私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ京子「終末の過ごし方」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
~金曜日~
結衣「明日、大隕石が地球に衝突する…か」
ちなつ「西垣先生とかでも何とかならないんでしょうか…」
結衣「ああ、私も気になって聞いてみたんだけど…」
結衣「大隕石を吹き飛ばす算段はあるらしい」
結衣「けど、どんなに急いでも明日の夜までかかるらしいから…間に合わないだろうって…」
ちなつ「そ、そんな…」
あかり「……希望がある分、絶望が深まるって、本当だね…」
結衣「明日、大隕石が地球に衝突する…か」
ちなつ「西垣先生とかでも何とかならないんでしょうか…」
結衣「ああ、私も気になって聞いてみたんだけど…」
結衣「大隕石を吹き飛ばす算段はあるらしい」
結衣「けど、どんなに急いでも明日の夜までかかるらしいから…間に合わないだろうって…」
ちなつ「そ、そんな…」
あかり「……希望がある分、絶望が深まるって、本当だね…」
結衣「みんなは、どうするつもり?」
ちなつ「私は…私は、家に、帰ります…」
ちなつ「お父さんや、お母さん達と一緒に…最期を迎えようかと…」
結衣「そう…」
あかり「あかりも、お姉ちゃんが、家で待ってるから…」
結衣「うん…」
ちなつ「私は…私は、家に、帰ります…」
ちなつ「お父さんや、お母さん達と一緒に…最期を迎えようかと…」
結衣「そう…」
あかり「あかりも、お姉ちゃんが、家で待ってるから…」
結衣「うん…」
ちなつ「京子先輩は、どうしたんでしょう」
結衣「京子は…ちょっと、風邪引いたみたいで…」
結衣「私の部屋で寝てるよ」
結衣「京子の家は、もう無人だからね…」
あかり「京子ちゃん、大丈夫なのかな…?」
ちなつ「…帰る時に、お見舞いにでも、行きますか?」
結衣「京子は…ちょっと、風邪引いたみたいで…」
結衣「私の部屋で寝てるよ」
結衣「京子の家は、もう無人だからね…」
あかり「京子ちゃん、大丈夫なのかな…?」
ちなつ「…帰る時に、お見舞いにでも、行きますか?」
結衣「あかり、ちなつちゃん…もう、これで最後だから」
結衣「お見舞いより、二人が選んだ人達と一緒に過ごす時間を、大切にしてほしい」
あかり「結衣ちゃん…」
ちなつ「結衣先輩…」
結衣「じゃあ、私も、もう行くよ」
結衣「お見舞いより、二人が選んだ人達と一緒に過ごす時間を、大切にしてほしい」
あかり「結衣ちゃん…」
ちなつ「結衣先輩…」
結衣「じゃあ、私も、もう行くよ」
結衣「あかり、ちなつちゃん、今までありがとう」
結衣「二人と会えて、良かった」
結衣「これは、京子も同じだと思う」
結衣「本当に、ありがとうね」ニコ
ちなつ「結衣先輩…」
ちなつ「わ、わたしも、結衣先輩や、京子先輩や、あかりちゃんと出会えて」
ちなつ「本当に良かったです」ウルッ
あかり「ちなつちゃん…」ポロ
結衣「二人と会えて、良かった」
結衣「これは、京子も同じだと思う」
結衣「本当に、ありがとうね」ニコ
ちなつ「結衣先輩…」
ちなつ「わ、わたしも、結衣先輩や、京子先輩や、あかりちゃんと出会えて」
ちなつ「本当に良かったです」ウルッ
あかり「ちなつちゃん…」ポロ
あかり「あかりも、あかりも、みんなに会えて、良かったよ」ヒック
あかり「だから、だから、もし、生まれ変わる事があったら」ポロポロ
あかり「もう一度、皆で、娯楽部、作ろうね…」グスン
結衣「……ああ、約束だ」
ちなつ「はい…」ヒック
あかり「だから、だから、もし、生まれ変わる事があったら」ポロポロ
あかり「もう一度、皆で、娯楽部、作ろうね…」グスン
結衣「……ああ、約束だ」
ちなつ「はい…」ヒック
~結衣宅~
結衣「ただいま、京子」
京子「……おかえり、結衣」
結衣「足は、もう大丈夫なの?」
京子「いや、動かないや…」
結衣「そっか…」
結衣「ただいま、京子」
京子「……おかえり、結衣」
結衣「足は、もう大丈夫なの?」
京子「いや、動かないや…」
結衣「そっか…」
結衣「痛みは、無いんだよね?」
京子「うん、それは大丈夫」
京子「身体が凄く冷たいけど、それ以外は、快調だよ」
結衣「そか…良かった…」
結衣「もう、お医者さんもやってないからさ、どうしようかって不安だったんだ」
京子「うん、それは大丈夫」
京子「身体が凄く冷たいけど、それ以外は、快調だよ」
結衣「そか…良かった…」
結衣「もう、お医者さんもやってないからさ、どうしようかって不安だったんだ」
京子「結衣…ごめんね、最後まで迷惑かけて」
結衣「ふふ、今さら、何を言ってるんだよ」
結衣「子供のころから、京子を守り続けてきたんだ」
結衣「最後まで、ちゃんと守らせて?」
京子「うん……」
結衣「ふふ、今さら、何を言ってるんだよ」
結衣「子供のころから、京子を守り続けてきたんだ」
結衣「最後まで、ちゃんと守らせて?」
京子「うん……」
結衣「よし、晩御飯、出来たよ、京子」コトン
京子「おー、オムライスじゃないですか、結衣にゃん」
結衣「うん、京子、これ、好きだったでしょ」
結衣「ラムレーズンもちゃんとあるから、一杯食べて」
京子「ありがと!結衣!」
京子「おー、オムライスじゃないですか、結衣にゃん」
結衣「うん、京子、これ、好きだったでしょ」
結衣「ラムレーズンもちゃんとあるから、一杯食べて」
京子「ありがと!結衣!」
京子「ん~♪おいちい~♪」
結衣「京子、ほら、ほっぺにケチャップついちゃってるぞ?」
京子「えー、じゃあ、拭ってよ~」ンー
結衣「もう、仕方ないな京子は…」ツッ
結衣「ん、取れたよ、何時もの可愛い京子だ」
京子「///」
結衣「京子、ほら、ほっぺにケチャップついちゃってるぞ?」
京子「えー、じゃあ、拭ってよ~」ンー
結衣「もう、仕方ないな京子は…」ツッ
結衣「ん、取れたよ、何時もの可愛い京子だ」
京子「///」
京子「あの、結衣、今日はどうしちゃったの///」
京子「何時もなら、冷静な突っ込もが来る所なのに///」
結衣「だって、本当の事だからさ」
結衣「京子は、やっぱり可愛いよ」
結衣「子供のころから、ずっと、そう思ってた」
京子「何時もなら、冷静な突っ込もが来る所なのに///」
結衣「だって、本当の事だからさ」
結衣「京子は、やっぱり可愛いよ」
結衣「子供のころから、ずっと、そう思ってた」
結衣「ね、京子…」
京子「え、な、なに、結衣、顔が近いよ」
結衣「私、ずっとしてみたかった事があったんだ…」
京子「え……」
結衣「大丈夫、天井の染みを数えてる間に終わるから…」ハァハァ
京子「ゆ、ゆい…?」
京子「え、な、なに、結衣、顔が近いよ」
結衣「私、ずっとしてみたかった事があったんだ…」
京子「え……」
結衣「大丈夫、天井の染みを数えてる間に終わるから…」ハァハァ
京子「ゆ、ゆい…?」
京子「だ、だめ!」ドンッ
結衣「……」コロン
京子「あ、ご、ごめん、結衣…大丈夫だった?」
結衣「ぷっ…」
京子「え?」
結衣「……」コロン
京子「あ、ご、ごめん、結衣…大丈夫だった?」
結衣「ぷっ…」
京子「え?」
結衣「だ、だめっだって…ぷぷぷっ」
京子「ゆ、ゆい、もしかして…!」
結衣「ご、こめん、笑うの我慢できない」ププー
京子「も、もう!もう結衣!びっくりしたんだから!」
結衣「あははは、何時も私がビックリさせられてたんだから」
結衣「最後くらいはいいだろ?」ニヤリ
京子「ゆ、ゆい、もしかして…!」
結衣「ご、こめん、笑うの我慢できない」ププー
京子「も、もう!もう結衣!びっくりしたんだから!」
結衣「あははは、何時も私がビックリさせられてたんだから」
結衣「最後くらいはいいだろ?」ニヤリ
京子「もう、結衣の意地悪…」プイッ
結衣「ごめんごめん、ラムレーズン、あげるから、さ?」
京子「よし、じゃあ許す!」
結衣「京子はお安い子だなあ」クスクス
結衣「じゃ、そろそろ、お風呂入れてくるよ」
結衣「ごめんごめん、ラムレーズン、あげるから、さ?」
京子「よし、じゃあ許す!」
結衣「京子はお安い子だなあ」クスクス
結衣「じゃ、そろそろ、お風呂入れてくるよ」
京子「ありがと、結衣」
結衣「何時もの事じゃない、気にしないで」
結衣「じゃあ、ちょっとだけ待っててね」
京子「うん……」
京子「……」
結衣「何時もの事じゃない、気にしないで」
結衣「じゃあ、ちょっとだけ待っててね」
京子「うん……」
京子「……」
京子「結衣、遅いな…」
京子「……もしかして、浴槽で、倒れたりしてないよね…」
京子(足、もう動かせないけど…)
京子(這ってなら…)ゴソゴソ
京子「……結衣?」
結衣「う……ヒック…」
京子「ゆい…?」
京子「……もしかして、浴槽で、倒れたりしてないよね…」
京子(足、もう動かせないけど…)
京子(這ってなら…)ゴソゴソ
京子「……結衣?」
結衣「う……ヒック…」
京子「ゆい…?」
結衣「う、うう…京子…私、壊れちゃいそうだよぉ…」グスン
結衣「もう、もう、無理だよ、こ、こんな、何時もの私を演じるの」ヒックヒック
結衣「お願い、助けて……京子…」ポロポロ
結衣「私を…私をたすけてよぉ…」ヒック
結衣「……だきしめてよぉ…」グスン
結衣「もう、もう、無理だよ、こ、こんな、何時もの私を演じるの」ヒックヒック
結衣「お願い、助けて……京子…」ポロポロ
結衣「私を…私をたすけてよぉ…」ヒック
結衣「……だきしめてよぉ…」グスン
京子「結衣…?」
結衣「……!」
結衣「あ、なんだ、京子、どうしたの…?」ゴシゴシ
結衣「あ、お風呂か、ごめん、まだ入ってないんだ」
結衣「も、もう少し、待ってね」ニコ
結衣「……!」
結衣「あ、なんだ、京子、どうしたの…?」ゴシゴシ
結衣「あ、お風呂か、ごめん、まだ入ってないんだ」
結衣「も、もう少し、待ってね」ニコ
京子「結衣…ごめん…」
結衣「え、な、なにが?」
結衣「どうしてあやまるの?」
京子「聞こえちゃった…」
結衣「……」
結衣「そう……」
結衣「え、な、なにが?」
結衣「どうしてあやまるの?」
京子「聞こえちゃった…」
結衣「……」
結衣「そう……」
京子「結衣、私…」
結衣「……」
結衣「じゃあ、判るよね、京子」
結衣「私、もう無理だから」
結衣「何時もの、船見結衣じゃ、いられない」
結衣「……」
結衣「じゃあ、判るよね、京子」
結衣「私、もう無理だから」
結衣「何時もの、船見結衣じゃ、いられない」
結衣「もう、私は、貴女を守る事は出来ない」
結衣「それどころか、多分、私は貴女と居ると」
結衣「とんでもない、過ちを犯してしまう」
結衣「だから、もう……これで、さよなら」
結衣「最後まで、一緒にいられなくて」
結衣「……ごめんね…」タッ
結衣「それどころか、多分、私は貴女と居ると」
結衣「とんでもない、過ちを犯してしまう」
結衣「だから、もう……これで、さよなら」
結衣「最後まで、一緒にいられなくて」
結衣「……ごめんね…」タッ
京子「ま、待って!結衣、待って!」ガシッ
結衣「…離してよ、京子」
京子「お願い、行かないで…!私を一人にしないで…!」
結衣「……それは、お願いかな?それとも、命令?」
京子「お、お願い…」
結衣「…離してよ、京子」
京子「お願い、行かないで…!私を一人にしないで…!」
結衣「……それは、お願いかな?それとも、命令?」
京子「お、お願い…」
結衣「……じゃあ、お願いするなりの態度を示して…」
京子「え……」
結衣「判るよね、京子、私の望んでる事」
結衣「それを示して」
京子「……」
京子「え……」
結衣「判るよね、京子、私の望んでる事」
結衣「それを示して」
京子「……」
結衣「それが出来ないなら、もう私は…」
京子「判ったよ、結衣…」
結衣「……」
京子「……」ゴソゴソ
結衣(私、何やってるんだろう…)
結衣(最後の時間なのに、京子に何させてるんだろう…)
京子「判ったよ、結衣…」
結衣「……」
京子「……」ゴソゴソ
結衣(私、何やってるんだろう…)
結衣(最後の時間なのに、京子に何させてるんだろう…)
結衣(けど、止まらない…)
結衣(せめて、さっき、京子が拒絶しなかったら…)
結衣(こんなことには、ならなかったのにな…)
結衣(……)
結衣(ああ、私、本当に最低だ)
結衣(最後の最後まで、京子のせいにして…)ポロ
結衣(せめて、さっき、京子が拒絶しなかったら…)
結衣(こんなことには、ならなかったのにな…)
結衣(……)
結衣(ああ、私、本当に最低だ)
結衣(最後の最後まで、京子のせいにして…)ポロ
類似してるかもしれないスレッド
- モバP「冬の過ごし方」 (1001) - [62%] - 2012/12/9 6:00 ★
- モバP「寒い日の過ごし方」 (1001) - [60%] - 2012/12/11 12:00 ★
- 向日葵「休日の過ごし方」 (109) - [59%] - 2011/9/10 6:01 ☆
- 京子「あやのプラス」 (284) - [55%] - 2011/9/3 13:30 ★★★
- 京子「一緒にいようよ」 (91) - [54%] - 2011/10/9 6:15 ☆
- 京子「あらしのよるに」 (194) - [54%] - 2011/9/22 7:45 ★
- 京子「安価で遊ぼうぜー」 (228) - [53%] - 2013/9/29 12:15 ☆
- 京子「りせっと!」 (130) - [53%] - 2011/12/2 1:00 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について