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    元スレ妹「私が義理の妹だったらどうする?」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
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    203 :

    ほっほっほ

    204 = 77 :


    試験終了後  試験会場前

    「あ」

    「おーう」

    「おつかれ」

    「メシ食おうメシ!腹減ってしょうがねぇよ」

    「美味しそうなカツ屋さんあったよ、行く?」

    「あーカツ屋って試験前に行くべきだったかな」

    「今から行っても効力一緒だって、行こう行こう」

    「だ、だよなっ!結果発表で俺は合格を勝ち取るって感じで!」

    「そんな感じ、さぁ行くよ」

    「よーし!取り合えず終わったぜひゃっほう!」

    「騒ぐな恥ずかしい」

    「あ、ごめん」

    「もう」

    205 = 112 :

    腹減ったなんで俺にはこんな妹がいないんだろう壁殴りたい

    206 = 77 :


    カツ屋

    「それで?」

    「ん?」 モグモグ

    「手ごたえの程は?」

    「取りあえず問題は全部埋める事は出来た」

    「おお!」

    「あと何問かは赤本でやった過去問と似たのがあったから」

    「いいじゃんいいじゃん」

    「でもまぁ、分からない」

    「?」

    「間違えてるかもしれないしな」

    「そんなの考えたら止まらなくなるよ、取りあえず今はいい風にいい風に考えなきゃ」

    「そ、そうか……うん!そうだよな!」

    「そうそう!」

    「よし!取りあえずいい感じだ!……そういや、お前は観光とかしてたのか?」

    207 :

    おもしろい
    起きる頃までのこってるといいなあ

    209 = 77 :


    「え?あー……うん、行った」

    「どこ?」

    「○○神社って所」

    「ああ、ホテルのパンフレットで見た気がする……他には?」

    「……」

    「?」

    「行って…ない、かな」

    「え!?なんでだよ、せっかく来たのに」

    「いや、なんか……行く気が起きなくて」

    「なんじゃそりゃ」

    「へへ……まぁいいじゃん」

    「じゃあお前ずっと神社にいたのか?」

    「景色もいいので景色を眺めていた……みたいな?」

    「ババアみてぇだな」

    「なんだと」

    210 = 77 :


    「あ、いや。失言であった」

    「うざ」

    「でも、ほんと、行けばよかったのに」

    「もうその話はいいの。……祈り続けなきゃ不安だったとか……そういうのはないから、あんたは気にしなくていいの!」

    「え?もしかしてお前」

    「カツ食べよ!冷めるから!!」

    「顔真っ赤だが」

    「ぅ……」

    「……そっか」

    「うぅ」

    「お前は兄想いのいい奴だなぁ。うんうん」

    「うるさいうるさい、食べるよ!」

    「もし受かってたら来年同じ事してやろうっと」

    「しなくていい!うるさい!黙って食べろ!」

    212 :

    ぺろぺろしたくなる

    213 = 110 :

    ラスホ

    214 = 77 :


    合格発表日 学校

    友人「今日だっけ?」

    「そう」

    友人「……」

    「……」

    友人「二人の旅行から帰って来た時のあの嬉しそうな顔で私に報告してくれた妹ちゃんはいずこへ」

    「旅行じゃないし嬉しそうでもなかったっつーの」

    友人「そろそろ言ってもいいかもしれないけど、あんた最近お兄さんの事話してるときちょっとほっぺ赤いよ」

    「は、はぁ!?なわけないでしょ」

    友人「ま、そういう事にしときますか」

    「意味分かんない事言わないでくれる?うざいなぁ」

    友人「で、合格発表何時から?」

    「……11時」

    友人「あと30分か。お兄さんは?」

    「家のパソコンの前でにらめっこでもしてるんでしょ」

    215 = 136 :

    二人とも東大に入ってペロペロするんだなぁ

    216 = 191 :

    そうか、サンタさんに妹貰えばいいんだ

    217 = 77 :



    「手ごたえあったんでしょ?じゃあ受かってるって」

    「だといいけど」

    「あんた今絶対お兄さんより緊張してるよ」

    「うるさいな」

    「本当にお兄さん想いの素晴らしい妹さんだことで……それとも恋人の事を自分の事の様に考える彼女…とか?」

    「……」

    「聞いてないなこりゃ」

    (聞いてるわよ馬鹿)

    218 = 114 :

    十月十日かかるクリスマスプレゼントだな

    219 = 77 :


    10時55分


    「……」 ソワソワ

    「……」




    10時59分


    「……」





    11時00分


    「!……(神様……)」

    ギュゥ

    220 = 114 :


























    …不合格

    221 = 138 :

    こんな妹欲しかった
    姉なんて…

    222 = 77 :


    家 リビングPC前 


    10時59分


    「うおおおおおおくるくるくるううううううう」


    11時00分

    「き、きたああああああああ!!!!」

    「……よ、よぉし!見るぞ!当たって砕けるな!!…………ってアクセス多すぎて見れねぇ!!!くそがああああああ!!!!!!!!」



    11時7分

    「ふん!ふん!ふん!ふん!」 カチッ カチッ カチッ カチッ


    「そりゃ!」 カチッ


    「あ」


    「…………」

    223 = 115 :

    >>221
    贅沢いってんじゃねーよクソが
    早く俺によこすか大切にしろや

    224 = 136 :

    ……

    226 = 114 :

    「ああ、今回の駄目だったよ」

    228 = 203 :

    >>216
    サンタじゃなくて親に頼めよ

    229 = 77 :


    ブブブブブブ

    「!」 パカッ

    「……」 ピッ

    「!!!」

    「…………」


    「……先生」

    先生「はい、どうした」

    「体調がすぐれないので、保健室に行ってもいいですか?」








    先生「うーむ……満面の笑みで体調不良を訴えるなよ」

    230 = 194 :

    サンタに妹頼んだらちょこちゃんが来るな

    231 :

    「わたしが義理の妹だったらどうする?」

    232 = 115 :

    ヨッシャ!

    234 = 225 :

    眠いけどがんばるよ!

    235 = 77 :



    2日後 家


    「えーそれでは!兄の○○大学教育学部合格を祝して!」

    「かんぱーい!」

    「かんぱい!」

    「かんぱいやっほっぉぉぉぉぅ!!!!!」

    「よし!兄!好きなだけ食え!寿司だぞ寿司!!」

    「食いまくってやるぜ!まかせろ!!」 バクバクバクバ

    「下品」

    「まぁでも今日ぐらいはいいんじゃない?」

    「うーん……ま、目をつぶろうかな」

    「いやぁしかし面白かったなぁ合格発表日は」

    「帰ってきたら兄が一人でPC前で号泣してるんだもんね」

    「あれは引いた」

    「これうめぇ!!」

    237 :

    神龍

    238 = 77 :


    「てっきりそれで俺は兄が落ちたのかと思ってどう声かけたらいいのかと思ってたんだが」

    「画面を見てみると合格してたしねぇ」

    「妹マグロくれ」

    「自分でとれっての……はい」

    「さんきゅ」

    「ま、いいか」

    「そうね。今日はお祝いするだけで十分」

    「これからが大変だろうが、頑張ろうな母さん」

    「ええ、バリバリ稼ぐわよ」

    「あ……その事に関しては、なんかすまん」

    「……変な所で律儀だね」

    「そうだぞ兄、俺はお前の親父だ。まかせろ」

    「私も母親、まかせなさい!」

    「……おう」

    240 = 77 :


    「と、いう事でだ!さっそくだが明日から俺と大学の近くにいくぞ!」

    「?」

    「分からんのか、お前の一人暮らし用のアパート捜さなきゃいけないだろうが」

    「あ」

    「……」

    「生活用品も揃えなきゃだし大変よ。これから4月位まで大忙し」

    「な、なるほど……だよな!これから向こうで生活していくんだからな!」

    「そうそう」

    「しかしまさかお前が一人暮らしをする事になるとはなぁ、本屋の事が決まった時は家から通うつもりだったんだろ?」

    「まぁそうだな」

    「ま、しっかり向こうでも頑張りなさい」

    「お、おう」

    「……」

    241 :

    追いついた私怨

    242 = 77 :

    1週間後

    「おはよー」

    「うん」

    「……元気だせよー」

    「は?元気ですけど?」

    「思いっきりまいってますって顔に書いてあるけど」

    「気のせいじゃない?」

    「お兄さん」

    「!」ビクッ

    「いつ引っ越すの?」

    「……明日」

    「速いね」

    「ちょっと早く行って、向こうの土地勘を覚えるんだってさ」

    「なるほど」

    「……」

    244 = 77 :


    「……で?」

    「で?」

    「どうするの?」

    「どう、って…」

    「告白しちゃえばいいのに」

    「は、はぁ?」

    「もうどう見てもあんた好きになってんじゃん」

    「何言ってんのよ馬鹿」

    「えー、絶対好きでしょ」

    「……そりゃ、好きよ」

    「おお!!!」

    「家族としてね」

    「おぃぃ」

    「……ばかじゃないの」

    「このまま、お兄さんとバイバイって感じ?」

    246 :

    もう限界...

    248 = 78 :

    なんか目がパチパチしてきた

    249 = 77 :


    「大げさすぎ、夏とか正月とか普通に会えるでしょ」

    「そういう事じゃなくてさ、あんたも来年大学行くでしょ?」

    「そりゃ合格すればいくさ」

    「そうするとあんたも一人暮らしを始めるわけだ、んで、お兄さんも一人暮らし、お互い別の土地で」

    「……そう、なるかな」

    「そして、お兄さんに彼女が出来たり、あんたに彼氏が出来たり、いやあんたしないかもしれないけどお兄さんloveだし」

    「叩くよ?」

    「とにかくそういう事があったり、大学を卒業して就職したり……ほら」

    「なに」

    「もう、家族として今みたいな生活を続ける事は一生出来なくなるんだよ?多分」

    「!」

    「分かってるよね?」

    「もち、ろん」

    「私はいつでもあんたの味方だから、アドバイスするけど。悔いのない様にしなさいよ?」

    「…………分かってるわよ……」

    250 = 77 :


    「ただいま」

    「おかえりー!」

    「なにしてんの?」

    「荷造り?」

    「引越しの荷物は全部運んだんでしょ?」

    「明日手で持っていく分をな。えーと歯ブラシだろ?お気に入りのコップだろ?」

    「ああそういうのね」

    「おう。……よし!これでいいかな」

    「ちょっと、さ」

    「あ?」

    「ごはん食べ終わったら、あんたの部屋、行くから」

    「?」

    「い、いい?」

    「いいけど?」

    「うん」


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