?
えぇ、まぁ、こちらは構いませんけど」
美希「ハニー、さっきの雪歩の雑誌ある?」
P「ん? そこに置いてあるが……」
美希「……」パラパラパラ、…
P「……」
美希「……わかったの」バサッ
カメラマン「スタンバイオッケーでーす」
143 :
支援んんんっ
148 = 105 :
美希(雪歩は、きっとキラキラするためにたくさん努力したの。
写る角度、光源の当たり方、表情、ポーズ、……
……なにより、ハニーに見てもらえることが、
楽しくてうれしくて、仕方なかったに違いないの。
それだったら、ミキだって……ミキの気持ちは、誰にも負けないの!)
みんなの評価 : ★★
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